事業資金の調達方法
【ビジネスローン10選】法人/個人事業主におすすめの無担保で即日借りれる事業融資
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ファクタリング【即日スビード資金調達】

銀行融資よりも利便性の高いビジネスローンについて、基礎的な解説とおすすめローン商品を紹介します。

こんにちは、ベストファクターの四ツ柳と申します。

法人・個人にかかわらず事業者の方の大きな課題である資金調達。事業を継続していくためには余裕のある資金繰りが欠かせません。

さまざまな資金調達方法があるなかで、今回は無担保で即日借りられる「ビジネスローン(事業者ローン)」にフォーカスします。

ビジネスローンと一般の銀行融資の違いやそのメリット・デメリット、さらには中小企業・個人事業主の方におすすめのビジネスローンを紹介します。

資金調達をお考えの方は、ぜひご参考になさってください。

この記事の監修者
[監修者]
社会保険労務士・西岡秀泰
西岡 秀泰 社会保険労務士
生命保険株式会社に25年勤務後に、社会保険労務士事務所を開設し労働保険・社会保険に関する企業サポートを行っています。
FPとして、社労士として働く人と企業にお役に立つ情報を発信しています。
[この記事の監修者からのコメント]
ビジネスローンを選ぶとき、優先すべきことは「できるだけ安い金利で必要な融資額を借りること」です。「融資限度額」と「金利」である程度選択肢を絞った上で、時間的な余裕があれば、実際に数社から見積もりをとって比較するのが理想です。
審査は多少厳しくなりますが、金利が低めの大手銀行系のビジネスローンがおすすめです。

ビジネスローンとは

ビジネスローンとは、事業者向けの無担保ローンです。

無担保、保証人不要で事業性資金であれば使途は問わないため、個人事業主や中小企業など事業規模が比較的小さい事業者を対象としています。

ビジネスローンの強みは何と言っても「スピード」で、審査通過と一定の基準をクリアできれば最短即日の資金調達が可能です。

現在では、銀行よりも大手消費者金融会社や信販会社などの ノンバンク がビジネスローンの中心となっています。

銀行融資とビジネスローンの違い

事業資金の調達方法としてよく利用される銀行融資とノンバンク系ビジネスローンには、審査や金利、貸付条件など次に挙げる各要素が異なります。

銀行融資 ビジネスローン
金融機関 銀行、信用金庫 銀行、信販会社、消費者金融業者
融資限度額 数十億円 500万円
金利相場 1~10% 2~18%
審査方法 人の手による審査 スコアリングシステム
審査時間 数週間~数ヶ月 即日~数週間
業歴 3年以上の業歴と3期以上の決算書 1期目でも可
担保 必要な場合あり 原則不要
保証人 必要な場合あり 原則不要

表のように、ノンバンク系のビジネスローンは事業規模の小さい事業者の方も無担保・無保証人で利用でき、500万円以下の少額の資金を最短即日で調達できるという特徴があります。

西岡
ビジネスローンは即日融資も可能で、しかも無担保・無保証人です。借りる側からすれば簡単・便利というメリットがある反面、貸す側からすればリスクの高い融資となるため高金利で融資限度額は低くなります。

