資金調達のコンサルティングサービスを受けたいものの、サービス内容が分からず検討を躊躇している方も多いのではないでしょうか?資金調達コンサルティングは、資金を効率的に調達するための幅広いアドバイスを提供しています。資金調達コンサルティングを利用すれば、専門的な知識がなくても希望金額をスムーズに調達可能です。
本記事では、資金調達コンサルティングのサービス内容について、メリット・おすすめのコンサルティング会社も紹介します。本記事を読めば、資金調達コンサルティングのサービス内容を理解し、自社に合ったコンサルティング会社を選べます。資金調達コンサルティングを活用し、スムーズに必要資金を調達して経営状態を安定させましょう。
資金調達コンサルティングとは?利用できるサービスも解説
資金調達コンサルティングとは、資金を効率的に調達するためのアドバイスを提供するサービスです。資金調達コンサルティングのサービスは多岐に渡りますが、具体的には以下のサービスを受けられます。
- 資金調達方法のアドバイス
- 資金繰りに関するアドバイス
- 事業計画作成のサポート
- 書類作成のアドバイス
資金調達コンサルティング会社によって強みが異なるため、ホームページ等で専門分野を確認しておきましょう。
資金調達方法に関するアドバイス
資金調達方法に関するアドバイスでは、最適な調達手段を見つけるためのアドバイスを提供してくれます。資金調達には、以下のようにさまざまな方法があります。
- 銀行融資
- エンジェル投資
- ベンチャーキャピタル
- クラウドファンディング
ビジネスモデル・市場環境・調達額など、幅広い要素を考慮した上で資金調達方法を見つけていかなければなりません。さまざまな資金調達手段を検討し、企業の具体的なニーズ・目標に最も適した手法を特定します。
資金繰りに関するアドバイス
資金調達コンサルティングは、収入・支出を管理して収支の過不足を調整する資金繰りのアドバイスも提供します。具体的には、資金繰りに関する以下のサポートを行ってくれます。
- 収益予測表の作成
- 支出管理
- 債務返済計画の作成
融資などで資金調達できたとしても、キャッシュフローが悪くなれば経営に支障が出てしまいます。資金繰りに関するアドバイスを受ければ、キャッシュフローを安定させて長期的に経営を維持できます。
事業計画作成のサポート
事業計画作成のサポートも、資金調達コンサルティングのサービスとして提供されています。事業計画はビジネスの方向性を明確にし、成長戦略を策定するための重要な要素です。
事業計画の作成には市場分析・競合分析などの作業も必要で、書類作成には手間がかかります。資金調達コンサルティングに依頼すれば、事業計画へのアドバイス・書類作成の代行をしてくれるため手間を省けます。
資金調達コンサルティングを活用するメリット
資金調達コンサルティングを活用するメリットとして、以下の6つが挙げられます。
- 自社にあった資金調達先を選べる
- 資金調達の成功確率が上がる
- 資金計画が立てやすい
- 資金の枯渇を防ぎやすい
- 他の専門家とのつながりも持てる
- 収益拡大のアドバイスももらえる
自社にあった資金調達先を選べる
資金調達コンサルティングを利用するメリットは、自社に最適な資金調達先を見つけられる点です。資金調達には銀行融資以外にもさまざまな方法があり、自社に合った方法が何なのか迷う方も少なくありません。間違った資金調達方法を選んでしまうと、資金繰りの悪化にもつながります。
資金調達コンサルティングでは、企業のビジネスモデル・市場環境を考慮に入れて最も効果的な資金調達方法を提案してくれます。自社で資金調達先を探す必要がないため、労力・コストの削減につながる点もメリットです。
資金調達の成功確率が上がる
資金調達コンサルティングを利用すると、資金調達の成功確率が上がります。コンサルタントは企業のビジネスプラン・財務状況を考慮し、最も成功確率の高い資金調達方法を提案してくれます。
また、資金調達では調達先へのアプローチ方法を間違えて失敗するケースがあります。資金調達コンサルティングを利用すれば、審査面接での適切な対応方法もサポートしてくれるため自力で行うよりも格段に資金調達しやすいです。
資金計画が立てやすい
資金調達コンサルティングを利用すると、自社の資金計画をより効果的に立てられる点がメリットです。コンサルタントは、企業の財務状況を収益性・健全性などを多角的に分析してくれます。
