ファクタリングの利用法

ファクタリングの必要書類一覧|審査担当者のチェックポイントと不備対策

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ファクタリング必要書類

この記事の責任者
高瀬 亮介
高瀬 亮介 スーパーバイザー(営業推進部/オペレーション管理)

中小企業や個人事業主から寄せられる資金繰り相談に対し、初回ヒアリングから審査前の情報整理、担当者への案件引き継ぎまでを統括する現場管理責任者。

詳しいプロフィール・強みを見る

中小企業や個人事業主から寄せられる資金繰り相談に対し、初回ヒアリングから審査前の情報整理、担当者への案件引き継ぎまでを統括する現場管理責任者。請求書ファクタリングや注文書ファクタリングなど、相談内容ごとに必要な確認項目を整理し、スピード感と正確性を両立した対応体制づくりを担う。
前職では金融系コールセンターのSVとして、問い合わせ品質の改善、トークスクリプト設計、チームKPI管理を経験。ベストファクター(アレシア)では「お客様にとって無理のない選択肢を提示する」ことを重視し、単なる契約獲得ではなく、相談者の状況に合った案内を徹底している。

【強み】
  • 初回対応の品質管理
  • 営業担当者への案件振り分け
  • ヒアリング項目の標準化
  • 新人教育・ロールプレイ設計
  • 顧客不安を解消する丁寧な説明
ひと言:「資金繰りの相談は、お客様にとって不安が大きい場面です。だからこそ、最初の対応で安心していただけるよう、正確で誠実な案内を心がけています。」

ファクタリングの必要書類は、法人か個人事業主か、2社間か3社間かで変わります。

書類が1点欠けるだけで審査が止まり、当日の入金を逃すこともあります。

この記事では、実際に審査を行う立場から、書類の集め方と審査担当者がどこを見ているのかを解説し、さらに必要書類の点数・決算書の要否・注文書対応の可否でファクタリング会社12社を比較します。

結論

最低限そろえるのは請求書・通帳(入出金明細)・本人確認書類の3点です。

法人はこれに決算書や印鑑証明書、個人事業主は確定申告書が加わる場合があります。

会社選びで見るべきは書類の点数だけではありません。決算書の要否、注文書(受注段階)の買取可否、手数料の上限が公開されているかまで確認すると失敗が減ります。

91.9%平均買取率 47.8%即日振込実行率 2%〜買取手数料 0円初期費用

※2026年5月時点、株式会社アレシア(ベストファクター)の実績です。

ファクタリングの必要書類一覧と取得日数

まず全体像を確認します。

注意すべきは取得に時間がかかる書類で、ここが準備のボトルネックになりがちです。

取得日数を信号色で示しました。赤の書類から先に動いてください。

書類 取得先 取得日数 費用の目安 重要度
請求書 自社で発行 即日 0円 ★★★★★
通帳・入出金明細 銀行・ネットバンク 即日 0円 ★★★★★
本人確認書類 手元(免許証等) 即日 0円 ★★★★☆
決算書・確定申告書 自社・税理士 即日〜数日 0円 ★★★☆☆
印鑑証明書 法人は法務局/個人は市区町村役場 即日〜数日 390〜450円 ★★☆☆☆
登記事項証明書 法務局 即日〜数日 480〜600円 ★★☆☆☆
納税証明書 税務署 即日〜数週間 400円〜 ★★☆☆☆

窓口なら即日でも、郵送では数週間かかる書類があります。

登記事項証明書と印鑑証明書は、オンライン請求にして窓口で受け取ると費用を抑えられます。

なお書類の点数は会社によって2点から5点以上まで幅があるため、申し込む前にどこまで求められるか確認しておくと安心でしょう。

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なぜ必要書類が求められるのか

書類は形式的に集めているわけではありません。

ファクタリング会社は、3つのリスクを避けるために書類を確認しています。

避けたいリスク 確認する書類
なりすまし 本人確認書類、印鑑証明書
架空債権 請求書と通帳の突合、契約書
二重譲渡 通帳、契約書、登記情報

請求書だけでは、その売掛債権が実在するか判断できません。

通帳の入金履歴と突き合わせることで、はじめて取引の実態が確認できるのです。

審査担当者は書類のどこを見ているのか

一般的な記事では、通帳は入出金履歴を確認しますと書かれています。

実際の審査では、さらに細かい点を見ています。

書類 審査で確認しているポイント
通帳 売掛先から継続入金があるか/請求書の金額と一致するか/資金ショートの兆候がないか
請求書 振込予定日/取引先名/継続取引か/過去の請求書との整合性
決算書 赤字かどうかより、売掛先の質と回収実績を重視

審査で重視されるのは、利用者の業績よりも売掛先の支払い能力です。
赤字決算や税金の滞納があっても、売掛債権の信頼性が高ければ資金化できる可能性は残ります。

編集者のコメント(ベストファクター 四ツ柳 啓太)

通帳は表紙だけでなく、見開き1〜2ページ目まで必要です。

口座名義と支店名が確認できないと、そこで審査が止まってしまいます。

法人と個人事業主で異なる必要書類

個人事業主には登記や法人印がないため、代わりの書類で確認します。

項目 法人 個人事業主
共通の必須書類 請求書/通帳・入出金明細/本人確認書類
業績の確認 決算書(直近1〜3期) 確定申告書
実在の確認 登記事項証明書 開業届、住民票
印鑑証明書の取得先 法務局 市区町村役場