ビジネスローンのメリット

一般的な銀行融資と比較した場合のビジネスローンのメリットを解説します。

ビジネスローンには主に以下の3つのメリットがあります。

  • 審査のスピードが早い
  • 担保・保証人が不要
  • 利便性が高い

ビジネスローンは銀行融資などと比較してスピーディーかつ自由に資金調達ができます。

3つのメリットについて詳しく解説していきます。

メリット審査のスピードが早い

ノンバンク系のビジネスローンは、コンピューターによる自動審査「スコアリングシステム」を採用しています。

スコアリングシステムとは、利用者の申し込み情報や信用情報、決算情報などを入力するだけで、自動的に融資の可否や融資可能額(限度額)が決定される仕組みです。

わざわざ融資の担当者が利用者の信用情報や書類等を吟味して融資の可否などを審査する必要がないため、早ければ即日で審査が完了、融資が可能となります。

メリット担保・保証人が不要

ビジネスローンは、基本的に担保や保証人を必要としない融資です。

ただし、「不動産担保ビジネスローン」というサービスもあり、こちらは信用情報や決算書などの書類以外に不動産担保力も重視されます。

不動産担保ビジネスローンであれば金融機関側の貸し倒れリスクが下がるため、審査に通りやすくなり、金利も抑えられるというメリットがあります。

メリット利便性が高い

ノンバンク系のビジネスローンの多くが、カードローンの仕組みで事業性資金を借りられる「ローンカード型ビジネスローン」です。

カードが発行されればコンビニのATMで24時間、いつでも借入・返済ができ、利用限度額までは繰り返し使うことができます。

西岡
ローンカード型ビジネスローンは、あらかじめ融資可能な枠を定めて、その枠内ならいくらでも、また何回でも融資を受けられます。
事前に融資枠を設定していれば、資金が必要になってから慌てて審査を受ける必要がないので安心です。また、ビジネスローンの利用が頻繁に予想される会社にとっては、コンビニATMなどでも簡単に引き出せるので便利です。

ビジネスローンのデメリット

ビジネスローンには圧倒的なスピード、事業規模に左右されない利用しやすさというメリットがありますが、一方で次のようなデメリットに注意が必要です。

  • 金利が高い
  • 利用限度額が低い
  • 創業資金を借りられない

コストが高く、高額の資金調達は不可能ですので、利用できる場面は限られています。

ビジネスローンの3つのデメリットについても詳しく見ていきましょう。

デメリット金利が高い

大手銀行や日本政策金融公庫などの融資と比較すると、ノンバンク系のビジネスローンの金利相場は「5.0%~18.0%」と高めです。

今すぐ事業資金を必要とする会社が事業者ローンを利用する場合、融資は可能でも高い金利がネックとなってしまいます。

金利が高いことで長期の借入には不向きと言えますので、ビジネスローンはあくまで緊急時の資金調達方法と見るべきでしょう。

デメリット利用限度額が低い

ビジネスローンの利用限度額は200万~500万円、高くても1000万円までです。

事業性のある使途に限られる資金調達方法でありながら、設備投資のような大きな資金が必要な場合には向きません。

デメリット③創業資金を借りられない

ビジネスローンの3つのデメリットが「創業資金を借りることができない」という点です。

ほとんどのビジネスローンが審査で決算書や確定申告書が必要になるためです。

そのため、決算書や確定申告書ができていない段階である創業間もなくや創業後に資金調達することは不可能です。

事業が軌道にのる創業前後は最も資金繰りが苦しい時期ですが、このタイミングでは利用できません。

銀行や日本政策金融公庫は創業融資を積極的に行なっていることを鑑みれば、この点はビジネスローンのデメリットだと言えるでしょう。

ビジネスローンの推奨利用目的

ビジネスローンは、事業規模にかかわらず最短即日で資金調達ができるかわりに、500万~1000万円以下という少額を、銀行融資よりも高い金利で借りる資金調達方法です。

金利が高いということは、返済が長期になると資金繰りを圧迫するため、短期で完済できる返済計画を立てる必要があります。

以上の特性から、ビジネスローンは早期に返済のめどが立っているという前提で、事業の一時的なつなぎ資金として利用されることをおすすめします。

西岡
ビジネスローンの金利相場は「5.0%~18.0%」と高く、消費者金融などの金利とほとんど変わりません。ただし、個人を対象とする消費者金融に対し、事業者を対象とするビジネスローンの方が融資枠は大きくなります。

無担保・即日ビジネスローン10選

緊急の資金調達を必要とされる中小企業・個人事業主の方におすすめのノンバンク系の無担保・即日ビジネスローンを紹介します。

西岡
ビジネスローンは取扱会社ごとに条件が異なるため、初めて利用するときはどうやって選べばいいか迷うこともあるでしょう。主に「金利」「融資限度額」「融資までの時間」「融資の受けやすさ」の4項目中から優先するものを選び選択基準にすることで、ビジネスローン選びが容易になります。

ビジネスクト「ビジネスローン」

ビジネスクト「ビジネスローン」

株式会社ビジネクストは大手消費者金融業者のアイフルグループの完全子会社で、個人事業主・法人経営者向けのローンカード型ビジネスローンを提供しています。

同社のビジネスローンは最大1000万円までの融資、最短即時の融資可、コンビニATMで借入・返済可という強み、さらには累計10万口座を超える事業者に利用されているという実績があります。

