ファクタリング会社選び
大手ファクタリング会社20社を系統別に比較|独立系・ノンバンク系・銀行系
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ファクタリング【即日スビード資金調達】

大手ファクタリング会社20社を系統別(独立系・ノンバンク系・銀行系)に一覧比較し、それぞれの特徴や違いをご紹介、事業に合わせたファクタリング会社をお選びいただけます。

こんにちは、ベストファクターの四ツ柳と申します。

入金前の売掛金を買い取って早期に現金化する「ファクタリング」を生業とする会社を、一般的に「ファクタリング会社」と呼んでいます。

ファクタリングは売掛金を早期に資金化する資金調達の方法で、経済産業省も利用を推奨しています。インターネットでファクタリング会社を検索してみると、実に100以上の会社のホームページが見つかります。

数多くあるファクタリング会社の中から、自社の資金ニーズに合った会社を選ぶためには、どのようなポイントに注目すれば良いのでしょうか?

今回はファクタリング会社選びの基準および注意点、ならびにファクタリング会社を3つのグループに分けた場合のそれぞれの特徴を解説いたします。

※本記事は2021年2月時点の法令に基づき監修されています。

この記事の監修者
[監修者]
ファイナンシャルプランナー・水上克朗
水上 克朗 ファイナンシャルプランナー
慶応義塾大学卒業後、大手金融機関にて、営業・企画・総務・クレジット業務などを経験。50代での人生の転機に、さまざまな経験とFPの知識を活かし、自身のライフプランを見直し老後1憶円資産の捻出方法を確立する。現在、ライフプラン、金融資産運用などの観点からアドバイスを行う。
また、執筆・講演活動も積極的に行い、新聞・雑誌・Webの大手媒体で数多く取り上げられている。著書に「50代から老後の2000万円を貯める方法」(アチーブメント出版)がある。
[この記事の監修者からのコメント]
独立系、ノンバンク系、銀行系では、利用金額、利用スピード、手数料、取引方法は全く異なります。
「小口利用で急ぎの資金が必要」という場合は、小口から対応、スピード重視、2社間ファクタリングに特化した独立系ファクタリング会社がおすすめです。中小企業や個人事業主の間ではもっとも活用されています。
この記事を参考に、数ある大手ファクタリング会社の中から、自社にぴったりマッチする会社を選ぶようにしましょう。

ファクタリング会社を選ぶ基準

「ファクタリング会社」と一口に言っても、取り扱うファクタリングサービスをはじめとして、取引のスピード、会社の規模、対象となる顧客などが異なります。

本項では買取額や手数料など、ファクタリングにおけるいくつかのポイントを踏まえて、大手ファクタリング会社選びの基準をお伝えします。

ファクタリング契約の種類を選べるか

ファクタリングは、契約に携わるプレイヤー(関係者)の数の違いによって、「2社間ファクタリング」と「3社間ファクタリング」の2つに分けられます。

2社間と3社間の違い
  • 利用者ファクタリング会社の2社間で契約 → 2社間ファクタリング
  • 利用者ファクタリング会社売掛先(取引先)の3社間で契約 → 3社間ファクタリング

このうち、中小企業・個人事業の方に最も支持されているのは、2社間ファクタリングです。

2社間ファクタリングは、契約を結ぶにあたって売掛先(取引先)への通知および承諾が不要なため「なるべく早急に現金化したい」「取引先に売掛金の売却事実を知られて信用不安を招きたくない」という方に選ばれています。

基本的に銀行系・ノンバンク系は原則として3社間ファクタリングによる契約のみ、独立系は利用者のニーズに合わせて3社間ファクタリング・2社間ファクタリングから選択できます。

私どもベストファクターは、2社間ファクタリングに特化した独自のサービスをご提案いたします。

四ツ柳
早く安全な利用を望まれるお客様は、2社間ファクタリングをご選択されています。

いくらの売掛金から買取可能か

ファクタリング会社によって「いくらまでの売掛金を買い取ってくれるか」という売掛金の下限額・上限額が異なります。

数十万円からの小口の売掛金でも買い取ってくれる小口対応OKの会社か、あるいは最低でも100万円の売掛金が買取対象の会社か、自社の事業規模に合わせたファクタリング会社の選択が重要です。

