ファクタリングの5つのメリットを取り上げ、他の資金調達方法にはない利点をご説明させていただきます。
こんにちわ。いつもお世話になっております。ベストファクターの太田でございます。
事業をしていれば、急な支払が発生したり、思いがけないビジネスチャンスに出会ったり、事業を行う上で、急に資金が必要になることは珍しいことではありません。
先日売った商品の代金が1か月後に入ってくると分かっていても、今すぐに使えるお金ではありません。
「今、あと少し資金があったら…。」
そんな状況を改善してくれるのが ファクタリング です。
ファクタリングは、売掛金 をファクター(売掛債権買取会社)へ売却して、早期に資金化する仕組みです。
支払いなどで入金期日までは待てないという状況になった時に、その売掛債権をファクターに売却することで、2~3日程度で資金を得ることができます。
ビジネスの流れが速くなった現代社会においては、資金調達だけでなく事業投資もスピード勝負です。短中期的に投資を行い資金を回してゆくことが求められるケースも多く、売掛金をすぐに資金化できるファクタリングは、現代社会のニーズに合ったサービスと言えます。
それではファクタリングのメリットをご説明いたします。
ファクタリングのメリット
ファクタリングは実は利用するメリットがかなり多く、経済産業省や中小企業庁もその利用を推進している資金調達法です。
以下に、ファクタリングのメリットを5つのポイントにてまとめました。
以下順を追ってご説明いたします。
ファクタリングは審査・入金がとても早い
ファクタリングの1つ目のメリット
仮に、銀行に融資を申し込むと、決算書や試算表の提出、事業内容の確認、面談など、融資の結果が分かるまでにかなりの時間がかかります。
場合によっては、担保や保証人を用意する必要があり、融資の申し込みをすること自体に時間が掛かるというケースもあります。
その点、ファクタリングはスピーディーです。
売掛先企業やその売掛債権を審査し、問題がない場合には、すぐにでも売掛債権譲渡の契約に移行します。
もし取引が難しい場合でも、その結果を早い段階で知ることができるので、次の一手を考えることができます。
当社でお取引をさせて頂いている企業様の中には、即日に資金化されておられる企業様もたくさんいらっしゃいます。
平均で、2~3日程度で取引が完了します。
支払サイトが長い(請求から入金までの期間が長い)場合であっても、ファクタリングを行えば、最短で即日資金化することが可能です。
ファクタリングは金利・返済がない
ファクタリングの2つ目のメリット
仮に、融資を受けた場合には、融資額に利子をつけて返済する必要があります。
他方、ファクタリングは融資ではありませんので金利がかかりません。
そのため、場合によっては融資を受けるよりもファクタリングを利用する方が、使える資金が多くなる場合すらあるのです。
銀行融資の返済額
利息金額が3年分で129,763円。
利息を前払いするので、利息を引いた870,237円が実際に使えるお金です。
ファクタリングの支払額
手数料10%で100,000円。
手数料を差し引いた900,000円が実際に使えるお金です。
今、使えるお金で比べてみると、ファクタリングの方が有利であることが分かります。
加えて、ファクタリングは売掛債権という資産、つまり仕事の対価を受け取る権利を売却する事です。
負債となる融資とは異なり未来にかけての返済の義務が発生しません。
ファクタリングの審査は売掛先
ファクタリングの3つ目のメリット
ファクタリング会社が審査を行うのは、ファクタリングにお申し込みされた企業に対してではなく、債権の売却を検討している売掛先の企業に対してです。
そのため、申込みをした企業が、税金を滞納している。借入金額が大きい。といった理由で融資を受けられない場合であっても、そのことがファクタリングの利用に影響を及ぼすことはありません。
多重請負契約などの構造上の問題があるケースも少なくありませんが、実際にファクタリングを必要とするのは、中小企業、零細企業と呼ばれる比較的小規模な企業です。
売掛金が発生していても、潤沢な資金がある大企業ではファクタリングの必要はないかもしれません。
しかし、中小・零細企業が取引している相手企業が、大企業や中堅企業ということはめずらしいことではありません。
ファクタリング会社は、このような売掛債権を買い取ることで、中小・零細企業の資金繰りや経営の正常化をお手伝いさせていただいております。
ファクタリングは償還請求権がない
ファクタリングの4つ目のメリット
入金期日より前に売掛先企業が倒産した場合、予定されていたお金が入って来なくなることがあります。
しかし、2社間ファクタリング の場合は、売掛先企業が倒産した場合であっても、ファクタリング会社から、売掛債権を売却した企業への請求が行われることはありません。
それは契約の当事者が2社だけであり、売掛先に直接請求するには債権譲渡登記が必要となるためです。
また、売掛先企業がなんらかの理由で入金が遅れる場合であっても、その売掛債権の回収や管理はファクタリング会社が行いますので、売掛債権を売却した会社はリスクを回避することができます。
近年では、このようなリスクを回避する目的でファクタリングを利用する企業も増えています。
企業間取引は信用で成り立っているとはいえ、いつ、何があるか分からないものです。危機管理の一環としてもファクタリングの活用は有効です。
無料の財政コンサルティング
ファクタリングの5つ目のメリットは、財政コンサルティングです。ファクタリングを通じて経営状態の改善をアドバイスいたします。
財務体質強化のポイントは、貸借対照表(バランスシート)の管理・把握にあります。
バランスシートの内容を改善することが、財務体質の強化・改善につながるため、理想のバランスシートがどんな姿でありたいかを作成して、その理想と現状のギャップを埋める改善策をご提案します。
ファクタリングを利用することで、当座比率が向上し、新たな事業機会や事業効率化への投資も可能になります。これにより経営状態が向上する循環を作り出していくという方法が最も多いパターンです。
ファクタリングのメリット:まとめ
ファクタリングの5つのメリット
- ファクタリングは最短即日中に現金を手に入れられます。
- ファクタリングは資産であり、融資のように負債でないため金利がかからず返済の義務がありません。
- ファクタリングの審査は売掛先企業やその債権の信用であり、利用企業様の財政状態などは関係がありません。
- 償還請求権 がない、つまり支払い義務がなくリスクを負いません。売掛債権の回収や管理はファクタリング会社が行います。
- 財務コンサルティングにより、経営状態の向上循環を作り出すことができます。
おわりに
このように、メリットの多いファクタリングですが、ファクタリングを利用することで、取引先企業から「資金繰りが悪いのではないかと思われる。」と心配する経営者が多いのも事実です。
このような事態を招く理由の一つに、商売を行う際に、借金することをあまりよく思わないという日本特有の考え方があります。
しかし、投資家から直接資金を集めるベンチャー企業や、クラウドファンディングのように、資金の出所よりも「何をするか」に重点を置いたビジネスが主流となりつつあります。
経済産業省や中小企業庁も売掛債権の利用を推進しており、これまでの古い考えに基づく風評被害の防止に努めています。
ファクタリングの利用が信用情報に関わることもありません。
新しい時代の資金調達法として、ファクタリングを活用してください。
ベストファクターでは、ご相談のみもお受けしております。
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