大手消費者金融の子会社という信頼感、法人向け融資の豊富な実績で、サービス面、信頼面ともに申し分ないビジネスローンです。

限度額 10万~1000万円
金利タイプ 固定金利
その他の申込条件 20歳から65歳までで毎月定期収入がある、他の商品で取引がある

オリックスクレジット株式会社「VIPローンカード BUSINESS」

オリコ「CREST for Biz(クレスト フォービズ)」

オリックスクレジット株式会社の「VIPローンカード BUSINESS」は、相場よりお得感のある金利、最短即日融資のスピード感で多くの事業者に選ばれているビジネスローン商品です。

即時振込・即時返済サービスにも対応しており、携帯電話やパソコンから好きな時間帯に借入・返済をすることができる利便性があります。

さらに、入会後は事業資金に関する相談を承っている「カウンセリングデスク」を利用することができます。資金繰りや資金調達に悩む経営者の心強い味方となるでしょう。

限度額 10万~1000万円
金利タイプ 変動金利、固定金利(選択可)
その他の申込条件 20歳から65歳までで毎月定期収入がある、年収200万円以上

ビジネスパートナー「スモールビジネスローン」

ビジネスパートナー「スモールビジネスローン」

株式会社ビジネスパートナーが提供する「スモールビジネスローン」はローンカード型ビジネスローンで、「最大500万円まで」「最短即日審査、翌日融資」「無利息期間あり」という特徴があります。

金利は9.98~18.00%と相場並みですが、事務手数料がかかりません。

セブン銀行のATMより24時間借入・返済ができるため非常に利便性の高いビジネスローンと言えるでしょう。

限度額 50万~500万円
金利タイプ 固定金利
その他の申込条件 20歳から65歳までで毎月定期収入がある

プロミス「自営者ローン」

プロミス「自営者ローン」

大手消費者金融業者のプロミスが提供する「自営者ローン」は、個人事業者向けのビジネスローンです。

融資額最大300万円まで、スピード審査で当日中の融資が可能で、資金は生計費および事業費に利用できます。

三井住友銀行グループで大手消費者金融業者のプロミスが提供するビジネスローンですので、安全性・信頼性は申し分ありません。

限度額 50万~500万円
金利タイプ 固定金利
その他の申込条件 20歳から65歳までで毎月定期収入がある

オリコ「CREST for Biz(クレスト フォービズ)」

オリックスクレジット株式会社「VIPローンカード BUSINESS」

CREST for Biz(クレスト フォービズ)は、株式会社オリエントコーポレーションの個人事業者向けのカードローン型ビジネスローンです。

金利が最大2.0%優遇されるキャンペーンや最長159ヶ月の返済期間など、他社のビジネスローンにはないサービスが利用できます。

金利は相場よりも低めですが、事務手数料が融資額の2.0%かかります。

限度額 100万~300万円
金利タイプ 固定金利
その他の申込条件 20歳から65歳までで毎月定期収入がある

三鷹産業株式会社「ビジネスローン(商工ローン)」

三鷹産業株式会社「ビジネスローン(商工ローン)」

三鷹産業株式会社は、ビジネスローン、不動産担保ローン、手形割引などを取り扱う関西の老舗金融業者です。

同社のビジネスローンは法人、個人事業主問わず利用でき、運転資金、つなぎ資金、開業資金などさまざまな資金ニーズに対応しています。

即日審査・即日融資が可能ですが、審査によっては保証人・担保(不動産)が必要な場合もあります。

限度額 50万円~1000万円
金利タイプ 固定金利
その他の申込条件 20歳から65歳までで毎月定期収入がある

ユニーファイナンス「事業者向けビジネスローン」

ユニーファイナンス「事業者向けビジネスローン」

ユニーファイナンスは東海エリアを中心に即日発行のキャッシング、ショッピング、ローンといった各種商品を提供する金融業者です。

同社の事業者向けビジネスローンは個人事業主・法人経営者向けで、無担保の場合は最大融資額200万円までと少額ですが、「最短即日審査・融資」「返済方式が選べる」といった特徴があります。

