事業資金の調達方法
個人事業主が選ぶ資金調達方法「融資8割」「ファクタリング2割」
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ファクタリング【即日スビード資金調達】

ファクタリングとは、取引先に対する売掛金をファクタリング会社に売却することを言います。

通常、売掛金は現金になるまで数ヶ月間の支払いサイトがあります。それをファクタリング会社に債権として売却することで即日資金を手にすることができるので、非常に便利な資金調達方法と言えます。

事業の形態には「法人」または「個人事業主」がありますが、個人事業主の8割程度は資金調達を利用しており、ファクタリングの利用は2割程度に留まっています。

便利なファクタリング利用が2割なのはどのような理由なのでしょうか。
※本記事は2021年2月時点の法令に基づき監修されています。

この記事の監修者
[監修者]
米国公認会計士・川上建
川上 建 米国公認会計士
米国公認会計士(デラウェア州)。外資系PCメーカー、大手自動車メーカーにて一貫して経理・経営企画業務を経験後に独立。現在は福岡市にて地元企業を中心に経営相談・経営支援を行う。
[この記事の監修者からのコメント]
近年、ファクタリングは新たな資金繰りの手段として注目を集めています。
回収サイトが長く大きな金額の売掛金については、ファクタリングにより資金繰りの改善が期待できます。一方で手数料が発生するので、資金繰りと支払い手数料のバランスを鑑み、利用することが大切です。

個人事業主が資金を調達するには

個人事業主が資金を調達するには、おもに「信用を活用する」と「資産(売掛債権)を活用する」の2つの方法があります。

①信用を活用する 金融機関からの融資(無担保)
助成金・補助金の利用
クラウドファンディングなど
②資産(売掛債権)を活用する ファクタリング
不動産担保融資など

個人事業主にとってどちらが利用しやすいのでしょうか。それを考えるには、個人事業主が資金不足となるケースを知っておくことが必要です。

川上
資金調達といえばかつては借り入れが中心でしたが、近年ではファクタリングのように流動資産を売却する手段もあります。

大野
資産を活用した資金調達方法と言えば「不動産担保融資」が代表的です。しかし、不動産以外にも売掛債権、商品在庫などが挙げられます。

個人事業主の資金不足のケース

一口に資金不足といっても様々な要因があります。資金不足には主に次の2つがあります。

①設備資金が不足

営業車・工場などの建物・機械設備など、事業に必要な設備を買う資金が不足するケースです。中長期的なスパンで数百万円~の大口の資金が必要となります。銀行融資では借入期間が5~10年になることが一般的です。

②運転資金が不足

材料や商品を仕入れたり、人件費などの経費を払ったりするための資金が不足しているケースです。短期的なスパンで数十万円~数百万円の小口の資金が必要となります。銀行融資では借入期間が5~7年になることが一般的です。

川上
利益があっても、現金の支払いサイクルに対し回収サイクルが長いと現金不足になる恐れがあります。資金繰り表で現金推移の予測をするとよいでしょう。

大野
売上が発生すると損益決算書では黒字になりますが、通常、売上が現金として手元に入ってくるのは1~2ヶ月先です。その間にも経費や税金などで出ていくお金が増えると、黒字なのに手元の現金が不足して、遂には黒字のまま倒産する「黒字倒産」に陥るおそれがあります。黒字倒産を防ぐには、資金繰り表で実際のお金の流れを把握することが大切です。

担保・保証人に乏しい個人事業主

担保・保証人の問題

個人事業主は規模が小さかったり、事業を立上げてから間もなかったりして利益が十分に積み上がっていないと、担保や保証人が不足しがちです。従来は担保・保証人の少ない個人事業主はお金を借りることが困難でした。
しかし、最近は世の中の要請もあり、新規開業や小規模事業者のために様々な資金調達手段が出てきています。

川上
万が一の資金不足のリスクに備え、日頃から複数の資金調達手段を確保しておくとよいでしょう。

大野
「銀行は雨の日に傘を取り上げ、晴れの日に傘を貸す」という言葉があります。銀行は相手の業績が良好なときは融資などを提案してくれますが、業績が悪化すると融通が利かないことのたとえです。「いざとなったら銀行が貸してくれる」では手遅れになるため、銀行融資以外に資金不足のときに切れる手札を複数持っておくようにしましょう。