表面上の分析では分からない部分まで明確にできるため、精度の高い資金計画を立てられるのが魅力です。資金計画を綿密に作成すれば金融機関からの信用も向上するため、資金調達の成功確率向上にもつながります。
資金の枯渇を防ぎやすい
資金調達コンサルティングを利用すると、資金の枯渇を防ぎやすくなります。経営者でも会計系の専門知識がなければ、適切な財務判断を下しにくくキャッシュフローの健全化が難しい場合もあります。
特に中小企業では限られた人員で運営しているため、財務知識に精通した人材が社内にいないケースも多いです。資金調達コンサルティングでは財務・会計分野の専門家が企業の財務状況を評価し、資金繰り計画を策定するためのアドバイスを提供してくれます。企業は資金の枯渇を予防し、ビジネスの持続可能性を確保しやすくなる点がメリットです。
他の専門家とのつながりも持てる
資金調達コンサルティングを利用すると、他の専門家とのつながりも持てます。経営は資金調達以外にも、税務・コンプライアンスなどさまざまな分野で専門知識を要求される場面があります。
資金調達コンサルティングは自身のネットワークを活かし、弁護士・公認会計士など企業が必要とする知識を持つ専門家を紹介してくれます。専門的なサポートを求める場合にも、資金調達コンサルティングはおすすめです。
収益拡大のアドバイスももらえる
収益拡大のアドバイスをもらえる点も、資金調達コンサルティングを利用するメリットです。会社経営では、売上・利益の拡大が最も重要な課題となります。しかし、中小企業の場合、経営者がカバーする業務も広く売上・利益の拡大にリソースを集中できないケースも多いです。
資金調達コンサルティングを利用すれば、販路拡大・営業戦略の立案・協業先の選定など売上・利益の拡大に関する業務のサポートを受けられます。経営者の業務負担も減らせるため、より収益拡大に向けたアクションを取りやすくなります。
資金調達コンサルティングの料金の体系・相場
資金調達コンサルティングの料金体系は、主に以下の2つに分かれます。
- 成功報酬型
- 固定報酬型
上記の料金体系で特徴・メリットが異なるため、自社の環境に合った報酬体系を選択するのが重要です。
成功報酬型・固定報酬型
成功報酬型の料金体系は、コンサルティングを依頼して成功した場合にのみ料金が発生する方式です。例えば、資金調達のサポートを依頼した場合、資金調達が成功した時に報酬が発生する方式が該当します。
成功報酬は成果を上げた時に報酬が発生するため、「期待した成果が出なかった」など依頼リスクを抑えられる点がメリットです。一方で、固定報酬と比較して報酬が高額になりやすいデメリットがあります。
固定報酬型の料金体系は、コンサルティングサービスに対して一定の料金を支払う方式です。例えば、「事業計画書の作成=〇〇万円」など1つの作業に対して報酬が決められている方式が挙げられます。
固定報酬のメリットは、報酬が固定であるためコスト管理がしやすい点です。一方で、資金調達の成功など成果は保証してくれないため結果的に余計なコストがかかり得る点がデメリットです。
成功報酬型の上限は融資額の5%まで
成功報酬型の料金体系では、報酬は融資額の5%までと出資法で定められています。
(金銭貸借等の媒介手数料の制限)
第四条 金銭の貸借の媒介を行う者は、その媒介にかかる貸借の金額の百分の五に相当する金額(当該貸借の期間が一年未満であるものについては、当該貸借の金額に、その期間の日数に応じ、年五パーセントの割合を乗じて計算した金額)を超える手数料の契約をし、又はこれを超える手数料を受領してはならない。
出典:出資の受入れ、預り金及び金利等の取締りに関する法律 | e-Gov法令検索
30%など出資法で決められた上限を報酬として定めている場合、出資法違反業者の可能性があるため利用しないようにしましょう。
資金調達コンサルティングを依頼する方法
資金調達コンサルティングを依頼する方法は、主に以下の2つです。
- 専門のコンサルティング会社に依頼
- 社外CFOを活用
上記から、自社にあった方法を選びましょう。
専門のコンサルティング会社に依頼
最もよく利用されるのは、専門のコンサルティング会社に依頼する方法です。コンサルティング会社には専門知識を持つプロが在籍しており、適切な資金調達方法の選定などをサポートしてくれます。
また、会社によっては資金調達以外にも資金繰り・収益増加に関するアドバイスなども提供してくれます。弁護士・税理士と提携して税務・法務のサポートを受けられるケースもあり、経営業務を幅広く支援してもらいたい方におすすめです。
社外CFOを活用