限度額 200万円まで
金利タイプ 固定金利
その他の申込条件 20歳から65歳までで毎月定期収入がある

セゾンファンデックス「個人事業主専用カードローン」

セゾンファンデックス「個人事業主専用カードローン」

セゾンファンデックスはクレディセゾングループの会社で、同社が提供する無担保ビジネスローンは個人事業主専用のカードローンです。

融資額は最大500万円まで、金利は6.50~17.80%と相場並みですが、ネットで申し込み可能でインターネットバンキングにも対応しています。

同社は審査の柔軟性も高く、決算だけで融資可否が判断されるわけではないので、赤字決算でも借り入れできる可能性があります。

限度額 500万円まで
金利タイプ 固定金利
その他の申込条件 20歳から65歳までで毎月定期収入がある

三井住友銀行「ビジネスセレクトローン」

三井住友銀行「ビジネスセレクトローン」

三井住友銀行の「ビジネスセレクトローン」は、担保や第三者保証人が必要なく、最大で3億円の融資額というメガバンクならではの資金力を生かしたローン商品です。

金利も2.125%~と低めで、なおかつ返済期間は最長7年、据置期間も設定できるため、余裕を持った返済計画が立てやすいローンと言えるでしょう。

ただし、銀行が提供するビジネスローンであるゆえに、審査はかなり厳しめです。

限度額 2.125%~
金利タイプ 固定金利/変動金利
その他の申込条件 ・業歴2年以上
・最新決算期において債務超過でない
・申込時点で税金の未納がない 等

りそな銀行「活動力」

りそな銀行「活動力」

りそな銀行が提供するビジネスローン「活動力」は、事業拡大や新規ビジネス展開、設備投資だけでなく、想定外の支払いの発生時など、事業に関するあらゆるシーンで利用できるローンです。

保証会社は大手消費者金融業者のアイフルで、活動力を利用するためにはアイフルの保証を受ける必要があります。

限度額 50万円~1000万円
金利タイプ 固定金利
その他の申込条件 ・りそな銀行との融資取引がない
・りそなCollaborareの会員
・アイフル株式会社の保証を受けられる等

ノンバンク系ビジネスローン26社一覧

会社名 商品名 融資額 金利
株式会社セゾンファンデックス カードローン(個人事業主専用) 1万円~500万円 6.5%~17.8%
シンキ株式会社 オーナーズセレクトカード 300万円 13.0%~18.0%
株式会社オリエントコーポレーション CREST for Biz(クレストフォービズ) 300万円 6.0%~18.0%
アコム株式会社 ビジネスサポートカードローン 1万円~300万円 12.0%~18.0%
SMBCコンシューマーファイナンス株式会社 プロミス自営者カードローン 300万円 6.3%~17.8%
株式会社アップス アップス15 150万円~1,000万円 15.0%
株式会社しんわ 事業者ローン 1万円~1,000万円 7.0%~18.0%
アイフル株式会社 事業サポートプラン 1万円~300万円 12.775%~18.0%
株式会社日本保証 ビジネスローンエール500 500万円 9.8%~18.0%
株式会社エム・アール・エフ 長期間元金据置プラン 100万円~3億円 4.00%~9.90%
株式会社アスト 個人事業者ローン 5万円~95万円 14.9285%~17.9215%
株式会社日電社 事業者ローン 50万円~1億円 7.300%~14.60%
三鷹産業株式会社 ビジネスローン 50万円~1,000万円 6.00%~18.00%
三井住友トラスト・ローン&ファイナンス株式会社 不動産担保ローン(フリーコース) 15.00% 300万円~10億円
株式会社アサックス 不動産担保ローン 300万円~10億円 2.98%~8.76%
出光クレジット株式会社 不動産担保ローン 100万円~5,000万円 3.0%~9.8%
セゾンファンディックス 不動産担保ローン 100万円~1億円未満 2.6%~9.9%
SBIエステートファイナンス 不動産担保ローン 300万円~5億円 4.50%~9.50%
日本保証 エール500 500万円 9.8%~18.0%
オリコ CREST for Biz 300万円 6.0%~18.0%
ユニーファイナンス スーパービジネスローン 100万円~1,000万円 12.00%~17.95%
トラストホールディングス 事業者ローン 100万円~1億円 4.0%~9.0%
ニチデン 事業者ローン 50万円~1億円 5.5%~17.52%
晶光商事株式会社 事業者ローン 100万円~1,000万円 5.5%~15.0%
楽天 楽天市場出店店舗向けローン 50万円~3,000万円 3.0%~15.0%
宝鷹商事 事業者ローン 最高1億円 10.95%~18.0%

