即日の現金調達が必要なときに活用できる「ファクタリング」を解説いたします。
こんにちは、ベストファクターの四ツ柳と申します。
中小企業の経営者の方、個人事業主や自営業者の方が常に頭を悩ませているのが「資金繰り」ではないでしょうか?
「商品やサービスの販売・提供は問題なくできたが、売上の入金は翌月末……」といった状況では、事業の運転に欠かすことのできない家賃や人件費、外注費などの支払いにも窮するケースが少なくありません。
そんなときに活用できるのが、売掛債権を売買して現金(キャッシュ)を調達する「ファクタリング」です。
ファクタリングについて知っておけば、いざというときでも焦ることなくキャッシュ不足に対応することができます。
今回は即日の現金調達に活用できるファクタリングについて解説いたします。
「ファクタリング」とは
ファクタリングとは、通常であれば翌月末、翌々月末に支払われる売上(売掛債権)を今すぐファクタリング会社が買い取り、事業資金として使える現金に変える債権売買契約を指します。
ファクタリング会社が事業者様の入金待ちの請求書(売掛債権)を買い取るには1~20%の手数料がかかりますが、売掛金の支払日を待たずに現金調達ができます。
さらに、ファクタリングの契約は大きく分けて「2社間ファクタリング」と「3社間ファクタリング」があります。
2社間ファクタリングは「事業主様(利用者)」と「ファクタリング会社」の2社間で契約を結びます。売却する売掛債権の債務者である売掛先(取引先)に債権売却の事前通知や承諾を得る必要がないため、現金化までのスピードが早く、なおかつ現金調達を必要としている事実を知られることもありません。
即日の現金調達なら「2社間ファクタリング」一択
ファクタリングの中でも即日で資金調達ができるのは「2社間ファクタリング」です。
2社間ファクタリングは「ファクタリング利用会社(利用者)」と「ファクタリング会社」の2社間で契約するため、債権譲渡のプロセスのひとつである売掛先への通知および承諾が不要でスピーディーに現金調達ができます。
ただし、最短即日の現金調達を実現するのであれば、事前に以下の準備が必要です。
- 申込み・審査に必要書類を揃えておく
- 利用条件を確認する
- 最短即日現金化の実績があるファクタリング会社を選ぶ
- 現金が必要な日の午前中までに申し込みをする
2社間ファクタリングは手数料に注意
2社間ファクタリングは手数料が10~20%と高めに設定されていることがデメリットです。
例えば、売掛債権100万円を手数料15%で売却した場合に振り込まれる現金の額は
100万円 ー 100万円×0.15 = 85万円
となり、通常どおり支払日に入金される売掛金100万円よりも15万円低い、85万円の現金での資金繰りが必要となります。
ファクタリングは資金繰り改善を目的に利用されることも多い現金調達方法ですが、一度のファクタリング利用で財務が正常化する利用者の方は多くありません。通常であれば翌月末、翌々月末に満額が入金されるはずの売掛金を先に現金化するわけですので、上の例のようにいつもより手元のキャッシュが少ない状態での事業経営が求められます。
さらに、売掛先より通常どおり入金された売掛金はファクタリング会社に支払わなければなりません。売掛金回収日にに再び資金が枯渇してしまってはファクタリングに依存する体質になってしまいます。
したがって、事業が息詰まる前に、できるだけ早いタイミングで資金繰り問題を根本から解決しなければなりません。
ベストファクターはご利用者様の資金繰り改善をサポートする「財務コンサルティングサービス」を無償で提供しております。「財務体質改善のご提案」や「金融機関のご紹介」など、ご利用者様の資金調達や事業再生を支援いたします。
こんなときの現金調達にファクタリングがおすすめ!