個人事業主の印鑑登録証明書は法務局では取得できません。

マイナンバーカードがあれば、コンビニのマルチコピー機でも受け取れます。

2社間と3社間で異なる必要書類

売掛先が契約に加わるかどうかで、必要な書類が変わります。

項目 2社間ファクタリング 3社間ファクタリング
売掛先への通知 不要 必要
追加で必要な書類 決算書や試算表など利用者の信用資料 債権譲渡の承諾書・通知書
手数料の傾向 高め 低め

2社間は売掛先が審査に関与しないため、利用者自身の信用を示す書類が重視されます。

3社間では売掛先の承諾が前提になるぶん、手数料は抑えやすくなるでしょう。

書類がない・間に合わない場合の対処法

書類が1つ足りないだけで諦める必要はありません。
代替できる資料があります。

足りない書類 代替できる資料
通帳がない(ネット銀行) 取引明細画面のPDF、印刷したもの
請求書がまだ発行前 発注書、注文書、納品書、検収書
契約書を交わしていない メールやチャットのやり取り画面
決算書が手元にない 税理士へ再発行を依頼(数日かかります)/決算書不要の会社を選ぶ
印鑑証明書が古い 発行3か月以内のものを取り直す/電子契約の会社を選ぶ

大切なのは、取引が実在すると示せるかどうかです。
書類の名前が違っても、取引の証跡になるものがあれば審査は前に進みます。

この書類がなくても、相談できます

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請求書のみでファクタリングは使えるのか

結論として、請求書のみで契約できる会社はほとんどありません。

請求書は自社で作成できるため、それだけでは架空債権を見抜けないからです。

最低でも、通帳と本人確認書類を合わせた3点が求められます。

請求書だけで即日入金という広告には注意してください。
適切な審査を行わない業者は、違法な貸付につながる可能性があります。

失敗例:やってはいけない書類の扱い

同じ売掛金を複数社に売却する二重譲渡は、損害賠償や法的責任を問われます。

金額を書き換えた請求書の提出は詐欺にあたり、取引は即時中止となります。

業種別に必要書類が違う理由

同じ売掛債権でも、業種によって商習慣が異なります。
そのため確認する書類も変わります。

業種 背景 重視される書類
建設業 注文書と出来高の文化 注文書、工事請負契約書
運送業 継続取引が中心 通帳の継続入金履歴
医療・介護 診療報酬・介護報酬債権 支払基金や国保連関連の書類
人材派遣 契約期間ベースの取引 基本契約書、契約期間の資料

建設業は請求書の発行が完成後になるため、注文書の段階で資金化できる会社を選ぶ意味が大きくなります。
医療や介護は公的機関が支払うため、売掛先の信用力が高く評価されます。

実例:契約形態と業種による違い(当社の実取引)

業種 契約形態 債権額 手数料 実受取額
システム開発(法人) 3社間 900万円 2% 882万円
運送業(法人) 3社間・2社間併用 2,500万円 5% 2,375万円
歯科医院(個人) 3社間・診療報酬債権 400万円 4% 384万円
WEB制作(個人) 2社間 100万円 10% 90万円

※株式会社アレシアの取引実績です。同じ個人事業主でも、契約形態と債権の種類で条件は変わります。

なぜ会社によって必要書類が違うのか

比較表を見て、書類の点数が違う理由を疑問に思う方は多いでしょう。
審査手法と契約方法の違いが影響しています。

要因 書類への影響
AI与信・スコアリング審査 通帳データや請求書で判断でき、点数を絞れる
電子契約・オンライン完結 実印や紙の印鑑証明書が不要になりやすい
対面・従来型の契約 印鑑証明書などの提出を求められやすい
注文書(受注段階)の買取 納品前のリスクを見るため決算書や試算表が加わる
2社間か3社間か 3社間は承諾書などが追加される

書類が少ない会社は、そのぶんリスクを手数料で調整している場合があります。
点数の少なさだけで選ぶのではなく、手数料の上限や入金までの時間も合わせて判断しましょう。

審査で多い書類不備と提出前チェックリスト

当日入金を妨げる原因は、審査そのものよりも書類の不備です。

現場でよく見かける不備を挙げます。

順位 よくある不備
1 請求書と通帳の金額や名義が一致しない
2 発行から時間が経った公的書類を提出している
3 通帳の一部ページしか提出されていない
4 写真やPDFがぼやけて判読できない
5 請求書の取引先名が実際の入金元と異なる

当社の即日振込実行率は47.8%です。
この差を分けるのは審査の厳しさではなく、書類がそろっているかどうかにあります。

提出前のセルフチェックリスト

☐ 全ページがそろっている

☐ 請求書と通帳の金額が一致している

☐ 文字と数字が鮮明に読める

☐ 公的書類は発行から3か月以内

☐ 口座番号と名義が確認できる

☐ 日付と取引先名が確認できる

スマホで撮影するときのコツ

Tips(コツ)

真上から、影が入らない明るい場所で撮影します。

四隅が枠内に収まっているか、送信前に拡大して確認してください。

スキャンアプリを使うと台形補正がかかり、審査がスムーズに進みます。

避けたいのは、文字のブレ、光の反射、書類の見切れです。

通帳の表紙だけを撮影して送るのは、最も多いやり直しの原因になります。

提出前に、書類を無料で確認いたします

無料で書類をチェックしてもらう

提出方法の比較と入金までの流れ

提出方法によって、資金化までの時間が変わります。

提出方法 早さ 備考
WEBアップロード ★★★★★ 暗号化通信で送信できます
LINE ★★★★★ スマホで完結します
メール ★★★★☆ ファイル形式に注意します
FAX ★★☆☆☆ 画質が劣化しやすいです
郵送 ★☆☆☆☆ 即日入金には向きません

