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ファクタリング会社の選び方を、手数料やサービスの違いに焦点を絞りご紹介させていただきます。
ファクタリングは経済産業省や中小企業庁、全国信用協会連合会などが利用を推奨している、正当な資金調達の1手段です。
広く知られる資金調達サービスになったものの、残念ながらファクタリングに関する知識やファクタリング会社の選び方に関する情報は未だ少ないのが現状です。
ファクタリング業は金融業とは異なり、事業開始にあたり法律上の厳しい制約がありません。
そのため、比較的に参入のハードルが低く、質の悪いサービスを提供しているファクタリング会社が存在するのが現状です。
認知度が高くないため、恐らく「どういった基準でファクタリング会社を選べばよいのか」と迷われる方もいらっしゃるかと思います。
本記事では、利用者様の会社と相性の良いファクタリング会社を選ぶ選考基準を手数料やサービスの違いという視点から詳しく解説して行きたいと思います。
記事の目次
2社間ファクタリングか3社間ファクタリングか
ファクタリングには「利用者」と「ファクタリング会社」の2社で契約を結ぶ 2社間ファクタリング と、「利用者」「ファクタリング会社」「売掛先(取引先)の企業」の3社で契約を結ぶ 3社間ファクタリング があります。
このうち、中小企業様に最も支持されているのは、2社間ファクタリングです。
2社間ファクタリングでは、売掛先(取引先)企業にファクタリングの利用を通知されることがないため「できるだけ早く資金調達はしたいが、取引先に知られて会社の信用を棄損したくない」という方に選ばれています。
当ベストファクターは2社間ファクタリングに特化したサービスを得意としております。
2社間ファクタリングのメリット
2社間ファクタリングには以下のメリットがあります。
- 最短即日で資金調達できる
- オンラインで契約完結できる
- 売掛先に秘密で資金調達できる
2社間ファクタリングはスピーディーかつ、売掛先企業に秘密で資金調達できる点がメリットです。
2社間ファクタリングの3つのメリットについて詳しく解説していきます。
最短即日で資金調達できる
2社間ファクタリングは最短即日で資金調達が可能です。
2社間ファクタリングとは、ファクタリング会社とファクタリング利用者の2者のみで契約するものです。
そのため、ファクタリング会社の審査に通過し、ファクタリング会社と利用者が契約を締結すればすぐに入金できます。
3社間ファクタリングの場合は、あらかじめ売掛先企業の同意やファクタリング会社と売掛先企業との契約が必要になるため、資金調達までに時間がかかるので、即日入金は基本的に不可能です。
申込日当日に資金調達できる点が2社間ファクタリングのメリットです。
オンラインで契約完結できる
2社間ファクタリングはオンラインで契約を完結できるものが多くなっています。
2社間ファクタリングは利用者とファクタリング会社の2者で契約を締結するものですので、オンラインでも手続きできます。
売掛先企業の同意が必要になる3社間ではオンラインで契約を完結させることは難しいですが、2社間であれば自宅や会社にいながらファクタリング契約が可能です。
ファクタリング会社のオフィスへ訪問することなく資金調達できる業者が多い点も2社間ファクタリングのメリットです。
売掛先に秘密で資金調達できる
2社間ファクタリングは売掛先企業に秘密で資金調達できます。
2社間ファクタリングは売掛先企業が契約に介在せず、売掛先企業の同意なしで利用できるファクタリングです。
そのため、売掛先企業に知られることなく売掛債権を早期資金化できます。
売掛先企業にファクタリングを利用したことを知られてしまうと「資金繰りが危ないのかもしれない」などと自社をネガティブに判断されて、取引に悪影響してしまう可能性があります。
2社間ファクタリングであれば、ファクタリングを利用したことを売掛先企業に知られません。
取引先に秘密で資金調達したい方におすすめです。
2社間ファクタリングのデメリット
2社間ファクタリングは早期資金化などのメリットがありますが、以下の3点は大きなデメリットです。
- 手数料が高い
- 悪徳業者が存在する
- 利用者の業況が悪いと審査で不利になる
簡単に資金調達できる分、コストが高く悪徳業者も混じっているため注意が必要です。
2社間ファクタリングのデメリットについても理解しておきましょう。
手数料が高い
2社間ファクタリングは手数料が高い点がデメリットです。
手数料の相場は5%〜20%程度です。
ファクタリングの場合、1ヶ月〜3ヶ月程度先の期限の売掛債権に対して、5%〜20%程度の手数料が適用されるため、年利に換算すると60%〜300%程度の超高額な手数料負担になります。
銀行融資の金利が年1%〜4%程度で、3社間ファクタリングの手数料は1%〜5%程度と低いことと比較すると、2社間ファクタリングは資金調達コストが圧倒的に高い資金調達方法です。
無計画に利用すると手数料負担によって資金繰りや収益に大きな悪影響を及ぼすリスクがあります。
2社間ファクタリングは、緊急で資金が必要になったときのみ利用しましょう。
悪徳業者が存在する
2社間ファクタリングには悪徳業者が混じっているリスクがあります。
