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資金繰りの救世主!
取引先から売上の入金が遅れたせいで、給与や仕入れなどの支払いができない。
すぐにでも資金が必要。
そんな時に活用できる資金調達方法がファクタリングです。
例えばお取引先に、支払いサイトが1カ月以上など売上の入金が遅い契約や、掛け売りの入金が遅れるようなケースもあるかと思います。
しかしそうは言っても、「売上入金が無い・遅れた」という事情で、他の支払いを待たせることはできません。
自社の信用に関わります。
しかし支払いの原資は必要です。どうすればよいでしょうか。
今すぐに資金を調達したいとお考えの経営者様に、私たちは2つのご提案をさせていただくことができます。
- 売上債権(売掛金)を回収する方法
- 売掛金を利用して資金調達する方法
以下、売掛金を回収する方法と、売掛金を利用して資金調達する方法をご紹介させていただきます。
記事の目次
売上入金の遅れを回収する方法
まずは、売上の入金が遅い取引先からの債権回収方法をご説明します。自社での解決が困難な場合、訴訟に発展する可能性もあります。
①自社で売掛金の回収を行う場合
会社の担当者から取引先に督促の連絡を入れますが、電話に出ない場合は、請求書や督促状を送付します。
継続的な取引があるならば、新規の取引を停止して、これ以上売掛金を増やさないようにします。
さらに、取引先に営業担当が直接出向き、引き渡し済みの商品が残っているのであれば回収します。
これにより、売掛金の未回収リスクや損失を抑えることができます。
②自社で売掛金の回収が困難な場合
請求書や催促状を送付しても売掛金が支払われない場合、遅れている売上入金がゼロになる可能性もあります。債務不履行です。
債務不履行による売掛金の貸し倒れを防ぐためには、できるだけ早く行動することがポイントです。
相殺による回収
相殺とは、民法505条により、双方が同種の債務を負っている場合、対当額だけ消滅させることができるというものです。
つまり、お互いの債務が消滅するので、債権を回収したのと同じ利益を得たことになります。
ただし、債権の支払い期日を経過している場合に限ります。
商品引き上げによる回収
一度納品した商品を、取引先から回収するという手段もあります。
ただし、商品を無断で持ち出せば、窃盗になります。
掛け売りや割賦販売など、代金を完済するまでは所有権が売主にあることを取り決めていたならば、合意書を作成し、取引先立ち会いのもとで、商品引き上げを行います。
取引先の協力が必要となるため、協力が得られない場合は厳しい方法となります。
内容証明郵便による回収
一般的には、法的手段に訴える前段階で、内容証明郵便を利用します。
法的な拘束力は持ちませんが、弁護士名義とすることで、後々の裁判を連想させ、プレッシャーを与えることができます。
裁判に発展した時の証拠としても効力を持ちます。
債権譲渡による回収
債権の範囲や形態を変えることなく債権を移転する行為を「債権譲渡」といいます。
ただし、譲渡先と勝手に契約を締結するだけでは効果を得られません。
取引先への通知や債権譲渡登記が必要となります。
後でご紹介させてただくファクタリングは、この債権譲渡に当たります。
交渉による回収
裁判所の調停制度を利用する方法もあります。
裁判所が任命した調停委員を介して、当事者が話し合います。
しかし、双方が合意に至らなければ、調停は成立しません。
支払督促による回収
裁判所から取引先に督促通知を送ってもらい、支払いに応じなければ、再度督促通知を発行後、強制執行となる制度もあります。
ただし、取引先が異議の申し立てをすると、民事訴訟の手続きに移行します。
訴訟による回収
少額訴訟は債権額60万以下の支払いを求める場合に限り可能で、原則1回の審理で判決が出ます。
少額訴訟では困難な場合、通常訴訟に移行します。通常訴訟では弁護士も必要となり、費用も時間もかかります。
遅れた売掛金を利用して資金調達する方法
