事業資金の調達方法
少額ファクタリング24サービス比較|1万円・5万円・10万円・30万円で手数料と手取り額を比較【2026年9月確認】
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ファクタリング【即日スビード資金調達】

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少額ファクタリング

この記事の責任者
高瀬 亮介
高瀬 亮介 スーパーバイザー(営業推進部/オペレーション管理)

中小企業や個人事業主から寄せられる資金繰り相談に対し、初回ヒアリングから審査前の情報整理、担当者への案件引き継ぎまでを統括する現場管理責任者。

詳しいプロフィール・強みを見る

中小企業や個人事業主から寄せられる資金繰り相談に対し、初回ヒアリングから審査前の情報整理、担当者への案件引き継ぎまでを統括する現場管理責任者。請求書ファクタリングや注文書ファクタリングなど、相談内容ごとに必要な確認項目を整理し、スピード感と正確性を両立した対応体制づくりを担う。
前職では金融系コールセンターのSVとして、問い合わせ品質の改善、トークスクリプト設計、チームKPI管理を経験。ベストファクター(アレシア)では「お客様にとって無理のない選択肢を提示する」ことを重視し、単なる契約獲得ではなく、相談者の状況に合った案内を徹底している。

【強み】
  • 初回対応の品質管理
  • 営業担当者への案件振り分け
  • ヒアリング項目の標準化
  • 新人教育・ロールプレイ設計
  • 顧客不安を解消する丁寧な説明
ひと言:「資金繰りの相談は、お客様にとって不安が大きい場面です。だからこそ、最初の対応で安心していただけるよう、正確で誠実な案内を心がけています。」

取引先からの入金はまだ先なのに、支払いの期日が来ている。金額は数万円から数十万円で、借入を起こすほどではない。

そんなときに使えるのがファクタリングです。ただ、ファクタリング会社の多くは買取の下限を30万円に置いていて、数万円の請求書は入口で外れます。

手元にいくら残るかは、手数料率ではなく振込手数料を含めた実質の負担で決まります。24サービスの公式サイトを確認したうえで、金額帯ごとに申し込める会社と手取り額を整理しました。

本記事の掲載情報は2026年9月25日時点で各社公式サイトを確認したものです。手数料・買取可能額・営業時間などは変更される場合があります。申し込み前に各社公式サイトで最新の条件をご確認ください。

少額ファクタリングは、数万円の請求書を手数料を引いた額で売る仕組み

借入ではなく請求書の売却なので、返済も利息も発生しません。

取引先に代金を請求する権利をファクタリング会社に渡し、支払期日より前に現金を受け取ります。受け取れるのは、請求額から手数料を引いた額です。

段階 自社に起きること お金の動き
通常 取引先に請求書を出し、入金を待ちます。 30日から60日先に入金
申込 請求書をファクタリング会社に出します。 —
買取 手数料を引いた額が振り込まれます。 数時間から数日で入金
支払期日 取引先から入ってきたお金を、ファクタリング会社に渡します。 自社の手元には残りません

借入ではないため、信用情報に記録は残りません。赤字決算や税金の滞納があっても申し込めると明記している会社があるのは、審査で見るのが自社の業績ではなく取引先の支払能力だからです。

そのかわり、入金の前倒しであって資金が増えるわけではありません。翌月に入ってくるはずだったお金が先に来るので、その分だけ翌月の入金は減ります。

30秒診断|売りたい請求書はいくらですか

申し込める会社は、請求書の金額でほぼ決まります。

No 売りたい請求書の金額 申し込める会社と、確かめる場所
1 1万円〜10万円 8サービスが候補になります → 1〜10万円で申し込めるサービス
2 10万円〜30万円 3サービスが加わります → 10〜30万円で申し込めるサービス
3 30万円〜100万円 対面型も候補に入ります → 30〜100万円で申し込めるサービス
4 100万円以上 上限の大きい会社を選べます → 100万円以上のサービス
5 金額より、手元にいくら残るかを知りたい 金額別に試算できます → 手取り額のシミュレーション
6 支払期日が3か月以上先 金額より先に弾かれます → 支払サイトの上限

1〜10万円で申し込めるのは8サービス1万円〜

買取下限を1万円としているか、下限を設けていないと公式に明記しているのはこの8サービスです。

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サービス 買取下限 手数料 固定費 個人事業主
OLTA 下限なし 2〜9% 諸経費込み 可
ビートレーディング 下限なし(実績1万円) 平均 2社間10.3%/3社間6.8% 要問合せ 可
日本中小企業金融サポート機構 下限なし(実績1万円) 1.5%〜 要問合せ 可
ウィット 下限なし 要問合せ 要問合せ 可
FREENANCE 即日払い 1万円 3〜10% 会費0円プランあり 可
ペイトナー 1万円 一律10% 振込手数料330円 可
labol(ラボル) 1万円 一律10% 入金時0円 可
AGビジネスサポート 1万円 2〜9.9% 記載なし 可