高額な手数料を設定でき、売掛先企業との折衝も必要ない2社間ファクタリングでは、相場よりも高額な手数料を設定する悪徳な業者が混じっているケースが少なくありません。
このような業者と取引してしまうと、法外な手数料を要求されたり、担保や保証人を要求されたり、悪質は取り立てがおこな割れる可能性があります。
以下のいずれかに該当する業者は悪徳業者の可能性が非常に高いので取引してはなりません。
- 手数料が20%を超えている
- 償還請求権ありのファクタリングをおこなう
- 分割での支払いを求める
- 契約書がない
特に償還請求権ありの業者とは絶対に取引しないようにしましょう。
ファクタリングは償還請求権なしで行われるのが基本中の基本です。
償還請求権ありのファクタリングは実質的には貸付ですので、償還請求権ありのファクタリングをおこなう業者は無登録の闇金ということになります。
また、分割での支払いができるのも貸金業者だけですので、貸金業者でもないのに分割での支払いを求めるファクタリング業者も闇金です。
ファクタリングには登録も許認可も必要ないので、違法業者や悪徳業者が混じっており、気づかないうちに闇金と取引してしまうリスクがあります。
利用者の業況が悪いと審査で不利になる
2社間ファクタリングでは利用者の業況も審査されます。
2社間ファクタリングでは、売掛先企業の同意なしでファクタリング契約をおこない、代金が利用者を経由するため、以下のようなリスクがあるためです。
- 架空の売掛債権を偽造する
- 1つの売掛債権を複数のファクタリング会社へ二重三重に譲渡する
- 売掛先企業から受け取った代金をファクタリング会社へ支払わずに流用する
あまりにも業績や資金繰りが悪い企業は、これらの行為をおこなうリスクがあります。
2社間ファクタリングでは、業績や資金繰りが悪い企業は審査で不利になることがあります。
3社間ファクタリングのメリット
利用者、ファクタリング会社、売掛先企業の3者で契約する3社間ファクタリングには以下の3つのメリットがあります。
- 手数料が低い
- 利用者の業況とは無関係に審査を受けられる
- 回収管理が必要ない
低コストで資金調達でき、ファクタリング会社と売掛先企業が直接やり取りを行うので、資金調達後に何もやることがない点はメリットです。
3社間ファクタリングの3つのメリットを詳しく解説していきます。
手数料が低い
3社間ファクタリングは2社間ファクタリングと比較して手数料が低い点がメリットです。
3社間ファクタリングの手数料相場は1%〜5%程度ですので、2社間ファクタリングよりもかなり低いコストで資金調達できます。
売掛先企業の同意を得て契約する3社間ファクタリングは、架空の債権や二重譲渡のリスクはありません。
また、売掛先企業がファクタリング会社へ直接代金を支払うため、代金流用のリスクは皆無です。
このように3社間ファクタリングは2社間ファクタリングと比較してリスクが低いので、2社間ファクタリングよりも圧倒的に低い手数料で利用できます。
利用者の業況とは無関係に審査を受けられる
3社間ファクタリングは利用者の業況は審査にほぼ加味されません。
そのため、2社間ファクタリングの審査に通過できないような、業績や資金繰りがかなり悪い企業でも3社間ファクタリングであれば審査に通過できる可能性があります。
3社間ファクタリングには代金流用や二重譲渡のリスクがないためです。
あまりにも業績が悪い場合には、2社間ではなく3社間ファクタリングへ申し込むことも検討しましょう。
回収管理が必要ない
3社間ファクタリングでは、売掛債権の回収管理の事務が必要ないのもメリットです。
売掛債権の期日になると売掛先企業が直接ファクタリング会社へ代金を入金するので、通帳を確認し「売掛先企業から入金があったか」を確認する必要がありません。
また、入金された代金をファクタリング会社へ送金する手間もかかりません。
3社間ファクタリングを利用することで、売掛債権の回収管理の事務をアウトソーシング化できるため会社の事務が効率化します。
空いたリソースを他の部署を注力できるため、3社間ファクタリングを上手に活用して経営改善を図ることもできるでしょう。
3社間ファクタリングのデメリット
低い手数料で売掛債権を早期資金ができる3社間ファクタリングですが、以下の3つの点はデメリットです。
- 売掛先企業にファクタリングの利用を知られてしまう
- 即日入金は不可
- 取り扱っているファクタリングい会社の数が少ない
売掛先企業の同意が必要で、即日入金できないなど、3社間ファクタリングは2社間ファクタリングよりもデメリットが多い点は事実です。
3社間ファクタリングの3つのデメリットを詳しく解説していきます。
売掛先企業にファクタリングの利用を知られてしまう
3社間ファクタリングは契約時に売掛先企業の同意が必要になります。
そのため、売掛先企業には確実にファクタリングを利用して資金調達することを知られてしまいます。
また、売掛先企業がファクタリングの利用に同意しない限りはファクタリングを利用できません。
この際、売掛先企業の中には「ファクタリングを利用するということは資金繰りが相当悪い」と利用者をネガティブに判断する可能性があります。
