この記事は約8分で読めます。
外注費の支払いが必要なのにつなぎ資金がを用意できない場合、ファクタリングによる資金調達が有効です。
こんにちは、ベストファクターの四ツ柳です。
現代はアウトソーシング化の進展により、建設業、運送業、清掃業、システム開発業など様々なビジネスが横断的に、仕事の一部を外注先に依頼するケースが増えてきています。
実際に、受ける案件のほとんどを外注先に割り振るなど、多くの仕事を外注へ発注することで事業を回している会社も少くないでしょう。
今回は事業の運転資金の中でも「外注費」にスポットを当て、外注費の支払いに関するトラブルを解決する方法として、ファクタリングの役割について解説していきます。
これを未然に防ぐ方法をご紹介します。
記事の目次
大きい仕事の運転資金・外注費を即日調達する
建設業や運送業などでは、大手企業や国・自治体から大きな仕事が舞い込んできた場合、資材のための材料費、人員確保のための人件費など先出しの費用が必要となります。
つまり、仕事を受けることで生じる運転資金で、これは投機的な意味を持ちます。
特に必要経費に人件費の占める割合が多い業種では、仕事を受注するにあたり、スピーディーな意思決定が求められる場面が多いことでしょう。
しかし、先出しの外注費に充てられるつなぎ資金を早急に用意できなければ、せっかくのビジネスチャンスを棒に振ってしまいかねません。
元請けからは入金待ち、銀行からは融資を断わられ、経営者の自己資産の切り崩しも難しい…
そんな状況であれば、仕事の受注を諦めるしかないのでしょうか?
私どもベストファクターにご相談いただけましたら、御社の資産である売掛金を活用し、最短即日での資金調達のご提案が可能です。
実際に、大工・鳶・防水・塗装・内装・リフォーム・清掃業・ビル管理の下請け(外注)等への支払い、およびソフトウェア・システム・ウェブビジネスの外注への支払い目的のお客様より、ファクタリングをご活用いただいております。
これを未然に防ぐ方法をご紹介します。
外注トラブルによる突然の資金難を解消する
弊社に資金調達のご相談いただくお客様は、元請けと下請け(外注)の中間にあるような、事業者様が多くいらっしゃいます。
そのような事業者様が抱える外注先とのトラブルでありがちなのが、ホームページの作成やシステム開発に関するトラブルです。
よくある外注トラブル
- 外注に頼んだ会計システムが未完成なのに支払いを請求されている。
- ホームページの開発について、外注から追加で費用が必要になったと料金を請求された。
- 基幹システムの開発を外注に頼んだが、納期が遅れ続けているため契約解除を通知したところ、未払いの開発費を請求された。
中小企業の多くでは、社内にIT関連のエキスパートが所属しているケースはまれで、多くが外注に頼っていることでしょう。
そもそも外注に仕事を発注する場合は、契約書がとても重要です。
外注依頼の仕様書・契約書の役割
発注者である会社は、契約に際して出す仕様書の精緻さや狙いの品質までの改善要求など、業務内容の範囲の規定について契約書で明確に定める義務があります。
しかし、発注者側にITの知識がない場合、「あそこみたいな感じに仕上げて」といった曖昧な指示が多く、発注者としての役割をきちんと果たしていないケースも少くありません。
実際に外注トラブルで裁判にまで発展したケースでは、発注した会社が作業の指示や確認を怠ったために、システム未完成でも多額の費用を外注先に支払ったという判例も出ています。
納品物の成果基準
わが国では、そうした仕様が不確定の場合、外注と請負を問わずその支払いの認識について「成果物の完成基準ではなく進捗基準、あるいはその既に完成ないし完成に準じる状態にあると見做され、発注者側に支払い義務が生じる」とする判例が多いようです。
たとえ外注先の仕事に不満があったとしても、仕事がなされた以上、外注費の支払う必要があります。
※納品物を狙いの品質まで改善してもらうよう求めることはできます。
※仕事の完成のために新たな外注が必要だった場合、それを証明すればその分を減額することはできます。
弊社はご相談いただいた外注トラブル自体の解決の糸口をご提示することはできませんが、売掛金を活用した外注費の調達について、弊社独自のご提案が可能です。
外注費の支払い資金の調達はファクタリングが有効
外注費支払いのための資金調達には、ファクタリングの利用が有効です。
ファクタリングとは、ファクタリング会社が売掛金を買い取って現金化するサービスで、売掛金のある会社であればご利用いただける可能性があります。
売掛金、つまり請求書を買い取ります。
売掛金の入金前に速やかな現金化が可能
ファクタリングは未入金の売掛金を最短即日で現金化できるというメリットがあります。
数カ月先の元請けからの入金を待たなくても、弊社にご相談いただければ、その日の内に現金化、指定口座へ振り込むことも可能です。
弊社では、早急な資金調達に最適な「2社間ファクタリング」を手数料「2%~20%」でご提案。
ファクタリングで調達した資金は、外注費をはじめとする経営に必要な運転資金としてご活用いただけます。
元請けや取引先等に売掛金の売却を知られない
取引先に対する売掛金を第三者に売却譲渡するということで、その事実が知られてしまわないか心配されるお客様もいらっしゃいます。
「資金繰りで困っている」「外注費に充てるつなぎ資金がない」という事実が元請けや取引先等の関係者に知られてしまうと、今後の取引に影響があるという会社様も少なくありません。
実際に、弊社に資金繰りのご相談をいただくお客様の多くが「取引先に知られることなくファクタリングで資金調達」する事を望んでおられます。
弊社がご提案させていただく2社間ファクタリングは、お客様(ご利用者様の会社)と私どもベストファクターの2社間で行う契約ですので、元請けや取引先に知られることなく資金調達が可能です。
借入ではないため返済の必要がない
ファクタリングは借入とは異なり、売掛金という資産を売却して現金を得る資金調達方法です。
いわば、「数カ月後に受け取れる100万円の売掛金という資産をファクタリング会社が買い取り、手数料分を差し引いた95万円を指定の口座に振り込むサービス」ですので、調達した資金は借入金ではなく、返済の必要もありません。
さらに、ファクタリングの審査では利用者様の信用力よりも、売掛金の種類や売掛先の信用力が重視されます。
金融機関から融資を断わられていたり、税金の滞納があったりしても、未入金の売掛金があれば資金調達できる可能性があります。
償還請求権のないファクタリングを提案
弊社の強みのひとつとして、「償還請求権のない」2社間ファクタリングのご提案があります。
償還請求権とは、売掛先の倒産等で売掛金が入金されない場合、売掛金を買い取ったファクタリング会社が利用者に対して、支払い済みの資金を返済するように求められる権利のことです。
償還請求権なしとは、もし仮に、売却した売掛金の支払い元が倒産などした場合、代払いする必要が無いということを意味します。
弊社では売掛先の会社様と売掛金、さらにお客様のお人柄についてしっかりと審査させていただいたうえで、償還請求権のない2社間ファクタリングをご提案させていただきます。
外注費支払いのご提案
元請けと下請け(外注)の中間にあるような企業は「元請けからの入金遅れ」と「外注に支払う資金不足」の二重苦に悩まされるパターンが少なくありません。
銀行融資やビジネスローンなどの負債にならない資金調達をご希望でしたら、ぜひファクタリングの活用をご検討ください。
私どもベストファクターはビジネスパートナーとして、ファクタリングによる資金調達はもちろん、お客様企業の成長を第一に考えたサービスを提供しております。
買取可能な売掛債権や手数料、入金されるタイミングなど些細なことでも構いませんので、ぜひお気軽にご相談ください。