ビジネスローンを選択するポイント

ここまでおすすめのビジネスローンをご紹介してきましたが、「数が多すぎてどの商品を選んだらいいかわからない」という方も多いのではないでしょうか?

ビジネスローンは以下の5つのポイントから選択することが重要です。

  • 必要なタイミングに資金が間に合うか
  • オンライン完結できるぁ
  • 調達可能額
  • 業者の安全性
  • 税金滞納があっても借りられるか

ビジネスローンの金利は高いので、金利で選ぶのではなく、必要なタイミングで必要な資金が調達できるかどうかで選択しましょう。

ビジネスローンを選ぶための5つのポイントについて詳しく解説していきます。

必要なタイミングに資金が間に合うか

お金が必要なタイミングに間に合うかどうかはビジネスローンを選ぶうえで非常に重要です。

ビジネスローンを利用するの中には「急いでお金が必要」という方も多数します。

しかしビジネスローンによっては、入金までに数日かかるものもあれば、最短即日で入金を受けられるローンもあるので、商品によって入金までにかかる時間は異なるのが実情です。

「すぐに資金が必要」という方は、最短即日入金のビジネスローンを選択した方がよいでしょう。

お金がいつ必要になるのかを明確にして、適切なタイミングで資金調達できるビジネスローンを選択しましょう。

オンライン完結できるか

ビジネスローンを選択する際には、オンライン完結できるローンかどうかという点も重要です。

オンライン完結のローンであれば、申込をインターネットから行い、必要書類をWEBへアップロードし、オンライン上で契約という流れで、会社や自宅にいながら申込から融資まで完結できます。

オンライン完結型のビジネスローンであれば、忙しくて貸金業者の窓口まで訪問できない方や、近くに貸金業者が存在しない方でも、すぐにお金を借りられます。

もちろん、お金を借りる際には相手と顔を合わせて手続きしたいという方は、オンライン完結のビジネスローンを選択する必要はありません。

しかしオンライン完結のビジネスローンの方が利便性が高く、気軽にお金を借りられるので、利便性を重視する方はオンライン完結できるビジネスローンかどうかという点から商品を選びましょう。