当日の入金を目指すなら、オンラインでの提出が現実的でしょう。
申込みから入金までは、書類提出、審査、追加書類の確認、契約、振込という流れで進みます。

提出した書類の安全性と管理体制

決算書や通帳は、会社の内部情報そのものです。

提出をためらう気持ちは当然でしょう。

当社では、書類のアップロードを暗号化通信で行っています。

審査に至らなかった場合の取り扱いについても、事前にご説明いたします。

必要書類で選ぶファクタリング会社12選【比較表つき】

ここからが本題です。

どの会社を選ぶかを決めるとき、書類の点数だけを見ても答えは出ません。

意思決定に必要なのは、決算書が要るか、注文書(受注段階)で買えるか、手数料の上限が公開されているか、いくらまで買えるかという4点です。

12社の一括比較表

会社名 必要書類 決算書 注文書対応 契約形態 手数料 買取可能額 対象 入金の早さ
ベストファクター 3点 原則不要 △ 2社間・3社間 2%〜 30万円〜1億円 法人・個人 最短即日
ビートレーディング 2点 不要 ◎ 2社間・3社間 2社間4〜12%/3社間2〜9% 制限なし 法人・個人 最短2時間
アクセルファクター 4点前後 必要な場合あり △ 2社間・3社間 0.5%〜(上限は非公開) 30万円〜上限なし 法人・個人 最短即日
日本中小企業金融サポート機構 2点 不要 ✕ 2社間・3社間 1.5%〜10% 下限・上限なし 法人・個人 最短3時間
トップ・マネジメント 3点〜 注文書型は必要 ◎ 2社間・2.5社間・3社間 3.5〜12.5%(3社間0.5%〜) 30万円〜3億円 法人・個人 最短即日
GMO BtoB早払い 多い 2期分必要 ◎ 2社間 請求書1〜10%/注文書2〜12% 100万円〜1億円 法人のみ 最短2営業日
QuQuMo 2点 不要 ✕ 2社間 1〜14.8% 下限・上限なし 法人・個人 最短2時間
OLTA 4点 必要 ✕ 2社間 2〜9% 下限・上限なし 法人・個人 24時間以内に回答
PAYTODAY 4点 原則必要 ✕ 2社間 1〜9.5%(上限公開) 10万円〜上限なし 法人・個人 最短30分
ペイトナーファクタリング 3点 不要 ✕ 2社間 一律10% 初回30万円程度(拡大あり) 法人・個人 最短10分
labol(ラボル) 3点 不要 ✕ 2社間 一律10% 1万円〜(上限は要問合せ) 法人・個人 最短30分・土日祝可
FREENANCE即日払い 3点 不要 ✕ 2社間 3〜10%(口座未使用は一律10%) 与信スコアで変動 個人中心・法人可 最短即日

注文書対応の凡例

◎ 注文書・発注書など受注段階の書類で買取できると公式に明示している

○ 条件付きで受注段階の買取に対応している

△ 案件により判断が分かれるため要問合せ(成因資料として注文書を使う場合を含む)

✕ 請求書など確定した債権のみが対象

手数料や条件は審査によって変わるため、上限が非公開の会社では見積りを取るまで実際の受取額が確定しません。

条件は変更される場合がありますので、最終確認は各社の公式サイトで行ってください。

記事内診断:あなたに合うのはどのタイプですか

Q1.請求書はもう発行しましたか。 → いいえなら注文書◎の会社(ビートレーディング、トップ・マネジメント、GMO BtoB早払い)へ。

Q2.決算書はすぐ出せますか。 → いいえなら決算書不要の会社(ベストファクター、ビートレーディング、日本中小企業金融サポート機構、QuQuMo、ペイトナー、labol、FREENANCE)へ。

Q3.調達したい金額は100万円を超えますか。 → はいなら一律10%系ではなく、手数料が下がる総合型(ベストファクター、ビートレーディング、アクセルファクター、トップ・マネジメント)へ。

Q4.今日中に入金が必要ですか。 → はいならオンライン提出に対応し、審査回答が早い会社を選んでください。

【主力層】書類が少なく、金額と契約形態を選べる総合型6社

まずは、数十万円から数千万円まで対応し、2社間と3社間を選べる総合型を紹介します。

注文書対応の可否や決算書の要否で違いが出るため、そこを軸に読み比べてください。

1. ベストファクター(株式会社アレシア)

株式会社アレシアが運営する、中小企業と個人事業主に特化したファクタリングサービスです。

必要書類は3点で、決算書は原則不要です。買取だけで終わらせず、無料の財務コンサルティングまで含めて資金繰りを立て直したい事業者に向いています。

運営会社 株式会社アレシア(2017年設立/東京・大阪・福岡)
注文書対応 △ 請求書発行前は見積書や基本契約書などの成因資料で個別に相談(要問合せ)
契約形態・償還請求権 2社間・3社間/ノンリコース(償還請求権なし)
通知・債権譲渡登記 2社間は売掛先への通知不要/登記は原則不要(案件により相談)
入金スピード・審査時間 最短即日(即日振込実行率47.8%)/買取可否の判断は最短で当日
手数料 2%〜(初期費用0円。上限は審査により変動するため見積りで確認)
買取可能額 30万円〜1億円(超える場合は個別相談)
対象 法人・個人事業主・一人親方
必要書類・決算書の要否 請求書(見積書・基本契約書等)、通帳・入出金明細、本人確認書類の3点/決算書は原則不要
対応方法 オンライン提出+担当者との面談(平日対応)
実績 平均買取率91.9%/年間相談件数14万件超/診療報酬・介護報酬債権にも対応