弊社は30万円以上の売掛金から対応させていただいております。

四ツ柳
個人・中小企業の経営者様は、買取限度額よりも最小利用額の方を注視されています。

ファクタリングの手数料はいくらか

ファクタリングの手数料は、2社間ファクタリング・3社間ファクタリングでそれぞれ相場が異なります。

2社間・3社間の手数料の相場

2社間ファクタリング 15%~30%
3社間ファクタリング 1%~9%

2社間のほうが3社間よりも手数料が高い理由は、ファクタリング会社が売掛金を回収できないリスクが高いからです。

3社間ファクタリングは、ファクタリング会社が売掛先の会社から直接、売掛金を回収します。

一方、2社間ファクタリングは利用者が売掛先から回収して、ただちにファクタリング会社に弁済しなければなりません。その仕組み上、利用者が売掛先から回収した売掛金を自身の資金繰りに流用してしまう「使い込みリスク」が懸念されるため、手数料が高めに設定されているのです。

つまり、3社間よりも2社間の方がファクタリング会社のリスクが高いため、リスクヘッジとして手数料を上げざるを得ないのです。

四ツ柳
ベストファクターは「2%~」買取を行っております。

違法業者ではないこと

ファクタリング会社は貸金業と異なり、事業開始にあたって営業許可や免許、登録が不要で、出資法や利息制限法などの適用も受けません。

そのため、事業者ローンや消費者金融などと比べて参入のハードルが低く、質の悪いサービスを提供しているファクタリング会社も少なからず存在します。

違法業者の多くは、「償還請求権あり」のファクタリング契約を持ちかけてきます。償還請求権とは、売掛先の倒産や廃業などにより売掛金が回収不能となった場合に、ファクタリング会社が利用者に対して買い戻しを請求できる権利のことです。

ファクタリングは融資ではないため、償還請求権がありません。売掛先の倒産や廃業が原因で売掛金を回収できなかった場合、すべてのリスクはファクタリング会社が負います。

過去にはファクタリング会社を装った闇金業者が摘発されたケースもあります。相場よりも明らかに低い手数料を提示したり、償還請求権ありの契約を持ちかけてきたりするファクタリング会社には注意が必要です。

四ツ柳
ファクタリングの法整備はまだ進んでおりません。
ファクタリング会社を選ぶときは手数料やスピードだけでなく、償還請求権や債権の回収方法など、契約内容をしっかりとご確認ください。

水上
ファクタリングは債権の譲渡契約になるため、貸金業法の適用外といったところに目をつけた違法業者が参入している可能性はあります。
売掛先が倒産や廃業などのときの弁済義務である償還請求権を契約で設定し後から弁済を求めてきたり、しつこく取り立てを行うことも考えられます。
償還請求権の有無の確認と業者選びは慎重に行いましょう。

大手ファクタリング会社の系統3分類

ファクタリング会社は、次の3つのタイプに分けられます。

それぞれのグループの特徴や事業規模、得意とするサービスなどを見ていきましょう。

四ツ柳
ファクタリング会社選びは、まず営業のタイプを知ることが重要です。

水上
ファクタリング会社は、独立系、ノンバンク系、銀行系の3つに分けることができますが、どの系列のファクタリング会社でも、売掛金を売却する点とファクタリングそのもののしくみは同じです。
しかしそれぞれの特徴や得意とするサービスに違いがありますので、異なる点を理解しておくようにしましょう。

独立系ファクタリング会社とは

独立系ファクタリング会社
得意なサービス 2社間ファクタリング
手数料相場 5%~30%
資金調達スピード 即日~
買取限度額 数十万円~

メガバンクや証券会社、大手消費者金融会社の系列・グループ会社ではない、完全独立型のファクタリング会社です。

事業規模の小さい会社が多いものの、その分スピーディーな審査が可能で、数十万円の小口利用から対応しています。中小企業や個人事業の顧客に支持される2社間ファクタリングに特化しているところもポイントです。