そのため、よほど仲のよい企業か、ファクタリングに対して理解のある企業に対する売掛債権でないと、3社間ファクタリングを利用することは難しいでしょう。
2社間ファクタリングのように、売掛先企業に秘密で気軽に利用できない点は3社間ファクタリングのデメリットです。
即日入金は不可
3社間ファクタリングは即日入金は不可能です。
売掛先の同意を得た上で、ファクタリング会社と売掛先企業が契約しなければならないため、入金まで1週間前後の時間がかかります。
2社間ファクタリングのように当日中や数日程度で入金されるわけではないので、急いで資金が必要な場合には3社間ファクタリングは活用できません。
手数料が低い分、入金までには時間がかかるので、3社間ファクタリングは資金が必要なタイミングまでに時間がある場合に利用しましょう。
取り扱っているファクタリングい会社の数が少ない
3社間ファクタリングは取り扱っているファクタリング会社の数が2社間と比較して多くありません。
3社間ファクタリングは売掛先企業との交渉や契約が必要なので、ある程度ノウハウや人員を揃えている会社でないと業務運営ができません。
2社間ファクタリングのように、簡単に売掛債権のリスクを判定して審査に通過させた後は、当事者同士で契約するという簡単な流れではありません。
そのため、3社間ファクタリングのように業者の数が多くありません。
特に、オンラインで契約完結できる業者ではほとんど3社間ファクタリングの取り扱いがないので、非対面で簡単に契約したいと考えている方にとっては3社間ファクタリングは不向きです。
ファクタリング会社が買い取る売掛金の「最小・最大買取額」
ファクタリング会社によって取り扱い額が違ってきます。
最小買取可能額
数十万円の売掛金から取り扱いのある会社もあれば、数百万円の売掛金でないと取り扱わないというところもあります。
最大買取可能額
また上限金額についても1,000万円まで、1億円以上も可能など対応金額が違います。
ファクタリング会社によっては、資金調達を通じて バックオフィス サービスが提供されるケースもあるため、利用者様の企業規模に合わせたファクタリング会社を選択されるとよいでしょう。
ベストファクターでは30万円以上の売掛金からお取引をさせて頂いております。
ファクタリング契約の償還求償権の有無
ファクタリング会社によって、支払いの義務が異なる場合があります。
まず、最も利用されている2社間ファクタリングについて、お金の流れを確認させていただきます。
- ファクタリング会社→利用者様に売掛金の買取額(=売掛金ー手数料)をお支払い。
- 売掛先から利用者様に売掛金が入金される。
- 入金された売掛金を利用者様からファクタリング会社に引き渡して頂く。
2社間ファクタリングでは、ファクタリング利用前と変わらず利用者様が売掛金を受け取り、その後ファクタリング会社への引き渡しを行っていただく運びとなります。
ここで問題となるのは、売掛先が倒産・廃業などしてしまい、売掛金が利用者様に入金されない場合です。
ここで取り上げられるのが「償還求償権」というものです。
つまり「償還求償権あり」だと、売掛金が入金されなくても利用者様はファクタリング会社に約束していた売掛分の金額を支払わなければなりません。
多くの2社間ファクタリングでは、「償還求償権なし」となっていますが、中には「償還求償権あり」のケースもあるので慎重に確認してください。
償還請求権ありのファクタリングは闇金
業者を選ぶ際には「償還請求権の有無」なけは必ず確認してください。
結論的にいえば、「償還請求権あり」の業者は闇金です。
ファクタリングが融資よりも高い手数料を設定できる理由は、ファクタリングでは売掛債権の回収リスクまで一緒に買い取るためです。
売掛債権の回収リスクに対するリスクプレムアムとして、ファクタリングでは高い手数料を設定できます。
つまり、売掛債権の回収リスクを買い取らない「償還請求権あり」のファクタリングは実質的には融資です。そして融資をおこなっているにもかかわらず、貸金業者登録をしていない場合、無登録業者つまり闇金です。
金融庁も以下のようなファクタリングは実質的な貸付である明言しています。
ファクタリングとして行われ、契約書に「債権譲渡契約(売買契約)」であることが定められた取引であっても、経済的に貸付けと同様の機能を有していると思われるようなものについては、貸金業に該当するおそれがあります。
例えば、譲渡した債権の回収(集金)がファクタリング業者から売主に委託されており、売主が集金できなかった場合に、○ 売主が債権を買い戻すこととされている
○ 売主自身の資金によりファクタリング業者に支払をしなければならないこととされている
などといったようなものについては、貸金業に該当するおそれがあります。
引用:金融庁|ファクタリングの利用に関する注意喚起
闇金と取引してしまったら、法外な手数料を要求されるだけでなく、支払いができない場合や、自宅や会社に対して脅迫的な取り立てが行われる可能性があります。
絶対に「償還請求権なし」のファクタリングを利用してください。
ファクタリング手数料額が相場と比較して高くないか
ファクタリングの手数料は、3社間ファクタリングで1~9%、2社間ファクタリングで15~30%が相場となっています。
2社間ファクタリング | 15%~30% |
---|---|