社外CFOは、企業に所属せず業務委託でCFO業務を請け負う形式です。
CFOは財務戦略・経理の責任者を担う役職で、資金調達で中心的な役割を果たします。社外からCFOとして業務を依頼すれば、必要な時のみ報酬を支払うためコストを抑えやすいのがメリットです。
社外の人間にCFO業務を依頼する場合は、人によって得意とする分野が異なります。自社のニーズに合わせたCFOの選定が重要です。
資金調達コンサルティング会社を選ぶポイント
資金調達コンサルティング会社を選ぶポイントは、以下の4つです。
- 専門分野の確認
- 実績の確認
- 担当者とコミュニケーションを取りやすいか
- 報酬・契約内容を確認
資金調達コンサルティング会社を選ぶ際は、上記のポイントを参考にしてください。
専門分野の確認
資金調達コンサルティング会社を選ぶ際は、会社の専門分野を確認するのが重要です。資金調達といっても、会社ごとに得意とする分野が異なります。例えば、日本政策金融公庫での融資支援をメインに行っているなど会社によって強い分野はさまざまです。
資金調達コンサルティング会社のホームページを確認し、メインで支援している資金調達方法を確認しましょう。資金調達の目的に合わせて、自社に合致したコンサルティング会社に依頼するのがおすすめです。
実績の確認
資金調達コンサルティング会社の支援実績を確認するのも重要です。成功した資金調達の事例・クライアントからの評価などを見れば、自社にあったコンサルティング会社か判断しやすくなります。
実績はコンサルティング会社のホームページや、外部の口コミサイトで確認するのがおすすめです。客観的な情報を多く収集し、自社環境に近い支援実績を持つコンサルティング会社を選びましょう。
担当者とコミュニケーションを取りやすいか
担当者とコミュニケーションがスムーズに取れるかどうかも重要なポイントです。コンサルティング会社に依頼する場合、書類のやりとり・打ち合わせが多く発生します。
担当者とのコミュニケーションがうまくいかない場合、資金調達に向けたアクションもスムーズにいかず、結果的に資金調達にかかる時間も増えてしまいます。「連絡へのレスポンスが早いか」など担当者とのコミュニケーションが取りやすいかを確認しておきましょう。
報酬・契約内容を確認
報酬や契約内容をしっかりと確認するのも大切です。先述の通り、報酬には成功報酬・固定報酬の2種類があります。報酬体系は各々メリット・デメリットが異なるため、自社にあったものを選ぶのが重要です。
他にも、サービスを受けられる範囲も確認しておきましょう。会社によっては「書類作成は別途料金がかかる」など、追加費用が発生する契約内容であるケースもあります。契約内容で不明瞭な点がある場合は、事前にコンサルタントへ確認しましょう。
おすすめの資金調達コンサルティング会社15選
おすすめの資金調達コンサルティング会社として、以下15選を紹介します。
- GWPコンサルティング株式会社
- 株式会社グラティチュード・トゥーユー
- 株式会社 MMコンサルティング
- 株式会社アセットアシストコンサルタント
- 税理士法人ベリーベスト
- 株式会社HKコンサルティング
- 株式会社船井総合研究所
- アセントリード株式会社
- ストラテジック・コンサルティング合同会社
- トランジスタ経営コンサルタント株式会社
- T&Sコンサルティング株式会社
- サクセスクルー株式会社
- 株式会社TMKコンサルティング
- 株式会社 マイルストーン・コンサルティング・グループ
- 東京資金調達コンサルタントオフィス
GWPコンサルティング株式会社
GWPコンサルティング株式会社は、資金調達をはじめ幅広い経営支援を行っています。以下4つの領域を得意としており、集客から業務効率化まで高い実績を有しています。
- ホテル旅館
- 飲食
- 婚礼
- タクシー
上記の領域で事業を行っている企業は、最初に検討したいコンサルティング会社です。資金調達に関しても総額200億円以上の実績があり、最適な金融機関・融資制度を探すネットワークを保有している点も魅力です。
企業名 | GWPコンサルティング株式会社 |
住所 | 東京都中央区銀座6-6-1 風月堂ビル5階 |
URL | https://gwp.co.jp/ |
株式会社グラティチュード・トゥーユー
株式会社グラティチュード・トゥーユーは、中小企業を中心に資金調達コンサルティングの実績がある会社です。代表が元銀行員であるため、融資に関して専門的なアドバイスを提供してくれます。