ただし、審査によっては手数料が20%や30%と、独立系やノンバンク系と比べてはるかに高くなるケースもあります。

私どもベストファクターも独立系ファクタリング会社で、最短即日の資金調達が可能なフットワークの軽いサービスを「手数料2%~」でご案内しております。

独立系ファクタリング会社10社の一覧比較を参考にしたい方は、こちらをご覧ください。

ノンバンク系ファクタリング会社とは

ノンバンク系ファクタリング会社
得意なサービス 2社間・3社間ファクタリング
手数料相場 5%~25%
資金調達スピード 1週間~
買取限度額 100万円~数億円

ノンバンク(Non-bank)とは、預金業務を行わず、融資やファクタリングなどを主な業務とする金融会社です。

信販会社やリース会社、消費者金融会社などがノンバンクに該当します。

ノンバンク系ファクタリング会社の手数料は非公開が多いものの、およそ5%~25%と独立系ファクタリング会社より若干低めに設定されています。

ただし、申し込みから入金まで1週間程度かかるため、即日の資金調達を望まれる方は独立系ファクタリング会社をおすすめします。

ノンバンク系ファクタリング会社5社の一覧比較を参考にしたい方は、こちらをご覧ください。

銀行系ファクタリング会社とは

銀行系ファクタリング会社
得意なサービス 3社間ファクタリング
保証ファクタリング
一括ファクタリング
手数料相場 1%~
資金調達スピード 2週間~
買取限度額 200万円~

三菱UFJ、みずほ、三井住友の3大メガバンクをはじめとして、都市銀行や地方銀行が提供するファクタリングです。

平均5%未満という手数料の安さ、銀行の信頼性の高さは大きなメリットですが、審査が厳しく3社間ファクタリングのみを取り扱っている点は、中小企業・個人事業の利用者にとってはネックと言えるでしょう。

さらに、銀行や信用金庫のファクタリングは大口契約がメインで、審査に2〜3週間の期間を要すため、急ぎの資金調達には向いていません。

銀行系ファクタリング会社5社の一覧比較を参考にしたい方は、こちらをご覧ください。

独立系ファクタリング会社10社を一覧比較

独立系ファクタリング会社は、2社間ファクタリングに特化しています。

この2社間ファクタリングは資金調達までのスピードが速いので、すぐにでも資金調達をしたい企業におすすめです。

それでは、独立系ファクタリング会社10社について詳しく確認していきましょう。

ベストファクター|2社間ファクタリングならおまかせ

取扱サービス 2社間・3社間・医療報酬
手数料 2%~20%
資金調達スピード 即日~
買取限度額 30万円~

私どもベストファクターは、利用限度額100万円以上とするファクタリング会社が多いなか、売掛金30万円からの小口買取に対応しており、個人事業主・フリーランスの方であってもご利用いただけます。

即日の資金調達を希望されるお客様に対応すべく、柔軟かつスピーディーな審査を心がけております。

売掛金の高額買取は、業界最低水準の買取手数料「2%~」からの弊社におまかせください。

ウィット|小口買取・非対面のスピード対応が強み

取扱サービス 2社間
手数料 5%~
資金調達スピード 即日~
買取限度額 30万円~

株式会社ウィットは、売掛金500万円以下の小口専門ファクタリング会社です。

最小30万円からの小口対応で個人事業主の顧客でも利用可、申し込みから最短2時間で成約という驚異的なスピード対応を強みとしています。

電話一本で非対面のファクタリングが可能ですので、忙しい事業主の方でも安心です。

ビートレーディング|注文書買取の注文書ファクタリングに注目

取扱サービス 2社間・3社間・医療報酬・注文書ファクタリングなど
手数料 3社間2%~(2社間4%~)
資金調達スピード 即日~
買取限度額 制限なし

ベストファクターは日本国内におけるファクタリングのパイオニア的存在です。年間400件以上の取引実績があり、質の高いサービスにより中小企業や個人事業主から高い支持を得ています。