調達可能額

ビジネスローンで自社が借りたい金額を調達できるかどうかも必ず確認してください。

ビジネスローンによって調達可能額は異なりますし、多くのビジネスローンが1,000万円以下しか対応していないためです。

そのため、ビジネスローンで高額の借入を希望する場合には、対応している業者をしっかりと探す必要があります。

不動産を担保にしない限りはビジネスローンで高額の借入をすることは不可能です。

借入可能額が自社の資金調達ニーズに対応しているかどうかを必ず確認してください。

業者の安全性

業者が安全な業者かどうかは必ず確認した上で申込を行ってください。

ビジネスローン」を名乗る業者の中には、安全な業者を装って、実際にはいわゆる闇金であるケースは少なくありません。

ビジネスローンを選択する際には、必ず運営業者が登録貸金業者である必要があります。

貸金業を営むには国や都道府県への登録が必要になり、登録した業者は行政の監督のもと法律重視で業務運営を行うので安全です。

しかし無登録業者(闇金)は、金利は法外な利率を設定し、支払えない場合には自宅や会社などに脅迫的な督促を行うので、絶対にお金を借りてはなりません。

業者が登録貸金業者かどうかは、金融庁ホームページの登録貸金業者情報検索サービスで簡単に検索できます。

名前の知らない業者が運営するビジネスローンからお金を借りる前には、必ず業者が登録貸金業者かどうか確認した上で取引してください。

税金滞納があっても借りられるか

税金滞納があっても借りられるかどうかも非常に重要です。

銀行や日本政策金融公庫などの融資は基本的に税金滞納があると借りられないためです。

そのため、ビジネスローンの借り入れを希望する方の中には「税金滞納によって銀行融資の審査に落ちてしまった」という方も多数います。

ビジネスローンによっては、提出書類の中に納税証明書が含まれているケースがあります。

納税証明書は税金を滞納していると発行されない書類ですので、納税証明書の提出が必要なローンは税金滞納があると借りられないということです。

税金滞納があっても借りられるローンは、納税証明書の提出が不要なローンです。

税金の滞納が発生すると、お金を借りる方法が非常に少なくなるので、いざというときのために税金滞納があっても借りられるビジネスローンを見つけておきましょう。

ビジネスローンが活用できる場面

ビジネスローンが銀行融資や日本政策金融公庫の融資よりも金利が高いですが、以下の3つの場面では活用できます。

  • すぐに資金が必要なとき
  • 銀行融資の審査に通らないとき
  • 法人代表者個人がお金を借りたいとき

融資審査に通過できないときや、急いでお金が必要なときはビジネスローンが活用できるでしょう。

ビジネスローンが活用できる3つの場面について詳しく解説していきます。

すぐに資金が必要なとき

すぐにお金が必要なときにはビジネスローンがおすすめです。

ビジネスローンの中には最短即日資金調達できるものが多数あります。

銀行融資であれば2週間〜3週間程度、日本政策金融公庫であれば3週間〜1ヶ月程度の時間が申込から融資になるまでにかかるので、すぐにお金が必要な場合には対応できません。

「どうしても今日、お金を用意しないと手形が不渡りになる」「月末の支払いにあてにしていた取引先からの支払いが入ってこない」このように、すぐにお金が必要になる場面は、企業経営においては多々あります。

すぐにお金が必要な場合には、銀行融資などでは間に合わないのでビジネスローンを活用しましょう。

銀行融資の審査に通らないとき

銀行や日本政策金融公庫の審査に通過できないときはビジネスローンであれば審査に通過できる可能性があります。

ビジネスローンは銀行融資よりも金利が高いので、銀行や日本政策金融公庫では「リスクが高い」と判断されて審査通過できない企業でも審査に通過できる可能性があります。

また、ビジネスローンの審査では代表者の個人信用情報が重視され、銀行や日本政策金融公庫の審査で企業の決算状況が重視されるのが一般的です。

つまり、業況が悪く銀行や日本政策金融公庫の審査に通過できない企業でも、代表者の個人信用情報に問題さえなければ審査に通過できます。

法人代表者個人がお金を借りたいとき

法人代表者個人や、個人事業主本人がお金を借りたいときにもビジネスローンがおすすめです。

事業の代表者は、所得を低くしていることが多いため、個人ローンの審査に通過するのが難しい属性です。

そのため個人向けカードローンやフリーローンの審査に通過できないか、借りられても少額しか借りることが不可能です。

ビジネスローンの中には「事業資金および代表者の生活資金」に使用してもよいとされている商品も多く、さらに総量規制対象外です。

銀行や日本政策金融公庫の融資は、事業資金以外には使用できないので、代表者個人でお金を借りたい場合にもビジネスローンは活用できます。

事業の代表者は消費資金を借りにくい属性ですが、ビジネスローンであれば個人的な融資を受けやすいのでおすすめです。

ビジネスローンの審査基準

ビジネスローンは銀行融資の審査に通過できない人も借りられることが多いので「審査がゆるい」というイメージがあります。

しかし審査は厳格に行われているので、審査基準を押さえていない方は審査に落ちる可能性があります。

ビジネスローンは以下の4つの点を主に審査でチェックしています。

  • 代表者の個人信用情報
  • 業歴
  • 申込企業の実在性
  • 申込企業の業況

ビジネスローンの審査基準を銀行融資と比較をおこないながら詳しく解説していきます。

代表者の個人信用情報

ほとんどのビジネスローンの審査で重視される点が代表者の個人信用情報です。

代表者の個人信用情報がいわゆるブラックであれば審査に通過することができますし、代表者の信用情報に問題がないのであれば、審査に通過できます。

ビジネスローンの中には「会社の決算書の提出不要」という商品も多いですが、このようなローンでは代表者の個人信用情報を確認しています。

つまり、会社の決算が赤字や債務超過であっても、代表者の信用情報に問題さえなければ審査に通過できる可能性が高いでしょう。

いざというときにビジネスローンでお金を借りるため、会社の代表者は信用情報を傷つける次のような行為はしないように心がけてください。

  • カードローンを借りる
  • クレジットカードのキャッシング枠を利用する
  • ローンやクレジットカードの支払いを滞納する
  • ビジネスローンを申し込む半年以内にクレジットカードやローンへの申込をする

