ファクタリングの仕組み
オンラインファクタリングとは?ネットで完結できる優良会社10選を紹介
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ファクタリング【即日スビード資金調達】

この記事は約19分で読めます。

ファクタリングの利用を検討していても、なかなかファクタリング会社のオフィスへ向かう時間が確保できない方は多いと思います。

従来のファクタリングは面談審査が必須でしたが、近年ネット上で完結できる「オンラインファクタリング」に対応している業者も増えてきました。

今回の記事では、オンラインファクタリングのメリットやデメリット・利用の流れ・おすすめ優良会社10選などについて解説します。また、オンラインファクタリングの利用が向いているケースについても紹介しています。

オンラインファクタリングの特性を理解して、自社の状況に合った最適なファクタリング会社を選びましょう。

記事の目次

オンラインファクタリングとは?

オンラインファクタリングとは、その名のとおりオンライン上で手続きを完結できるファクタリングサービスです。

ファクタリングとは資金調達方法の1つで、売掛債権をファクタリング会社に売却することで期日よりも早く現金を受け取れる金融サービスです。

ファクタリング契約では、業者のオフィスに出向いたり郵送でやり取りしたりして審査・契約を行うのが一般的ですが、オンラインファクタリングではこのような一連の流れが必要ありません。

インターネットを介して、申込みから現金化までのすべてを完結できる点が魅力の資金調達方法です。

オンラインファクタリングのメリット7選

オンラインファクタリングのメリットは、下記の7つです。

  1. オンラインで手続きが簡単
  2. 最短即日入金が可能
  3. 手数料が安い
  4. 債権譲渡登記が不要
  5. 個人事業主でも利用できるファクタリングサービスが大半
  6. 営業時間を気にせず24時間申込みが可能
  7. 強引な営業や勧誘を受けない

オンラインファクタリングは申込から契約までをWeb上で完結できるので、手数料の低さや入金スピードの速さなどの特徴があります。

オンラインファクタリングの7つのメリットを順番に解説します。

1.オンラインで手続きが簡単

オンラインファクタリングの最大のメリットは、Web上で手続きが完結することです。

必要書類はWebにアップロードし、契約もクラウド上で締結・管理を行うので手続きにかかる時間とコストを最大限に抑えられます。

ファクタリング会社のオフィスに向かう必要がないので、時間の捻出が難しい事業主でも利用しやすい特徴があります。

2.入金までが早い

オンラインファクタリングは、申込みから入金までにかかる時間が短いのもメリットです。

一般的にファクタリングの契約方法で採用されているのは、面談・郵送です。しかし、面談審査には日程調整と面談時間の確保が必要であり、郵送も必要書類のやり取りに1週間ほどの時間を要しました。

オンラインファクタリングであれば、24時間Webフォームから申込み可能です。利用者の必要書類さえ揃っていれば、ファクタリング会社によっては最短30分というスピード感で現金化もできます。

3.手数料が安い

手数料が比較的安く設定されているのも、オンラインファクタリングの魅力です。

オンライン上で一連の流れが完結できるので、面談審査で発生する人件費・紙媒体の契約書に必要な印紙代などの諸経費がかかりません。その分手数料が安くなりやすいです。

ファクタリング手数料の相場は、「自社」「ファクタリング会社」の2社で契約を行う2社間ファクタリングでは10%〜20%です。しかし、オンライン契約の2社間であれば2%〜12%程度まで手数料を抑えられます。

Web上で完結することで、コストを最大限に抑えた資金調達が可能です。

4.債権譲渡登記が不要

2社間ファクタリングの契約で求められがちな債権譲渡登記が、オンライン契約では不要です。

債権譲渡登記とは、対象の債権が誰から誰に譲渡されたのかを登記によって公的に証明することです。ファクタリング会社のリスクヘッジの目的で提案されますが、利用者負担で登録免許税7,500円・司法書士報酬5万円〜10万円程度が発生してしまいます。

しかし、オンラインファクタリングではクラウド契約サービスを利用するので債権譲渡登記が不要です。

ファクタリング会社の多くが採用しているクラウドサインでは、契約時に合意締結証明書が発行されるので登記がなくても証明になるのです。

オンラインファクタリングでは債権譲渡登記が不要な分、費用を安く抑えられます。

5.個人事業主でも利用できるファクタリングサービスが大半

オンラインファクタリングは、個人事業主の利用に対応している業者がほとんどです。

ファクタリング会社によって審査基準がありますが、開業届さえあれば企業間でなくとも利用できる場合があります。オンラインファクタリングは資金調達を急いでいる個人事業主・フリーランスにとって利用しやすいサービスと言えます。

銀行系の店舗型ファクタリングサービスは、法人のみしか利用できないサービスがほとんどで、個人事業主やフリーランスは利用できないケースがほとんどです。

しかし、オンライン完結型のファクタリングであれば、個人事業主やフリーランスに対して多くのサービスで対応しています。

オンライン完結型のファクタリングは個人事業主やフリーランスでも、最短即日資金調達できる方法として重宝します。

6.営業時間を気にせず24時間申込みが可能

オンライン完結のメリットとして、インターネットがあれば24時間申込み可能な点が挙げられます。

一般的にファクタリング会社の営業時間は、平日の日中のみであることがほとんどです。オンラインファクタリングなら、営業時間内に窓口へ行けない・仕事帰りが遅い方でも利用しやすいです。

業者の中には、24時間365日最短60分で資金調達できるサービスもあるので、申込だけでなく資金調達も時間に関わらず必要なタイミングで可能です。

オンライン完結型のファクタリングは審査や契約システムが自動化されているケースが多いので、時間や曜日に関わらずスピーディーにおこなえる点は店舗型のファクタリングにはないメリットです。

7.強引な営業や勧誘を受けない

オンライン完結型のファクタリングはWeb上で申込から入金まで完結できるからこそ、強引な営業をかけられる心配がありません。

店舗型のファクタリング会社の中でも悪徳業者は、高額な手数料であるにも関わらず、半ば強引に契約を進められ、よく考える時間もなく、気づいたら高額な手数料のファクタリング契約をさせられてしまったという話は珍しくありません。

