事業資金の調達方法
個人事業主におすすめの請求書ファクタリング15選|選び方や審査基準も解説
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ファクタリング【即日スビード資金調達】

この記事は約43分で読めます。

個人事業主におすすめの請求書ファクタリング会社をご紹介していきます。

個人事業主は法人よりも事業規模が小さく不安定な傾向があるため、融資審査で不利になることがあります。

しかしファクタリングであれば、適切に業者を選択することで、法人と遜色ないスムーズな資金調達が可能です。

その一方で、個人事業主が利用できるファクタリング会社は限られていますし、選び方のポイントを押さえて業者を選択しなければ、資金調達できないこともあるため注意が必要です。

この記事では、個人事業主におすすめのファクタリング会社を15社ご紹介するとともに、個人事業主がファクタリング会社を選ぶ際のポイントや審査基準などについて詳しく解説していきます。

初めてファクタリングを利用する個人事業主の方はもちろん、現在ファクタリングを利用しており「よりよい条件のファクタリング会社を探したい」という方もぜひご覧ください。

記事の目次

個人事業主におすすめの請求書ファクタリング15選

個人事業主の方がファクタリングを利用する際には、初心者の方でも利用しやすく運営業者の安全性が高い方がよいでしょう。

個人事業主やフリーランスの方がファクタリングを利用する際には以下の15社がおすすめです。

  • ベストファクター
  • OLTA
  • ラボル
  • ペイトナーファクタリング
  • PAYTODAY
  • ビートレーディング
  • フリーナンス
  • 日本中小企業金融サポート機構
  • トップマネジメント
  • アクセルファクター
  • みんなのファクタリング
  • ウィット
  • QuQuMo
  • 買速
  • バイオン

それぞれのファクタリング会社の特徴やスペックを解説していきます。

ベストファクター

取り扱いサービス 2社間
3社間
契約方式 対面
手数料 2%〜
入金スピード 最短即日
買取限度額 下限上限なし
公式サイトURL https://bestfactor.jp/

弊社ベストファクターは個人事業主やフリーランスの方に対しても積極的にファクタリングを取り扱っております。

弊社はお客様との面談や対話を重視し、審査の際にはお客様の財務コンサルティングをおこないます。

単にファクタリングだけでなく、根本的に資金繰りを改善するための方法をご提案させて頂きますので、慢性的に資金繰りや財務状態の悪化に悩んでいる方は、ぜひお気軽にご相談ください。

専門知識の高い担当者がお客様の財務状態等を確認し、お客様にとってベストな資金調達方法をご提案します。そのため無理にファクタリングをすすめるようなことは致しません

弊社は請求書ファクタリングだけでなく、お取引先企業から受注があった際の注文書を買い取る「注文書ファクタリング」専門のベストペイというサービスも運営しております。

大口の注文による増加運転資金が必要な方は、ベストペイの利用もご検討ください。

弊社は契約時には面談が必要になりますが、弊社までのご来店が難しいという方は、弊社の担当者が訪問によって契約手続を実施させて頂きますので、お気軽にお申し付けください。

OLTA

取り扱いサービス 2社間
契約方式 オンライン
手数料 2%〜9%
入金スピード 最短即日
買取限度額 下限上限なし
公式サイトURL https://www.olta.co.jp/

OLTAはオンライン完結型のファクタリングサービスを日本で最初に広めた会社です。

申込から入金まで全てオンラインで完結し、請求書のアップロードから24時間以内に審査回答があります。そのまま最短即日で入金を受けられるため急いでいる時に活用できますし、個人事業主の方も利用できます。

店舗を持たないため、上限手数料は9%と個人事業主が利用できるファクタリングサービスとしては最も低い水準となっています。

日本初のオンライン完結型のファクタリング会社として大きな注目を集めたため、数多くの大手企業やベンチャー企業が出資し、今や資本金は44億円を超える巨大企業です。

日本各地の銀行と提携し、銀行の顧客に対してもファクタリングを販売しているため、信用度が非常に高いファクタリング会社です。

オンライン完結型で信用度の高いファクタリングを探している個人事業主の方はOLTAは最も有力な選択肢となるでしょう。

ラボル

labol(ラボル)

取り扱いサービス 2社間
契約方式 オンライン
手数料 10%
入金スピード 最短60分
買取限度額 1万円〜上限なし
公式サイトURL https://labol.co.jp/