各社公式サイト(サービスページ・料金ページ・FAQ)を2026年9月25日に確認。公式に記載のない項目は「要問合せ」と表記しています。

この帯では、手数料が一律10%のサービスが目立ちます。数万円の請求書でも審査にかかる手間は変わらないため、料率を固定して採算を合わせる形になっています。

OLTAと日本中小企業金融サポート機構は下限を設けていないと明記していて、料率も低い水準です。ただし、どちらも取引先が個人の場合は対象外としています。

この帯ではベストファクターを候補に挙げていません

当社の買取は原則30万円以上で、1〜10万円の請求書は対象外です。この金額帯では上の8サービスの条件をそのまま比べるのが実際的です。

10〜30万円では3サービスが加わる5万円〜10万円

バイオン・電子請求書早払い・ファクタリングのTRYが、この帯から申し込めます。

サービス 買取下限 買取上限 手数料 固定費
バイオン 5万円 要問合せ 一律10% 振込手数料500円
電子請求書早払い 10万円 1億円 1〜6% なし(初期・月額0円)
ファクタリングのTRY 10万円 1億円 2社間3%〜/3社間1.2%〜 記載なし

各社公式サイトを2026年9月25日に確認。

電子請求書早払いは手数料の上限が6%と、24サービスの中で最も低い水準です。そのかわり法人専用で、決算書2期分が必要になります。個人事業主はこの時点で対象から外れます。

ファクタリングのTRYは3社間なら1.2%からの料率を公表しています。手数料の上限は公表されていないため、申し込むまで負担の幅は読めません。

30〜100万円で、対面型の4サービスが候補に入る30万円〜

この帯から、審査で面談を行う対面型のサービスが選べるようになります。

サービス 買取下限 買取上限 手数料 審査の特徴
ベストファクター 原則30万円 要問合せ 2%〜 面談かヒアリングを必ず実施
アクセルファクター 30万円 1億円 2社間1〜12%/3社間0.5〜10.5% 認定経営革新等支援機関
株式会社No.1 50万円 公式内で4通りの記載 0.5〜15%(3社間0.5〜5%) 振込手数料は同社負担
えんナビ 50万円 5,000万円 要問合せ 要問合せ

各社公式サイトを2026年9月25日に確認。

対面型は、決算の数字だけで判断しない点が特徴です。赤字決算や税金の滞納があっても、取引の中身を聞いたうえで判断します。

手数料の下限は、オンライン型より低く設定されています。審査に人手をかける分、取引先の信用を細かく確かめられるためです。

30万円以上の請求書であれば、当社でも査定できます。手数料と入金額は、取引先と支払期日によって変わります。

請求書の条件を伝えて査定を受ける(無料)

株式会社アレシア/受付は平日10:00〜19:00。土日祝はWebフォームで受け付けています。

100万円以上なら、上限の大きい4サービスから選べる100万円〜

買取上限を設けていないか、1億円規模まで対応すると公表しているのはこの4サービスです。

サービス 買取上限 手数料 契約方式
ビートレーディング 上限なし(実績7億円) 平均 2社間10.3%/3社間6.8% 2社間・3社間
QuQuMo 上限なし 要問合せ 2社間
アクセルファクター 1億円 2社間1〜12%/3社間0.5〜10.5% 2社間・3社間
電子請求書早払い 1億円 1〜6% 2社間・3社間