最大の特徴は、少ない書類で申し込めて、なおかつ2社間と3社間を状況に応じて選べる点にあります。

医療・介護報酬債権のように売掛先の信用力が高い債権では、手数料を抑えた3社間が選択肢になります。

メリット デメリット
必要書類3点で決算書が原則不要 土日祝は営業していない
手数料2%〜で、継続利用により条件が改善しやすい 即日振込実行率は47.8%で、全件が当日入金にはならない
2社間・3社間の両方に対応し、医療・介護報酬債権も扱う 契約時に担当者との面談がある
無料の財務コンサルティングが付帯する 手数料の上限は案件ごとの提示となる

面談があることを負担と感じる方もいますが、書類が不足している場合に代替案を一緒に探せるのは対人対応ならではの利点です。

こんな人におすすめ 注意点
決算書を用意できない、または赤字決算で他社に断られた事業者 週末に資金が必要な場合は平日営業である点を考慮する
診療報酬・介護報酬債権を持つクリニックや介護事業者 当日入金を狙うなら午前中の申込みが現実的
資金繰りの改善まで相談したい経営者 受注段階での買取は案件ごとの判断になる

書類の点数を絞りながら、契約形態と手数料の両方を調整したい事業者に適した設計といえるでしょう。

決め手

書類が3点で足り、決算書がなくても審査を進められる点が最大の判断材料です。

そのうえで2社間と3社間を選べるため、秘匿性を優先するか手数料を優先するかを、案件ごとに切り替えられます。

編集部メモ(審査担当より)

実際の審査で最も多く止まる原因は、決算書の中身ではなく通帳の提出範囲です。

表紙と見開きをそろえていただければ、その日のうちに買取金額を提示できる案件は少なくありません。

2. ビートレーディング(株式会社ビートレーディング)

2012年設立の老舗で、東京・仙台・名古屋・大阪・福岡の5拠点を持つ大手です。

必要書類は2点、しかも注文書ファクタリングに対応しており、書類の少なさと受注段階の資金化を両立できる数少ない会社です。

運営会社 株式会社ビートレーディング(2012年設立/5拠点)
注文書対応 ◎ 注文書ファクタリングに対応(2社間。納品予定が6か月先の案件まで)
契約形態・償還請求権 2社間・3社間/ノンリコース
通知・債権譲渡登記 2社間は通知不要/登記の要否は案件により相談(留保の可否も相談可)
入金スピード・審査時間 最短2時間(会員サイト経由なら最短50分の案内あり)
手数料 2社間4〜12%/3社間2〜9%
買取可能額 制限なし(少額から数億円規模まで実績あり)
対象 法人・個人事業主
必要書類・決算書の要否 通帳コピー(表紙付き2か月分)、債権に関する資料(請求書・契約書・注文書など)の2点のみ/決算書不要
対応方法 オンライン完結・LINE提出可/来社や訪問にも対応(土日祝休)
実績 取引社数5.8万社規模、累計買取債権額1,300億円超と公表

書類は2点で済み、審査結果も早く出るため、急ぎの資金調達に向きます。

注文書買取では、着手金が先に出ていく建設業やシステム開発と相性がよいでしょう。

メリット デメリット
必要書類が2点と業界最少水準 2社間の手数料上限は12%と、低額帯では割高になる場合がある
請求書発行前の注文書段階で資金化できる 土日祝は対応していない
買取可能額に制限がなく、大口にも対応 最終的な手数料は審査後の提示となる
5拠点で対面相談ができる 売掛先が個人事業主の債権は審査が厳しくなりやすい

書類の少なさとスピードを重視するなら、比較の基準にしやすい会社です。

こんな人におすすめ 注意点
請求書がまだ出せず、注文書段階で資金が必要な事業者 注文書買取は2社間のみで、手数料は通常より高くなりやすい
とにかく書類をそろえる時間がない事業者 通帳は表紙付きで2か月分が必要

受注段階での資金化を検討しているなら、最初に見積りを取る価値があるでしょう。

3. アクセルファクター(株式会社アクセルファクター)

ネクステージグループの一員で、中小企業庁の経営革新等支援機関に認定されています。

手数料は0.5%からと低く、少額から大口まで幅広く対応します。ただし決算書や確定申告書を求められるため、書類の準備量は中程度です。

運営会社 株式会社アクセルファクター(2018年設立/ネクステージグループ/経営革新等支援機関 第79号)
注文書対応 △ 注文書や請負契約書は債権の成因資料として提出可。受注段階のみでの買取可否は要問合せ
契約形態・償還請求権 2社間・3社間/ノンリコース
通知・債権譲渡登記 2社間は通知不要/登記の要否は案件により判断
入金スピード・審査時間 最短即日(2時間程度の実績)/営業は平日10:00〜18:30
手数料 0.5%〜(債権額が大きいほど下がる設計。上限は非公開のため要問合せ)
買取可能額 30万円〜(上限は設定なし)
対象 法人・個人事業主
必要書類・決算書の要否 債権の成因資料(請求書・注文書・契約書)、通帳、本人確認書類、決算書または確定申告書/決算書を求められる場合がある
対応方法 オンライン契約(クラウド契約書)と書面契約のどちらも可
実績 審査通過率93.3%と公表/東京・仙台・名古屋・大阪に拠点

専属担当が書類準備をサポートするため、書類の不足で他社に断られた案件でも相談が通りやすい傾向があります。

一方で、手数料の上限が公開されていないため、実際の受取額は見積りを取って確認する必要があります。

メリット デメリット
手数料の下限が0.5%と低い 決算書や確定申告書の提出を求められることがある
30万円の少額から上限なしまで対応 手数料の上限が公開されていない
経営革新等支援機関の認定を受けている 土日祝は営業していない
書類が不足していても個別対応の相談ができる 少額債権では手数料が下限にはなりにくい