ラボルは個人事業主も利用できるファクタリング会社の中で、対応力はNo.1です。

最短60分入金に24時間365日対応しています。

24時間365日入金対応をおこなっているのは、主要ファクタリング会社の中でラボルだけです。

深夜でも土日祝日でもすぐに資金調達できるため、緊急時の資金調達先として頭に入れておいて損はないでしょう。

手数料は10%固定ですので、法外な手数料を要求されることはなく安心です。

1万円〜上限なしで利用できるため、個人事業主やフリーランスから規模の大きな法人まで幅広く利用できます。

さらに運営企業である株式会社ラボルは東証プライム上場企業の株式会社セレスの100%子会社ですので、安心して利用できます。

対応力、入金スピード、業者の安全性などあらゆる点で非常に優れた優良ファクタリング会社です。

ペイトナーファクタリング

ペイトナーファクタリング

取り扱いサービス 2社間
契約方式 オンライン
手数料 10%
入金スピード 最短10分
買取限度額 〜100万円
(初回25万円迄から徐々に拡大)
公式サイトURL https://paytner.co.jp/factoring

ペイトナーファクタリングは最短10分で資金調達できる業界最速のスピードが特徴です。

あらかじめアカウントを作成しておけば、請求書のアップロードから最短10分で審査回答があり、そのまま登録した口座へ入金を受けられます。

手数料は10%固定ですので、法外な手数料を要求される心配はありません。

また、個人事業主に対する請求書を買い取っている唯一の主要ファクタリング会社です。

限度額は100万円(初回は25万円)と低いため、数万円程度の資金資金調達に向いており、売上規模の小さな個人事業主・フリーランスにおすすめです。

大手消費者金融のカードローンよりも素早く資金調達できるため、緊急時の資金調達方法として頭に入れておきましょう。

PAYTODAY

取り扱いサービス 2社間
契約方式 オンライン
手数料 1%〜9.5%
入金スピード 最短30分
買取限度額 10万円〜上限なし
公式サイトURL https://paytoday.jp/

PAYTODAYはAIファクタリングの名称でファクタリング会社を運営しており、申込から入金まで全てがオンラインで完結します。

審査完了までは最短15分、入金までは最短30分と、個人事業主が利用できるファクタリング会社の中では最も素早く資金調達できる業者の1つです。

手数料の上限も9.5%と低めで、リスクの低い売掛債権であればさらに低い手数料で利用できる可能性もあるでしょう。

サービス開始から1年半で買取実績50億円を突破し、現在は100億円を超える買取実績があります。

10万円から利用できるため、売上規模の小さな個人事業主やフリーランスでも活用できるファクタリング会社でしょう。

ビートレーディング

取り扱いサービス 2社間
3社間
契約方式 対面・オンライン
手数料 2社間:4%~12%
3社間:2%~9%
入金スピード 最短2時間
買取限度額 下限上限なし
公式サイトURL https://betrading.jp/

ビートレーディングは独立系の店舗型ファクタリング会社として、最も有名かつ規模の大きな業者です。

2024年3月末現在で、累計取引社数5.8万社、累計買取実績1,300億円を突破しており、非常に多くの事業者が利用しているため安心です。

専門性の高い独立系ファクタリング会社として、担当者の知識レベルも高く、審査の際にはファクタリングだけでなく財務コンサルティングも受けられます。資金調達先としてだけでなく、信頼できる相談先としてビートレーディングは活用できるでしょう。

店舗型ファクタリング会社ですので、本来は店頭への来店が必要ですが、ビートレーディングはオンライン完結型のファクタリングも取り扱っています。

オンライン完結であれば最短2時間で資金調達可能です。

顧客との契約は弁護士ドットコム監修のクラウドサインでおこない、顧客情報はSalesforceで保管しているため安心して利用できます。

信頼できる独立系のファクタリング会社と取引したい方にビートレーディングはおすすめす。

フリーナンス

取り扱いサービス 2社間
契約方式 オンライン
手数料 2%〜10%
入金スピード 最短即日
買取限度額 〜1,000万円
公式サイトURL https://freenance.net/

フリーナンスはGMOグループの企業であるGMOクリエイターズネットワークが運営するフリーランス・個人事業主向けのサービスです。

個人事業主やフリーランスなどの小規模事業者の業務に役立つさまざまなサービスを提供しており、その一環として「即日払い」という2社間ファクタリングサービスを実施しています。

フリーナンス即日払いは、あらかじめアカウントを作成しておけば最短30分で審査が完了し、そのまま最短即日入金を受けられます。

手数料の上限は10%と低めですが、優良な売掛債権であればさらに手数料が下がることがあります。フリーランスでは継続的に利用すればするほど信頼度が上昇していく傾向があるため、 2回3回と利用することによって手数料が下がっていくでしょう。