信用を活用する

外部からの資金調達

①日本政策金融公庫の融資

政府系金融機関で、特に開業して間もない場合など銀行が融資しにいくい会社でも相談に乗ってくれます。担保・保証人不要で融資を受けられます。

②補助金の利用

新事業など要件にのれば補助金を活用できるケースがあります。補助金検索サイト「ミラサポ」で情報収集ができます。但し認定を受けるには綿密な事業計画が必要など時間がかかるかもしれません。

③クラウドファウンディング

事業計画などをインターネットの専用サイトにアップし、全国の個人などから資金を集めるやり方です。
寄付型・投資型・購入型などの種類があります。集まった資金から一定額をサイト運営会社に支払ったのち事業資金として活用できます。
ただクラウドファウンディングはイベントや地域活動の出資に使われるケースが多く、趣旨に賛同してもらえないと成功しません。よって経常的な資金調達には当てはまらない可能性があり注意が必要です。

④銀行借入

一番ポピュラーなやり方です個人事業主は担保が少ない場合が多いので、信用保証協会を使った融資が一般的です。
保証協会は担保や保証人がない場合に保証をしてくれる公的な機関です。保証料を支払えば銀行から低利で融資を受けられます。

川上
政府系の日本政策金融公庫は金利や保証人等の面で民間より優位です。ただし事業計画の作成など、融資までに時間を要します。

大野
スピードを重視するなら「ビジネスローン」がおすすめです。ビジネスローンは金利の高さで敬遠しがちですが、短期間で完済できる計画と売上入金などの返済原資があれば、これほど優れた資金調達方法はありません。

担保は不動産だけではない

担保は不動産だけではない

ここまでは資金調達の例を見てきました。
ところで一般的に個人事業主は担保が少ないと言われますが、必ずしもそうとは言い切れないケースがあります。というのは、不動産ばかりが担保ではないのです。
商品を販売してお金が入ってくるまでの「お金をもらう権利(債権)」すなわち売掛金も担保にすることができるのです。これがファクタリングです。

川上
場合によっては債権や在庫のような流動資産も担保になります。不測の事態に備え、自社の保有資産を洗い出しておくとよいでしょう。
大野

流動資産とは、1年以内に現金または費用にすることができる資産のことです。「当座資産」「棚卸資産」「その他流動資産」に分けられます。

当座資産→現金・預金・受取手形・有価証券・売掛金

棚卸資産→商品・原材料・仕掛品・製品

その他流動資産→前渡金・前払金・未収収益・短期貸付金

ファクタリングとは

ファクタリングとは

ファクタリングとは、支払先が数ヶ月後に払ってくれる売掛金をファクタリング会社に売却して現金を得ることができるものです。
大別すると3社間ファクタリング・2社間ファクタリングがありますが、ポイントは個人事業主の信用よりも、売掛先の信用でファクタリングの可否が判断されるという点です。
仮に自社の信用が低くても、売掛先が信用の高い会社であれば利用できます。

川上
ファクタリングの特徴の一つは主に自社の信用ではなく、売掛先の信用度が重視される点です。
大野
ファクタリング会社は、利用者が保有する「売掛先から入金される前の売掛金」を買い取ります。つまり、売掛先が期日どおりに支払いができなければ、ファクタリング会社は利用者に先払いした代金を回収できません。これが、ファクタリングが売掛先の信用度を重視する理由です。

ファクタリングのメリット

ファクタリングのメリット

①入金時期が早まる

特に大手企業との取引では、相手に信用がある分、取引条件がどうしても不利になります。
一般的に売掛期間が2〜3ヶ月後になることもあります。その間人件費などの支払いや、次の仕事にかかるための仕入れもしなければいけません。事業が軌道にのるまでは資金繰りが安定しません。
少しでも早期に資金化することで手元資金を手にすることができるので、経営に余裕がでます。