同社は2020年11月より、受注段階の注文書を買い取る「注文書ファクタリング」を取り扱っています。仕事を受注した後に必要となる、材料の仕入れ費用や外注費などの資金を調達できます。

OLTA(オルタ)|オンラインで完結する新しいファクタリング

取扱サービス 2社間
手数料 2%~9%
資金調達スピード 即日~
買取限度額 制限なし

OLTAのオンライン完結型「クラウドファクタリング」は、事前審査とアカウント登録を済ませれば、いつでもスマホやパソコンから請求書の買取申込み、資金化が可能です。

売掛先の同意が不要な2社間ファクタリングで、手数料は利用金額の2%~9%のみとなっています。債権譲渡登記は不要、買取限度額も設けられていません。

日本中小企業金融サポート機構|手数料1.5%~の非対面ファクタリング

取扱サービス 2社間・3社間
手数料 1.5%~
資金調達スピード 即日
買取限度額 制限なし

日本中小企業金融サポートは、ファクタリング業界で唯一の一般社団法人です。同社のファクタリングサービスは非対面かつ手数料1.5%~と、非営利の社団法人だからこそ実現可能なサービスと言えます。

さらに、審査通過率95%以上という柔軟さもポイントです。赤字や税金滞納などで銀行から借入ができない方や他社から債権買取を断られている方でも、同機構であれば審査通過の可能性があります。

anew(アニュー)|OLTAと新生銀行が提携した法人向けファクタリング

取扱サービス 2社間
手数料 2%~9%
資金調達スピード 即日~
買取限度額 制限なし

anewはOLTAと新生銀行が提携した法人向けファクタリングです。利用要件や手数料はクラウドファクタリングンと同じですが、銀行のバックアップがついたことにより、法人のニーズに合わせた高額の資金調達を得意としています。

けんせつくん|建設業に特化したファクタリングサービス

取扱サービス 2社間
手数料 5%~
資金調達スピード 即日~
買取限度額 制限なし

けんせつくんは文字どおり、建設業者の資金調達に特化したファクタリング会社です。建設業界経験のある専門スタッフが、資金調達や資金繰りの相談を承っています。

同社のファクタリングは非対面契約で、請求書を最短2時間で資金化することができます。売掛先の同意が不要な2社間ファクタリングでありながら、手数料は5%~と非常にリーズナブルです。

アクセルファクター|全国どこでも”原則即日”のスピード対応

取扱サービス 2社間・3社間
手数料 2%~
資金調達スピード 即日~
買取限度額 最大1億円

アクセルファクターの2社間ファクタリングは、「最短即日も可能」ではなく「原則即日で対応」をモットーとしています。ファクタリングのプロセスで時間を要してしまうエビデンスの確認を極力簡素化し、あらゆるシーンに対応できる柔軟性が強みです。

売掛金の買取下限金額は一切設定されておらず、数万円でも数千円の債権でも買い取っています。

フリーナンス|個人事業主・フリーランスのお金と保険のサービス

取扱サービス 2社間
手数料 3%~
資金調達スピード 即日
買取限度額 非公開

フリーナンスは個人事業主やフリーランスを支えるお金と保険のサービスを提供しています。請求書の早期資金化サービス「即日払い」を利用するには、フリーナンスへのアカウント登録と振込用のフリーナンス専用口座の開設が必要です。

即日払いを利用するにあたっては、請求書の振込先にフリーナンス専用口座を指定しなければなりません。

資金調達プラス|少額から3,000万円まで・2社間手数料7%~

取扱サービス 2社間・3社間・医療報酬
手数料 3社間3%~(2社間7%~)
資金調達スピード 即日~
買取限度額 3,000万円まで

資金調達プラスは対面、ネット完結、郵送など、利用者のニーズに合わせた柔軟なファクタリングサービスを提供しています。資金化まで最短即日、簡単手続き、査定通過率96%という特徴があります。