万が一、申込み先のファクタリング会社が悪質業者だった場合、契約内容が腑に落ちていないにもかかわらず強引に契約を押し通される可能性があります。

直接会う必要がないオンラインファクタリングであれば、断りにくいといったこともありません。

複数の業者に同時に申し込みを行い、業者間の手数料を比較しながら、自社に合ったサービスをじっくりと検討するということがオンライン完結型のファクタリングでは可能です。

オンラインファクタリングのデメリット4選

オンラインファクタリングのデメリットは以下のとおりです。

  1. 審査の柔軟性に欠ける
  2. 経営者の人柄が考慮されない
  3. 2社間のみの対応が多い
  4. 必要書類をデータ化してアップロードしなければならない

オンライン完結型のファクタリングは店舗型のように審査に融通が利きませんし、数字でしか審査をおこなってくれません。

また、オンライン完結型だからこそ、申し込み手続きが煩雑になるケースもあるようです。

オンライン完結型のファクタリングは非対面だからこそのデメリットもあるので、デメリットも理解したうえで申し込みを検討すべきです。

オンライン完結型のファクタリングの4つのデメリットについて詳しく解説していきます。

1.審査の柔軟性に欠ける

オンラインファクタリングは担当者と顔を合わせる機会がありません。

そのため、審査の柔軟性に欠けるデメリットがあります。

例えば、売掛先が小規模だった場合です。一般的にファクタリング審査では売掛先の規模が大きいほうが貸倒れリスクが少ないとみなされ、審査に通りやすくなる傾向にあります。

面談審査であれば、売掛先が小規模でも信用力を証明できる追加書類を提示して担当者へ交渉ができます。

しかし、オンラインだと必要書類から読み取った売掛先の情報のみで判断されるので、有名企業との取引ではない場合は不利になりやすいのです。

また、対面では必要書類が揃えられない場合も代替え書類で対応してもらえるケースもありますが、オンラインファクタリングでは申込みができません。

2.経営者の人柄が考慮されない

オンラインファクタリングは、利用者の人柄が考慮されない点もデメリットです。

融資やファクタリングの審査では、利用者の人柄・資質も重要視されます。例えば、面談での対応次第で有利になったり、事業計画の明確さで返済能力が認められたりもします。

オンラインファクタリングでは、利用者の人柄・資質については考慮されず、売掛債権の信用がなにより重要です。

弊社のような面談を重視するファクタリング会社では、決算書や確定申告書などの数字からのみ審査するのではなく、経営者としての資質や人柄など、数字では判断できない定性的な部分を審査に盛り込むので、オンライン完結型よりも有利な条件でファクタリングを取り扱わせていただくこともあります。

しかし、オンライン完結型のファクタリング会社では、ファクタリング会社の担当者との面談がないので、利用者が誠実な人柄であったとしても、利用者が経営者として明確なビジョンや戦略を持った優れた人だとしても、審査で考慮されない点がデメリットと言えます。

3.2社間契約がメインになる

オンライン契約では、ほとんどの業者が3社間ファクタリングに対応していません。

3社間ファクタリングとは、「自社」「ファクタリング会社」「売掛先」の3社で契約する取引形態で、手数料相場が1%〜9%と安くなるメリットがあります。

オンライン契約の2社間ファクタリングは2%〜12%程度なので、少しでも調達コストを抑えたい方は3社間契約が向いていると言えます。

また、2社間ファクタリングでは利用者の信用も審査で重視されるので、あまりにも業況が悪い場合や資金ショート寸前の場合には審査に通過できないことがありますが、そのような事業者も3社間であれば審査に通過することが可能です。

このような事業者は3社間ファクタリングのために、別の業者へ申し込まなければならないので、申し込みに手間がかかってしまいます。

オンライン完結型では2社間ファクタリングしか申し込めませんし、審査に落ちた場合に同じ会社で3社間ファクタリングに申し込むということが不可能です。

4.必要書類をデータ化してアップロードしなければならない

オンラインファクタリングは必要書類もオンラインでやり取りするため、データ化してアップロードしなくてはなりません。

データ化するためには、スキャナでの読み込み・スマホでの撮影などが求められます。インターネットが苦手な方には、オンラインファクタリングの申込み方法は難しく感じるかもしれません。

データ化が難しいようであれば、対面・郵送・FAXで契約できるファクタリング会社を選びましょう。

ただし、対面・郵送・FAXは入金までに時間がかかるので、早めの申込みが必要です。

オンラインファクタリングの利用が向いている4つのケース

オンラインファクタリングの利用が向いているケースは以下の4つです。

  1. ファクタリング会社のオフィスが近くにない
  2. 現金化を急いでいる
  3. コストを抑えてファクタリングを利用したい
  4. 小口債権の売却を検討している

地方に所在する事業者の方や、急いで資金が必要な方などにオンライン完結型のファクタリングは向いています。

オンライン完結のファクタリングが適している4つの場面を順番にご紹介します。

1.ファクタリング会社のオフィスが近くにない

オンラインファクタリングが適しているのは、業者のオフィスが近くにないケースです。

ファクタリング会社の多くは、東京・大阪・福岡など主要都市に支店が集中しています。

そのため、利用者が地方で事業を営んでいる場合、面談に向かうのが困難であることが多いです。出張面談に対応しているファクタリング会社もありますが、基本的に出張費は利用者負担なので追加の費用が発生してしまいます。

オンラインファクタリングであれば、地方に住んでいても会社や自宅から申込み・審査・入金が完結できます。

交通費もかかりませんし、時間もかけずに、スムーズにファクタリングを利用できる点はオンライン完結型ファクタリングのメリットです。

2.現金化を急いでいる

現金化を急いでいる場合もオンラインファクタリングが適しています。

例えば、予期せぬトラブルが発生してしまった時です。運送業でトラックが故障したり製造業で機械が不具合を起こしたりした場合、1日でも早く資金調達して修理しなければ企業は大損害を受けてしまいます。