ビジネスローンは事業の業況が悪くても代表者の個人信用情報に問題がなければ借りられる可能性の高いローンです。

会社の代表者は日頃から個人信用情報に傷がつなかいよう注意しましょう。

業歴

ビジネスローンでは会社の業歴も審査で重視されます。

業績が浅く、決算書や確定申告書も出来上がっていない企業はほとんどのビジネスローンの申し込みができません。

最低でも業歴が1年は必要です。

そのため、業歴が長ければ長いほど審査で有利になると考えられます。

創業間もないのに、金利の高いビジネスローンを利用する企業は、よほど経営がうまくいっていない証拠と判断されるので、業歴の浅いうちは金利の低い銀行融資などを活用した方がよいでしょう。

申込企業の実在性

申込企業がしっかりと実在する企業かどうかという点も確認されます。

以下のような情報がない企業は実在性が疑われて審査に落ちてしまう可能性があるでしょう。

  • 会社のホームページ
  • 固定電話・FAX
  • 住所

住所がバーチャルオフィスである企業などは、ペーパーカンパニーの可能性があるなどと実在性が疑われます。

また会社のホームページで「どんな商売をしており、何が売りなのか」という情報があった方が審査で有利になるでしょう。

会社がしっかりと実在し、まじめに業務運営を行なっていると判断されるよう、ホームページや固定電話などを揃えておくことが重要です。

申込企業の業況

ビジネスローンでは代表者の個人信用情報だけでなく、申込企業の業況も確認されることがあります。

ビジネスローンの審査では代表者の個人信用情報が重視されますが、企業の業況がよい方が審査で有利になることは間違いありません。

また、今日にも明日にも倒産する可能性が高いという企業は、いくらビジネスローンでも審査に通過することは難しくなります。

あまりにも業績が悪くなると審査に通過できない可能性もあるので、ビジネスローンはある程度早めに申込をしておくことをおすすめします。

ビジネスローンとファクタリングの使い分け方法

銀行融資の審査に通らないときやすぐにお金が必要なときに活用できる資金調達方法として、ビジネスローンのほかに、ファクタタリングという方法があります。

ファクタリングは売掛債権を売却して早期資金化する方法ですが「ビジネスローンとの使い分け方法が分からない」という方も多いのではないでしょうか?

ファクタリングとビジネスローンは主に以下の視点で使い分けることをおすすめします。

  • 代表者の個人信用情報に問題がある
  • 返済方法は分割か一括か
  • 決算書や確定申告書の有無
  • 調達したい金額

ビジネスローンとファクタリングの違いを理解して、適切に使い分けることで、スムーズかつ的確な資金調達が可能です。

ファクタリングとビジネスローンを使い分ける4つのポイントについて詳しく解説していきます。

代表者の個人信用情報に問題がある

代表者の個人信用情報に問題がある場合には、ビジネスローンを借りることが難しくなります。

ビジネスローンの審査では、代表者の個人信用情報が重視されるので、代表者の信用がいわゆるブラックという場合には審査に通過できないためです。

一方、ファクタリングの審査では申込企業の代表者の個人信用情報を確認することはありません。

売掛先企業の支払能力に問題さえなければ、代表者の個人信用情報がブラックでも、申込企業の決算が赤字や債務超過でも問題なく審査に通過できます。

代表者の個人信用情報に問題があるのであれば、ファクタリングを選択した方が資金調達しやすいでしょう。

返済方法は分割か一括か

ファクタリングの返済方法は一括のみ、ビジネスローンでは分割も選択できます。

ファクタリングは数ヶ月先の売掛債権の期日には、売掛債権の代金全額を一括で支払わなければならないため、資金繰りが楽になるのは数ヶ月のみです。

一方、ビジネスローンは借りたお金を数年かけて分割で返済できるので、融資金が手元にある間は資金繰りが楽になります。

「短期間だけお金が必要」という状況下ではファクタリングの方がおすすめですが、「経営再建するまで1年程度の時間がほしい」というようなケースでは分割返済できるビジネスローンが向いています。