各社公式サイトを2026年9月25日に確認。

金額が大きくなるほど、手数料率は下がる傾向があります。審査にかかる手間が同じでも、買取額が大きければ会社側の採算が取れるためです。

24サービスの買取下限と手数料の一覧

買取下限を数値または「下限なし」で公式に明示しているのは15サービス、記載が見当たらないのが8サービス、自社サイト内で矛盾しているのが1サービスです。

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サービス 買取下限 買取上限 手数料 固定費
OLTA 下限なし 上限なし 2〜9% 諸経費込み
ビートレーディング 下限なし(実績1万円) 上限なし(実績7億円) 平均 2社間10.3%/3社間6.8% 要問合せ
日本中小企業金融サポート機構 下限なし(実績1万円) 実績2億円 1.5%〜 要問合せ
ウィット 下限なし 要問合せ 要問合せ 要問合せ
FREENANCE 即日払い 1万円 上限なし 3〜10% 会費0円プランあり
ペイトナー 1万円 初回50万円/上限300万円 一律10% 振込手数料330円
labol(ラボル) 1万円 審査次第(非公表) 一律10% 入金時0円
AGビジネスサポート 1万円 要問合せ 2〜9.9% 記載なし
バイオン 5万円 要問合せ 一律10% 振込手数料500円
電子請求書早払い 10万円 1億円 1〜6% なし
ファクタリングのTRY 10万円 1億円 2社間3%〜/3社間1.2%〜 記載なし
ベストファクター 原則30万円 要問合せ 2%〜 要問合せ
アクセルファクター 30万円 1億円 2社間1〜12%/3社間0.5〜10.5% 要問合せ
株式会社No.1 50万円 公式内で4通りの記載 0.5〜15% 振込手数料は同社負担
えんナビ 50万円 5,000万円 要問合せ 要問合せ
PMG 要問合せ 要問合せ 買取率98%=手数料2% 要問合せ
PayToday 要問合せ 要問合せ 1%〜 掛け目なし
QuQuMo 要問合せ 上限なし 要問合せ 要問合せ
SOKULA 要問合せ 要問合せ 2〜15% 要問合せ
FACTOR⁺U 要問合せ 要問合せ 要問合せ 要問合せ
みんなのファクタリング 要問合せ 要問合せ 要問合せ 入金時は会社負担
ZIST 要問合せ 要問合せ 要問合せ 要問合せ
うりかけ堂 要問合せ 要問合せ 要問合せ 要問合せ
メンターキャピタル 公式内で矛盾 1億円 2%〜 要問合せ

各社公式サイトを2026年9月25日に確認。比較サイトや口コミサイトの数値は使っていません。

株式会社No.1の買取上限は、公式サイト内で4通りが併存しています。「3億円まで」「売掛先1社に5,000万円」「建設1億円」「医療介護5,000万円」です。

メンターキャピタルは、同じページに「30万円〜1億円まで対応」と「限度額 下限なし〜1億円」の両方があります。

同じ会社が運営しているサービスが3組あります

相見積もりのつもりで別々に申し込んでも、同じ会社が同じ請求書を審査することになります。

同一運営の組 運営会社と、確認した根拠
アクセルファクター = SOKULA 株式会社アクセルファクター。代表者名・資本金・営業時間が一致し、SOKULAの問い合わせ先が同社のドメインです。
QuQuMo = アクティブサポート 株式会社アクティブサポート。QuQuMo公式サイトの運営会社表記で確認できます。
FACTOR⁺U = 日本中小企業金融サポート機構 一般社団法人日本中小企業金融サポート機構。FACTOR⁺U公式に「経営革新等支援機関が提供する」と明記され、ドメインも同機構の配下です。

アクセルファクターとSOKULAは、公式サイトの記載そのものが食い違っています。

手数料はSOKULAが2〜15%、アクセルファクターが2社間1〜12%・3社間0.5〜10.5%。債権譲渡登記はSOKULAが「原則必要」、アクセルファクターが「必須ではございません」です。

支払サイトの上限は70日から180日まで、2.5倍の開きがある

支払期日が遠い請求書は、手数料を比べる前に対象外になります。

買取の可否は金額だけで決まりません。支払期日までの長さ、取引先が法人か個人か、営業時間が何時までか。これらは手数料の前に効いてきます。

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サービス 支払サイトの上限 土日祝に入金まで進むか 取引先の条件 個人事業主
電子請求書早払い 180日 進まない(平日9:30〜17:00) — 不可
OLTA 6か月 進まない(平日10:00〜18:00) 取引先が個人は不可 可
labol(ラボル) 150日 進む(土日祝も審査・入金) 法人のみ 可
FREENANCE 即日払い 104日 16:30超は翌営業日 法人のみ 可
ファクタリングのTRY 90日 進まない(土日祝定休) 個人事業主も可能な範囲 可
PayToday 最大90日 進まない(平日10:00〜17:00) 給与債権は対象外 可
ペイトナー 70日 進む(土日祝10:00〜19:00に審査) 取引先が個人事業主も可 可
みんなのファクタリング 要問合せ 進む(毎日9:00〜18:00) 法人のみ 可
ビートレーディング 要問合せ 受付のみ(審査と入金は平日) 取引先が個人は不可 可
株式会社No.1 要問合せ 進まない(平日9:00〜19:00) 個人債権は対象外 可
AGビジネスサポート 要問合せ 進まない(土日祝定休) 継続取引のある国内法人 可
アクセルファクター/SOKULA 要問合せ 進まない(平日10:00〜18:30) — 可