ファクタリングは総じて入金スピードが早いですが、オンライン完結であれば、最短30分・最短2時間といったサービスもあり、さらにスピーディーな対応が可能です。

「今日、資金を用意しなければ手形や小切手が不渡りになる」「従業員の給料の支払いに遅れるわけにはいかない」というような場面で、オンライン完結型のファクタリングであれば当日中に資金調達ができるので、活用するとよいでしょう。

3.コストを抑えてファクタリングを利用したい

コストを抑えて資金調達したい場合も、オンラインファクタリングが適しています。

前述したように、オンライン契約では交通費・出張費・印紙税など本来契約に必要であった諸経費を大幅にカットできるからです。

3社間ファクタリングは、手数料が安い反面、売掛先に利用を知られるデメリットがあります。

売掛先に資金調達を知られずに3社間に近い手数料で利用したい場合には、オンラインファクタリングが向いていると言えます。

4.小口債権の売却を検討している

オンラインファクタリングは、小口債権に対応しているケースがほとんどです。

一般的に少額債権は、ファクタリング審査で不利になる傾向にあります。1回あたりの契約にかかる諸経費に差がないにもかかわらず、得られる利益が少ないからです。

しかし、オンラインファクタリングでは業者側の負担する諸経費が軽減されるので、買取可能額の下限が低く設定されている傾向にあります。

ファクタリング会社によっては、下限なし・1万円〜などの小口債権にも対応しています。

オンラインファクタリングの審査基準

オンラインファクタリングは次のような基準で審査がおこなわれます。

  • 売掛先企業の決算状況
  • 売掛先企業との取引期間
  • 売掛先企業の入金実績
  • 売掛債権の入金サイト
  • 売掛債権の金額
  • 利用者の決算状況

オンラインファクタリングも基本的には通常のファクタリングと同じような基準で審査がおこなわれます。

売掛先企業の決算状況

ファクタリング審査で最も重視される点が売掛先企業の決算状況です。

ファクタリングは売掛債権を売却して資金調達する方法で、ファクタリング会社は売掛先企業に対して保有している債権を回収することによって代金を回収します。

そのため審査では、売掛先企業が期日通りに代金を支払える企業かどうかという点が最も重視されます。

売掛先企業の業況に問題がなければ「売掛債権は期日通りに支払うことができるだろう」とポジティブに判断されますが、売掛先企業が赤字や債務超過の場合には「期日通りの支払いはできない」と判断され、審査通過が困難です。

上場企業・官公庁・地域の優良企業などに対する売掛債権であれば審査に通過できる可能性が高くなります。

一方、赤字や債務超過の企業に対する売掛債権の場合、審査通過が難しくなるので注意しましょう。

売掛先企業との取引期間

売掛先企業と利用者の取引期間が長ければ長いほど審査では有利です。

取引期間が長ければ長いほど、売掛先企業が信用できる企業かどうかという判断材料が豊富だからです。

一方、初めて取引する企業の場合は、売掛先企業が信用できる企業かどうかの判断ができません。

そのため、毎月継続的に取引があり、数年前から取引をおこなっているような、期間が長い取引先に対する売掛先をファクタリングするようにしてください。

売掛先企業の入金実績

売掛先企業の入金実績も審査ではかなり重要です。

過去の取引で期日通りに支払った回数が多ければ多いほど審査では有利になります。

ファクタリング審査で通帳の写しの提出を要求されるのは、入金実績を確認するためです。

そのため、ファクタリング審査では入金実績を確認するため、ほとんどの業者で売掛先からの入金が確認できる通帳の写しの提出を求めています。

毎月のように取引があり、毎月期日通りに入金されている取引先に対する売掛債権であれば、ファクタリング審査に通過できる可能性は高くなります。

一方、期日に遅れることが多い売掛先企業に対する売掛債権は審査で不利になるでしょう。

取引歴が長く、期日を守る取引先に対する売掛債権を売却することで、スムーズに審査に通過できるでしょう。

売掛債権の入金サイト

売掛債権の入金サイトは短ければ短いほどファクタリング審査では有利です。

売掛債権の入金サイトとは、請求書を発行し、売掛債権が発生してから入金になるまでの期間のことです。

入金サイトが短いのであれば、短期間のうちに取引先企業の業況が変化して、審査に通過できなくなる可能性は低いと考えられるので、ファクタリング会社にとっては「リスクの低い売掛債権」と判断できます。

一方、入金サイトが長い場合、サイトが短い売掛債権と比較して、期日までに売掛先企業の業況が悪化するリスクは高くなります。

そのため、期日の異なる複数の売掛債権を保有しているのであれば、できる限り、期日までの日数が短い売掛債権を売却した方が審査では有利になります

売掛債権の金額

売掛債権の金額が利用者の売上規模に見合ったものかどうかという点も審査では重視されます。

例えば、年商1,000万円の企業が500万円の売掛金をファクタリングする場合は「売上規模から見て不自然」と判断される可能性が高いでしょう。

1つの売掛先企業に対する1回分の売掛金が年商の半分もの金額になることはどう考えても不自然だと判断されるためです。このようなケースでは架空の債権を計上してファクタリングの申し込みをしたことを疑われてしまいます。

結論的にいえば、ファクタリング審査で金額的に不自然ではない金額は月商程度です。

月商を超えるような金額の売掛債権でファクタリングに申し込んでしまうと審査で不利になることがあります。

もしも高額の売掛債権を売却したいのであれば、弊社のような面談を重視し、お客様の事情をしっかりとヒアリングで確認するようなファクタリング会社をご活用ください

利用者の決算状況

2社間ファクタリングの審査では利用者の決算状況もかなり重視されます。

2社間ファクタリングでは売掛先企業の同意を得ずに契約し、利用者に代金が経由するので、利用者の決算状況が悪いと架空債権の計上や二重譲渡や代金流用の懸念が生じるためです。

