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デイサービス(デイケア)の資金繰りの課題を早期に解決する、債権買取の介護報酬ファクタリングを提案いたします。
こんにちは、ベストファクターの四ツ柳と申します。
介護事業は経費に占める人件費の割合が特に大きい業種です。特に、サービスを提供した後に支払われる介護報酬にはタイムラグがあるため、その間のスタッフの給与支払い等の資金繰りにお悩みの事業者様も少くありません。
私どもベストファクターが提案するファクタリングは、国保連から支払われる介護報酬債権を買い取って資金化するからこそ、ぜひ介護事業者様にご活用いただきたいサービスです。
今回は、デイサービスやデイケアなどの介護事業者様の資金繰りを早期に改善するファクタリングを、介護報酬担保ローンや日本政策金融公庫と比較しながら解説いたします。
記事の目次
デイサービス(デイケア)の資金繰りの課題
デイサービス・デイケアをはじめとする介護事業の資金繰りの課題となるのが介護報酬の支払いサイト(タイムラグ)です。
介護報酬は原則として、売上の1割は利用者負担、残りの9割は介護保険料から支払われることになっています。
一般的に介護報酬の受け取りは、サービスを提供してから約45日後に介護事業者が国保連に請求書を伝送、実際に入金されるまでにおよそ2ヶ月ほどかかります。
たとえば、8月に提供した介護サービスの介護報酬が国保連から入金にされるタイミングは10月末です。この介護報酬を受け取るまでの支払いサイトのずれが、資金繰りの大きな課題となるのです。
国保連からの支払いを待つ間、人件費をはじめとする事業資金が必要となります。事業資金を手当てできなければ、スタッフへの給与の支払い等が滞り、会計上は黒字であるのに、会社は倒産してしまう「黒字倒産」の事態に陥ります。
よって、介護事業者は介護報酬を受け取るまでの支払いサイトを考慮して、資金計画を立てることが重要です。
デイサービス(デイケア)の資金調達方法
介護報酬の支払いを待つ間に事業資金の調達が必要になった場合、デイサービス・デイケアの事業者はどんな方法で資金調達ができるでしょうか?
介護経営者向けのビジネスローン
少子高齢化が進むわが国では、介護事業は将来的な成長が見込まれている業種です。ノンバンクをはじめとする金融機関から、介護事業者を対象としたビジネスローンが次々と提供されています。そのひとつが、介護報酬担保ローンです。
一般的に、担保と言えば不動産がイメージされますが、介護報酬担保ローンはその名の通り、国保連から支払われる予定の介護報酬(介護給付費債権)を担保に現金を調達します。
ただし、ローン(融資)ですので、借り入れには審査が必要となります。
融資限度額 | 100万円~数億円 |
利率(実質年利)の相場 | 5.0%~15.0% |
必要書類 | ・法人
代表者の本人確認書類、登記事項証明書、決算書2期分等 ・個人事業主 本人確認書類、確定申告書原則2年分等 |
返済期間 | 1ヶ月~5年 |
創業時なら日本政策金融公庫
創業間もないデイサービス・デイケア事業者であれば、政府が100%出資している政府系金融機関「日本政策金融公庫」による創業融資制度も、検討に値する資金調達方法です。創業融資制度における創業の要件は「新たに事業を始める方」または「事業開始後税務申告を2期終えていない方」が対象となります。
新創業融資制度は、無担保・無保証人で融資限度額が3,000万円(運転資金はそのうち1,500万円)まで、審査から入金までのスピードが他の金融機関に比べて早いというメリットがあります。創業時や創業間もないタイミングでは、事業資金の助けとなるでしょう。
融資限度額 | 3,000万円(運転資金はそのうち1,500万円) |
利率(実質年利)の相場 | 0.86%~2.85% |
必要書類 | 本人確認書類、借入申込書、創業計画書(創業の場合)、通帳コピー、履歴事項全部証明書、見積書(設備投資がある場合)、不動産の賃貸借契約書、資金繰り表、許認可証(許認可が必要な場合)、印鑑証明書(法人のもの)等 |
返済期間 | 各種融資制度で定める返済期間以内 |
介護報酬買取のファクタリング
介護報酬ファクタリングとは、国保連から支払われる予定の介護報酬債権をファクタリング会社が買い取り、買取金額を介護保険事業者に入金することで早期の資金調達を可能とするサービスです。
銀行融資のような厳格な審査もなく、なおかつ入金までのスピードも速いため、多くのデイサービス・デイケアの事業者様にご利用いただいております。
早期の資金調達を必要とされる介護事業者様にとっては、介護報酬が支払われる約2ヶ月よりも早い期間での資金調達が可能なファクタリングが有利です。
買取限度額 | 30万円~5,000万円(ファクタリング業者による) |
手数料の相場 | 5%~20% |
必要書類 | ・審査時の必要書類
基本契約書、本人確認書類、通帳の入出金(WEB通帳含む)、請求書、見積書等 ・契約時の必要書類 納税証明書、印鑑証明書、登記簿謄本等 |
返済期間 | 売掛金入金後 |
創業時を除き、入金前の介護報酬の支払いサイトが遅く、資金繰りにお困りの介護事業者様には、介護報酬ファクタリングをおすすめしております。
介護事業の資金調達にファクタリングをおすすめする理由
私どもベストファクターでは、介護事業者様の資金調達のご相談にファクタリングをご提案しております。銀行融資や介護報酬担保ローンよりも介護報酬ファクタリングがなぜ有利なのか?弊社独自のご提案とともにご紹介します。
入金までのスピードが早い
ファクタリングの最大の特徴は、資金調達までのスピードです。
銀行融資では審査から融資決定まで1~2週間ほどかかるだけでなく、審査の可否がわかるまでにも期間を要します。近日中に給与支払日を迎える介護事業者様にとっては、時間のかかる資金調達方法は命取りと言えるでしょう。
私どもベストファクターは審査・契約に必要書類をあらかじめ揃えていただければ、最短でお申し込み当日の介護報酬債権の買取および入金が可能です。
融資に比べて審査が緩い
ファクタリングは融資と異なり、介護報酬債権という資産をファクタリング会社が買い取るサービスです。融資のように月々の返済が必要ないため、ファクタリングの審査ではご利用者様の返済能力、つまり会社の規模や信用情報を必要としません。
ファクタリングの審査が重要視するポイントは、買取債権の種類と売掛先です。介護報酬債権のとは国保連のことで、国の機関である国保連は支払い遅れや倒産等のリスクが極めて低いため、ファクタリング会社にとっては手数料を抑えてでも買い取りたい債権ということになります。
私どもベストファクターは、介護事業者様がお持ちの介護報酬債権を手数料「2%~」より買い取りいたします。
デイサービス(デイケア)を資金調達をするなら
デイサービスやデイケアなど、介護事業は少子高齢化が進む我が国では、これからますます必要とされる業種と言えるでしょう。
しかし、介護事業は経費に占める人件費の割合が大きく、大きな収入が見込めないため、いざというときの資金調達にファクタリングをご活用いただければと思います。
私どもベストファクターでは、介護事業者様の資金繰りや事業の改善のお手伝いもさせていただいておりますので、ぜひお気軽にご相談ください。