各社公式サイトを2026年9月25日に確認。

支払期日が3か月以上先の請求書は、ペイトナーの70日、PayTodayの90日では対象外です。一方で電子請求書早払いは180日先まで扱います。

取引先が個人事業主の請求書は、多くの会社で対象外です。ペイトナーは取引先が個人事業主でも申し込めると明記しています。

「手数料10%」が1万円の請求書では実質13.3%になる

手数料率が同じでも、振込手数料のような固定費があると、金額が小さいほど実際の負担は重くなります。

ペイトナーの公式条件は手数料一律10%と振込手数料330円です。この条件で金額を変えると、実質の負担率はこう動きます。

請求書の額面 手数料10% 固定費 手元に残る額 実質の負担率
1万円 1,000円 330円 8,670円 13.30%
5万円 5,000円 330円 44,670円 10.66%
10万円 10,000円 330円 89,670円 10.33%
30万円 30,000円 330円 269,670円 10.11%

ペイトナーの公式条件(2026年9月25日確認)をもとに当サイトが計算。

1万円と30万円で、同じ「手数料10%」が3.2ポイント違います。少額ほど、手数料率の比較だけでは判断できません。

固定費は会社によって違います。バイオンは振込手数料500円、labolは入金時0円、株式会社No.1は振込手数料を同社が負担すると公表しています。

実際の取引6件で見る、手数料と手元に残った額

当社が公開している6件では、金額が小さいほど手数料率が高くなっています。

業種 債権額 契約方式 手数料 実際の受取額
塗装業(法人) 600,000円 3社間 7% 558,000円
WEB制作(個人) 1,000,000円 2社間 10% 900,000円
歯科医院(個人) 4,000,000円 3社間 4% 3,840,000円
製造業(法人) 5,000,000円 2社間 6% 4,700,000円
システム開発会社(法人) 9,000,000円 3社間 2% 8,820,000円
運送業(法人) 25,000,000円 3社間・2社間の併用 5% 23,750,000円

株式会社アレシア(ベストファクター)公表の取引事例。6件のみのため、方式ごとの相場を示すものではありません。

60万円で7%、100万円で10%、900万円で2%。件数が少ないので断定はできませんが、金額が小さいほど料率が上がる傾向が出ています。

他社の公表値も同じ傾向を示しています

ビートレーディングが公式サイトで売掛金額別の平均手数料を公開しています。

売掛金額 平均手数料の水準 平均手数料
300〜500万円 9.7%
500〜1,000万円 9.0%
1,000〜3,000万円 7.8%
3,000万円〜 7.3%

ビートレーディング公式サイト・2025年9月時点の公表値。

自社の取引事例と、独立した他社の公表値が同じ方向を示しています。少額ほど手数料が高くなるのは、個別の会社の方針ではなく業界の構造です。

金額を選ぶと、手元に残る額が分かります

一律料率または公表されている上限の料率で計算すると、金額ごとの手取りはこうなります。

売りたい請求書の金額を選ぶと、手元に残る額が切り替わります

サービス 手数料 固定費 手元に残る額 実質負担率
ペイトナー 1,000円3,000円5,000円10,000円30,000円 330円 8,670円26,670円44,670円89,670円269,670円 13.30%11.10%10.66%10.33%10.11%
labol(ラボル) 1,000円3,000円5,000円10,000円30,000円 0円 9,000円27,000円45,000円90,000円270,000円 10.00%
AGビジネスサポート 990円2,970円4,950円9,900円29,700円 記載なし 9,010円27,030円45,050円90,100円270,300円 9.90%
バイオン 対象外対象外5,000円10,000円30,000円 500円 下限5万円下限5万円44,500円89,500円269,500円 ——11.00%10.50%10.17%
OLTA 900円2,700円4,500円9,000円27,000円 諸経費込み 9,100円27,300円45,500円91,000円273,000円 9.00%

ペイトナー・labol・バイオンは一律の料率、AGビジネスサポートとOLTAは公表されている上限の料率で計算しています。実際の料率は取引先と支払期日によって変わります。各社公式サイトを2026年9月25日に確認。

手元に10万円を残すには、いくらの請求書が要るか

必要な金額から逆算すると、売るべき請求書の額面が分かります。

条件 必要な額面 計算
手数料10%+固定費330円 111,478円以上 (100,000円+330円)÷ 0.9
手数料10%・固定費なし 111,112円以上 100,000円 ÷ 0.9
手数料9%・固定費なし 109,891円以上 100,000円 ÷ 0.91

当サイトが計算。1円未満は切り上げています。

手元に残したい額が決まっているなら、その金額に届く請求書を選ぶ形になります。複数の請求書を持っている場合は、金額の大きいものを選ぶほど負担率が下がります。

自社の請求書で手数料がいくらになるかは、金額と支払期日を入れると試算できます。

手数料の負担を試算する(無料・入力1分)