3社間ファクタリング | 1%~9% |
それは、2社と3社間ファクタリング手数料が異なるのは、ファクタリング会社の負うリスクが変わってくるためです。
3社間ファクタリングの手数料が低い理由
3社間ファクタリングであれば、債権譲渡登記 を行うとともに、売掛先から支払われる代金をファクタリング会社が直接回収しますから、売掛金が回収不能となるリスクは低く見積もることができます。
2社間ファクタリングの手数料が高い理由と裏事情
一方、2社間ファクタリングの場合は、「売掛先に知られずに利用できる」という点を考慮されるお客様も多いため 債権譲渡登記 をしないケースもあります。また、支払いについては、利用者様が売掛金を回収し、その後ファクタリング会社に引き渡す流れとなります。
二重譲渡が可能
債権譲渡登記をしないということは、もし利用者様が1つの売掛金を複数社に売却された場合、法的効力を持たせて「その売掛金(債権)は私が取得したものだ」と言う事ができません。
未回収リスクが倍
また万が一、売掛先や利用者様が倒産などしてしまった場合、利用者様に支払いの義務はなく、直接請求することもできないため、ファクタリング会社にとっては未回収リスクが高くなるという訳です。
手数料の変動要因
ファクタリングにかかる手数料はこうした契約形式の違いの他に、売掛先の信用度・利用者回数・償還請求権・売掛債権の額面・利用者の信用などが関わってきます。
法律上、ファクタリングの手数料はファクタリング会社に一任されているため、納得のいく手数料が説明されているか、妥当と思える範囲であるかを確認することが大切です。
2社間ファクタリングを主に取り扱っているベストファクターでは手数料5%~20%にて買取を実施しております。
手数料に影響する事 | 手数料が高い | 手数料が低い |
---|---|---|
①売掛先の信用 | 低い | 高い |
②契約の種類 | 2社間 | 3社間 |
③利用回数 | 初めて | 2回目以降 |
④償還請求権 | 無し | 有り |
⑤売掛債権の額面 | 低い | 高い |
⑥利用者の信用 | 低い | 高い |
ファクタリング会社からの入金スピード
ファクタリングの魅力は、本来30~90日後にならないと入金されない売掛金を、利用者様の好きなタミングで現金化できるということです。
入金のスピードはファクタリング会社によって異なります。
3社間ファクタリングの場合、売掛先への通知や契約への同意の必要となるため、現金化までに数週間かかってしまうこともあります。
一方、2社間ファクタリングであれば審査完了次第、即日~1週間以内に買い取り額が入金されます。
ベストファクターでは、最短即日~3日以内の入金が可能です。
売却した売掛金の債権譲渡登記の必要・不要
先ほども少し触れましたが、債権譲渡登記 とは、「ファクタリング会社Aに売掛金を譲渡しました」と法務局の登記簿に記録することを意味します。
2社間ファクタリングでは、売掛金買取額(売掛金ー手数料)を利用者様にお渡しし、利用者様には後日売掛先企業から売掛金を回収し、ファクタリング会社に渡していただくお約束となっています。
二重譲渡の防止
もし、作為的でなくとも利用者様が「売掛金が入り次第、渡します」と、他のファクタリング会社と同じ約束をしていたらどうでしょうか。
これを 二重譲渡 といいますが、法律は同一の物や権利を複数人に譲ることを認めているのです(契約時に制限することが一般的)。
債権譲渡登記 はこうしたファクタリングの二重取引(二重譲渡)を防止するために役立てられています。
登記簿は閲覧可能情報
問題は、債権譲渡の登記簿は誰にでも閲覧可能な情報となっているということです。
取引先の信用調査で「債権譲渡の歴、譲受人(ファクタリング会社)」といった記録が知られてしまうことになります。
債権譲渡登記があるということが信用審査でマイナスポイントになることはないと言われていますが、それでも不安に感じる方がいらっしゃるのも事実です。
ファクタリング会社のなかには債権譲渡登記が必要となるケースもありますが、ベストファクターでは債権譲渡登記はかならずしも必要ありません。
債権譲渡なしのファクタリングも安心してご相談くださいませ。
バックオフィス(経理・資金繰りなど)サービスの有無
ファクタリング会社によっては、バックオフィス サービスを提供している会社もあります。
バックオフィス は、ファクタリングを利用される際のオプションとなることが多いです。
通常の業務では、売掛金がちゃんと回収できているか確認したり、もし遅れがあれば再請求が必要になったり、支払い遅延をどう処理するかなど、頭を悩ませる管理業務があります。
こうした猥雑な業務を ファクター に委託できるため、主ビジネスに集中することができるようになります。
バックオフィス サービスは、売掛金の管理だけを行うところと、経理全般を引き受けたり、財政政策の立案を行うファクタリング会社もあります。
ベストファクターでは、お客様がご希望されるすべての管理業務を無料でお引き受けさせていただけます。
取引方式に注意!担保付きの金銭貸借契約になってないか
ファクタリングは法律上、権利の譲渡(売買)にあたるため、金利は発生しません。