ファクタリングは利用者が赤字や債務超過でも審査に通過できますが、あまりにも資金繰りが悪く「今日にも明日にも資金ショートしそう」という状況下では、審査に落とされてしまうことがあります。

なお、3社間ファクタリングはあらかじめ売掛先企業の同意を得て契約し、売掛先企業が直接利用者へ代金を支払うので、2社間ファクタリングのようなリスクはありません。

3社間ファクタリングの審査では利用者の業況や資金繰りはほぼ加味されないので、2社間ファクタリングの審査に落ちてしまったら3社間ファクタリングの利用を検討してください。

オンラインファクタリングの契約の流れ

オンラインファクタリングの契約の流れは以下のとおりです。

  1. Webフォームから申込みをする
  2. 必要書類をアップロードする
  3. 審査を受ける
  4. 審査結果と契約の詳細が送られる
  5. ファクタリング契約を締結し入金
  6. 売掛債権の入金期日にファクタリング会社から代金が入金される
  7. 利用者からファクタリング会社へ送金して売掛債権の回収が完了

ただし、オンライン契約はすべてWeb上の手続きなので、ネットワーク障害などのトラブルが発生すると利用できません。自宅のネット環境がイマイチなのであれば、Wi-Fi環境の良いカフェなどに移動して手続きをしましょう。

①Webフォームから申込みをする

まずはWEBの申し込みフォームから、ファクタリングの申し込みをおこないましょう。

申し込みフォームの内容はファクタリング会社によって異なります。

利用者の情報、売掛先企業、売掛債権の情報などのあらゆる情報を入力しなければならない完全オンラインの業者もあれば、簡単な情報を入力すると担当者から電話があり、ヒアリングをおこなう業者もあります。

ヒアリングの業者の方が入力内容のミスが少なく安心ですが、「担当者と話すのには抵抗がある」という方は完全オンラインを選択するとよいでしょう。

②必要書類をアップロードする

申し込みが完了すると必要書類をアップロードします。

提出しなければならない書類の数はファクタリング会社によってかなり異なります。

また、基本的には書類をPDF化して送付しなければならないケースがほとんどなので、手間をかけずに申し込みをしたいのであれば、必要書類が少ないファクタリング会社へ申し込むのがよいでしょう。

③審査を受ける

書類のアップロードが完了するとファクタリング会社の審査が完了します。

オンライン完結型のファクタリング会社の場合には、審査にはそれほど時間はかかりません。

速い業者で最短10分、時間がかかる業者でも2営業日もすれば審査回答があるでしょう。

審査の過程でファクタリング会社から問い合わせや追加の書類提出を求められることがありますが、このような場合には、速やかに対応するようにしてください。

④審査結果と契約の詳細が送られる

ファクタリング審査が終わると、メールなどで審査結果等が届きます。

審査結果には次のような内容が明記されています。

  • 買取の可否
  • 手数料率
  • 掛目

ファクタリングは複数の業者に同時に申し込んでも信用情報に傷がつくようなことはありません。

信用できる業者が見つからない場合には、複数の業者へ申し込みをおこない、手数料や掛目を比較するとよいでしょう。

⑤ファクタリング契約を締結し入金を受ける

審査結果に納得できたら、ファクタリング会社とファクタリング契約を締結し入金を受けましょう。

オンライン完結型のファクタリングの場合、契約手続きは、クラウドサインなどのオンライン契約システムを利用しておこなわれるのが基本です。

クラウドサインは弁護士ドットコムが監修しているサービスですし、その他のサービスも基本的にセキュリティには問題ありません。

オンライン契約に負担を感じている方も多いですが、システムの安全性やセキュリティという点では、ファクタリング会社と紙ベースで契約するよりも安全性が高いといっても過言ではありません。

契約手続きは契約内容を確認して電子署名をおこなうだけですので、10分程度で完了します。

契約完了後は、ファクタリング会社から契約時に指定した銀行口座へ代金が入金されます。

この際に入金される金額は「売掛債権金額×掛目ー手数料」で計算される金額です。

債権金額全額が入金されるわけではないので注意しましょう。

⑥売掛債権の入金期日に売掛先企業から代金が入金される

売掛債権の入金期日になると、売掛先企業から利用者に対して代金が入金されます。

2社間ファクタリングは売掛先企業に秘密で契約するものです。売掛先企業は自社の債務が売却されたことを知らないので、通常通りに利用者に対して代金を支払います

2社間ファクタリングでは利用者とファクタリング会社は「債権回収代行契約」という契約を締結し、ファクタリング会社に代わってファクタリング会社の代金を回収する義務を負っています。

回収代行契約に基づいて、利用者は責任を持って売掛先企業から売却した売掛金の代金を回収しなければなりません。

⑦利用者からファクタリング会社へ送金して売掛債権の回収が完了

ファクタリング利用者は売掛先企業から回収した代金をファクタリング会社へ送金します

これでファクタリング会社は売掛債権の回収が完了します。

もしもファクタリング会社へ送金をしないと、ファクタリング会社が売掛先企業に直接督促することがあり、売掛先企業にファクタリングをしたことを知られてしまうので、必ずファクタリング会社と契約した期日までに売掛先企業から回収した代金を送金するようにしてください。

オンラインファクタリングの必要書類

ファクタリング会社によって必要書類の量は2つ〜7つと異なります。

一般的に必要書類に含まれやすいのは、以下の資料です。

  • 身分証明書
  • 請求書等の売掛債権成因資料
  • 通帳コピー
  • 開業届・営業許可証等
  • 確定申告書
  • 決算書
  • 登記簿謄本
  • 印鑑証明書
  • 納税証明書等

ファクタリング会社によって異なりますが、最大で上記のような書類の提出が必要です。

オンライン完結型のファクタリングでは、これらの書類をPDF化してアップロードしなければならないので、かなりの手間になってしまいます。できる限り手間をかけずにファクタリングの申し込みをしたいのであれば、必要書類の少ないファクタリング会社を利用するようにしてください

