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手元に資金がないときでも請求書をクレジットカードで払うことができる方法として注目されているのが請求書カード払いです。
請求書をカードで払うことによって最大60日支払期日を先延ばしにできるなどの多くのメリットがありますが、手数料が発生することや取引先へ着金するまでの日数が業者によって異なります。
さらに、業者ごとに特徴が異なるので、請求書をカードで払う際には、自社に合っている業者を選択することが重要です。
この記事では請求書をカードで払う方法やメリットとデメリットと、どの業者を使用して請求書をカードで払うのかについて詳しく解説していきます。
これから請求書カード払いの利用を検討している方はぜひご覧ください。
記事の目次
請求書をカードで払う方法
請求書をカードで支払うには請求書カード払いというサービスを利用します。
請求書カード払いとは、請求書カード払いサービスに取引先からの請求書代金をクレジットカード決済することによって、請求書カード払い業者が取引先に対して代金を支払ってくれる方法です。
これによって請求書カード払い業者を介して、請求書代金をカードで払えるので、手元にお金がなくても取引先への支払いが可能になります。
請求書カード払いをイメージするには、請求書カード払いの流れを理解するのが最も簡単です。
請求書カード払いで取引先への支払いをおこなう流れは次のとおりです。
- 請求書カード払いサービスへアカウントを作成する
- 自社の情報、請求書の情報を入力
- 請求書カード払い業者へクレジットカードで決済
- 請求書カード払い業者が取引先へ利用者名義で振り込み
- クレジットカードの支払日に代金の引き落とし
請求書をカードで支払う流れを詳しく解説していきます。
①請求書カード払いサービスへアカウントを作成する
まずは請求書カード払いサービスのホームページへアクセスし、アカウントを作成します。
ほとんどの請求書カード払いサービスが、メールアドレスとパスワードを設定するだけでアカウントの作成ができます。
サービスによってはGoogleやFacebookアカウントで作成できるものもあるので、さらに簡単にアカウントを作成できる場合もあるでしょう。
②自社の情報、請求書の情報を入力
アカウントを作成したら、自社の情報や取引先の情報や口座、さらに請求書の金額や支払日などを設定します。
サービスによっては請求書を写真に撮影し、アップロードするだけで請求書情報を読み取って自動入力してくれるものもあります。
入力の際は金額や振込先口座番号を間違えないように注意してください。
③請求書カード払い業者へクレジットカードで決済
請求書カード払い業者へ、請求書の代金をクレジットカードで決済します。
この際には請求書カード払いサービスの利用に伴い発生する手数料と請求書代金を一緒に支払います。
例えば手数料3%の業者を利用して、10万円の請求書を支払った場合、クレジットカードで決済される代金は10万3,000円です。
無事決済が終了すれば、請求書カード払い業者は確実にカード会社から代金を受け取れることになります。
④請求書カード払い業者が取引先へ利用者名義で振り込み
請求書カード払い業者は、クレジットカードで請求書代金+手数料の決済を受けたら、利用者から指定された期日に取引先口座へ請求書代金を振り込みます。
この際、請求書カード払い業者名義で振り込まれることはありません。
振込人名義で支払うので、取引先企業には利用者が自分で代金を支払ったとしか判断されません。
請求書カード払いサービスは、あたかも自社が取引先に通常通りに支払ったとしか判断できないのは特徴的です。
⑤クレジットカードの支払日に代金の引き落とし
クレジットカードの支払日になると、他のカード利用代金と一緒に請求書カード払い代金も口座から引き落としになります。
カードで買い物や食事をしたときと同じように、請求書カード払いを利用した代金が引き落とされます。
クレジットカードの支払いは利用日から30日以上先になることがほとんどですので、請求書をカードで払うことで、支払いを先延ばしにできます。
請求書をカードで支払うメリット
請求書をクレジットカードで支払うことには次のようなメリットがあります。
- お金がなくても取引先へ支払える
- 支払いを最長60日先延ばしにできる
- 申込手続きが簡単
- 提出書類がない
- 審査がない
- クレジットカードのポイントが貯まる
- 取引先に知られない
請求書をカードで支払うことによって、お金がなくても支払いができるだけでなく、クレジットカードのポイントが貯まるなどのメリットもあります。
請求書カードで支払うことの7つのメリットについて解説します。
お金がなくても取引先へ支払える
請求書をカードで払うことで、手元にお金がなくても取引先への支払いができます。
取引先へ期日通りに支払いができなければ、取引先からの信用を失い、取引先との取引継続ができなくなってしまう可能性があります。