ただ、ヤミ金融業者や一部の悪徳ファクタリング会社では「ファクタリング」と謳っておきながら債権の譲渡ではなく債権を担保に入れることが前提となるなど、融資契約を求められたりすることもあるようです。
ファクタリングは、売掛債権担保融資(ABL)とは異なります。
債権を担保に入れるとなるとお金の貸し借り・融資ということになりますから、金利請求の対象となります。
後に法外な金利を請求されてトラブルになると言った事例も起きているので、十分に注意しましょう。
初めてのファクタリング利用におすすめのファクター10選
「選び方はわかったけど、実際にどのファクタリング会社を選んだらいいのかわからない」という方も多いのではないでしょうか?
初めてファクタリングを利用する方は、以下のファクタリング会社であれば安全かつ安心して利用できるためおすすめです。
- ベストファクター
- ビートレーディング
- OLTA
- 日本中小企業金融サポート機構
- ラボル
- ペイトナーファクタリング
- PAYTODAY
- トップマネジメント
- フリーナンス
- アクセルファクター
それぞれのファクタリング会社の特徴やスペックについて詳しく解説していきます。
ベストファクター
取り扱いサービス | 2社間/3社間/医療報酬債権など |
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契約方式 | オンライン |
手数料 | 2%〜 |
入金スピード | 最短即日 |
買取限度額 | 30万円〜 |
公式サイトURL | https://bestfactor.jp/ |
弊社ベストファクターは初めてファクタリングをする方や、「自社の財務状況が心配」と、財務内容そのものに不安を感じている方におすすめです。
弊社はお客様との面談を重視しています。面談からお客様の財務分析や経営状況の把握をおこない、お客様にとってベストな資金調達方法を一緒にご検討させていただいております。
そのため「無理にファクタリングを勧めたら怖い」などと、ファクタリングの利用について不安を抱えている方も安心してご利用いただくことが可能です。
弊社はお客様の状況を把握し、お客様にとってファクタリングがベストな選択肢であった場合のみファクタリングをおすすめさせていただいております。無理にファクタリングをすすめるようなことは致しません。
そのため初めてファクタリングを利用する方も安心してご利用いただいております。なお、審査の際には財務コンサルティングも実施させていただいておりますので、会社の財務状況に不安がある方もお気軽にご相談ください。
契約には弊社の担当者との面談が必須になりますが、ご来店が難しい場合は弊社の担当者がお客様のところへ訪問もいたしますので、お気軽にお申し付けください。
ビートレーディング
取り扱いサービス | 2社間/3社間/医療報酬債権など |
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契約方式 | 対面/オンライン |
手数料 | 2%〜 |
入金スピード | 最短2時間 |
買取限度額 | 下限上限なし |
公式サイトURL | https://betrading.jp/ |
ビートレーディングは店舗型のファクタリング会社の中で最も有名で最も多くの人が利用しているファクタリング会社です。
累計契約社数は5.2万社で、月間1,000件以上と契約しています。
また、メディアにもたびたび登場している独立系ファクタリング会社の代名詞的な存在ですので、「どのファクタリング会社を選んだらよいかわからない」という方におすすめです。
独立系の店舗型ファクタリング会社というと「ある程度高額でないと買い取ってもらえないのでは?」と不安を感じている方も多いですが、ビートレーディングは買取額に下限がないので少額でも対応してもらえます。
店舗型のファクタリング会社ですので、本来は来店しての面談契約が必要です。しかし最近はオンライン契約にも力を入れており、非対面でオンライン契約を実施すれば最短2時間で資金調達できます。
顧客との契約は弁護士ドットコムが監修する「クラウドサイン」でおこない、顧客から預かった情報はSalesforceで保管しているため、情報漏洩などの心配なくファクタリング契約が可能です。
OLTA(オルタ)
取り扱いサービス | 2社間 |
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契約方式 | オンライン |
手数料 | 2%〜9% |
入金スピード | 最短即日 |
買取限度額 | 下限上限なし |
公式サイトURL | https://www.olta.co.jp/ |
OLTAはオンライン完結型のファクタリング会社として最も有名かつ規模の大きな企業です。
日本でオンライン完結型ファクタリングを広めた会社で、OLTAの登場以降、他社のオンライン完結ファクタリングを開始し、ファクタリング業界全体の手数料も大きく下がりました。
申込から入金まで全てオンラインで完結できるので、店舗や人件費のコストがかかりません。
そのため上限手数料は9%と、圧倒的に低いコストでファクタリングを利用できます。
請求書のアップロードから24時間以内に審査結果が届き、最短即日入金が可能です。