登記簿謄本・印鑑証明書は法務局で取得できます。また、開業届・確定申告書・決算書を紛失した場合は税務署で再発行が可能です。

これらの書類を提示し、ファクタリング会社によっては、追加資料の提示や電話によるヒアリングを求められるケースもあります。

最短即日入金のオンライン完結型ファクタリングサービス10選

ここでは、最短即日入金のオンライン完結型ファクタリングサービス10選をご紹介します。

安全に利用できるオンライン完結型のファクタリングサービスは次の10社です。

  • JBL
  • GMOBtoB早払い
  • ペイトナーファクタリング
  • OLTA
  • PayToday
  • QuQuMo(ククモ)
  • FREENANCE(フリーナンス)
  • labol
  • ビートレーディング
  • ウィット

利用者からの口コミや評価が高く、安全に利用できるとされているおすすめのファクタリングのサービスのスペックや特徴について詳しく解説していきます。

JBL

種類 2社間ファクタリング

3社間ファクタリング

入金スピード 最短2時間
手数料 2%〜
買取可能額 〜1億円
手続き方法 オンライン・LINE・FAX

JBLは、審査通過率90%超えの柔軟な審査が強みのファクタリング会社です。

申込みから入金まで最短2時間と圧倒的なスピード感で対応してもらえるので、審査結果を早く知りたい・資金調達まで時間がないといった方も安心して利用できます。

また、JBLの公式サイトではAIオンライン10秒査定を受けられます。たった5項目を入力するだけで資金調達額・手数料がわかるので、ファクタリングを検討中の方は一度JBLのオンライン査定を受けてみてはいかがでしょうか。

GMOBtoB早払い

種類 2社間ファクタリング

3社間ファクタリング

・注文書ファクタリング

入金スピード 最短2営業日で入金
手数料 1%〜10%
買取可能額 100万円〜1億円
手続き方法 オンライン・電話

GMOBtoB早払いは、注文書買取にも対応している法人特化型のファクタリングサービスです。

注文書買取とは、本来の売掛金の入金日よりも最大120日間現金化を早められるサービスです。仕事を受注した段階で売却できるので、通常の請求書買取よりも2倍以上早く資金調達ができます。

請求書ファクタリングは1%〜10%・注文書ファクタリングは2%〜12%と手数料率が明確なのも嬉しいポイントです。

1回限りの利用を前提とした「都度タイプ」と、継続利用を前提とする「継続タイプ」という2つの契約方法が存在し、継続タイプを選択すれば手数料が低くなります。

毎月のようにファクタリングを継続的に利用する方は、継続タイプが用意されているGMO BtoB 早払いがおすすめです。

また、申し込みをする専任の担当者がつくので、最初から最後まで同じ人に相談でき安心です。

調達コストを抑えながら素早くリスクに備えておきたい法人の方は、GMOBtoB早払いに相談しましょう。

ペイトナーファクタリング

種類 2社間ファクタリング
入金スピード 最短10分
手数料 一律10%
買取可能額 1万円〜25万円(初回のみ)
手続き方法 オンライン

ペイトナーファクタリングは、入金まで最短10分と業界最速級のスピード買取を実施しているファクタリング会社です。

入金スピードの早さもさることながら、手数料が一律10%とわかりやすい料金体系なのもペイトナーファクタリングの魅力の1つです。

また、個人事業主に対する請求書の買取に対応している唯一の主要業者なので、個人事業主やフリーランスを顧客としている事業者の方は利用を検討するとよいでしょう。

新規登録ユーザーは買取可能額の上限が25万円と設定されていますが、利用実績次第で最大100万円まで調達可能になります。

小口債権の取引がメインの企業は、ペイトナーファクタリングの利用が適していると言えます。

OLTA

種類 2社間ファクタリング
入金スピード 最短即日
手数料 2%~9%
買取可能金額 下限・上限なし
手続き方法 オンライン
公式サイト https://www.olta.co.jp/

OLTAは、2017年に日本で初めてオンラインファクタリングの提供を開始したパイオニア企業です。

手数料の高さが難点になりがちな2社間ファクタリングも、OLTAであれば2〜9%です。3社間ファクタリングと変わらない低手数料で利用できるのは嬉しいポイントと言えます。

また、請求書の一部買取にも対応しているので「100万円の売掛債権のうち、30万円だけ現金化する」といった利用も可能です。

最短即日入金にも対応しているので、低手数料・スピード入金のどちらも欠かせない方はOLTAに相談してみましょう。

大手ベンチャーキャピタルから出資を受け、日本各地の地方銀行や信用金庫などと提携し、金融機関の顧客にファクタリングを販売しています。

大手企業が出資をして、銀行が提携するほどの企業なので、運営業者の安全性という観点でも非常に高いファクタリング会社だといえるでしょう。

PayToday

種類 2社間ファクタリング
入金スピード 最短30分
手数料 1%〜9.5%
買取可能額 10万円〜上限なし
手続き方法 オンライン

PayTodayは買取手数料1%〜9.5%とリーズナブルな価格設定をしているファクタリング会社です

一般的に売掛債権によってファクタリングの手数料は変動しますが、PayTodayであれば上限額が決まっているので調達コストが予想外に高くなる心配がありません。

さらに、PayTodayのファクタリングが安心なポイントは、基本的にオンライン完結でありながら利用者の希望があれば面談審査にも対応している点です。

サービス開始から5年程度で、累計申し込み金額は200億円を突破しています。

初めてファクタリングを利用する人が数多く利用しているサービスなので、初めてのファクタリングに不安を抱えている方は、PayTodayの利用を検討しましょう。

QuQuMo(ククモ)

種類 2社間ファクタリング
入金スピード 最短2時間
手数料 1%〜14.8%
買取可能額 下限・上限なし
手続き方法 オンライン

QuQuMoは手数料1%〜と、業界トップクラスの安さを誇るファクタリングサービスです。

手数料率のスタートが低く設定されているので、売却する売掛債権次第では最大限調達コストを抑えられます。加えて、最短2時間という驚異的なスピード入金に対応しているので、今日明日でも現金が必要な事業主には心強いサービスと言えます。