金融機関からの資金調達はもちろん、資金繰り改善・経営計画書作成・経理体制構築など幅広く起業の財務支援を行ってくれる点も魅力です。銀行からの資金調達を考えている方におすすめです。
企業名 | 株式会社グラティチュード・トゥーユー |
住所 | 東京都港区南麻布2-13-9 クレヴィア南麻布705 |
URL | https://sikinguri.info/company/ |
株式会社MMコンサルティング
株式会社MMコンサルティングは、資金調達・M&Aを中心に中小企業を支援する資金調達コンサルティング会社です。代表は日本政策金融公庫出身で、在籍時に5,000名以上の起業家を支援した実績があります。
日本政策金融公庫の融資制度はもちろん、補助金・助成金にも強みがあるコンサルティング会社です。財務支援だけでなく、事業成長など企業の根本課題解決も支援してくれます。
企業名 | 株式会社MMコンサルティング |
住所 | 東京都港区赤坂2-8-14 ラミアール赤坂205 |
URL | https://mmconsulting.jp/ |
株式会社アセットアシストコンサルタント
株式会社アセットアシストコンサルタントは、資金繰り・事業再生の支援に強みがある資金調達コンサルティング会社です。財務データの分析から資金繰り管理表の作成まで一貫して支援してくれるため、適切な資金調達方法を選定しやすいメリットがあります。
また、資金繰り改善後も定期的にモニタリングをしてくれるため、長期的に財務基盤の強い体制を維持できる点も魅力です。経営状況が悪化して資金調達が難しい場合でも、事業再生をゼロからサポートしてくれます。
企業名 | 株式会社アセットアシストコンサルタント |
住所 | 東京都千代田区岩本町3-11-8 イワモトチョウビル223 |
URL | https://aaconsultant.jp/ |
税理士法人ベリーベスト
税理士法人ベリーベストは、資金調達以外にも税務・財務の支援を幅広く行うコンサルティング会社です。主に金融機関からの融資をサポートしており、審査に役立つ以下3つの書類作成をサポートしてくれます。
- 資金繰り計画書
- キャッシュフロー計画書
- 事業計画書
ベリーベストは法律事務所・社会保険労務士法人も運営しており、必要に応じて法務・労務の専門家をつなげてくれる点もメリットです。
企業名 | 税理士法人ベリーベスト |
住所 | 東京都港区六本木1丁目8番7号 MFPR六本木麻布台ビル11階 |
URL | https://www.vbest-tax.jp/ |
株式会社HKコンサルティング
株式会社HKコンサルティングは、幅広い資金調達に対応した会社です。具体的には、以下4種類の資金調達支援を行っています。
- 日本政策金融公庫
- 信用保証協会
- プロパー融資
- 創業融資
代表は大手銀行出身であるため、融資審査に強みがあります。報酬体系は完全成功報酬型で、融資が決定してからの支払いである点も魅力です。
企業名 | 株式会社HKコンサルティング |
住所 | 東京都中央区銀座2丁目11番9号三和産工ビル4F |
URL | https://www.hkconsulting.co.jp/ |
株式会社船井総合研究所
株式会社船井総合研究所は、資金調達だけでなく幅広い経営支援を行うコンサルティング会社です。業種・業界ごとに専門性の高いコンサルタントが在籍しており、企業に最適な資金調達方法を提案してくれます。
大手〜中小企業まで幅広い規模のコンサルティングに対応しているため、企業の成長段階に応じて最適な経営戦略をオーダーメイドで立案してくれる点も魅力です。資金調達だけでなく、企業の経営を全面的にバックアップしてもらいたい方におすすめです。
企業名 | 株式会社船井総合研究所 |
住所 | 東京都千代田区丸の内1-6-6 日本生命丸の内ビル 21階 |
URL | https://www.funaisoken.co.jp/ |
アセントリード株式会社
アセントリード株式会社は、資金繰りの改善に強みがあるコンサルティング会社です。10年以上に渡る事業再生コンサルティングで培ったノウハウを投入し、速いスピードで資金繰りを改善します。
決算書管理分析ツールなど財務管理に役立つツールを提供しており、経営者自身が財務状況を的確に把握できるよう支援している点も特徴です。アセントリードのコンサルタントが、財務部長として企業の財務支援を行うサービスも行っています。
企業名 | アセントリード株式会社 |