いつ売るかで、手数料も入金日も変わる

支払期日が近い請求書ほど手数料は下がり、期日が遠い請求書ほど対象から外れやすくなります。

ファクタリング会社から見ると、支払期日までの期間は回収できないままの期間です。期間が短いほど不安が小さく、料率も下がります。

売るタイミング 手数料への影響 気をつける点
請求書を出した直後 期日まで遠く、料率は高めになります。 支払サイトの上限を超えると対象外です。
支払期日の2〜4週間前 料率が最も落ち着く時期です。 急ぎでなければこの時期に相談できます。
支払期日の直前 料率は低くなります。 審査が間に合わない可能性があります。
支払期日を過ぎた後 ほとんどの会社で対象外です。 期日を過ぎた売掛金は買い取ってもらえません。

急いでいない場合は、2〜4週間前が相談しやすい時期です。複数社に見積もりを取る時間も確保できます。

「即日」と書かれていても、当日の入金は約半数

当社が2026年5月に買い取った案件のうち、申込日の当日に振込まで終わったのは47.8%です。

「最短即日」は、条件がそろったときに到達できる最短の時間です。実際にその日のうちに振り込まれる割合は、それより低くなります。

当社の実績値 数値 読み取れること
即日振込実行率 47.8% 買取が成立しても、当日の振込まで届くのは半分ほどです。
平均買取率 91.9% 申し込んでも1割ほどは審査に通っていません。

株式会社アレシア(ベストファクター)公表・2026年5月時点の実績。即日振込実行率は、同月に買取が成立した件数のうち、申込日当日に振込を完了した件数の割合です。

ファクタリング会社の口コミサイト「ファクコミ」の主要208社調査では、営業終了が18時以前の会社が102社ありました。

土日に対応する会社は12社で、全体の6.3%です(調査基準日2026年7月29日)。

当日に間に合うかどうかは、申し込んだ時刻と曜日で決まります。

サービスを選ぶ軸は5つ

少額では、手数料率よりも固定費と入口条件のほうが結果を左右します。

軸 確かめること 見落とすとどうなるか
1 買取下限 自社の請求書が下限を下回っていると、申し込んでも審査に進みません。
2 固定費の有無 振込手数料330円でも、1万円の請求書なら3.3ポイントの差になります。
3 手数料の上限 下限しか公表されていないと、申し込むまで負担が読めません。
4 支払サイトの上限 期日が遠い請求書は、金額が条件に合っていても対象外です。
5 取引先の条件 取引先が個人事業主だと、多くの会社で買取の対象外になります。

手数料の上限まで公表しているのは限られます。OLTA、AGビジネスサポート、電子請求書早払い、アクセルファクター、株式会社No.1、SOKULAなどです。

迷いやすい8組を、決定打で比べる

似た条件のサービスで迷ったときは、1つの軸で結論が出ます。

AGビジネスサポート × PayToday

AGビジネスサポートは買取下限1万円と手数料上限9.9%の両方を公表しています。PayTodayは下限も上限も公表しておらず、公表しているのは下限料率1%のみです。

決定打

申し込む前に負担の上限を知りたいならAGビジネスサポート、掛け目なしで請求額の満額から計算したいならPayTodayです。

AGビジネスサポート × QuQuMo

AGビジネスサポートは下限1万円から上限9.9%まで数値を出しています。QuQuMoは買取上限を設けていない一方、手数料は公式に下限の記載しかありません。

決定打

数万円の請求書ならAGビジネスサポート、金額が大きく上限を気にしたくないならQuQuMoです。

AGビジネスサポート × FREENANCE

どちらも買取下限1万円です。FREENANCEは口座の利用状況で手数料が3%まで下がりますが、口座を使っていなければ一律10%になります。

決定打

初めて使うならAGビジネスサポート、FREENANCE口座を日常的に使っているならFREENANCEです。

AGビジネスサポート × PMG

AGビジネスサポートは手数料の上限9.9%を明示し、土日祝は定休です。PMGは買取率98%、つまり手数料2%からと案内していますが、上限は公表していません。

決定打

負担の上限を確定させたいならAGビジネスサポート、全国の店舗で相談したいならPMGです。

QuQuMo × PMG

QuQuMoはオンライン完結で平日9:00〜19:00、PMGは全国に店舗を持ちます。どちらも手数料の上限は非公表です。

決定打

非対面で早く進めたいならQuQuMo、対面で資金繰りまで相談したいならPMGです。

アクセルファクター × PMG

アクセルファクターは買取下限30万円と手数料の上限を公表しています。PMGは下限も上限も公表していません。

決定打

条件を事前に確かめたいならアクセルファクター、金額や業種が特殊で個別に相談したいならPMGです。

ペイトナー × labol

どちらも買取下限1万円、手数料一律10%です。違いは固定費と支払サイト、そして取引先の条件にあります。

項目 ペイトナー labol(ラボル)
固定費 振込手数料330円 入金時0円
支払サイトの上限 70日 150日
取引先の条件 個人事業主も可 法人のみ
買取上限 初回50万円/上限300万円 審査次第(非公表)

