ファクタリングで即日の資金調達を実現するためには、あらかじめ必要書類を揃えておくことが重要です。
こんにちは、ベストファクターの四ツ柳と申します。
弊社にお問い合わせいただくお客様からは、「なるべく早く(売掛金の買取額を)入金できないか?」とのご要望を多くいただきます。
ファクタリングや銀行融資などと比べると、お申し込みから最短即日~3日以内という資金調達までのスピードが特長です。
ただし、即日の資金調達にはいくつかの条件をクリアしておく必要があり、条件のひとつが「必要書類をあらかじめ揃えておくこと」になります。
今回はファクタリングの審査や契約に必要な書類にフォーカスして、即日の資金調達を実現するポイントを解説いたします。
ファクタリングで即日の資金調達をする方法
弊社を含めた独立系ファクタリング会社の多くは「最短即日の資金調達」を掲げていますが、果たして本当に申し込んだその日に売掛金の現金化はできるのでしょうか?
基本的には次に掲げる即日現金化を実現するためのポイントを抑えておけば、即日の資金調達は可能です。
- 即日現金化の実績がある会社を選ぶ
- 必要書類をあらかじめ揃えておく
- 2社間ファクタリングを契約する
- 小額のファクタリングを希望する
- 信用力の高い売掛金を売却する
5つのポイントのなかでも特に大切な要素が「②必要書類をあらかじめ揃えておく」です。
日々の業務がお忙しい中で、ご相談いただいたその日の内にすべての必要書類を揃え、お申し込みから審査、入金までを完了することは極めて難しいと言わざるを得ません。
即日の現金化を望まれるのであれば、あらかじめどんな書類が必要なのか、どこで調達できるのかを把握いただきたいと思います。
ファクタリングの審査に必要な書類
必要書類が揃っていれば、弊社の審査は当日中に完了しますので、あらかじめどんな書類が必要かお問い合わせいただければお答えいたします。
審査に必要な書類等は次のとおりです。
- 本人確認書類(免許証・パスポートなど)
- 入出金の通帳(WEB通帳含む)
- 請求書・見積書・基本契約書(取引先との契約関連書類)
審査時に確認させていただく書類の多くは、既にお客様の手元にあるものと思われます。
それぞれの書類等について、なんのために必要なのかを詳しく説明いたします。
契約書|審査の必要書類①
取引先(売掛先)との間で基本契約書を取り交わしている場合、確認させていただきます。
基本契約書を取り交わしていなくてもご利用可能な場合がございますので、事前にご連絡ください。
また、取引先との商品やサービスに関する個別の契約書があれば、売掛債権の額や入金日の確認を行います。
身分証明書|審査の必要書類②
ファクタリングを契約されるご本人様の身分証明書をご提示いただきます。
身分証は契約者ご本人様が偽名や実在しない人物でないことの確認、およびご住所の確認のために使用します。
身分証に該当する書類は、次の顔写真付きの証明書です。
- 運転免許証
- マイナンバーカード
- パスポート
入出金の通帳|審査の必要書類③
ファクタリングの審査では、売掛先の信用力を重要視しています。
売掛先の会社様と継続的に取引があるか、過去の取引内容を確認させていただく書類が必要です。
過去に取引のない取引先との高額な売掛債権をお客様から買い取ることは、ファクタリング会社にとって貸し倒れリスクが高くなるため、継続的な取引があることの照明として入出金の通帳等を確認させていただきます。
確認させていただく書類は入出金の通帳(WEB通帳もOK)、あるいは当座照合表示です。
請求書|審査の必要書類④
ファクタリングは売掛金をファクタリング会社に譲渡、現金化するサービスです。
譲渡いただく売掛債権の根拠を示す書類として、弊社では売掛先の会社様向けに発行された請求書を確認させていただきます。
見積書|審査の必要書類⑤