少額の売掛債権や、買取支払いサイトが長期に及ぶ債権の買い取りにも積極的で、利用者の希望があれば債権譲渡登記も省略可能です。

ノンバンク系ファクタリング会社5社を一覧比較

ノンバンク系ファクタリング会社は、独立系ファクタリング会社より手数料が低いことがメリットです。

しかし、申し込みから入金までには1週間程度かかるので、資金調達が必要とされる期間に余裕がある企業におすすめです。

それでは、ノンバンク系ファクタリング会社5社について詳しく確認していきましょう。

オリックスファクタリング|オリックス系列会社と取引のある法人向け

オリックスファクタリング

取扱サービス 3社間
手数料 記載なし
資金調達スピード 10日~
買取限度額 300万円~

大手総合リース企業オリックスのファクタリングサービスで、医療・介護・薬剤報酬ファクタリングをメインに取り扱っています。顧客の多くが大手企業で、資金調達スピードも決して早いとは言えないため、中小企業の売掛債権には対応していません。

アイフルビジネスファイナンス|月率2.0%以下の2社間ファクタリング

取扱サービス 2社間
手数料 月率2.0%以下(前払手数料1.2%、事務手数料0.8%)
資金調達スピード 要確認
買取限度額 上限1億円

アイフルビジネスファイナンスのファクタリングは売掛先の同意を必要としない代わりに、提携先収納代行業者が請求書発送・入金管理を実施することにより、実質的な2社間取引を実現しています。大手消費者金融会社の信用力、事業者ローンをはじめとする各種資金調達ノウハウが豊富という強みがあります。

NTTファイナンス|売掛先に対する与信管理を効率化

NTTファイナンス

取扱サービス 3社間
手数料 記載なし
資金調達スピード 1週間~
買取限度額 記載なし

NTTファイナンスはその社名の通り、携帯電話の有名なNTTドコモの関連会社です。日本を代表する企業の関連会社とあって、信頼性の高さはもちろん、ファクタリングのサービスも充実しています。3社間ファクタリングがメインのサービスが中心ですので、売掛先の企業の承諾が必要となります。

三井住友ファイナンス&リース株式会社|手形債権・売掛債権をノンリコースで買い取り

取扱サービス 3社間
手数料 要確認
資金調達スピード 要確認
買取限度額 要確認

三井住友ファイナンス&リース株式会社は、手形債権・売掛債権を償還請求権なし(ノンリコース)で買い取り、早期に資金化するファクタリングサービスを提供しています。

三菱UFJリース|1億円以上の大口利用がメイン

取扱サービス 3社間
手数料 要確認
資金調達スピード 要確認
買取限度額 要確認

三菱UFJリースの売掛債権ファクタリングは、売掛先の同意が必要な3社間ファクタリングです。売掛金は三菱UFJリースが売掛先から直接回収しますが、取引によっては売掛先から利用者を経由して三菱UFJリースに弁済する代理回収スキームにも対応しています。

銀行系ファクタリング会社5社を一覧比較

銀行系ファクタリング会社は、平均5%未満という手数料の低さや、銀行が運営しているという信頼性が大きなメリットです。

しかし、審査に必要とする期間が2〜3週間と長い(審査が厳しい)ため、資金調達が必要とされる期間に余裕がある企業におすすめです。

それでは、銀行系ファクタリング会社5社について詳しく確認していきましょう。

みずほファクター|みずほ銀行と取引のある法人は検討の余地あり

取扱サービス 3社間
手数料 記載なし
資金調達スピード 1週間~
買取限度額 200万円~

みずほファクターはファクタリングと代金回収の2つのサービスに特化した会社です。

メガバンクのみずほ銀行を母体とする信用力と手数料の安さは魅力的ですが、小規模のファクタリング業者よりも審査が厳しく、利用者のみならず売掛先も厳しい審査を通過する必要があります。

三菱UFJファクター|1億円以上の大口利用がメイン

三菱UFJファクター

取扱サービス 3社間
手数料 記載なし
資金調達スピード 2週間~
買取限度額 1億円~

三菱UFJファクターでは3社間ファクタリングのみの取り扱いですので、利用条件は厳しく、売掛先の承諾が必須となります。審査においても、自社書類、売掛先の決算書・資金繰り状況の提出などなど、必要書類を揃えるだけでも手間がかかります。買取額も1億円と大口利用がメインとなるため、中小企業・個人事業の利用は非現実的と言えるでしょう。