重要な取引先の場合、自社の事業継続にも支障をきたすリスクがありますが、請求書カード払いを利用すればクレジットカードに空き枠さえあれば、期日に遅れることなく支払いが可能です。
手元にお金がないときでも、期日に遅れることなく取引先へ支払える方法として、請求書カード払いという支払方法があることを頭に入れておいて損はありません。
支払いを最長60日先延ばしにできる
請求書をカードで払えば、支払期限を最長60日先に先延ばしできます。
例えば、月末締め翌月末払いのクレジットカードを使用して、請求書カード払いを3月1日に利用した場合、締日は3月31日、支払日は4月30日ですので、支払日を60日延長できます。
請求書カード払いを利用することで、手元から資金が流出するのを最大で60日先延ばしにできるため、資金繰りを改善させることが可能です。
申込手続きが簡単
請求書カード払いサービスは申込手続きが簡単です。
メールアドレスとパスワードを設定し、アカウント作成後は簡単に自社の情報と取引先の請求書情報を入力するだけです。
面倒な決算情報や資金使途などを入力する手間がかからず、5分程度で完了するように設計されているので、とても気軽に申し込みできます。
提出書類がない
ほとんどの請求書カード払いサービスでは提出書類がありません。
融資やファクタリングの場合には、決算書や確定申告書、本人確認書類、請求書などのさまざまな書類の提出が必要です。
オンライン完結型の場合には、これらの書類をPDFなどへデータ化してアップロードしなければならないので手続きが非常に大変です。
請求書カード払いは本人確認書類すら提出の必要がないサービスがほとんどなので、書類の用意やアップロードの手間がかかりません。
この点でも、請求書カード払いは申込手続きが非常に簡単にできているといえるでしょう。
審査がない
請求書カード払いサービスには審査がありません。
クレジットカードで「請求書代金+手数料」の決済ができた時点で、請求書カード払い業者は確実に代金を受け取れるためです。
また、クレジットカードで決済できなかった時点で、その顧客は請求書カード払いを利用できないので、請求書カード払い業者にはリスクがありません。
そのため赤字や債務超過などが原因で融資やファクタリング審査に通過できない企業でも、請求書カード払いサービスであれば審査に通過できる可能性があります。
クレジットカードに空き枠さえあれば、審査なしで確実に支払いができるのが、請求書カード払いのメリットです。
クレジットカードのポイントが貯まる
請求書カード払いを利用すればクレジットカードのポイントが貯まります。
クレジットカードで買い物や食事をしたときと同じように、請求書をカードで払うことでポイントが付与されます。
事業の請求書の金額はそれなりに大きいので、請求書をカードで支払えば効率的にポイントを貯めることが可能です。
また、ポイント還元の分だけで実質的な手数料負担が軽減されます。
例えば還元率1%のカードを利用して、手数料3%の請求書カード払いサービスを利用した場合の実質的な手数料負担は2%です。
負担軽減のためにも、できる限り還元率の高いクレジットカードを利用するのがおすすめです。
取引先に知られない
請求書をカードで払っても取引先に知られることはありません。
取引先企業には利用者名義で支払いが実施されるので、取引先にとっては、請求先から通常通りに代金の支払いがあったとしか判断できません。
請求書をカードで支払ったことを知られてしまうと「手元にお金がない資金繰りが苦しい企業」などと判断されて、取引先との関係性が悪化する可能性があります。
しかし請求書カード払いサービスを利用すれば、取引先には利用者が支払ったとしか知られないので、取引先と関係が悪化するリスクはないでしょう。
請求書をカードで支払うデメリット
請求書をクレジットカードで支払うことにはメリットが多いですが、次のような点には注意しなければなりません。
- 支払額が限られる
- 手数料がかかる
- 60日以上の先延ばしはできない
- クレジットカードがないと利用できない
- 利用できない国際ブランドがある
- 取引先への支払いまでに時間がかかることがある
現金で支払うときのように、即時に必要な金額だけを支払えるとは限りません。
請求書をクレジットカードで支払うことの6つのメリットについて詳しく解説していきます。
支払額が限られる
請求書をカードで支払うと、支払額が限られてしまいます。
請求書のカード払いは、クレジットカードで請求書を支払う方法ですので、当然ですが限度額を超える支払いは不可能です。
特に個人事業主の場合は、個人向けのクレジットカードしか保有していない方も多く、個人向けのクレジットカードの限度額は数十万円程度なので高額の支払いは不可能です。
請求書カード払いではそれほど高額の支払いをすることはできないと理解しておきましょう。
手数料がかかる
請求書カード払いは手数料がかかります。