また、口コミには「最初から手数料は7%でした」というものもあり、初回利用時でも売掛債権や利用者の信用度によっては9%よりも低い手数料が適用される可能性があります。
OLTAはメガバンクやゆうちょ銀行などの大手企業と提携しており、資本金は実に44億円以上ある大きな企業です。
また、日本中の銀行と提携し、銀行と連携して銀行の顧客へファクタリングを販売しています。銀行が自行の大切な顧客に対してファクタリングを販売するほどの企業ですので、企業として非常に信用度が高いことがわかります。
安心安全な会社から低コストかつスピーディーに資金調達したい方にOLTAはおすすめです。
日本中小企業金融サポート機構
取り扱いサービス | 2社間/3社間 |
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契約方式 | 対面・オンライン |
手数料 | 1%〜10% |
入金スピード | 最短即日 |
買取限度額 | 下限上限なし |
公式サイトURL | https://chushokigyo-support.or.jp/ |
日本中小企業金融サポート機構は法人形態が一般社団法人という非常に珍しいファクタリング会社です。
一般社団法人は非営利団体ですので、上限手数料が10%と低い点が大きな特徴です。
審査によっては10%を切ることも珍しくないため、低コストで資金調達したい方に向いています。
また、日本中小企業金融サポート機構はコンサル業務にもかなり力を入れており、認定経営革新等支援機関に認定されています。国が中小企業支援の専門家として認定しているため、業者として安全性が高いことはもちろん、高い専門性があるため、資金繰り以外のことも相談できます。
店舗型のファクタリング会社ですので、本来は来店しての契約が必要になりますが、最近ではオンライン契約にも力を入れているため、日本中小企業金融サポート機構のオフィスへ来店できない方も最短即日で資金調達が可能です。
専門家としての観点から資金繰りの相談ができ、さらに低コストで資金調達できるので人気のあるファクタリング会社です。
ラボル
取り扱いサービス | 2社間 |
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契約方式 | 非対面式 |
手数料 | 10% |
入金スピード | 最短60分 |
買取限度額 | 1万円〜限度なし |
公式サイトURL | https://labol.co.jp/ |
ラボルは初めてファクタリングを利用する方や飲食業やサービス業の方におすすめの会社です。
ラボルの最大の特徴は最短60分で24時間365日入金に対応しているという点です。
オンライン完結型のファクタリング会社の中で、24時間365日入金に対応している会社はラボルだけです。休日や深夜にも営業していることが多い、飲食業やサービス業の方もラボルであれば営業時間中に資金調達できます。
また、運営会社である株式会社ラボルは東証プライム市場上場の株式会セレスの100%子会社ですので、運営会社の安全性も抜群です。
手数料は10%固定ですので法外な手数料を要求される心配はありませんし、買取額は1万円から上限なしですので、個人事業主・フリーランスから中小事業者まで幅広く利用できます。
業者の安全性、手数料の低さ、スピードと三拍子全て揃った優良なファクタリングです。安全な業者から急いで資金調達したい方にはおすすめです。
ペイトナーファクタリング
取り扱いサービス | 2社間 |
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契約方式 | 非対面式 |
手数料 | 10% |
入金スピード | 最短10分 |
買取限度額 | 〜100万円 (初回25万円迄から徐々に拡大) |
公式サイトURL | https://paytner.co.jp/factoring |
ペイトナーファクタリングは、主要ファクタリング会社の中で、最も入金スピードが早い会社です。
あらかじめアカウントを作成しておけば、最短10分で資金調達できます。また2回目以降の利用時は請求書をアップロードするだけですので必要書類の少なさも大きな魅力です。
また、ペイトナーファクタリングは主要ファクタリング会社の中で、唯一、個人事業主に対する請求書の買取りを実施している業者です。他のファクタリング会社は法人に対する請求書しか買い取っていないので、個人事業主相手にビジネスをされている方はファクタリングを利用できませんでした。
ペイトナーファクタリングは個人事業主相手にビジネスをされている方にもおすすめです。
手数料も10%固定と低めです。
なお、ペイトナーファクタリングは小額専用のファクタリングサービスで、初回は25万円までしか買い取っていません。その後利用限度額は拡大しますが、最大でも100万円までしか買い取りに応じていないため、売上規模の大きな事業者は利用できないため注意しましょう。
PAYTODAY
取り扱いサービス | 2社間ファクタリング |
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契約方式 | オンライン |
手数料 | 1%〜9.5% |
入金スピード | 最短30分 |