最短即日の現金調達方法には事業者ローンやカードローンなども挙げられますが、以下に挙げるようなシチュエーションではファクタリングのほうが効果的です。
銀行に追加融資を断られたとき
銀行の審査で「信用情報が芳しくない」「税金の滞納がある」といったことがあれば、追加融資を受けることが非常に難しくなります。
一方のファクタリングは融資契約ではなく債権売買契約ですので、信用力の高い売掛先の債権があれば利用できる可能性があります。
- 売掛先の信用力を重視
- 借入額・借入件数に関係なく利用できる
- 担保・保証人不要
- 信用情報に影響しない
- 税金の滞納があっても利用できる
創業間もないため業績や返済実績がないとき
創業間もない事業者は、融資の審査で重視される事業規模や業績、取引銀行との返済実績もないため銀行から融資を受けづらいという事実があります。
ファクタリングは利用者の業績や返済実績よりも売掛先の信用力が重視されるため、起業したばかりのタイミングでも、信用力の高い売掛先の債権があれば現金調達ができます。
売上の入金さえあれば事業資金が回るとき
事業者がキャッシュ不足に陥る原因のひとつに、「売上の入金」のタイミングと「必要経費の支払い」のタイミングのズレがあります。
たとえば、毎月25日に人件費や外注費の支払い日を迎え、月末に売上が入金される事業者であれば、売上の入金よりも必要経費の支払いが先に来るため、どうしてもキャッシュが不足しがちです。
このような入金と支払いのタイミングのズレを解消する手立てのひとつが、入金前に売上(売掛債権)を現金化するファクタリングなのです。
秘密厳守で現金調達したいとき
前述の通り、2社間ファクタリングは債権を譲渡するにあたって、売掛先への事前通知および債権譲渡への承諾が不要です。
したがって、売掛先、取引のある金融機関、あるいは会社の従業員にも、債権譲渡の事実や資金繰りが苦しい状況を知られる心配がありません。
また、ファクタリング会社が二重譲渡防止や焦げ付きリスクの軽減を目的として行う債権譲渡登記も、利用者の希望があれば登記無しでファクタリングの契約が可能な場合があります。
急ぎで現金が必要なときもファクタリング会社選びは慎重に
急ぎで現金が必要な状況で焦りもあるときは、どうしてもファクタリング会社が提示する「業界最安の手数料」や「最短○時間で振込」といった謳い文句に注目しがちです。
しかし、ファクタリング会社の中には現金が必要な利用者の弱みにつけ込み、大切な資産をだまし取ろうとする悪質な業者も存在します。
どれだけ急いでいる状況であっても悪質な業者に騙されないよう、以下のポイントを参考にしてファクタリング会社を選びましょう。
従業員の対応は丁寧でわかりやすいか|ポイント1
ファクタリングに申し込む前に、売掛債権をいくらで買い取ってもらえるか、現金はいくら調達できるか、ファクタリング会社に見積もりを依頼しましょう。
見積もりはお得に売掛債権を買い取ってもらえる業者を比較検討するためでもありますが、従業員の対応が丁寧でわかりやすいかをチェックする指標にもなります。
ファクタリングは比較的新しい金融取引であるがゆえに、取引内容や仕組みを十分に把握しないまま契約してしまう方も少なくありません。「専門家の言うことがから間違いないだろう」と契約してしまったために、自社の利用目的に合った契約ができなかったというケースも散見されます。
このような状況を回避するためにも、事前にファクタリング会社に問い合わせ、丁寧でわかりやすく説明してくれる会社を選ぶようにしましょう。
掛目や手数料などの諸条件は相場通りか|ポイント2
ファクタリングの契約にはさまざまな条件があり、とくに重要視されるのが掛目(かけめ)と手数料です。
掛目とは、売掛債権の額面に対する買取比率のことで、例えば100万円の債権を掛目80%、手数料10%の条件で買い取ってもらう場合、実際に入金される現金は
100万円×0.8 ー 100万円×0.1 = 70万円
となります。
ファクタリング会社によっては掛目を手数料に含めるところもありますが、いずれも実際に入金される現金に大きく影響を与えるため事前の確認が必須です。
取引実績は豊富か|ポイント3
ファクタリング会社が優良かどうかは、ホームページに掲載されている過去の取引実績をチェックしましょう。
とくにチェックしておきたいポイントは以下のとおりです。
- どんな業種の売掛債権を買い取っているか
- ファクタリングの利用金額・手数料
- 財務コンサルやバックオフィス代行などのオプションは活用できるか
- ファクタリングを利用したことで資金繰りは改善されたか
取引実績が豊富なファクタリング会社であれば、自社の利用目的に合った契約が結べる可能性が高くなります。
ファクタリング会社のホームページで確認するほか、時間に余裕があるときは口コミ評価なども確認すると良いでしょう。
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