手数料の相場は請求書の金額の3%前後とファクタリングよりはかなり低いですが、年利に換算すると18%〜36%程度の高利率になります。
銀行や日本政策金融公庫の融資金利が年利2%〜3%程度ですので、請求書カード払いの手数料は融資金利の10倍程度の高利率です。
1回の利用ではそれほど大きな負担ではありませんが、毎月のように利用すると大きな負担になってしまうので、請求書カード払いは本当に支払いに困ったときにスポットで利用するようにしてください。
60日以上の先延ばしはできない
請求書カード払いでは60日以上の先延ばしはできません。
請求書カード払いで先延ばしにできるのはクレジットカードの締日と支払日の関係で60日が限度です。
ファクタリングであれば最長90日先の請求書を資金化できますし、融資であれば5年〜8年程度の時間をかけて返済ができます。
請求書カード払いでは資金繰りを改善できる期間が短いので、資金繰り改善効果は限定的です。
請求書カード払いでは、融資やファクタリングのような資金繰り改善効果は期待できない点に注意しましょう。
クレジットカードがないと利用できない
請求書カード払いはクレジットカードがないと利用できません。
クレジットカードで決済を行う支払い方法ですので、当然と言えば当然です。
信用情報ブラックなどの理由でクレジットカードを保有できない方は、請求書をクレジットカードで払うことができないので注意してください。
利用できない国際ブランドがある
請求書カード払いサービスで利用できる国際ブランドは限られています。
サービスによってはVISAとMasterCardしか利用できないところもありますし、特にアメックスやダイナースカードに関しては利用できる国際ブランドがかなり限られます。
普段からアメックスやダイナースを利用している方は、すべての請求書カード払い業者を利用できるとは限らないため注意してください。
取引先への支払いまでに時間がかかることがある
請求書カード払いサービスを利用する場合、取引先への支払いまでに時間がかかってしまうことがあります。
通常の振り込みのよう、振り込み手続きをしたらすぐに取引先へ振り込まれるとは限りません。
請求書カード払いサービスの中にはクレジットカードで決済してから取引先の口座へ入金されるまでに最短で5営業日程度の時間がかかってしまうこともあります。
取引先への支払期日までに時間が迫っている場合には、すべての業者ですぐに振り込みができるわけではありません。
ご自身が利用を検討している業者を利用して、期日までに支払いができるかどうかはしっかりと確認しましょう。
請求書をカードで払う際の業者の選び方
請求書をクレジットカードで支払い際の業者の選び方は次のとおりです。
- 取引先への着金までの支払日数
- 手数料の低さ
- 使えるクレジットカード
- 複数のカードが使えるか
- 個人事業主やフリーランスでも利用できるか
請求書をクレジットカードで支払う際には、必要なタイミングで着金できるか、自分が保有しているクレジットカードを利用できるかどうか確認しましょう。
請求書をカードで支払う際の業者を選ぶ5つのポイントについて詳しく解説していきます。
取引先への着金までの支払日数
クレジットカードで決済してから取引先企業の口座へ着金するまでにどの程度の日数がかかるのかで業者を選択することは非常に重要です。
請求書カード払いサービスによって、クレカで決済してから取引先口座へ着金するまでの時間は大きく異なるためです。
例えば「明日までに支払いをしなければならない」という状況下で、最短3営業日支払いの請求書カード払いサービスを利用した場合、支払期日までには間に合いません。
取引先への支払期日が差し迫っている場合は、取引先への支払日数が短い請求書カード払いサービス
を選択しましょう。
手数料の低さ
請求書カード払いサービスを選択する際には手数料の低さも重要な比較ポイントです。
請求書カード払いサービスの手数料は3%前後が平均と、比較的低めですが、それでも事業の経費の支払いは大きいのでたった1%違うだけでも大きな支出の違いになることがあります。
キャッシュで支払っていれば発生しないかったコストですので、請求書カード払いサービスの手数料も低いに越したことはありません。
取引先への支払いにかかる日数や、クレジットカードの国際ブランドなどの諸条件に問題がないのであれば、手数料の低い業者を選ぶのがよいでしょう。
使えるクレジットカード
利用できるクレジットカードが何かについても重要な比較ポイントです。
請求書カード払いサービスはすべてのサービスですべてのクレジットカードが使えるとは限りません。
サービスによって、利用できるクレジットカード、利用できる国際ブランドが異なります。
そのため、請求書カード払いサービス申し込みをする前には、ご自身が利用したいクレジットカードが使えるサービスかどうかをしっかりと確認するようにしてください。
複数のカードが使えるか
請求書の金額が大きい場合、1つの請求書に対して複数のクレジットカードが使えるかどうかも重要なポイントです。