売上の入金が遅い時でも、社員の給料や買掛金、税金などの支払いは待ってくれません。
もし今すぐに現金が必要で、下記に該当するようでしたら、ファクタリングの利用が最良の解決法となります。
- 売上の入金が遅い取引先があり、資金繰りに困っている
- 金融機関の融資やキャッシングの審査を待っていられない
- 融資を断られた
- 借金はしたくない
- 銀行や取引先に知られないよう資金調達したい
入金の遅い売掛金を現金化できたら、資金繰りも楽になります。実は、この売上の入金日を前倒しできるサービスがあるのです。それが「ファクタリング」です。
ファクタリング会社は売掛金の買取を行います。売掛金を売却・譲渡することで、支払日を待たずに現金を手にすることができます。
ファクタリング会社は事業者様から手数料を受け取り、買取額を入金いたします。そして後日、売掛金の入金日に売掛額をお支払いいただきます。
ファクタリングは、通常の商取引における入金・支払いトラブルを解決する方法として、経済産業省その他関連団体が推奨している資金調達法です。
入金トラブルの資金調達にファクタリングが選ばれる理由
①最短で即日現金化が可能
ファクタリングは売上の入金が遅い時に即現金化できるというのが、最大のメリットです。
ファクタリング会社によっては、最短1日で売上を現金化することが可能です。
金融機関での融資の審査には2~3週間かかることもあり、資金調達までに1ヶ月程度見ておかなくてはなりません。
もちろん審査が通過しないことも想定しておかなければなりません。
②独自の基準で柔軟審査
ファクタリングの審査は金融機関の融資とは違って、ファクタリング会社独自の審査基準で買取を行います。
審査基準は以下のポイントを重視します。
- 売掛金(取引先)の信用
- 売掛金のサービスが提供済み
- 請求書を発行済み
- 売掛先との過去の取引状況
- 二重譲渡ではない
- 売上が入金されるまでの日数
金融機関の融資に比べると審査に通りやすいため、手続きも迅速に完了します。
売上の入金が遅い取引先の債権をお持ちで、金融機関での融資を断られたという場合でも、ファクタリングの審査なら通る可能性は十分にあります。
③取引先が倒産しても回収責任はファクタリング業者が負う
売上の支払サイトが長く入金が遅いと、支払い期日まで入金を待つわけですが、期日前に取引先が倒産することもあります。
ファクタリングを利用していれば、売掛金の未払いや業績悪化による取引先の破綻で売掛金の回収が難しくなっても、その未回収リスク・損失はファクタリング会社が負います。
破綻した取引先の売掛金の返済の必要はありません。
④取引先に知られず、資金調達できる
ファクタリングなら、取引先に知られることなく資金調達可能です。
2社間ファクタリングでは、ファクタリング会社と利用者様との間で契約を締結するため、取引先への通知が不要です。
そのため「資金繰りが悪いのでは?」といった心配をかけることもなく、信用を失わずに済みます。
入金の遅い取引先の支払いを待っている状態で、今すぐに現金が必要であれば、ぜひファクタリングをご活用ください。
資金繰りや財政の健全化の相談も受け付けております。
ベストファクターなら即日現金化可能、平均買取率も92.2%です。
私たちは必ず資金繰りを成功させます。
まずは、ベストファクターにご相談ください。
ファクタリングは即日の資金調達が可能
ファクタリングの最大の特長は資金調達の早さです。事業計画をしっかりと立てていたとしても不測の事態を避けることはできません。
「事業資金は会社の血液の様なもの」と言われることもある通り、資金は常に循環させるだけのちょうど良い余剰を持つことと、その準備が必要です。
資金繰りの方法は32種類ありますが、資金調達の方法は状況に合わせて多様な選択を持っていることが会社にとっての強みとなります。
ファクタリングは即日、30万円~1億円以上の資金を調達することができます。ファクタリングは、計画的・緊急を問わず、今多くの事業主さまより支持を得ています。