見積書はあらかじめ商品の価格、数量、納期などを取引先に提示するための書類です。
請求書と同じく、売掛債権の根拠を示す書類として、継続的な取引の確認として、見積書をご提示いただきます。
取引先がお得意様だと見積書を交わしていないこともあるかと思いますので、その場合は事前にご相談ください。
ファクタリングの契約に必要な書類
「審査に必要な書類」を揃えていただいた上で弊社にお申し込みいただけましたら、当日中に審査、売掛債権の買取可否をお伝えいたします。
買取となりましたらご契約の手続きへと進みますが、契約はお客様にご来社いただくか、弊社の担当者が訪社させていただくなど対面で行います。
入金を急がれる場合、ご相談いただいた時に予めスケジュール調整をさせていただきます。
ご契約の際には、次の書類が必要となります。
- 納税証明書
- 印鑑証明書
- 登記簿謄本など
以上の書類はあらかじめ役所等で取り寄せておく必要があります。
それぞれの書類について、なんのために必要なのか、どこで入手できるのかを詳しく説明いたします。
納税証明書|契約の必要書類①
ファクタリングは融資とは異なり、お客様に多少の税金の滞納等があっても利用可能です。
しかし、過剰な遅延や滞納があった場合、取引先からの売掛金が銀行口座に入金された直後、税務署等から口座を差し押さえられ、売掛金が回収できなくなる可能性があります。
ファクタリング会社にとって、売掛金の回収ができない=貸し倒れリスクですので、納税証明書で過剰な遅延や滞納がないか確認させていただきます。
納税証明書は、市区町村役場で取得できる地方税の納税証明書と、所得税や法人税、消費税などの国税の納税証明書の2種類があります。
直接税務署に行って、納税証明書交付請求書、本人確認書類、印鑑、手数料に相当する収入印紙か現金があれば取得できます。
万が一、遅延や滞納が重なって差し押さえリスクが高いと判断した場合、税務署等に事情説明をして、一時的に差し押さえを行わないなど交渉することもあります。
印鑑証明書|契約の必要書類②
印鑑証明書は、契約書に捺印された印鑑が自治体で登録済みのご本人様の実印であることを証明する書類です。
つまり、ファクタリングの契約にはご契約されるご本人様の「実印」と「印鑑証明書」が必要となります。
すでに自治体で印鑑登録がお済みであれば、「印鑑登録証」または「印鑑登録カード」を取得されているはずですので、市区町村役場で印鑑登録証(印鑑登録カード)を提示すればすぐに取得できます。
登記簿謄本など|契約の必要書類③
登記事項証明書とも呼ばれ、お客様の会社が実在するのか、どのような事業をしているのか等の情報が記載されています。
登記簿謄本は登記所、または法務局の窓口で交付請求するほか、郵送による交付請求、ご自宅・会社等のパソコンからオンラインによる交付請求などで取得できます。
手数料は窓口請求で600円、オンライン請求なら証明書を郵送で受け取る場合は500円、最寄りの登記所や法務局の窓口で受け取る場合は480円となっています。
即日ファクタリングの必要書類の揃え方
改めて弊社でファクタリングの審査のとき、契約のときにお客様にご用意いただく書類は次のとおりです。
<審査に必要な書類>
- 本人確認書類(免許証・パスポートなど)
- 通帳の入出金(WEB通帳含む)
- 請求書・見積書・基本契約書(取引先との契約関連書類)
<契約に必要な書類>
- 納税証明書
- 印鑑証明書
- 登記簿謄本など
以上の書類を事前に揃えていただいたうえで弊社にお申し込みいただければ、即日の資金調達も可能です。
必要書類について、審査や契約についてご不明点がございましたら、弊社までお問い合わせくださいませ。
私どもベストファクターは、お客様のビジネスパートナーとして、お客様の会社の事業改善や企業価値向上につながるさまざな提案をさせていただきます。
ファクタリングは即日資金調達が可能