書類は少し増えても、手数料を抑えたい中規模以上の債権に向いた設計です。

こんな人におすすめ 注意点
数百万円以上の債権で手数料を下げたい法人 決算書が用意できない場合は事前に相談する
他社で書類不足を理由に断られた事業者 上限手数料は見積りで必ず確認する

担当者が付く安心感を求める場合にも、候補に入れやすい会社でしょう。

4. 日本中小企業金融サポート機構(一般社団法人)

関東財務局長および関東経済産業局長が認定する経営革新等支援機関であり、非営利型の一般社団法人が運営しています。

必要書類は2点、手数料は1.5%からと明示され、買取金額に下限も上限もありません。

運営会社 一般社団法人日本中小企業金融サポート機構(経営革新等支援機関)
注文書対応 ✕ 公式に、すでに仕事が完了している売掛金が買取対象と案内
契約形態・償還請求権 2社間・3社間/ノンリコース
通知・債権譲渡登記 2社間は通知不要/印鑑証明書や登記簿謄本は初期審査では原則不要
入金スピード・審査時間 審査結果は最短30分、振込は最短3時間
手数料 1.5%〜10%(上限が公開されている点は貴重)
買取可能額 下限・上限ともに設定なし
対象 法人・個人事業主(売掛先が法人であること)
必要書類・決算書の要否 入出金明細(直近3か月分)、売掛金に関する書類(請求書・契約書など)の2点/決算書不要
対応方法 オンライン完結/郵送契約にも対応(遠方や離島でも利用可)
実績 AI審査システムを導入。ファクタリング以外に事業再生やM&Aの支援も実施

書類が2点で済み、しかも手数料の上限まで公開されているため、コストの見通しを立てやすい会社です。

郵送契約に対応している点は、近くにファクタリング会社がない地域の事業者にとって現実的な選択肢となります。

メリット デメリット
必要書類2点で公的書類が不要 注文書など受注段階の買取には対応していない
手数料が1.5〜10%と上限まで明示されている 支払いが遅れている売掛金は対象外
買取金額の下限・上限がない 郵送契約を選ぶと日数がかかる
経営コンサルティングまで相談できる 売掛先が個人の債権は対象外

非営利型法人という運営形態は、手数料の水準を判断するうえで一つの安心材料になります。

こんな人におすすめ 注意点
手数料の上限を先に知ってから申し込みたい事業者 請求書発行前の資金化はできない
地方や離島で対面が難しい事業者 即日を狙うならオンライン提出を選ぶ

書類の少なさと費用の透明性を同時に求める場合、有力な比較対象になるでしょう。

5. トップ・マネジメント(株式会社トップ・マネジメント)

2009年創業の老舗で、累計買取件数は5万件を超えます。

見積書・受注書・発注書ファクタリングを用意しており、請求書が未発行でも資金化できる点が最大の特徴です。ただし、この形態には利用条件と追加書類があります。

運営会社 株式会社トップ・マネジメント(2009年創業/東京)
注文書対応 ◎ 見積書・受注書・発注書のいずれか1点で申込可(月商500万円以上・設立半年以上の法人限定)
契約形態・償還請求権 2社間・3社間に加え、バーチャル口座を使う2.5社間(電ふぁく)/ノンリコース
通知・債権譲渡登記 注文書型は2社間のため通知不要/登記の要否は案件により判断
入金スピード・審査時間 最短即日/Web申込は24時間受付
手数料 2社間3.5〜12.5%/3社間0.5%〜/見積書・受注書・発注書型は3.5%〜
買取可能額 30万円〜3億円
対象 法人・個人事業主(注文書型は法人のみ)
必要書類・決算書の要否 通常型は本人確認書類・債権の成因資料・取引が確認できる資料の3点/注文書型は見積書等1点+昨年度の決算書+入出金明細7か月分
対応方法 オンライン完結/Zoom面談も可
実績 累計買取件数5万件超、買取高150億円超と公表。助成金申請を併走するゼロファクも提供

請求書がない段階で動けるのは大きな強みですが、その形態では決算書と7か月分の入出金明細が必要になります。

つまり早く資金化できる代わりに、書類は増えるという関係になっています。

メリット デメリット
見積書・受注書・発注書のいずれか1点で申し込める 注文書型は月商500万円以上・設立半年以上の法人に限定
2.5社間など契約形態の選択肢が多い 注文書型では決算書と入出金明細7か月分が必要
3億円までの大口に対応 2社間の手数料上限は12.5%と高め
助成金申請の支援も受けられる 創業直後の法人は注文書型を利用できない

受注段階で資金化したい法人にとって、条件を満たせば選択肢の中心になる会社です。

こんな人におすすめ 注意点
大型案件を受注し、着手金の準備が必要な建設・製造業 月商や設立年数の条件を満たすか先に確認する
支払いサイトが長い取引先を抱える法人 個人事業主は注文書型を利用できない