決定打

取引先が個人事業主ならペイトナー、支払期日が4か月先ならlabolです。

PayToday × OLTA

PayTodayは掛け目を使わず、請求額から手数料を引いた額が入金されます。OLTAは手数料の上限を9%と公表しています。

決定打

請求額の満額から計算したいならPayToday、負担の上限を先に知りたいならOLTAです。

複数社で迷っている場合は、同じ請求書の条件で比べると差がはっきりします。

手数料の負担を試算する(無料・入力1分)

ファクタリングを使わないほうがよい場面

入金の時期がずれているだけなら効果がありますが、利益そのものが足りない場合は手数料の分だけ苦しくなります。

使って効果がある場面

売上は立っていて、入金日が支払期日より後になっている。

取引先の規模が大きく、支払いが滞る心配が小さい。

今日の支払いを落とすと、取引そのものが止まる。

手数料を払っても、受注した仕事の利益のほうが大きい。

待ったほうが手元に残る場面

支払期日まで1週間以上あり、急ぐ理由がない。

毎月同じ時期に資金が足りず、繰り返し使っている。

売上そのものが減っていて、入金を前倒ししても埋まらない。

手数料が利益率を超えていて、使うほど利益が削られる。

毎月のように使っている場合は、前倒しした分だけ翌月の入金が減ります。同じ金額を続けて調達するには、毎月手数料がかかります。

その状態では、支払サイトの短縮を取引先に相談する、3社間に切り替えるといった手のほうが先の課題になります。

30万円未満を扱わない会社があるのは、審査コストが金額で変わらないから

1万円の買取でも1,000万円の買取でも、取引先を調べる手間はほとんど変わりません。

ファクタリング会社の審査では、請求書が実在するか、取引先が支払える相手かを確かめます。この作業にかかる時間は、金額の大小でほとんど変わりません。

会社の型 審査のやり方 手数料の置き方
少額を扱うオンライン型 AIで書類を判定し、人手をかけません。 一律10%のように固定して採算を合わせます。
30万円以上を扱う対面型 面談やヒアリングで取引の中身を確かめます。 取引先の信用に応じて料率を下げられます。

ファクコミの208社調査では、買取下限30万円の会社が91社で最も多く、10万円以下で受け付ける会社は47社でした。買取金額を公式サイトに掲載していない会社も57社あります。

手元に30万円以上の別の請求書があるなら、そちらを売るほうが料率は下がります。複数の請求書をまとめて相談できる会社もあります。

当社の買取は原則30万円以上です。手元の請求書をまとめた場合にいくらになるかも、条件を伝えれば査定できます。

請求書の条件を伝えて査定を受ける(無料)

電話で相談する 0120-767-014

受付は平日10:00〜19:00。土日祝はWebフォームで受け付けています。

ファクタリングに審査なしはあるのか、審査で確認される6つの項目

請求書が実在するか、取引先が支払える相手かを確かめずに買い取る会社はありません。

審査で見られるのは、申し込む自社の業績ではなく、請求書と取引先です。

項目 確認されること 通りにくくなる状態
1 売掛債権の存在 請求書の原本か控えで、取引の事実を確かめます。
2 取引先の信用力 取引先が期日どおりに支払える相手かを見ます。
3 支払期日 期日までの長さが、各社の支払サイトの上限に収まるかを見ます。
4 二重譲渡の有無 同じ請求書が他社に売られていないかを確かめます。
5 契約内容 取引先との契約に、債権の譲渡を禁じる条項がないかを見ます。
6 本人確認 申込者が事業者本人かを、書類で確かめます。

「審査なし」「必ず買い取る」を強く打ち出すサービスでは、契約の形と事業者情報を先に確かめておくと安心です。

確認の場所は2つあります。契約書の名称が金銭消費貸借契約になっていないか、取引先が払わなかったときに自社が代わりに支払う定めがないかです。

審査に通る確率を上げる準備は5つある

審査で見られているのは自社の業績ではなく、取引先が期日どおりに支払うかどうかです。

赤字でも税金の滞納があっても通る余地があるのは、判断の中心が取引先の信用にあるためです。逆に取引先が個人の場合や支払期日が遠い場合は、同じ請求書でも審査は厳しくなります。