百十四銀行|手形決済に代わる一括ファクタリング

114銀行ファクタリング

取扱サービス 一括ファクタリング
手数料 記載なし
資金調達スピード 記載なし
買取限度額 記載なし

百十四銀行は一括ファクタリングシステムを取り扱っています。手形に代わる決済手段として、発行業務効率化や印紙税の軽減が図れます。

SMBCファイナンスサービス|保証ファクタリングを提供

取扱サービス 保証ファクタリング
手数料 記載なし
資金調達スピード 記載なし
買取限度額 記載なし

SMBCファイナンスサービスは、売掛金や取引手形の未払いリスクを保証する「保証ファクタリング」を提供しています。万が一、売掛先の倒産等で債権が回収不能となった場合、売掛金の全額または一定額が利用者へ支払われます。

北洋銀行|一括ファクタリングで買掛債務の決済を銀行が代行

取扱サービス 一括ファクタリング
手数料 記載なし
資金調達スピード 記載なし
買取限度額 記載なし

北洋銀行の「北洋一括ファクタリングシステム」を利用すれば、手形振出にかかる印紙税をはじめとする各種コスト削減や、事務負担の軽減を図ることができます。

大手ファクタリング会社を利用するメリット

大手ファクタリング会社を利用するメリットとして、下記の内容が挙げられます。

  • 信用度が高い
  • 手数料が安い傾向にある
  • 大口債権にも対応している

信用度が高い

大手ファクタリング会社には、信頼度が高いというメリットがあります。なぜなら、これまでに多くの実績や取引経験があるからです。

企業にとっても、「実績のない会社とのファクタリングは怖い」と考える方も多いのではないでしょうか。

そのため、安心してファクタリングを行いたいとお考えであれば、今回ご紹介した信用度の高い大手ファクタリング会社の利用をおすすめします。

手数料が安い傾向にある

大手ファクタリング会社には、手数料が安い傾向にあるというメリットがあります。

なぜなら、大手ファクタリング会社には資金力があるからです。

また、資金力のあるファクタリング会社であれば、依頼するうえでも安心感につながるのではないでしょうか。

しかし、大手だからといって必ずしも手数料が安いわけではないので注意が必要です。

大口債権にも対応している

大手ファクタリング会社であれば、大口債権(企業が請求できる金額が大きい)にも対応しています。

なぜなら、大手のファクタリング会社には資金力があるからです。

そのため、早急に大金が必要になった場合は、大口債権に対応している大手ファクタリング会社へ依頼しましょう。

大手ファクタリング会社を利用するデメリット

大手ファクタリング会社には、信用度の高さや手数料の低さなどのメリットがありますが、これらのメリットがあるからこそ生まれるデメリットもあります。

ファクタリングをスムーズに進めるためにも、下記のデメリットについて確認しておきましょう。

  • 審査が厳しい傾向にある
  • 小口債権に対応していない会社もある
  • 債権譲渡登記が必須の会社が多い

審査が厳しい傾向にある

大手ファクタリング会社は、審査が厳しい傾向にあります。なぜなら、近年(2022年8月時点)では実在しない債券を売却する詐欺が横行しているからです。

そのため、「売掛先は信用できる企業か」「売掛先の経営状況は良好か」などの厳しい審査が行われます。

しかし、厳しい審査を通過できれば少ない手数料でファクタリングできるというメリットもあります。

審査通過率が高いファクタリング会社は魅力的ですが、審査が甘ければ予想よりも高めの手数料を差し引かれる可能性もあるので注意しましょう。

小口債権に対応していない会社もある

大手ファクタリング会社には、小口債権(企業が請求できる金額が小さい)に対応していない会社も多いです。

なぜなら、会社経営に膨大な金額が必要なため、一つの契約で大きな利益が必要だからです。

企業の商品にしても、100円の商品が売れるより100万円の商品が売れた方が嬉しいのと同じ理屈といえます。

しかし、今回の記事には30万円〜の小口債権に対応している大手ファクタリング会社もあるので、小口にも大口にも対応できる会社も見つかるでしょう。