条件に合わない場合は、注文書に対応する他社との併願を検討するとよいでしょう。

6. GMO BtoB早払い(GMOペイメントゲートウェイ株式会社)

東証プライム上場企業が運営する法人向けサービスで、請求書買取に加えて注文書買取のオプションがあります。

手数料は上限まで公開されている一方、利用審査の段階で決算書2期分などが必要になるため、書類の準備量はこの12社で最も多い部類です。

運営会社 GMOペイメントゲートウェイ株式会社(東証プライム上場)
注文書対応 ◎ 注文書買取オプションあり(受注金額の最大50%まで)
契約形態・償還請求権 2社間/回収は同社が行うため未回収リスクを軽減
通知・債権譲渡登記 売掛先の審査依頼書が必要なため、取引先の協力が前提になる場面がある
入金スピード・審査時間 利用審査の結果は最短2営業日、買取実行も最短2営業日
手数料 請求書買取1〜10%/注文書買取2〜12%
買取可能額 100万円〜1億円(スポット利用は300万円〜)
対象 法人のみ(個人事業主は利用不可)
必要書類・決算書の要否 利用審査で決算書2期分・試算表・取引基本契約書・売掛先の審査依頼書など/買取時に見積書・発注書・請求書・検収書/決算書は必須
対応方法 オンライン中心/担当営業による対面サポートも可
実績 上場企業の資金力を背景に、継続利用型の低手数料を提示

税金や社会保険料の未納があり分納手続きもしていない場合は、原則として買取不可と公式に明示されています。

一方で、赤字決算や債務超過だけを理由に断ることはないとしており、判断基準が明確です。

メリット デメリット
上場企業運営で手数料の上限が公開されている 決算書2期分など提出書類が多い
注文書段階で受注金額の最大50%まで資金化できる 個人事業主は利用できない
保証人や担保が不要 即日入金には対応していない
2回目以降は証憑の提出のみで済む 税金や社会保険料の未納があると原則利用できない

継続的に資金繰りを平準化したい法人には合いますが、今日中の入金が必要な場面には向きません。

こんな人におすすめ 注意点
書類をそろえられ、低い手数料で継続利用したい法人 初回は審査に日数がかかる前提で動く
受注から納品までの期間が長い法人 緊急の資金需要には別の会社を併用する

急ぎではないが手数料を抑えたい、という場面で力を発揮するサービスです。

【補完層】書類3点以下で完結する、オンライン特化型6社

ここからは、少額債権とスピードに強いオンライン型を紹介します。

手数料が一律のサービスは金額が大きいほど割高になりやすいため、調達額とセットで判断してください。

7. QuQuMo(株式会社アクティブサポート)

申込みから契約までオンラインで完結する、2社間専門のファクタリングサービスです。

必要書類は請求書と通帳の2点で、電子契約のため印鑑証明書の取得も不要になりやすい設計です。

運営会社 株式会社アクティブサポート
注文書対応 ✕ 入金日が確定した法人向け請求書のみが対象
契約形態・償還請求権 2社間のみ/ノンリコース
通知・債権譲渡登記 通知・承諾・登記のいずれも不要
入金スピード・審査時間 最短2時間(申込10分、見積り30分、契約・入金1時間が目安)
手数料 1〜14.8%(下限適用は優良債権などに限られる)
買取可能額 下限・上限なし(少額の債権も相談可)
対象 法人・個人事業主
必要書類・決算書の要否 請求書、通帳の2点/決算書不要(個人事業主は開業届や確定申告書を求められる場合あり)
対応方法 オンライン完結(クラウドサインによる電子契約)
実績 運送業、建設業、人材派遣業などの利用が中心

2点で申し込めるうえ、来店も面談も不要なため、時間の制約が強い場面に向きます。

ただし手数料の上限は14.8%と高めで、条件によっては割高になる可能性があります。

メリット デメリット
必要書類2点でオンライン完結 手数料の上限が14.8%と高め
債権譲渡登記が不要 3社間には対応していない
買取金額に下限・上限がない 個人間取引や入金日未確定の債権は対象外
電子契約のため印鑑証明書が不要になりやすい 状況により電話ヒアリングが入る

オンラインで完結させたい事業者にとって、書類のハードルが最も低い部類に入ります。

こんな人におすすめ 注意点
面談を避け、当日中にオンラインで完結させたい事業者 手数料は見積りで必ず確認する
印鑑証明書の取得が間に合わない事業者 個人事業主は追加書類を求められる場合がある

スピードと書類の少なさを最優先するなら、有力な候補になるでしょう。

8. OLTA クラウドファクタリング(OLTA株式会社)

オンライン完結型ファクタリングの草分けで、銀行との提携サービスも多数展開しています。

手数料は2〜9%と2社間としては低い水準ですが、決算書または確定申告書の提出が必要な点が他のオンライン型と異なります。

運営会社 OLTA株式会社(東京)
注文書対応 ✕ 請求書買取のみ(入金日が5営業日以内の債権も対象外)
契約形態・償還請求権 2社間/ノンリコース
通知・債権譲渡登記 売掛先への通知なし/印鑑証明書や登記簿謄本などの役所書類は不要
入金スピード・審査時間 書類がそろってから24時間以内に見積り回答、契約後は即日または翌営業日に振込
手数料 2〜9%(上限が公開されている)
買取可能額 下限・上限なし
対象 法人・個人事業主
必要書類・決算書の要否 決算書一式(個人は確定申告書)、通帳3か月分、請求書、代表者の本人確認書類の4点/決算書は必須
対応方法 オンライン完結(面談・紙の書類は不要)
実績 地方銀行などとの提携でクラウドファクタリングを共同提供

決算書を出せる事業者にとっては、2社間で2〜9%という手数料は魅力的です。

逆に、決算書が手元にない事業者や創業直後の事業者には向きません。

メリット デメリット
2社間で手数料2〜9%と低水準、上限も公開 決算書または確定申告書が必須
役所で取得する書類が不要 入金日が近すぎる債権は申し込めない
買取金額に制限がない 即日入金が保証されるわけではない
見積りのキャンセルが可能 注文書段階の資金化はできない