例えば200万円の請求書に対してAカードで80万円、Bカードで70万円、Cカードで50万円と複数のクレジットカードで支払ええれば、金額の大きな請求書もクレジットカードで支払うことが可能です。
複数のカードで支払えない場合には、1つのカードで請求書の金額を超える限度額がないと支払いができません。
請求書カード払いサービスの中には、1つの請求書を複数のカードで支払うことができる業者も存在するので、金額の大きな請求書をクレジットカードで支払いたい場合には、複数のクレジットカードで請求書を支払えるかどうか確認しましょう。
個人事業主やフリーランスでも利用できるか
個人事業主やフリーランスの方は、請求書カード払いサービスが個人事業主やフリーランスでも利用できるかどうかについても確認しましょう。
請求書カード払いサービスの中には、法人しか取り扱っていないという業者もあるので、個人事業主やフリーランスの方は、まず「自分でも利用できるかどうか」という点の確認が必要になります。
個人事業主やフリーランスの方は、申し込む前に、法人以外の事業者に対応しているかどうか確認するようにしてください。
請求書をカード支払う際のおすすめ業者10選
- INVOYカード払い
- 支払い.com
- Money Foward請求書カード払い
- Fintoカード後払い
- DGFT請求書カード払い
- 請求書カード払い JCB×Digital Garage
- Biz Forward請求書カード払い
- 請求書カード払い by GMO
- BlueBank
- ラボルカード払い
それぞれのサービスの特徴とスペックについて詳しく解説していきます。
INVOYカード払い
運営会社 | FINUX株式会社 |
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契約方法 | オンライン |
先延ばしできる最長期間 | 60日 |
対応国際ブランド | VISA、Mastercard、JCB |
請求書の支払いスピード | 最短即日〜最長30日後 |
利用者 | 法人・個人事業主 |
審査の有無 | 無し |
必要書類 | 無し |
手数料 | 3% |
INVOYカード払いは請求書作成・管理などのサービスを展開するFINUX株式会社が提供する請求書カード払いサービスです。
登録者数10万ユーザー以上、累計取扱高100億円以上と、圧倒的に多くの事業者が理由しているサービスなので安心です。
最短即日支払いに対応している数少ないサービスですので、「すぐに取引先に支払いをしないと間に合わない」という場面でも、INVOYカード払いであればすぐに支払いできます。
また、INVOYカード払いは複数のクレジットカードで1つの請求書の支払いができます。
請求書の金額がクレジットカードの限度額を上回っていても、複数のクレジットカードの併用ができるので、高額の請求書の支払いが可能です。
すぐに支払いたい、高額の請求書を支払いたい、という場面で活用できる信頼性の高いサービスです。
支払い.com
運営会社 | 株式会社クレディセゾン 株式会社UPSIDER |
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契約方法 | オンライン |
先延ばしできる最長期間 | 60日 |
対応国際ブランド | VISA、Mastercard、セゾンカード |
請求書の支払いスピード | 最短1営業日 |
利用者 | 法人、個人事業主 |
審査の有無 | 無し |
必要書類 | 不要 |
手数料 | 4% |
支払い.comは大手信販会社のクレディセゾンと、大手法人決済サービスのUPSIDERが共同で運営する請求書カード払いサービスです。
運営業者の信頼度とサービスの知名度が抜群なので、多くの事業者が利用しており、利用企業は6万社を突破しています。
クレディセゾン運営なので、セゾンカードに対応しており、セゾン発行のアメックスカードも支払い.comであれば利用できます。
クレジットカードで決済してから取引先の口座へ入金されるまでは最短1営業日と早めなので、急いで支払いが必要なタイミングでも活用可能です。
ただし、手数料は4%と高めなので毎月利用するのではなく、本当に支払いが困ったタイミングにスポットで活用したいサービスです。
Money Foward請求書カード払い
運営会社 | マネーフォワードケッサイ株式会社 |
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契約方法 | オンライン |
先延ばしできる最長期間 | 60日 |
対応国際ブランド | VISA、Mastercard、JCB |
請求書の支払いスピード | 最短2営業日 |
利用者 | 法人・個人事業主 |
審査の有無 | 無し |
必要書類 | 不要 |
手数料 | 2.7% |
大手会計サービスのマネーフォワードの関連会社のマネーフォワードケッサイが運営するサービスです。