②大口受注に対応できる

仕事が慣れてくると、取引先からより大口の受注が期待できます。
大きなビジネスチャンスになるかもしれません。しかし大口受注は一旦引き受けると通常より多くの経費がかかるので、入金まで運転資金が減少する危険が伴います。資金調達では「増加運転資金」といって短期借入金などで調達するケースもありますが、担保や保証人が不足する場合は貸してもらえないかもしれません。
ファクタリングなら早期に回収できるので攻めの事業展開が可能になります。

③財務内容が健全

国民政策金融公庫や銀行の保証協会付融資などの資金調達は「融資」であり申し込みの都度審査が必要です。
資金が必要な時に時間がかかるかも知れませんし、借入上限額を上回る場合は貸してもらえない可能性があります。ファクタリングは売掛金の範囲で資金化できるので、安定した受注があれば融資を増やさず資金調達できます。将来法人成の際、引き継ぎバランスでもスリムな形でスタートできます。

川上
ファクタリングは迅速な資金調達手段の一つです。特に支払期日が長い債券は、ファクタリングで早期に現金化することで資金繰りを改善できます。
大野
利用者とファクタリング会社の2社間で契約する「2社間ファクタリング」は、支払日まで通常1~2ヶ月かかる売掛金を、最短即日で現金化することができます。

なぜ個人事業主のファクタリングが少ないのか

個人事業のファクタリング

このように個人事業主にとっても有効なファクタリングですが、実際の利用は融資などの資金調達ほど伸びていません。「資金調達:8、ファクタリング:2」程度と言われています。
では、なぜファクタリングの比率が少ないのでしょうか。それには個人事業主ならではの不利な点が影響しているのです。

一定の売掛債権額が必要

資金調達に利息がかかるのと同様に、ファクタリングにも手数料がかかります。手数料率は売掛金の額が大きいほど少なくなる傾向にあります。
ファクタリング会社によっては100万円以上の債権がないと手数料が吸収できない可能性があります。また個人事業主という理由でファクタリング手数料率高くなるケースがあり、個人事業主の小さい事業規模で売掛金が少ないと手数料負担が重くなってしまう恐れがあります。

大手との取引

大手企業相手で、止む無く立替期間が長かったとしても、早期の資金化ができたり、大口受注のチャンスを活かせることがファクタリングのメリットでした。
ところが実務の世界では大手企業は個人事業主に下請を出すケースは稀なのです。つまり下請は法人に限定にしている大手が殆どです。これはいくつか理由がありますが、個人事業主は事業のお金と個人のお金が明確化されていないため、純粋な事業者と見做されないからだと言われています。

このような理由から、個人事業主にとっては法人に比べてファクタリングのメリットが限定され、非常に便利であるにもかかわらず、結果としてファクタリングの利用が伸びていないのです。

認知度の低さ

ファクタリングは欧米圏では、古くから存在する資金調達方法でしたが、日本では経済産業省等の認知普及の公示などから日が浅く、特にそうした情報にアクセスする事が少ない個人事業主にはまだ浸透していないことが最も主な原因と考えられます。

近年では、ファクタリングは、広告や大企業の参入により次第に認知され始めています。

川上
ファクタリング業者により取り扱う債権額は異なります。そのため、複数の業者に見積もりを取ることをお勧めします。
大野
たとえば建設業界に強いファクタリング会社は、そうでないファクタリング会社に比べ、建設業者の売掛債権を高く買い取る傾向にあります。売却したい売掛債権・希望調達額などの条件を揃え、複数のファクタリング会社に見積もりを依頼して、買取可能額や手数料を比較検討しましょう。

資金調達とファクタリング、両方を検討

資金調達とファクタリング

過去、金融機関は担保や保証人に依存した安易な融資審査で、本当にお金が必要な事業者にお金を貸さず、その杜撰な審査体制が社会問題となりました。その経験を踏まえ、金融機関は社会要請や国の政策を背景に、個人事業主を含めた小規模事業者に対する資金供給に努力しています。
一方、保証人・担保が不足する個人事業主にとってファクタリングは非常に有効です。ある程度のスケールメリットが必要であり、融資などの資金調達ほどにポピュラーにはなっていませんが、是非ご検討くださいませ。

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