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飲食店の資金調達にファクタリングが利用されている理由をご紹介いたします。
ファクタリングは業種を選ばず、売掛債権のある事業者様であればどなたでもご活用いただける資金調達方法です。
私どもベストファクターでは、飲食業者様から資金調達のご相談を受けることがあり、そのなかでも「売掛金はないがファクタリングは利用できるか?」というご質問をいただきます。
今回は飲食業の事例を取り上げ、ファクタリングで早期の資金調達や資金繰り改善を行う方法をご紹介します。
記事の目次
売掛金がなくてもファクタリングができる?
ファクタリングとは、売掛金をはじめとする売掛債権(後から支払いを受ける権利)をファクタリング会社に売却、その売却額を現金として受け取るサービスのことです。
しかし、飲食店の事業主様の多くは「うちには売掛金なんてないんだけど?」と思われるでしょう。
売掛債権の代表的なものに売掛金がありますが、実は「クレジットカード決済」もファクタリングで資金化することができるのです。
飲食業のクレジットカード決済は約7%の決済手数料がかかり、なおかつ入金は1ヶ月から3ヶ月先ということもあります。
クレジットカード決済分が入金されるまでの間も人件費や材料費は当然かかりますので、資金繰りに悩まされる飲食店の経営者様も少なくありません。
ファクタリングをご利用いただけましたら、このクレジットカードの決済分を売却して、最短即日で現金化することができます。
飲食業の早期の資金調達にファクタリングをおすすめする理由
ファクタリングには銀行融資のような厳格な審査もなく、入金までのスピードも非常に速いため、飲食業者様の資金調達に最適なサービスです。
ここでは、飲食業という観点からファクタリングをおすすめする理由をいくつかご紹介します。
最短即日での資金調達が可能
飲食業の資金調達先の代表的な金融機関としては、銀行や日本金融政策公庫などが挙げられます。
ただし、個人事業主や零細の飲食業は審査に通りにくく、また審査から融資までには早くても10日、長ければ1~2ヶ月程度かかります。
早期の資金調達を必要とされる飲食業者様にとっては、クレジットカード決済分が支払われる期日よりも早い期間での資金調達が望ましいかと思います。
私どもベストファクターでは審査から入金までのスピードが速く、最短即日入金も可能な2社間ファクタリングを手数料「2%~20%」でご提供いたします。
信用情報に影響を与えない・影響されない
飲食業を営んでおられる事業主の方のなかには、すでに銀行などの金融機関から借入があってファクタリングを利用することはできないとお考えの方も少なくないでしょう。
ご安心ください。ファクタリングは融資ではないため、売掛債権を現金化しても債務超過にはなりません。
また、審査ではクレジットカード決済分の支払い元、つまりクレジットカード会社の信用力を重視されます。
クレジットカード会社は信用力も高く回収リスクも低いため、多くの場合でファクタリングが可能となります。
つまり、借入の返済に遅延があったり、税金の滞納があったりして信用情報に問題があったとしても、ファクタリングで資金調達をすることができるということです。
さらにはファクタリングを利用しても信用情報には登録されませんので、その後の銀行からの融資や借入の審査には何ら影響がありません。
取引先に債権の売却事実を知られることがない
ファクタリングを利用されるお客様がもっとも気にされるのは、取引先に債権の売却事実が発覚し、信用不安を招かないかということです。
私どもベストファクターが主に取り扱っている2社間ファクタリングは、お客様とベストファクターとの2社間で結ぶファクタリング契約ですので、外部に債権の売却事実が漏れるようなことは一切ありません。
ファクタリングで買取額が入金された後も、これまで通りクレジットカード会社から決済分を受け取っていただけます。
飲食業がファクタリングを利用するメリット
私どもベストファクターでも、飲食業者様からファクタリングのご相談を受けることがあります。
ここでは、飲食業がファクタリングを利用するメリットや、ファクタリングによる資金調達をした結果どのようなことが実現できるのかをご紹介します。
事業資金の不足の穴埋めができる
最近では多くの飲食店でクレジットカードでの支払い方法を導入されているため、売上の多くの部分がクレジットカード決済分という業者様も少なくないでしょう。
たとえば月の売上が100万円だとして、そのうちクレジットカード決済分が70万円だとしたら、手元にあるのは30万円となります。
手元にある30万円分の売上資金からさまざまな諸経費を支払った場合、さまざまな事業資金に充てたくても資金が足りないということになってしまいます。
ファクタリングをご利用いただければ、クレジットカード決済分の70万円を売却、その売却額を事業資金の不足の穴埋めとすることができます。
私どもベストファクターでも、実際に多くの飲食業者様がファクタリングで資金繰りを改善されています。
設備投資や新規出店の資金需要に
クレジットカード決済分の支払いが1ヶ月~2ヶ月先であっても、その間は人件費等や材料費等の事業資金がかかります。
そのタイミングで設備投資で店舗の内装を充実させたい、新規出店を実現させたいという思いがあっても、資金が捻出できずにビジネスチャンスをみすみす逃してしまっている事業者様も多いのではないかと思います。
特に開業から間もない時期の事業資金不足は、非常に悩ましい問題と言えるでしょう。
ファクタリングは銀行融資やビジネスローン等と違い、開業から間もない事業者様でもクレジットカード決済分の売掛債権があればご利用いただけます。
審査もスピーディーで最短即日の入金も可能ですので、ファクタリングは急な資金調達が必要になった際にとても有効です。
まとめ
改めて、飲食業がファクタリングを利用するポイントをまとめてみましょう。
- クレジットカード決済分の売掛債権があれば、事業規模に関係なくファクタリングで最短即日の資金調達が可能。
- ファクタリングなら銀行などの金融機関で融資を断られていても資金調達が可能で、設備投資や新規出店の資金に充てられる
- 自身の信用情報に影響を与えることがなく、また取引先に売掛債権の売却事実を知らせることなくファクタリングできる
飲食業は人件費や材料費、消耗品費など何かと経費がかさみがちな業種ですので、いざというときの資金調達にファクタリングをご活用いただければと思います。
私どもベストファクターでは、ファクタリングだけでなく飲食業者様の資金繰りや事業の改善のお手伝いもさせていただいております。
ぜひお気軽にご相談ください。