上限手数料は14.8%と若干高めですが、その分審査の基準はそれほど厳しくありません。

リスクの低い売掛債権には低い手数料を設定し、リスクの高い売掛債権には高い手数料で対応しているので、幅広い売掛債権の買取に対応している業者です。

審査に自信のない方は利用を検討するとよいでしょう。

QuQuMoの必要書類は、請求書・通帳の2点のみなので、ファクタリングの利用を思い立ったその日に申込み可能です。

FREENANCE(フリーナンス)

種類 2社間ファクタリング
入金スピード 最短即日
手数料 3%〜10%
買取可能額 上限・下限なし
手続き方法 オンライン

FREENANCEは、小口・大口のどちらの債権にも対応している2社間特化型のファクタリングサービスです。

手数料も上限が10%に固定されているので、調達コストが割高になりやすい少額債権も安心して譲渡できます。

また、FREENANCEを利用する最大のメリットは、ファクタリングを利用すると無料で保証サービスが受けられる点です。付帯サービスである「フリーナンスあんしん補償」では、万が一の事故や損害に対して最大5,000万円まで保証してもらえる手厚いサポートがついています。

事業規模が小さい企業は1回の損害が倒産につながりかねません。万が一に備えて、保険をつけておきたい方はFREENANCEへの相談がおすすめです。

labol

種類 2社間ファクタリング
入金スピード 最短60分
手数料 一律10%
買取可能額 1万円〜上限なし
手続き方法 オンライン

ラボルは、フリーランス・個人事業主に特化した2社間ファクタリング専門の優良会社です。

最大の特徴は24時間365日最短60分入金に対応している点です。

数あるファクタリング会社の中でも、時間や曜日を問わずにいつでも最短60分入金に対応しているのはラボルだけなので、緊急時の資金調達手段として頭に入れておいて損はありません。

ラボルの強みは、オンライン完結でありながら審査の柔軟性が担保されている点と言えます。例えば、ラボルの利用対象者は、開業間もない企業・新規取引の売掛先・業種の制限なしと非常に幅広いです。

また、必要書類が揃えられない場合でも、売掛先との連絡履歴が確認できるLINE・メール・chatworkなどを代替え書類として提案してもらえるので、書類の収集に苦戦している方も安心して利用できます。

審査落ちに不安がある方は、ラボルへ一度相談してみましょう。

運営業者は東証プライム市場上場企業の株式会社セレスの100%子会社です。

実質的に上場企業が運営しているファクタリングサービスなので、業者の安全性が高いサービスです。

ビートレーディング

種類 2社間ファクタリング

3社間ファクタリング

・注文書ファクタリング

入金スピード 最短2時間
手数料 2%〜12%
買取可能額 上限・下限なし
手続き方法 オンライン

ビートレーディングは、月間契約数800件の取引実績を誇る大手ファクタリング会社です。

累計買取金額1,300億円、取引社数は5.8万社と圧倒的な実績を誇ります。

買取可能額の上限・下限なしと公表されていますが、ビートレーディングは過去に3万円〜7億円までの買取実績をもちます。調達可能額の幅広さは、ファクタリング業界屈指の広さと言っても過言ではありません。店舗型のファクタリング会社として東京・仙台・名古屋・大阪・福岡の全国5箇所に拠点を構えています。

店頭ではファクタリングの申し込みのほか、財務コンサルティングを受けられるの経営改善を図りたい方にもおすすめの業者です。

また、オンライン完結型のファクタリングにもかなり力を入れています。

オンライン完結型であれば入金スピードが最短2時間と圧倒的に早いので、ビートレーディングに相談すればビジネスチャンスの到来を逃す心配がないと言えます。

大型案件の受注・急ぎの資金調達の際には、利用を検討すべきファクタリング会社です。

ウィット

種類 2社間ファクタリング

3社間ファクタリング

入金スピード 最短2時間
手数料 5%〜
買取可能額 上限・下限なし
手続き方法 オンライン・電話・郵送

ウィットは、500万円以下の小口債権を得意としたオンライン完結型ファクタリングサービスです。

「電話1本でラクラク調達」をモットーにしており、一般的なファクタリング会社の休日にあたる土日祝でも、営業時間内であれば電話1本で申込み可能です。

また、ウィットのオンラインファクタリングなら担当者の電話サポートを受けながら必要書類のアップロードを行うので、ネット上の操作が苦手な方でも安心して利用できます。

オンライン完結型のファクタリングでありながら、利用者からの評価がとても高いサービスだといえるでしょう。

また、ウィットは買取限度額が500万円で「小口専門」と謳っている業者です。

そのため、売掛金の金額が小さくても積極的に買取をおこなっているので、売上規模の小さな業者も積極的に相談するとよいでしょう。

オンラインファクタリングに興味はあるけど利用が難しそう、と不安を抱えている方はぜひ一度ウィットに問い合わせしてみましょう。

オンラインファクタリングの選び方

オンラインファクタリングは次のような基準で選択するのがよいでしょう。

  • 完全オンライン型のファクタリングを選択する
  • 即日入金ファクタリングを選ぶ
  • 運営業者が安全なファクタリングを選ぶ
  • 手数料の上限が低いファクタリングを選ぶ

オンラインファクタリングは非対面で完全に契約でき、即日入金ができる業者を選択するとよいでしょう。

オンラインファクタリングを選択する際に重視すべき4つのポイントについて詳しく解説していきます。

完全オンライン型のファクタリングを選択する

オンライン型のファクタリング会社を選択するのであれば、完全オンライン完結型のファクタリング会社を選択しましょう。

オンラインファクタリングの中でも、契約だけオンラインものも郵送やFAXで送付しなければならないものなど多数です。

しかし、せっかくオンライン完結型のファクタリング会社を選択するのであれば、対面や郵送やFAXなどが全く必要ない、オンライン完結型のファクタリング会社を選択するとよいでしょう。