住所 | 大阪府大阪市北区梅田1-11-4-1100 |
URL | https://www.ascentlead.co.jp/ |
ストラテジック・コンサルティング合同会社
ストラテジック・コンサルティング合同会社は、事業計画・資金調達に特化したコンサルティング会社です。資金調達支援サービスでは、銀行で培ったノウハウを活かして融資審査を支援してくれます。
各種補助金・助成金の申請もサポートしており、多角的に資金調達を支援してくれる点も魅力です。東南アジアへの進出支援も行っており、グローバル展開を考えている企業にもおすすめです。
企業名 | ストラテジック・コンサルティング合同会社 |
住所 | 大阪市中央区南船場2-8-11 シナプス心斎橋ビル5階 |
URL | https://sc-llc.jp/ |
トランジスタ経営コンサルタント株式会社
トランジスタ経営コンサルタント株式会社は、経営コンサルティングを中心に幅広く企業を支援する資金調達コンサルティング会社です。資金調達では、具体的に以下のサポートを受けられます。
- 資金調達方法の提案
- 経営計画書の作成支援
- 金融機関との打ち合わせ動向
資金繰り改善も支援しており、資金繰り表作成から財務体質改善策の立案までキャッシュフローの改善をゼロから支援してくれます。
企業名 | トランジスタ経営コンサルタント株式会社 |
住所 | 福岡県筑紫郡那珂川町中原2-124-8F |
URL | http://www.tmcc-jp.com/ |
T&Sコンサルティング株式会社
T&Sコンサルティング株式会社は、横浜市に拠点を置く資金調達コンサルティング会社です。資金調達に関しては財務状況の把握からサポートしてくれるため、根本的な資金繰りの改善も狙えます。
保育園の開業支援も行っており、市場分析から施設運用まで幅広くサポートしてくれるのが特徴です。保育園の運営を行っている事業者は、ぜひ検討したいコンサルティング会社です。
企業名 | T&Sコンサルティング株式会社 |
住所 | 神奈川県横浜市港北区新横浜3丁目7−18 日総第18ビル617 |
URL | http://ts-consulting.co.jp/ |
サクセスクルー株式会社
サクセスクルー株式会社は、大阪に拠点を置く資金調達コンサルティング会社です。資金調達に関して提供しているサービスは主に以下の3つです。
- 金融機関からの資金調達における戦略立案
- 交渉用の事業計画書作成
- 金融機関との交渉戦略立案
上記3項目は個別で契約できるため、必要なサービスだけ利用すれば費用対効果よく資金調達できます。経理業務の代行にも対応しており、リソースが十分でない中小企業にもおすすめです。
企業名 | サクセスクルー株式会社 |
住所 | 大阪市北区西天満4-4-18 梅ヶ枝中央ビル502号 |
URL | https://successcrew-gr.com/ |
株式会社TMKコンサルティング
株式会社TMKコンサルティングは、兵庫県に拠点を置く資金調達コンサルティング会社です。財務体制の強化を主眼に置いており、資金調達を含めて以下の作業を一貫して支援してくれます。
- 財務診断報告書の作成・改善案の提案
- 事業計画書・資金調達プランの作成・提示
- 金融機関への面談同行
- 予算管理
資金調達だけでなく、財務力の強化を通して安定的な経営を目指したい企業におすすめです。費用も月33,000円〜88,000円と明確に提示されているため安心です。
企業名 | 株式会社TMKコンサルティング |
住所 | 兵庫県加古川市野口町良野242番1の3 オフィス松風101号室 |
URL | https://tmk-ct.com/ |
株式会社マイルストーン・コンサルティング・グループ
株式会社マイルストーン・コンサルティング・グループは、総務・税務など企業のバックオフィスを幅広く支援する資金調達コンサルティング会社です。資金調達の支援はもちろん、金融機関取引の改善・リスケジュールも合わせてサポートしてくれます。
ホームページにて自社の経営課題を診断してくれる「課題診断チャート」を用意しているのが特徴です。簡単な設問に答えるだけで、自社の課題・改善策を提案してくれます。本格的なコンサルティング依頼の前に受けておくのがおすすめです。
企業名 | 株式会社マイルストーン・コンサルティング・グループ |
住所 | 神奈川県川崎市川崎区榎町1-8 ニッコービル5F |
URL | https://www.milestone-inc.co.jp/ |