また、フリーナンスはファクタリングとともに以下のようなサービスも実施しています。

即日払い 2社間ファクタリング
あんしん補償 業務上生じた賠償責任を補償
フリーナンス口座 個人名ではなく屋号やペンネームで口座作成できる
バーチャルオフィス 月額780円で銀座と福岡のバーチャルオフィスを利用可能

あんしん補償は業務上のミスなどで生じた賠償責任を補償するもので、フリーナンス口座は本来であれば個人名でしか作成できない個人事業主・フリーランスの口座をペンネームや屋号で作成するサービスです。

アカウントを作成するだけでこれらのサービスを利用できるため、すぐにファクタリングを利用しないという方も、アカウントだけ作成しておいて損はないでしょう。

日本中小企業金融サポート機構

日本中小企業金融サポート機構online

取り扱いサービス 2社間・3社間
契約方式 対面・オンライン
手数料 1.5%〜10%
入金スピード 最短3時間
買取限度額 下限・上限なし
公式サイトURL https://chushokigyo-support.or.jp/scomplete/

日本中小企業金融サポート機構はファクタリングとコンサルティング業務をおこなう団体です。

コンサルティング機能が非常に強いファクタリング会社という点が大きな特徴で、審査の際には、財務改善・資金繰り改善など、さまざまなアドバイスを受けられます。

国が中小企業支援の専門家として認定している認定経営革新等支援機関でもあり、非常に高い専門性があることがわかります。

また、日本中小企業金融サポート機構は法人形態が一般社団法人という非常に珍しいファクタリング会社です。

一般社団法人は非営利団体ですので、手数料が低めに設定されています。

以前は契約手続きのために来店か郵送が必要でしたが、今は日本中小企業金融サポート機構onlineというサービスを実施しています。

日本中小企業金融サポート機構onlineでは最短3時間でオンライン完結契約ができるため、急いで資金調達したい方や店頭への来店ができない方にもおすすめです。

専門性の高いコンサル会社から低コストかつスピーディーに資金調達できる、優良ファクタリングサービスだといえます。

トップマネジメント

トップマネジメント

取り扱いサービス 2社間・3社間・注文書
契約方式 対面・オンライン
手数料 2社間ファクタリング:3.5%~12.5%
3社間ファクタリング:0.5%〜3.5%
注文書ファクタリング:3.5%~12.5%
ゼロファク:3.5%~12.5%
電ふぁく:1.8%~8.0%
入金スピード 最短即日
買取限度額 下限上限なし
公式サイトURL https://top-management.co.jp/

トップマネジメントは、創業15年、累計取引社数5.5万社、東京商工会議所会員と、信頼性が高く実績豊富なファクタリング会社です。

取り扱っているファクタリングのサービスが非常に豊富な点が大きな特徴です。

ファクタリング 内容
請求書ファクタリング 請求書を買い取る通常のファクタリング
注文書ファクタリング 受注時に顧客から受け取った注文書を買い取るサービス
ゼロファク 補助金申請とファクタリング同時に実施
電ふぁく 入金口座をトップマネジメントが管理する口座に指定する2.5社間ファクタリング
ペイブリッジ 広告・IT業界専門のファクタリングサービス

さまざまなファクタリングサービスが実施されていますが、この中でも特に「電ファク」は入金口座をチップマネジメントが管理できる利用者名義の口座へ変更するだけです。

これによって、トップマネジメントは確実に代金回収できるため、上限8%と非常に低い手数料でファクタリングを利用できます。

このほかにも完全オンライン完結型のIT広告業界専門のファクタリングサービスのペイブリッジなどを運営しています。

取り扱っているファクタリングの種類が非常に豊富ですので、売掛債権を活用した資金調達を希望している方は、トップマネジメントへ相談するとよいでしょう。

アクセルファクター

取り扱いサービス 2社間・3社間
契約方式 対面・オンライン
手数料 ~100万円:10%~
101~500万円:5%~
501~1000万円:2%~
1001万円以上:別途相談
入金スピード 最短即日
買取限度額 下限上限なし
公式サイトURL https://accelfacter.co.jp/

アクセルファクターは担当者の専門性が高いことで知られる独立系のファクタリング会社です。

アクセルファクターも中小企業支援の専門家である認定経営革新等支援機関として高い信頼性と専門性を誇っています。

ファクタリングだけでなく、資金繰り改善、経営改善のアドバイスも受けられます。

店舗型のファクタリング会社ですので、原則的には店頭への来店契約が必要です。

しかし、アクセルファクターはオンライン完結型のファクタリングにも力を入れており、ホームページには申込者の半数が即日入金と明記されています。

当日中にアクセルファクターのオフィスへの来店が難しい方、オンライン完結で即日入金が期待できるでしょう。

みんなのファクタリング

みんなのファクタリング

取り扱いサービス 2社間
契約方式 オンライン
手数料 表記なし
入金スピード 最短60分
買取限度額 下限上限なし
公式サイトURL https://minnanofactoring.net/