書類を用意できるなら、手数料の面で比較優位に立ちやすいサービスです。

こんな人におすすめ 注意点
決算書がすぐ出せて、手数料を抑えたい事業者 入金予定日に余裕を持って申し込む
面談を避けたい事業者 今日中の入金が必須なら他社と併願する

決算書の有無が、この会社を選べるかどうかの分かれ目になります。

9. PAYTODAY(Dual Life Partners株式会社)

AI審査による2社間ファクタリングで、手数料は1〜9.5%と上限まで公開されています。

掛け目を使わず、請求金額の100%から手数料を引いた額が入金される点も特徴です。

運営会社 Dual Life Partners株式会社(東京都港区)
注文書対応 ✕ 入金待ちの請求書が対象(支払サイトは最大90日先まで可)
契約形態・償還請求権 2社間/ノンリコース
通知・債権譲渡登記 売掛先への通知なし/債権譲渡登記も不要
入金スピード・審査時間 審査は最短15分、入金は最短30分
手数料 1〜9.5%(掛け目なし。初期費用・月額費用は0円)
買取可能額 10万円〜上限なし
対象 法人・個人事業主・フリーランス(開業直後も相談可)
必要書類・決算書の要否 請求書、通帳コピー、本人確認書類、決算書(個人は確定申告書一式)の4点/原則必要だが、創業間もない場合は相談可
対応方法 オンライン完結(来店・面談は原則不要)
実績 累計申込額は250億円を突破と公表。システム開発、広告、建設土木などの利用が多い

上限手数料が9.5%と明示されているため、想定外のコストが発生しにくい設計です。

支払サイトが90日と長い債権にも対応しており、建設業やIT業界と相性がよいでしょう。

メリット デメリット
手数料の上限が9.5%と公開されている 決算書や確定申告書が原則必要
掛け目がなく、請求金額100%が計算の基準になる 3社間には対応していない
支払サイト90日の債権まで買取可能 注文書段階では利用できない
10万円の少額から上限なしまで対応 対面での相談はできない

費用の見通しを最優先するなら、上限が明記されている点は大きな判断材料になります。

こんな人におすすめ 注意点
手数料の上限を確定させたうえで申し込みたい事業者 決算書が出せない場合は事前に相談する
支払サイトが長い取引先を抱える事業者 売掛先が個人の債権は対象外になりやすい

書類を4点そろえられるなら、コスト面で優位に立てるサービスでしょう。

10. ペイトナーファクタリング(ペイトナー株式会社)

AI審査により最短10分で入金される、少額債権向けのサービスです。

必要書類は3点、決算書や事業計画書は不要で、2回目以降は請求書のアップロードだけで申請できます。

運営会社 ペイトナー株式会社(旧yup)
注文書対応 ✕ 支払期日が70日以内の請求書のみが対象
契約形態・償還請求権 2社間/売掛先が支払不能になっても費用を請求されないノンリコース
通知・債権譲渡登記 売掛先への通知なし/登記も不要
入金スピード・審査時間 AI審査で最短10分/土日祝も申請可(入金は銀行の対応状況による)
手数料 一律10%(掛け目なし。振込手数料250円が差し引かれます)
買取可能額 初回は30万円程度が上限、利用実績に応じて拡大(上限額は要問合せ)
対象 個人事業主・フリーランス中心(法人も利用可)
必要書類・決算書の要否 請求書、本人確認書類、口座の入出金明細の3点/決算書・契約書は不要
対応方法 オンライン完結(電話サポートはなし)。会計ソフトとの連携にも対応
実績 累計申請件数70万件を突破と公表。請求書の一部だけを買い取る分割利用も可能

数万円から数十万円の請求書を、その日のうちに現金化したい場面で力を発揮します。

ただし手数料は一律10%のため、金額が大きくなるほど割高になる点に注意が必要です。

メリット デメリット
最短10分で入金される 初回の買取上限が低い
決算書も契約書も不要 大口では一律10%が割高になる
手数料が一律で受取額を計算しやすい 支払期日が70日を超える請求書は対象外
請求書の一部だけを現金化できる 電話での相談ができない

小口を素早く回すという一点に絞れば、これ以上ないほど手軽な設計です。

こんな人におすすめ 注意点
数十万円の請求書を即日で現金化したいフリーランス 100万円以上の調達には向かない
書類の準備に時間をかけられない事業者 相談しながら進めたい場合は他社を選ぶ

金額が大きい案件では、手数料が下がる総合型と比較してください。

11. labol(ラボル/株式会社ラボル)

東証プライム上場の株式会社セレスを親会社に持つ、フリーランス・個人事業主向けのサービスです。

通帳コピーも決算書も不要で、土日祝を含む24時間365日、最短30分で入金される点が他社にない強みです。

運営会社 株式会社ラボル(東証プライム上場・株式会社セレスの100%子会社)
注文書対応 ✕ 法人宛に発行した請求書が対象
契約形態・償還請求権 2社間/売掛先が倒産しても買取金額の返還を求めないノンリコース
通知・債権譲渡登記 売掛先への通知なし/登記も不要
入金スピード・審査時間 最短30分/土日祝を含む24時間365日の入金に対応
手数料 一律10%(初期費用・月額費用0円)
買取可能額 1万円〜(上限は要問合せ。請求書の一部買取も可)
対象 個人事業主・フリーランス中心(法人アカウントも開設可)
必要書類・決算書の要否 本人確認書類、請求書、取引を示すエビデンス(メール等)の3点/通帳コピー・決算書・確定申告書は不要
対応方法 オンライン完結(メールやLINEでの手続きにも対応)
実績 前身のサービスから継続してフリーランスの資金調達を支援。カード払いサービスも展開