債権譲渡登記が必須の会社が多い

大手ファクタリング会社には、債権譲渡登記を必須とする会社が多いです。

なぜなら、ファクタリング会社に債権が譲渡されたことを証明できなければ、債権を確実に収集できないリスクがあるからです。

そのため、債権譲渡登記を行う費用や手間がかかってしまう利用者にとってはデメリットといえるでしょう。

しかし、債権譲渡登記には債権の譲渡を債務者に通知する必要がないため、売掛先に資金調達を知られたくない利用者にとってはメリットだといえます。

また、当事者間で成立した法律関係の証明にもなるので、お互いに安心して取引をするうえでは必要な制度といえるでしょう。

債権譲渡登記とは、債権が譲渡されたことを第三者に証明するためのものです。

違法業者を見極める3つのポイントとは

ファクタリング契約であれば、満たさなければいけない条件があります。

そのため、下記の条件を満たしていなければ違法業者の可能性が高くなるので、注意が必要です。

  • 償還請求権がない(ノンリコース)
  • 手数料の金額が暴利ではない
  • 契約書に債権譲渡契約と明確に記載されている

償還請求権がない(ノンリコース)

ファクタリング会社のなかには、売掛債権が回収できなかった(売掛先が倒産した)場合に、ファクタリング利用者に対して売掛債権を求めるケースがあります。

このようなファクタリング会社は、貸金業法に違反しているため注意が必要です。

なぜなら、ファクタリングが債権の売買契約である以上、債権回収に関するリスクはファクタリング会社にあるからです。

しかし、賃金業登録を行っている「銀行系」「ノンバンク系」のファクタリング会社であれば、違法とみなされないケースもあります。

もし償還請求を求められた際には、賃金業登録を行っているファクタリング会社か確認しましょう。

"償還請求権がない"とは、売掛先が倒産しても、売掛先に代わって売掛金を支払う義務がない権利のことです。

手数料の金額が暴利ではない

違法業者か判断するためには、手数料の金額が暴利ではないか確認しましょう。

手数料が高額だからといって違法業者とは限りませんが、「良心的な会社かどうか」という判断はできます。

そのため、目安として手数料20%を超える場合は契約を考え直すことをおすすめします。

契約書に債権譲渡契約と明確に記載されている

契約書に債権譲渡契約と明確に記載されているかという点も、違法業者を見極めるためには重要です。

なぜなら、ファクタリング契約といいながら、「金銭消費貸借契約(借金)」が行われるケースもあるからです。

もし契約したファクタリング会社が暴力団のような反社会勢力だった場合、違法な高金利で借金が膨れ上がる可能性もあります。

そのため、契約書の中身が債権譲渡契約になっているか、しっかりと確認しましょう。

ファクタリング会社についてよくある質問

ファクタリングを利用するにあたって、不安や疑問を抱えている企業も多いのではないでしょうか。

そこでこの章では、ファクタリング会社についてよくある質問を下記のなかから一つずつ解説します。

  • ファクタリングと銀行融資の違いは?
  • ファクタリングはどういう仕組みですか?
  • 即日の入金は可能ですか?

ファクタリングと銀行融資の違いは?

ファクタリングと銀行融資の違いとして、下記の3つが挙げられます。詳しい内容を確認していきましょう。

ファクタリング 銀行融資
・即日入金可能(2社間ファクタリング)
・手数料が2%〜20%程度かかる
・負債を背負わない
・入金に1ヶ月以上かかることもある
・金利が数%程度しかかからない
・負債を背負ってしまう(借金)

つまりファクタリングには、「入金までが早い」「手数料が高い」「借金を背負わない」などの特徴があります。

対して銀行融資には、「入金までに時間がかかる」「金利が低い」「借金を背負ってしまう」などの特徴があります。

企業の状況によって必要な資金調達は異なるので、それぞれの違いについて理解しておきましょう。

ファクタリングはどういう仕組みですか?