手数料2.7%は相場よりも低めなので、コストを抑えて請求書をカードで支払いたい方におすすめです。
請求書のデータと写真の提出ですぐに利用できるので、申込手続きは最短3分で完了します。
クレジットカードで決済してから、取引先の口座へ着金するまでは最短2営業日ですが、Money Foward請求書カード払いでは支払日が5日/10日/15日/20日/25日/末日のいずれかと決められています。
クレジットカードで決済した日によっては決済から支払いまでに時間がかかってしまうので、取引先へ急いで入金したい方は注意してください。
Fintoカード後払い
運営会社 | トラボックス株式会社 |
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契約方法 | オンライン |
先延ばしできる最長期間 | 60日 |
対応国際ブランド | VISA、Mastercard、セゾンカード |
請求書の支払いスピード | 最短1営業日 |
利用者 | 法人・個人事業主 |
審査の有無 | 無し |
必要書類 | 無し |
手数料 | 2.55% ※5万円未満の決済は、一律1400円 |
Fintoカード後払いは荷物を運んで欲しい会社と運送会社を繋ぐ求荷求車サービスを運営するトラボックス株式会社が運営する請求書カード払いサービスで、東証プライム上場 ビジョナルグループ会社です。
Fintoカード後払いの最大の特徴は、手数料が2.55%と非常に低いです。
また、初回2ヶ月は2.2%で利用できるのでさらに安価で利用できます。
クレジットカードで決済してから最短翌日には取引先口座へ着金するので急いで支払いをしたい方にも最適です。
1つの請求書に複数のクレジットカードの利用もできるので、高額の支払いにも対応できます。
コストが低く、入金スピードも速い優良な請求書カード払いサービスです。
DGFT請求書カード払い
運営会社 | 株式会社デジタルガレージ |
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契約方法 | オンライン |
先延ばしできる最長期間 | 60日 |
対応国際ブランド | VISA、Mastercard、JCB、セゾンカード、ダイナース |
請求書の支払いスピード | 最短3営業日 |
利用者 | 法人・個人事業主 |
審査の有無 | 無し |
必要書類 | 無し |
手数料 | 3% |
DGFT請求書カード払いはJCBなど各社と請求書カード払いサービスを共同運営している東証プライム上場企業の株式会社デジタルガレージが運営するサービスです。
技術的に信頼できる業者が運営しているので、安心して利用できます。
最大の特徴は対応しているクレジットカードの種類の多さです。
VISA、Mastercard、JCBに加えてセゾンカードにも対応しているので、セゾン発行のアメックスカードも利用できます。
さらに、DGFT請求書カード払いはダイナースカードに対応している唯一の請求書カード払いサービスです。
付帯サービスが充実しているダイナースを利用している経営者の方は多いですが、DGFT請求書カード払いであれば請求書の支払いができます。
入金までは最短3営業日と、それなりの時間がかかるので、計画的に利用してください。
請求書カード払い JCB×Digital Garage
運営会社 | 株式会社ジェーシービー |
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契約方法 | オンライン |
先延ばしできる最長期間 | 40日 |
対応国際ブランド | JCB |
請求書の支払いスピード | 最短3営業日 |
利用者 | 法人・個人事業主 |
審査の有無 | 無し |
必要書類 | 無し |
手数料 | 2.98% |
請求書カード払い JCB×Digital Garageは大手カード会社のJCBと、大手法人向け決済サービスのデジタルガレージが共同で運営する請求書カード払いサービスです。
利用できるクレジットカードはJCB発行のオリジナルカードのみですので、JCBの会員向けのサービスととらえることができます。
普段からJCBオリジナルカードを利用している事業者の方は利用を検討するとよいでしょう。
手数料は2.98%と相場よりも若干低めです。
3Dセキュア、2段階認証に対応しているのでセキュリティ面では安全度の高いサービスです。
ただし、先延ばしできる日数が最長40日と短めなので、資金繰り改善効果は他のサービスよりも低いので注意しましょう。
Biz Forward請求書カード払い
運営会社 | 株式会社Biz Forward |
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契約方法 | オンライン |
先延ばしできる最長期間 | 60日 |
対応国際ブランド | VISA、Mastercard、JCB |