完全オンライン完結型のファクタリングは、契約手続きは弁護士ドットコムが監修しているクラウドサインでおこなうことが多いので、セキュリティも非常に高くなっています。

即日入金ファクタリングを選ぶ

オンライン完結型のファクタリングを選択するのであれば即日入金のファクタリングを選択しましょう。

オンライン完結型のファクタリングは、日本中どこにいても、申し込み〜必要書類の提出〜契約手続きという一連の手続きがオンラインで完結します。

そのため、即日入金に非常に強みを持っているので、急いで資金が必要なタイミングで活用できます。

せっかくオンライン完結型のファクタリングを選択するのであれば、即日入金に対応したファクタリングサービスを選択しましょう

運営業者が安全なファクタリングを選ぶ

運営業者が安全なファクタリング会社を選択してください。

ファクタリング会社を運営するには免許や許認可や登録が一切不要です。

そのため、ファクタリング会社の中には、相場をはるかに超える手数料を設定する悪徳業者や、ファクタリングと称して実質的な貸付を実施する違法業者などが混在しています

ファクタリング会社の選び方については、金融庁が次のように注意喚起をおこなっています。

一般に「ファクタリング」とは、事業者が保有している売掛債権等を期日前に一定の手数料を徴収して買い取るサービス(事業者の資金調達の一手段)であり、法的には債権の売買(債権譲渡)契約です。
しかし、近時、ファクタリングを装った高金利の貸付けを行うヤミ金融業者の存在が確認されています。また、ファクタリングとして行われる取引であっても、経済的に貸付けと同様の機能を有していると思われるようなものは、貸金業に該当するおそれがあります。
事業者の皆様におかれては、こうした偽装ファクタリングを利用することのないよう、十分注意してください。
引用:金融庁|ファクタリングの利用に関する注意喚起

安全な業者は次の2つの基準を満たしていることです。

  • 手数料が20%以下
  • 償還請求権なし

手数料が20%を超えるファクタリングは悪徳業者ですし、償還請求権ありのファクタリングは実質的な貸付なので、その業者は無登録で貸付行為をおこなう違法業者(闇金)です。

オンライン完結型のファクタリングの中には、これらの業者も混在しているので、取引を避けるようにしてください。

手数料の上限が低いファクタリングを選ぶ

手数料の上限が低いファクタリングを選択しましょう。

オンライン完結型のファクタリングは店舗型のファクタリングよりも手数料が低くなっています。

せっかく手数料が低いオンライン型を選択するのですから、少しでも手数料が低い業者を選択した方がよいでしょう。

基本的に、初めて利用するファクタリング会社では、手数料設定の範囲の中でも上限の手数料が適用されます。

ファクタリング会社を比較する際には上限が低い業者を選択し、手数料の表記がない業者とは取引しないようにしてください。

オンラインファクタリングに向いている人

オンラインファクタリングに向いている人は次のような人です。

  • 急いで資金調達したい人
  • 契約手続きが面倒な人
  • 低い手数料で利用したい人
  • 2社間ファクタリングを利用したい人
  • 安全な業者を利用したい人

オンラインファクタリングはスピーディーに資金調達ができ、コストがかからない点などがメリットです。

オンラインファクタリングに向いている人の特徴について詳しく解説していきます。

急いで資金調達したい人

緊急で資金調達したい方はオンラインファクタリングが向いています。

オンラインファクタリングは審査が自動化されており、契約手続きが非対面なので、申込完了から審査が終了するまでの時間が短く、契約手続きに時間もかかりません。

店舗型のファクタリング会社であれば、ファクタリング会社の窓口まで訪問する時間がかかりますが、オンラインであれば移動時間も不要です。

そのため、オンライン完結型のファクタリングは店舗型よりも素早く資金調達できるので、急いでお金を必要としている方は、オンラインファクタリングへ申し込むのがおすすめです。

契約手続きが面倒な人

契約手続きが面倒な方もオンラインファクタリングがおすすめです。

オンラインファクタリングは自宅や会社にパソコンやスマホで契約手続きを完了できます。

ファクタリング会社の事務所へ訪問したり、記載した契約書をFAXや郵送したり、書類に捺印する手間は一切不要です。

オンライン契約では、契約内容を確認し、電子署名するだけで契約を締結できるので、契約手続きにかかる時間を圧倒的に短縮できます

契約に手間をかけたくない方もオンラインファクタリングを選択するとよいでしょう。

ただし、オンラインファクタリングでは店頭契約のように契約内容について詳細に説明してくれるわけではありません。

自分に不利な契約なっていないかどうかを必ず確認し、契約締結前に不明点やおかしな点は必ずファクタリング会社に確認するようにしてください。

低い手数料で利用したい人

低い手数料でファクタリングを利用したい方もオンラインファクタリングがおすすめです。

オンラインファクタリングは店舗を持たず、人件費もかからないので、店舗型に比べて手数料が低くなっているのが基本です。

2社間ファクタリング全体の手数料相場は5%〜20%程度ですが、オンラインファクタリングの手数料は10%前後が相場です。

ファクタリング会社によって異なるものの、オンライン完結型のファクタリングの方が手数料は低いので、コストを抑えて資金調達したいのであれば、オンライン完結型を選択しておいた方が無難でしょう。