準備すること 審査で有利になる理由
信用力の高い取引先の請求書を選ぶ 審査の対象は自社ではなく、取引先の支払能力です。
支払期日が近い請求書を出す 回収までの期間が短いほど、回収できない可能性が小さくなります。
取引の実績が分かる資料を添える 継続した入金の履歴があると、請求書が実在すると判断されます。
初回は小さい金額で申し込む 取引の実績が残ると、2回目以降は枠と条件が良くなります。
追加書類の依頼にすぐ応じる やり取りが止まると審査も止まり、当日入金の締切に間に合いません。

給与ファクタリングと売掛債権ファクタリングの違い

対象になる債権が、取引先への請求権か、勤務先への給与の請求権かで分かれます。

項目 売掛債権ファクタリング 給与ファクタリング
対象の債権 取引先に代金を請求する権利 勤務先に給与を請求する権利
利用する人 法人・個人事業主 給与を受け取る個人
法的な位置づけ 債権の売買 貸金業に該当する可能性があると金融庁が注意を呼びかけています
24サービスでの扱い 買取の対象 対象外と明記するサービスがあります

今回確認した24サービスのうち、PayTodayと日本中小企業金融サポート機構は、給与債権を買取の対象外と公式サイトに明記しています。

事業をしていない個人向けのサービスは別の仕組みです

給与を対象にした取引は、貸金業の登録がないまま行われている場合があります。契約の相手が貸金業の登録を受けているかは、金融庁の登録情報検索サービスで調べられます。

24サービス中8サービスは、買取金額を公式に公開していない

公式サイトに記載がないものを他社の記事が数値で書いている場合、その数字の出所は確かめられません。

買取金額の記載が見当たらなかったのは8サービスです。PMG、PayToday、QuQuMo、FACTOR⁺U、みんなのファクタリング、ZIST、うりかけ堂、SOKULAです。

ファクコミの208社調査でも、買取金額を公開していない会社が57社あります。にもかかわらず、比較記事にはもっともらしい数値が並んでいることがあります。

同じ会社の条件が、媒体によって食い違う例があります

うりかけ堂の買取下限は、媒体によって1万円・19万円・30万円の3説に分かれています。ZISTの手数料も媒体ごとに3説あります。公式サイトにはどちらも記載が見当たりません。

本記事で「要問合せ」と書いているのは、公式サイトに記載が見当たらなかったものです。「下限なし」と明記されているものとは意味が違います。前者は自分で聞くしかなく、後者は少額でも相談できる、ということです。

悪質な業者を避けるチェックポイント

契約書の名称と、取引先が払わなかったときの扱いを見れば、買取か貸付かが分かります。

確認 確かめる場所 見つかったときの意味
1 契約書の名称 「金銭消費貸借契約」とあれば、買取ではなく借入です。
2 取引先が払わなかったときの扱い 自社が代わりに支払う定めがあると、貸付に近い契約です。
3 分割払いの可否 分割に応じる会社は、貸金業の登録があるかを確かめたいところです。
4 運営会社の所在地と代表者名 公式サイトに記載がない場合、契約後に連絡が取れなくなる心配が残ります。
5 手数料の上限 下限しか書かれていない場合、実際の負担は申し込むまでわかりません。
6 保証人や担保の要求 買取であれば、保証人も担保も必要ありません。

少額で起きやすい失敗は3つある

手数料の下限表示で選ぶこと、当日振込の締切時刻を確認しないこと、同じ請求書を2社に売ることの3つです。

失敗例1|「手数料1%から」の表示で選んだ

数万円の請求書では下限の料率がほとんど適用されず、提示は上限側に寄ります。固定10%の会社より高くなることもあるため、比べる数字は下限ではなく上限です。

失敗例2|当日振込の締切時刻を確認しなかった

「最短30分」と書かれていても、当日振込の締切を過ぎた申込は翌営業日の入金になります。急ぐ場合は平日の午前中に申し込むか、土日祝も入金まで進む会社を選ぶかで結果が変わります。

失敗例3|同じ請求書を複数社に売った

複数社から見積もりを取ること自体に問題はありません。ただし同じ請求書を2社に譲渡すると二重譲渡になり、法的な責任を問われます。契約は1社に絞り、ほかの会社には断りの連絡を入れる必要があります。

申込から入金までの流れ

書類の提出・審査・契約・振込の4段階で進みます。

段階 自社がすること 時間の目安
STEP1 申込と書類の提出 請求書と通帳の写しを送ります。 10分〜30分
STEP2 審査 取引先と請求書についての質問に答えます。 30分〜数時間
STEP3 条件の提示と契約 手数料と入金額を確かめ、契約を結びます。 30分〜1時間
STEP4 振込 着金を確認します。 振込手続きの締切まで