請求書の支払いスピード | 最短2営業日 |
利用者 | 法人・個人事業主 |
審査の有無 | 無し |
必要書類 | 無し |
手数料 | 2.8% |
株式会社Biz Forwardは、株式会社マネーフォワード、株式会社三菱UFJ銀行、三菱UFJファクター株式会社がジョイントベンチャーで設立した会社で、請求書カード払いサービスの他、請求書作成管理サービス、ファクタリングサービスなど、請求書に関連したサービスを提供する信頼度の高い会社です。
手数料が2.8%と相場よりも低いので、コストを抑えて利用したい方に向いています。
入金までは最短2営業日ですが、支払日が5日/10日/15日/20日/25日/末日のいずれかに決められています。
申込日によっては支払いまでに時間がかかることがあるので注意しましょう。
信頼できる業者で低コストにて請求書をカードで支払いたい方におすすめのサービスです。
請求書カード払い by GMO
運営会社 | GMOペイメントゲートウェイ株式会社 |
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契約方法 | オンライン |
先延ばしできる最長期間 | 60日 |
対応国際ブランド | Visa、MasterCard、アメックスのビジネス・カード |
請求書の支払いスピード | 最短即日 |
利用者 | 法人・個人事業主 |
審査の有無 | 無し |
必要書類 | 無し |
手数料 | 3.0% 最低手数料として1,500円 |
請求書カード払い by GMOは大手インターネット企業のGMOの関連会社で東証プライム市場上場のGMOペイメントゲートウェイが運営する請求書カード払いサービスです。
アメックスと提携しているので、数ある請求書カード払いサービスの中で唯一、アメックスビジネスカードが利用できます。
アメックスビジネスカードは、還元率、付帯サービスなどが圧倒的に充実しているハイステータスカードとして多くの事業主が利用しているカードです。
アメックスビジネスで請求書をカードで支払いたいという方は、請求書カード払い by GMO一択になります。
クレジットカード決済から取引先口座への着金までに最短即日ですので、急いで支払いたい方にもおすすめです。
BlueBank
運営会社 | BlueBank株式会社 |
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契約方法 | オンライン |
先延ばしできる最長期間 | 60日 |
対応国際ブランド | VISA、Mastercard |
請求書の支払いスピード | 最短即日 |
利用者 | 法人・個人事業主 |
審査の有無 | 無し |
必要書類 | 無し |
手数料 | 3.5% |
BlueBankは法人カード発行、請求書あと払いサービス、請求書カード払いサービスなど、法人向けのサービスを包括的に提供している会社です。
請求書の金額がカードの限度額を超えても支払いができる、請求書あと払いサービスも提供しているので、請求書の金額によって、請求書カード払いサービスと使い分けるとよいでしょう。
また、BlueBankが提供する法人カードはポイント還元率が1.5%と圧倒的に高くなっています。
BlueBankの請求書カード払いサービスは手数料3.5%と、相場よりも高めですが、BlueBankの法人カードで決済すれば実質的な手数料負担を抑えられます。
クレジットカード決済から取引先への着金までに最短即日なので、急いで支払いが必要なときにも向いています。
ラボルカード払い
運営会社 | 株式会社ラボル |
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契約方法 | オンライン |
先延ばしできる最長期間 | 60日 |
対応国際ブランド | VISA、Mastercard、JCB |
請求書の支払いスピード | 最短60分 |
利用者 | 法人・個人事業主 |
審査の有無 | 無し |
必要書類 | 無し |
手数料 | 3.0%〜3.5% |
ファクタリングで有名なラボルが提供する請求書カード払いサービスです。
株式会社ラボルは東証プライム上場の株式会社セレスの100%子会社です。
実質的に上場企業が運営しているサービスですので安心です。
最大の特徴はクレジットカード決済から取引先口座への着金までに最短60分という圧倒的なスピードです。
銀行振込をおこなうのと同じようなスピード感で取引先への振り込みができるので「すぐに代金を支払いたい」という場面で活用できます。
家賃の支払いにも対応しているので、請求書しか支払えない他社のサービスよりも柔軟性があります。
緊急時に安心できる業者で請求書をカードで支払いたい方におすすめです。
請求書をカードで支払うのによくある質問
請求書をカードで支払うことについてよくある質問は次のとおりです。
- 請求書をカードで支払う際に分割やリボはできますか?