買取可能額 | 10万円〜上限なし |
公式サイト | https://paytoday.jp/ |
トップマネジメント
取り扱いサービス | 2社間・3社間・医療ファクタリング |
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契約方式 | 対面・オンライン |
手数料 | 2社間:3.5%~12.5% 3社間:0.5%~3.5% 電ふぁく:1.8%~8.0% |
入金スピード | 最短即日 |
買取限度額 | 下限上限なし |
公式サイトURL | https://top-management.co.jp/ |
トップマネジメントは独立系ファクタリング会社として運営会社の信頼性が非常に高い企業です。
業歴15年、東京商工会議所会員、累計取引社数5.5万社と企業として非常に信頼できるファクタリング会社です。
特に商工会議所所属のファクタリング会社はそれほど多くありません。
地域に根ざして一定以上の信頼を勝ち得ている企業だと判断できます。
また、店舗型のファクタリング会社として上限手数料12.5%は低い方ですが、トップマネジメントは電ふぁくという2.5社間ファクタリングの取り扱いがあります。
電ふぁくは、売掛先からの入金口座をトップマネジメントが管理できる利用者名義の口座として、売掛先に秘密で2社間ファクタリングを利用する方法です。
2社間ファクタリングでありながら入金口座をトップマネジメントが管理できることから、代金流用のリスクがありません。そのため上限手数料8%という非常に低い手数料で売掛債権を早期資金化できる点が特徴です。
このほか、補助金申請と同時にファクタリングを実施するゼロファクや注文書ファクタリングなど、取り扱っているファクタリングの種類は非常に豊富なので、専門性の高いファクタリング会社と取引したいと考える方には向いています。
フリーナンス
取り扱いサービス | 2社間 |
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契約方式 | 非対面式 |
手数料 | 3%〜10% |
入金スピード | 最短即日 |
買取限度額 | 〜1,000万円 |
公式サイトURL | https://freenance.net/ |
フリーナンスはフリーランスや個人事業主に対してさまざまなビジネスサービスを提供しています。
運営会社はGMOグループのGMOクリエイターズネットワークですので、運営会社の信頼性も抜群です。
ファクタリングサービスである「即日払い」は、請求書のアップロードから最短30分で審査が完了し、最短即日入金が可能です。
上限手数料は10%と比較的低めですが、利用回数を重ねるたびに適用される手数料が下がっていく傾向があるので、継続的に利用すればどんどん低コストで資金調達できるようになる可能性があります。
また、フリーナンスはファクタリングサービスである「即日払い」の他に、以下のようなサービスを取り扱っています。
- あんしん補償
- フリーナンス口座
- バーチャルオフィス
あんしん補償はフリーランスの方が、業務上のトラブルやミスなどによって負った賠償責任を補償してくれるものです。会社に守られていないフリーランスの方にとっては安心です。
またフリーナンス口座は、屋号やペンネームで口座を作成できるというものです。一般的にフリーランスや個人事業主の方は個人名でしか口座を作成できませんが、フリーナンス口座であれば店舗名やペンネームなどで口座作成ができるため対外的な信頼確保につながります。
またGMOが運営している銀座か福岡のバーチャルオフィスを月額770円でレンタルできる点もフリーナンスの大きなメリットです。
ファクタリングを利用しなくても無料で補償などのさまざまなサービスを利用できるため、アカウントを作成しておいて損はないでしょう。
アクセルファクター
取り扱いサービス | 2社間ファクタリング 3社間ファクタリング |
---|---|
契約方式 | 対面・オンライン |
手数料 | ~100万円:10%~ 101~500万円:5%~ 501~1000万円:2%~ |
入金スピード | 最短即日 |
買取可能額 | 〜1億円 |
公式サイト | https://accelfacter.co.jp/ |
アクセルファクターは店舗型のファクタリング会社でありながら、オンラインでも最短即日入金に対応している資金調達スピードが早いファクタリング会社です。
原則的には対面契約が必要ですが、オンラインでの契約にも力を入れており、ホームページには「申込者の半分以上が即日入金に成功」と明記されています。
また、アクセルファクターは認定経営革新等支援機関として国から中小企業支援の専門家と認定されている会社です。
国から認定されている会社ですので、業者としての信頼性や安全性が高いことはもちろん、経営改善や資金繰り改善の相談にも乗ってもらえいます。
ネット上でも担当者の対応がよいことが評判になっているため、安心安全な業者とファクタリング契約を締結したい方におすすめです。
ファクタリング会社の選び方についてよくある質問
ファクタリング会社の選び方についてある質問をご紹介します。
- 審査に自信がないのですが必ず審査に通過できるファクタリング会社はありますか?