必要になるのは、請求書・入出金のわかる通帳・本人確認書類の3点が中心です。会社によっては、取引先との基本契約書や納品書を求められます。

よくある質問

1万円の請求書でも買い取ってもらえますか

FREENANCE・ペイトナー・labol・AGビジネスサポートが買取下限1万円を公表しています。OLTA・ビートレーディング・日本中小企業金融サポート機構・ウィットは下限を設けていないと明記しています。

少額だと手数料は高くなりますか

高くなる傾向があります。審査にかかる手間が金額で変わらないためです。手数料一律10%に振込手数料330円が加わると、1万円の請求書では実質13.30%になります。

個人事業主でも使えますか

24サービスの多くが個人事業主に対応しています。対象外なのは電子請求書早払いで、法人専用かつ決算書2期分が必要です。取引先が個人事業主の場合は、多くの会社で買取の対象外になります。

手数料の相場はどのくらいですか

少額では一律10%前後が多く、金額が大きくなるほど下がります。ビートレーディングの公表値では、300〜500万円で平均9.7%、3,000万円以上で平均7.3%でした。

審査なしで買い取ってくれる会社はありますか

請求書が実在するか、取引先が支払える相手かを確かめずに買い取る会社はありません。「審査なし」と書かれている場合は、契約書の名称と、取引先が払わなかったときの扱いを確かめておくと安心です。

支払期日が3か月先の請求書でも売れますか

会社によります。ペイトナーは70日、FREENANCEは104日、PayTodayは最大90日が上限です。電子請求書早払いは180日、labolは150日まで対応しています。

同じ請求書を複数の会社に申し込んでもよいですか

見積もりを取る段階であれば問題ありませんが、契約は1社に絞ります。同じ請求書を2社に売ると二重譲渡になり、審査でも確認される項目です。アクセルファクターとSOKULAのように、同じ会社が運営しているサービスもあります。

まとめ

少額ファクタリングで手元にいくら残るかは、手数料率ではなく固定費を含めた実質の負担で決まります。1万円の請求書では、手数料10%と振込手数料330円で実質13.30%になります。

申し込める会社は金額で分かれます。1〜10万円なら8サービス、10〜30万円で3サービスが加わり、30万円以上で対面型が候補に入ります。

そして、金額より先に支払サイトと取引先の条件で弾かれることがあります。支払サイトの上限は70日から180日まで2.5倍の開きがあり、取引先が個人事業主の請求書は多くの会社で対象外です。

24サービスのうち8サービスは、買取金額を公式に公開していません。公表されていない数値を根拠に選ぶより、公式に条件を出している会社から比べるほうが、申し込んだ後の食い違いが減ります。

30万円以上の請求書であれば、当社でも査定できます。手数料と入金額は、取引先と支払期日によって変わります。

請求書の条件を伝えて査定を受ける(無料)

株式会社アレシア/受付は平日10:00〜19:00。

本記事の各社情報は2026年9月25日に各社公式サイトで確認したものです。外部調査の数値はファクタリング会社の口コミサイト「ファクコミ」の主要208社調査(調査基準日2026年7月29日)によります。手数料・買取可能額・営業時間などは変更される場合があるため、申し込み前に各社公式サイトで最新の条件をご確認ください。

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logo A社 B社
手数料 2〜20%
売掛金300万円の場合
振込金額240〜294万
15〜30%
売掛金300万円の場合
振込金額210〜255万
7〜25%
売掛金300万円の場合
振込金額225〜279万
申込方法 電話、WEB、出張訪問申込 来店申込 オンライン申込
審査通過率 92.25% 70% 40%
振込までの日数 最短当日 最短翌日 最短4日
ファクタリング
利用額
30万円以上の売掛金が必要 50万円以上の売掛金が必要 200万円以上の売掛金が必要
審査時の
必要書類
  • 身分証明書
  • 入出金の通帳
  • (WEB通帳含む)
  • 請求書
  • 見積書
  • 決算書
  • 売掛先との取引内容履歴の確認事項
  • 売掛先との契約書類
  • 発注書、納品書、請求書など
  • 身分証明書
  • 登記簿贈本(履歴事項証明書)
  • 決算書(税務申告済の押印必須)
  • 売掛先との基本契約書
  • 売掛債権の因果資料
  • 入出金の確認事項
コメント 柔軟に買取利率を指定させていただいている為、業界最高水準の審査通過率と、最高水準の買取額と口コミサイトで高評価を頂いております。最大98%で買取が可能です。 審査基準は緩いが、買取手数料が割高なため、調達できる資金が減少する傾向がある。 銀行系信用情報期間への信用審査あり。黒子決算など業績良好でないと利用できない為、審査経過はなかなか難しい。
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