東京資金調達コンサルタントオフィス
東京資金調達コンサルタントオフィスは、資金調達のサポートを全国対応しているコンサルティング会社です。幅広い資金調達方法に対応している点が特徴で、具体的には以下のサポートを行っています。
- リースバック
- 投資家からの出資
- ノンバンクの融資
- ファクタリング
銀行の融資審査が不安で他の資金調達方法を検討したい方におすすめです。LINEでの問い合わせにも対応しており、気軽に資金調達の悩みを相談できます。
企業名 | 東京資金調達コンサルタントオフィス |
住所 | 神奈川県横浜市青葉区市ヶ尾町525-21-303 |
URL | https://4626ak.amebaownd.com/ |
資金調達を成功させるポイント
資金調達を成功させるためのポイントは、以下の2つです。
- 資金調達の目的を明確にする
- 投資先からの信用を獲得する
資金調達を実施する際は、上記ポイントを意識してください。
資金調達の目的を明確にする
資金調達を成功させるための重要なステップとして、目的を明確にする点が挙げられます。資金使途が決まっていない事業者に、出資・融資をする金融機関や投資家はいません。
目的を明確にできれば、調達先への提案に説得力が生まれて資金提供してくれる可能性が高まります。また、資金調達後のプランを明確にしておけば、自社に適した資金調達方法を見つけやすくなります。
投資先からの信用を獲得する
投資先からの信用を獲得するのも、資金調達を成功させるための重要なポイントです。投資側は出資した資金を回収できなくなるリスクが伴うため、信用性を重視します。
投資家は財務状況だけでなく経営者の人柄なども見て、信用できるかを判断します。特に創業間もなく事業実績が少ない時期は、経営者の人間性が出資可否に大きく影響を与えるケースも少なくありません。資金調達を成功させるためには必要書類の作成はもちろん、相手から信頼される言動も大切です。
資金調達コンサルティングを利用する際の注意点
資金調達コンサルティングを利用する際の注意点として、以下の3つが挙げられます。
- 担当者によって能力が異なる
- 社内に資金調達のノウハウが蓄積されにくい
- 実績は根拠も合わせて確認する
資金調達コンサルティング会社に依頼する場合は、上記のポイントに注意しましょう。
担当者によって能力が異なる
資金調達コンサルティング会社を選ぶ際には、担当者の能力を確認するのが重要です。すべてのコンサルタントが同じレベルの専門知識・経験を持っているわけではありません。
企業によって適する資金調達方法は異なるため、自社に近い企業のコンサルティング実績がある担当者に支援してもらうのがおすすめです。また、担当した業務を定期的に報告してくれるコンサルタントを選んだ方が資金調達がスムーズに進みます。
社内に資金調達のノウハウが蓄積されにくい
外部のコンサルタントを利用すると、社内に資金調達のノウハウが蓄積されにくい問題もあります。社内にノウハウが蓄積しないと資金調達の度にコンサルティングを利用しなければならず、多額のコストがかかる点がデメリットです。
特に、実務支援はせず資金調達のアドバイスだけをもらうサービスは、社内にノウハウが蓄積しにくい傾向があります。複数回に渡って資金調達をする予定がある場合は、社内でノウハウを共有できる体制を整えておきましょう。
実績は根拠も合わせて確認する
資金調達コンサルティング会社の実績を確認する際は、根拠も合わせて確認するのが重要です。コンサルティング会社が提示する実績は、非常に限定的な条件で算出したものもあるためです。
例えば、「資金調達率98%」など高い実績を出していても、実際は途中で契約を打ち切られた案件を省いて算出しているケースもあります。コンサルティング会社の社員数や創業年数などを見て、支援数などの実績が相応なものか確認しておきましょう。また、ホームページの情報だけでなく、実際にコンサルタントと面談し疑問点について確認しておくのも大切です。
資金調達コンサルティングで経営の万全化を図ろう
資金調達コンサルティングは、企業が資金を効率的に調達するための専門的なアドバイスを提供してくれるサービスです。資金調達方法・資金繰りに関するアドバイスを提供し、スムーズに希望金額を調達できるよう支援してくれます。
ただし、コンサルタントを選ぶ際は専門分野・実績などを確認するのが重要です。資金調達を成功させるためには、資金調達の目的を明確にし、投資先からの信用を獲得するよう努めましょう。