契約書を交わしていない取引でも、メールやチャットの画面で代用できる点は実務上ありがたい設計です。

土日に入金してもらえる会社はごく限られており、週末の支払いに追われる事業者には貴重な選択肢となります。

メリット デメリット
通帳コピーも決算書も不要 手数料は一律10%で、大口では割高になる
土日祝を含む24時間365日入金に対応 3社間には対応していない
1万円から利用でき、一部買取もできる 売掛先が個人の請求書は買取対象外
上場企業グループが運営している 電話中心で進めたい人には向かない

書類の少なさという観点では、この12社の中でも最上位に位置づけられます。

こんな人におすすめ 注意点
土日に資金が必要になったフリーランス 金額が大きい場合は手数料の総額を試算する
通帳や確定申告書を出したくない事業者 取引を示すエビデンスは必ず用意する

週末や祝日の資金需要という一点において、代わりの効きにくいサービスです。

12. FREENANCE 即日払い(GMOクリエイターズネットワーク株式会社)

フリーランス向けの金融支援サービスで、運営会社はフリー株式会社のグループに加わっています。

利用を重ねると与信スコアが上がり、手数料が下がって限度額も増えるという独自の仕組みを持ちます。

運営会社 GMOクリエイターズネットワーク株式会社(フリー株式会社の完全子会社)
注文書対応 ✕ 法人宛に発行した請求書が対象
契約形態・償還請求権 2社間/ノンリコース
通知・債権譲渡登記 取引先に利用は知られません/登記も不要
入金スピード・審査時間 最短即日(審査通過が正午を過ぎると翌営業日になる場合あり)
手数料 3〜10%(与信スコアで変動。専用口座を使わない場合は一律10%)
買取可能額 与信スコアに応じて変動(上限は要問合せ)
対象 フリーランス・個人事業主中心(法人も利用可)
必要書類・決算書の要否 請求書、本人確認書類、取引を示すエビデンスの3点/決算書不要
対応方法 オンライン完結(マイページから請求書をアップロード)
実績 最大5,000万円の損害賠償保険が無料付帯するあんしん補償を提供

ファクタリング単体ではなく、保険や振込専用口座を含めた仕組みとして使うサービスです。

初回は手数料が10%となるため、単発の資金調達だけを目的にする場合は他社と比較したほうがよいでしょう。

メリット デメリット
使うほど手数料が下がり限度額が上がる 初回は手数料が10%になりやすい
損害賠償保険が無料で付帯する 買取上限が事前に読みにくい
決算書が不要で書類は3点 個人事業主間の取引は対象外
会計サービスとの連携が進んでいる 審査が午後にずれると翌営業日入金になる

継続的に請求書を現金化する予定があるフリーランスほど、恩恵が大きくなる仕組みです。

こんな人におすすめ 注意点
保険と資金調達をまとめて備えたいフリーランス 単発利用では手数料面の利点が出にくい
継続的に請求書を現金化する予定がある事業者 当日入金を狙うなら午前中に申請する

長く付き合う前提であれば、条件は着実に改善していくサービスといえます。

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必要書類から逆算したファクタリング会社の選び方

手元にある書類から、選ぶべき会社は絞り込めます。

今の状況 候補になる会社
決算書が出せない、赤字決算である ベストファクター、ビートレーディング、日本中小企業金融サポート機構、QuQuMo
請求書がまだ発行できない ビートレーディング、トップ・マネジメント、GMO BtoB早払い
通帳や確定申告書を出したくない labol、FREENANCE
手数料の上限を先に知りたい PAYTODAY、OLTA、日本中小企業金融サポート機構、GMO BtoB早払い
土日祝に入金してほしい labol
数千万円規模の大口を資金化したい ベストファクター、ビートレーディング、アクセルファクター、トップ・マネジメント

書類が少ない会社ほど手数料の上限が高くなりやすい、という関係は覚えておいて損はありません。

迷ったときは、2社以上に見積りを依頼し、受取額そのものを比べてください。

よくある質問

Q. 請求書なしでも利用できますか。

A. 発注書や納品書、契約書などで取引を証明できれば、相談は可能です。受注段階での買取を明示している会社は限られるため、事前確認をおすすめします。

Q. 決算書を出さずに使える会社はありますか。

A. あります。ベストファクター、ビートレーディング、日本中小企業金融サポート機構、QuQuMo、ペイトナー、labol、FREENANCEは決算書が原則不要です。

Q. 個人事業主の印鑑証明書はどこで取得しますか。

A. 市区町村役場です。マイナンバーカードがあればコンビニでも取得できます。

Q. 赤字決算や税金の滞納があっても使えますか。

A. 審査では売掛先の支払い能力を重視するため、資金化できる可能性はあります。ただし未納があると原則利用できないと明示している会社もあります。

Q. 通帳は何か月分必要ですか。

A. 直近3か月分が目安です。会社によっては2か月分や7か月分など指定が異なるため、申込先の案内に従ってください。

監修者と編集ポリシー

監修:四ツ柳 啓太(株式会社アレシア/ベストファクター)

日々の審査業務と、利用企業への取材を担当しています。

本記事の数値は、株式会社アレシアの実績(2026年5月時点)および各社の公式情報に基づいています。

他社の条件は各社の公式サイトで公開されている情報をもとに整理し、確認できない項目は要問合せと記載しています。

当社は、資金繰りに悩む事業者様が違法な手段に頼ったり、悪質な業者に誘導されたりしないよう、正しい知識を届けることを使命としています。

本記事は一般的な情報提供を目的としたもので、審査結果を保証するものではありません。条件は変更される場合があるため、申込み前に各社の最新情報をご確認ください。

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