低い手数料でファクタリングを利用したい方にもオンライン完結型が向いています。

2社間ファクタリングを利用したい人

2社間ファクタリングを利用したい方もオンラインファクタリングが向いています。

逆にいえば、3社間ファクタリングを利用したい人にはオンラインファクタリングは向いていません。

3社間ファクタリングは売掛先企業への説明と、売掛先企業とファクタリング会社の契約が必要になります。

そのため、非対面での契約をおこなうオンライン完結に3社間ファクタリングは不向きです。

2社間ファクタリングで利用者とファクタリング会社のみの気軽な契約を締結したい方にオンラインファクタリングは向いています。

安全な業者を利用したい人

安全な業者を利用したい方もオンラインファクタリングが向いています。

オンラインファクタリングを導入するには、ホームページや契約システムを導入するためにある程度の投資が必要ですし、セキュリティも強化しなければなりません。

そのため、悪徳業者がファクタリングと称してお金をかけずに多くの利益を得る目的で営業するにはハードルが高くなっています。

実際にオンライン完結に対応しているファクタリング業者は上場企業やその関連会社であるケースが多くなっています。

必ずしもオンラインファクタリングであれば安全というわけではありませんが、システムやセキュリティがしっかりとしているかどうかは安全な業者を選択する際の1つのベンチマークになるので、安全な業者と取引したいのであれば、その業者がオンライン完結に対応しているかどうかを確認するとよいでしょう。

オンラインファクタリングの注意点

オンラインファクタリングを利用する際は、リピート利用が招く資金繰り悪化に注意しましょう。

ファクタリングは便利である故に依存性が強い資金調達方法とも言えます。そのため、一度利用してその便利さを味わってしまうと、リピート利用からなかなか抜け出せなくなりやすいのです。

オンラインファクタリングは2%〜12%と低手数料ではあるものの、企業の利益から毎回差し引かれると財務状況は確実に悪化してしまいます。

ファクタリングはあくまでポイントで活用するものと留意し、資金調達の必要がない経営を目指すのが健全な企業のスタンスと言えます。

もし、自社の力のみで財務体質・経営状況の改善が難しいようであれば、コンサルティングを活用するのも1つの有効な手段です。

コンサルティングとは、特定の分野についての豊富な知識と経験をもとに、クライアントの課題を解決する専門家のことを指します。コンサルタントは種類が幅広く、財務・人事・事業戦略など相談先によって解決できる課題は様々です。

それぞれ経営課題の解決に向けたアプローチ方法は異なりますが、資金繰り改善にはお金に着目した戦略を立てられる財務コンサルタントが適していると言えます。

コンサルティングの費用相場は、顧問契約で月額20万円〜50万円程度・スポット契約で1時間あたり5,000円〜10万円程度・成果報酬は基本報酬+αです。

費用はかかりますが、根本的な財務体質の改善・事業成績の向上が期待できるのでコンサルティングの導入も検討してみましょう。

オンラインファクタリングについてよくある質問

ここでは、オンラインファクタリングについてよくある質問に回答しています。

  • ファクタリング会社への支払い期日はいつですか?
  • AIファクタリングとはなんですか?
  • フリーランスでも利用できる審査の緩いファクタリング会社はありますか?

ファクタリング会社への支払い期日はいつですか?

3社間ファクタリングは、売掛先から直接ファクタリング会社へ支払われるので、利用者に支払い期日はありません。

2社間ファクタリングは、売掛先からの入金日から10日以内に設定されるケースがほとんどです。

なお、2社間ファクタリングで返済が遅れると遅延損害金が発生してしまう恐れがあります。遅延損害金とは支払いを遅延したことによる損害賠償金で、一般的にファクタリングでは14.6%〜20%程度で設定されています。

2社間ファクタリングでは、口座引き落としなどで残高不足にならないよう注意が必要です。

AIファクタリングとはなんですか?

AIファクタリングとは人工知能によって審査を行い、利用可否を決めるファクタリング形態のことです。

オンラインファクタリングとWebで完結できる点は一緒ですが、審査へのスタンスが異なります。AIファクタリングによる審査は完全に機械化されているので、オンラインよりも経営者の事情などが考慮されません。

ただし、対応スピードはAI審査のほうが早いです。AIファクタリングを利用すれば手続きをよりスムーズに済ませられます。

フリーランスでも利用できる審査の緩いファクタリング会社はありますか?

フリーランスでも利用できるファクタリング会社は多いです。

その中でも特にオンラインファクタリングはフリーランスや個人事業主に対する取り扱いを積極的におこなっている傾向があります。

反対に銀行系のファクタリング会社は利用者を法人に限定しているファクタリング会社もあるので、業者選びの際には公式サイトで確認しておきましょう。

なお一般的に他の資金調達方法と比べてファクタリング審査は緩いです。融資融資に落ちた方はファクタリングの利用を検討してみてください。

根本的に資金繰りを改善したい方はベストファクターに相談しよう!

資金調達と同時に、財務体質の改善も図りたい方はベストファクターのファクタリングがおすすめです。

ベストファクターではファクタリング利用者に向けて、無料で財務コンサルティングサービスを提供しています。

注意点として、ベストファクターのファクタリングはオンライン完結ではありません。ファクタリング利用にあたって東京本社・大阪のオフィス、または利用者が指定した場所での面談が必須となります。

代わりに、顔を合わせて面談するからこそ、利用者一人ひとりに寄り添った現状のヒアリング・中長期的な目標設定・経営改善に向けた具体的なアドバイスなど密なやり取りが可能です。

つなぎ資金としてファクタリングを活用しながら、経済的な豊かさも追求したい方はベストファクターに相談しましょう。

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売掛金300万円の場合
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売掛金300万円の場合
振込金額210〜255万
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売掛金300万円の場合
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申込方法 電話、WEB、出張訪問申込 来店申込 オンライン申込
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振込までの日数 最短当日 最短翌日 最短4日
ファクタリング
利用額
30万円以上の売掛金が必要 50万円以上の売掛金が必要 200万円以上の売掛金が必要
審査時の
必要書類
  • 身分証明書
  • 入出金の通帳
  • (WEB通帳含む)
  • 請求書
  • 見積書
  • 決算書
  • 売掛先との取引内容履歴の確認事項
  • 売掛先との契約書類
  • 発注書、納品書、請求書など
  • 身分証明書
  • 登記簿贈本(履歴事項証明書)
  • 決算書(税務申告済の押印必須)
  • 売掛先との基本契約書
  • 売掛債権の因果資料
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