- 個人事業主は全てのファクタリング会社を利用できますか?
- 手数料がどの程度のファクタリング会社は悪徳業者でしょうか?
- まだ決算書がないのですがファクタリングは利用できますか?
審査に自信がないのですが必ず審査に通過できるファクタリング会社はありますか?
必ず審査に通過できるファクタリング会社は存在しません。
フ万が一の場合にファクタリング会社に損失が生じる以上は、ファクタリング会社は一定の審査をおこなうのが当然です。
そのため「必ず審査に通過できる」と広告している業者は、悪徳業者か償還請求権ありでファクタリングを実施するヤミ金の可能性が非常に高いと考えた方がよいです。
とはいえ審査は行われるものの、審査通過率は融資と比較して非常に高いため、融資審査に通過できない方もファクタリングであれば審査に通過できる可能性があります。
必ず審査に通過できるファクタリングは存在しませんが、審査に通過しやすいファクタリングは多いので利用を検討してください。
個人事業主は全てのファクタリング会社を利用できますか?
個人事業主はすべてのファクタリングを利用できるわけではありません。
ファクタタリングサービスの中には、取り扱いを法人のみに限定しているものも多いため、そのようなファクタリング会社では個人事業主は利用できます。
具体的には主要ファクタリングサービスの中で、以下のサービスは法人限定となっています。
- GMO BtoB 早払い
- 電子請求書早払い
- トップマネジメント(注文書ファクタリングのみ)
個人事業主の方は利用を検討しているファクタリング会社が個人事業主に対応しているかどうかを、必ず事前に確認してください。
手数料がどの程度のファクタリング会社は悪徳業者でしょうか?
手数料が相場を超えているファクタリング会社とは取引を避けた方がよいでしょう。
- 2社間ファクタリング:5%〜20%
- 3社間ファクタリング:1%〜8%
通常、ファクタリングの手数料相場は上記となっており、主要なファクタリング会社で適用される手数料は大抵上記の範囲となっています。
ファクタリングは融資における金利のように、手数料の上限を定めた法律などは存在しません。
そのため業者によって手数料は異なり、悪徳業者は20%を超えるような高額な手数料を請求します。
どの業者と取引したらよいかわからないときは、複数の業者から査定を取って、最も手数料が低い業者と取引することをおすすめします。
まだ決算書がないのですがファクタリングは利用できますか?
利用できるファクタリング会社と利用できないファクタリング会社があります。
必要書類に「決算書や確定申告書が必要」とされているファクタリング会社は決算書がないと利用できないケースがほとんどです。
一方、決算書や確定申告書の提出が必要ない業者は、決算書がなくてもファクタリングを利用できる場合があります。
創業間もなくで決算書や確定申告書がない業者に対する対応はファクタリング会社によって異なるため、不安な方はあらかじめファクタリング会社へ問い合わせてみるとよいでしょう。
まとめ
ファクタリングは銀行融資などに比べると審査通過率が高く、「すぐに資金が必要」と言った際の資金繰りに大きく貢献してくれます。
ただし無数にあるファクタリング会社の中には相場とかけ離れた手数料を設定しているところや、ヤミ金融系統のところがあるのも事実です。
利用者様に合ったファクタリング会社を選ぶべく、ご紹介しました選び方のポイントを参考に検討して頂ければ幸いです。
ファクタリングの利用をご検討の際には、ぜひベストファクターにご相談ください。
ファクタリングをはじめとした資金調達方法について、また、利用者様の資金繰り改善のアドバイスなども無料にて行わせて頂きます。
いつでもお気軽にご相談くださいませ。