どのような用途でどの程度の期間、お金が必要なのかに応じて、ファクタリングとビジネスローンを使い分けましょう。

決算書や確定申告書の有無

ビジネスローンは決算書や確定申告書がないと利用できません。

つまり、創業間も無くの企業が融資を受けることはほぼ不可能です。

一方、ファクタリングは創業期間などは一切無関係で、手元に売掛債権さえあれば資金調達が可能です。

創業間もなくで決算書や確定申告書を作成していない企業は、ほとんどのビジネスローンを利用できませんが、ファクタリングであれば資金調達が可能です。

決算書や確定申告書がない場合には、ファクタリングを活用しましょう。

調達したい金額

「いくら必要なのか」という観点から、ビジネスローンとファクタリングを使い分けることも重要です。

ビジネスローンであれば審査によるものの、数百万円〜1,000万円程度の資金を調達できます。

一方、ファクタリングの調達限度額は保有する売掛債権の金額の範囲内で、売掛債権金額を超えるような額を調達することはできません。

自社の月商を超えるような金額を調達したいのであれば、ファクタリングでは不可能ですのでビジネスローンを選択した方がよいでしょう。

即日の資金調達ならファクタリングも有効

今回はビジネスローンをテーマに、その特徴やメリット・デメリット、おすすめのビジネスローン10選をお伝えしました。

ビジネスローンは金利こそ高めですが、最短即日で融資可能という圧倒的なスピードが強みです。

一時的なつなぎ資金として、短期間で完済ができる返済計画を持って利用されることをおすすめします。

西岡
ファクタリング手数料率の相場は、2社間ファクタリングが売掛債権の10~20%、3社間ファクタリングが1~5%です。売掛債権の回収までの期間(数ヶ月以内)を考えると、ファクタリングの方が高コストだといえます。売掛債権が回収できなかったときのリスクが手数料に反映しているからです。

スピーディーに現金を調達できる方法なら、ファクタリングも有効です。

ファクタリングは融資と異なり、赤字決算や債務超過、税金滞納中でも回収前の売掛債権があれば最短即日の資金調達が可能です。

資金繰りでお悩みの中小企業・個人事業主の方は、銀行融資か、ビジネスローンか、あるいはファクタリングか、いま最も自社の資金調達目的に適した方法をご検討ください。

私どもベストファクターは、お客様の資金調達・資金繰りの課題に向き合い、真摯にサポートさせていただきます。

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インタビュー記事

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請求書を最大98%買取ります
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手数料 2〜20%
売掛金300万円の場合
振込金額240〜294万
15〜30%
売掛金300万円の場合
振込金額210〜255万
7〜25%
売掛金300万円の場合
振込金額225〜279万
申込方法 電話、WEB、出張訪問申込 来店申込 オンライン申込
審査通過率 92.25% 70% 40%
振込までの日数 最短当日 最短翌日 最短4日
ファクタリング
利用額
30万円以上の売掛金が必要 50万円以上の売掛金が必要 200万円以上の売掛金が必要
審査時の
必要書類
  • 身分証明書
  • 入出金の通帳
  • (WEB通帳含む)
  • 請求書
  • 見積書
  • 決算書
  • 売掛先との取引内容履歴の確認事項
  • 売掛先との契約書類
  • 発注書、納品書、請求書など
  • 身分証明書
  • 登記簿贈本(履歴事項証明書)
  • 決算書(税務申告済の押印必須)
  • 売掛先との基本契約書
  • 売掛債権の因果資料
  • 入出金の確認事項
コメント 柔軟に買取利率を指定させていただいている為、業界最高水準の審査通過率と、最高水準の買取額と口コミサイトで高評価を頂いております。最大98%で買取が可能です。 審査基準は緩いが、買取手数料が割高なため、調達できるしきんが減少する傾向がある。 銀行系信用情報期間への信用審査あり。黒子決算など業績良好でないと利用できない為、審査経過はなかなか難しい。
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