- ファクタリングと請求書カード払いの違いを教えてください
- 請求書あと払いと請求書カード払いの違いを教えてください
- デビットカードやプリペイドカードでは請求書を払えますか?
- 税金や公共料金をカードで払えますか?
請求書をカードで支払う際に分割やリボはできますか?
請求書カード払い業者の決済画面で分割やリボなどの支払方法を選択することはできません。
請求書カード払いは一括で支払います。
そのため、原則的に請求書は一括でしか払えないと理解しておきましょう。
ただし、クレジットカードによっては、一括で決済した利用代金を後から分割やリボへ変更できるものがあります。
このようなクレジットカードで請求書カード払いサービスで決済した代金を分割やリボへ変更すれば、結果的に請求書をクレジットカードの分割やリボで支払うことができます。
ただし、分割やリボには高額な手数料が発生するので注意してください。
ファクタリングと請求書カード払いの違いを教えてください
ファクタリングは取引先に対して発行した請求書(売掛債権)を売却して、取引先が入金する前に早期資金化する資金調達方法です。
ファクタリングでは売却代金という現金を受け取ることができます。
一方、請求書カード払いは取引先から受け取った請求書(債務)をクレジットカードで支払うことによって現金の流出を先延ばしにする方法です。
同じ請求書でもファクタリングは債権の売却、請求書カード払いは債務の支払期日の延長です。
同じく資金繰りを改善する効果はありますが、内容は正反対ですので、違いを理解して適切に使い分けましょう。
請求書あと払いと請求書カード払いの違いを教えてください
請求書あと払いとは、業者は請求書の代金を立て替えて取引先へ支払い、後から業者に対して利用者が支払いをする方法です。
業者による立て替えが発生するので、請求書あと払いを利用するには審査がありますし、審査に落ちることもあります。
その代わり、比較的大きな金額のあと払いも可能です。
一方、請求書カード払いは業者を介してクレジットカードで取引先への支払いをおこなう方法です。
クレジットカードで決済できた時点で業者にはリスクがないので、審査なしで利用できます。
ただし、利用できる金額はクレジットカードの限度額までです。
高額な支払いを抱えているのであれば請求書あと払い、審査なしでスピーディーに利用したいのであれば請求書カード払いというように使い分けるのがよいでしょう。
デビットカードやプリペイドカードでは請求書を払えますか?
サービスによってはデビットカードやプリペイドカードでも請求書を支払えます。
ただし、デビットカードや紐付けされた銀行口座から利用代金が即座に引き落とされますし、プリペイドカードは事前にチャージした金額までしか利用できません。
だとすれば、手数料を支払ってまで請求書カード払いを利用する合理性がないので、デビットカードやプリペイドカードで請求書を払うのであれば現金で支払った方がよいでしょう。
税金や公共料金をカードで払えますか?
請求書があればクレジットカードで支払うことが可能です。
ただし、請求書カード払いサービスによって公共料金への対応が異なる場合があります。
請求書をクレジットカードで支払いたい場合には、事前に請求書カード払い業者へ確認し、本当に支払いができることを確認したうえで申し込みましょう。
まとめ
請求書カード払いサービスを利用すれば、クレジットカード払いに対応していない取引先企業に対しても、請求書をカードで支払えます。
請求書をカードで支払うことによって、手元にお金がなくても期日までに取引先へ支払いができますし、現金流出を最長60日延長できるので資金繰り改善にも寄与します。
また、クレジットカードで支払いをすることでクレジットカードのポイントも貯めることが可能です。
ただし、請求書カード払いサービスによって手数料、取引先企業へ着金するまでの日数が異なり、利用できるクレジットカードも違うので、自社に合った業者を選択することが重要です。
請求書カード払いサービスを利用する際には、業者ごとの特徴をしっかり理解し、最も利用しやすい業者を選択しましょう。