ファクタリングの仕組みを解説すると、下記の通りです。

  1. 売掛債権をファクタリング会社に売却する
  2. 手数料を差し引いた金額を受け取る
  3. 取引先から売掛金の支払いを受け取る
  4. ファクタリング会社に支払いを行う

つまり、取引先から受け取るはずだった売掛金を、ファクタリング会社から受け取れる仕組みです。

手数料が2%〜20%程度かかってしまいますが、最短即日で入金してくれるという魅力があります。

即日の入金は可能ですか?

ファクタリングには2社間と3社間がありますが、2社間ファクタリングであれば即日の入金が可能です。

なぜなら、2社間ファクタリングは契約を結ぶにあたって、売掛先(取引先)への通知および承諾が不要だからです。

もし少しでも早い資金調達をしたいのであれば、2社間ファクタリングに特化した独立系ファクタリング会社を利用しましょう。

中小企業・個人事業は独立系ファクタリングを推奨

独立系、ノンバンク系、銀行系の3タイプの大手ファクタリング会社をご紹介しました。

中小企業・個人事業の資金調達なら、スピード重視秘密厳守2社間ファクタリングに特化した独立系ファクタリング会社の利用がおすすめです。

そもそも銀行系ファクタリング会社は中小企業・個人事業の利用を想定していませんし、2社間ファクタリングを取り扱うノンバンク系でも最低買取額が200万円以上の会社が多いため、小額利用で急ぎの資金調達を望む利用者には向いていません。

独立系のファクタリング会社は、他2タイプと比べて大手銀行や親会社の後ろ盾がないぶん、しっかりとした実績があり、情報開示を行っている会社を選ぶことが重要です。

われわれベストファクターでは、お客様が安心してファクタリングをご利用いただけるように真摯にご説明させていただき、ご納得いただいたうえで売掛金を買い取らせていただきます。

また、ファクタリングのみならず、資金繰りや事業改善についてのご相談も承りますので、まずはお電話かメールフォームにてお気軽にお問い合わせください。

水上
資金調達までの時間をできるだけ短くしたい、売掛金が少額、売掛先に内緒でファクタリングを利用したいという場合は銀行系、ノンバンク系では対応してもらえない可能性があります。
そのため中小企業・個人事業主は、独立系ファクタリング会社を中心に業者を選ぶことをおすすめします。

四ツ柳
独立系ファクタリング会社は、さまざまな事情を抱える中小企業や小規模事業者との豊富な取引実績があるため、貴社の経営課題に的確なソリューションを提示してくれるでしょう。

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手数料 2〜20%
売掛金300万円の場合
振込金額240〜294万
15〜30%
売掛金300万円の場合
振込金額210〜255万
7〜25%
売掛金300万円の場合
振込金額225〜279万
申込方法 電話、WEB、出張訪問申込 来店申込 オンライン申込
審査通過率 92.25% 70% 40%
振込までの日数 最短当日 最短翌日 最短4日
ファクタリング
利用額
30万円以上の売掛金が必要 50万円以上の売掛金が必要 200万円以上の売掛金が必要
審査時の
必要書類
  • 身分証明書
  • 入出金の通帳
  • (WEB通帳含む)
  • 請求書
  • 見積書
  • 決算書
  • 売掛先との取引内容履歴の確認事項
  • 売掛先との契約書類
  • 発注書、納品書、請求書など
  • 身分証明書
  • 登記簿贈本(履歴事項証明書)
  • 決算書(税務申告済の押印必須)
  • 売掛先との基本契約書
  • 売掛債権の因果資料
  • 入出金の確認事項
コメント 柔軟に買取利率を指定させていただいている為、業界最高水準の審査通過率と、最高水準の買取額と口コミサイトで高評価を頂いております。最大98%で買取が可能です。 審査基準は緩いが、買取手数料が割高なため、調達できるしきんが減少する傾向がある。 銀行系信用情報期間への信用審査あり。黒子決算など業績良好でないと利用できない為、審査経過はなかなか難しい。
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