みんなのファクタリングは土日も最短60分入金に対応しているファクタリング会社です。

飲食業やサービス業の方は土日も営業していることが多いため、資金調達が必要なタイミングもあるでしょう。

みんなのファクタリングであれば、土日祝日でも資金調達できるため、資金が必要になったときに活用できます。

あらかじめアカウントを作成しておけば、請求書や通帳などをアップロードするだけで、すぐに資金調達が可能です。

土日祝でも資金調達できるファクタリング会社は少ないため、すぐに資金が必要でない方も、いざというときに備えて事前にアカウントだけ作成しておいて損はないでしょう。

ウィット

ファクタリング ウィット

取り扱いサービス 2社間
契約方式 オンライン
手数料 表記なし
入金スピード 最短2時間
買取限度額 20万円〜500万円
公式サイトURL https://witservice.co.jp/

ウィットはオンライン完結型のファクタリング会社として、知名度が高く実績のある業者です。

申込から入金まで最短2時間で完結するため、急いで資金が必要な方に最適です。

手数料の表記はありませんが、リスクの低い売掛債権には手数料が低くなり、リスクが高く他社から断られたような売掛債権でも高めの手数料を設定することによって審査に通過できる可能性があります。

ウィットは建設業専門のファクタリングサービスである「けんせつくん」を運営していることでも知られています。審査に通過するのが難しい建設業の売掛債権も積極的に買い取っているという点でもウィットが柔軟な審査をおこなっていることがわかります。

他社から断られてしまった方は、ウィットでの申し込みを検討してみるとよいでしょう。

20万円〜500万円という少額専門のファクタリング会社と謳っています。そのため、売上規模の小さな個人事業主や自営業者でも利用しやすい業者です。

QuQuMo

QuQuMo(ククモ)

取り扱いサービス 2社間
契約方式 オンライン
手数料 1%〜
入金スピード 最短2時間
買取限度額 下限上限なし
公式サイトURL https://ququmo.com/

QuQuMoはオンライン専用のファクタリング会社として、利用者からの評価が非常に高い業者です。

「必要なタイミングで資金調達できた」という口コミが多く、利用者の多くが実際に即日入金に成功していることがわかります。

手数料の上限がないため、リスクの低い売掛債権は低い手数料で利用できますし、リスクが高くても高めの手数料を設定することによって審査に通過できる場合があります。

契約手続きが弁護士ドットコムが監修するオンライン契約システムのクラウドサインでおこなうため、個人情報が流出するような心配はありません。

オンライン完結で利用者の評判がよいファクタリング会社を利用したい個人事業主の方にはQuQuMoがおすすめです。

買速

買速

取り扱いサービス 2社間・3社間
契約方式 対面・オンライン
手数料 2%〜10%
入金スピード 最短30分
買取限度額 10万円~5,000万円
公式サイトURL https://kai-soku.jp/

買速は最短30分入金、上限手数料10%と、スピードと手するようの低さが両立しているファクタリング会社です。

個人事業主専門ファクタリングという商品が用意されているため、法人と比較して審査に通過しにくいと言われる個人事業主もスムーズに資金調達できるでしょう。

ホームページには乗り換えシミュレーターがついており、現在他社でファクタリングを利用している方が、乗り換えをおこなったら手数料はどの程度安くなるのかを簡単に把握できます。

10万円から利用できるため、売上規模の小さな個人事業主やフリーランスの方も利用できます。

手数料が低く、オンライン完結のファクタリングを利用したい方は買速がおすすめです。

バイオン

バイオン

取り扱いサービス 2社間
契約方式 オンライン
手数料 10%
入金スピード 最短60分
買取限度額 5万円〜
公式サイトURL https://ai-factoring.jp/

バイオンはAIファクタリングの名称でオンライン完結型の2社間ファクタリングを提供しています。

手数料は10%固定で5万円から利用できるため、個人事業主やフリーランスなど売上規模の小さな事業者様も気軽に資金調達が可能です。

オンライン完結で最短60分で入金を受けられるため、急いで資金が必要な方も活用できるでしょう。

ホームページにはファクタリングについてのわかりやすい説明や、詳細なQ&Aなどが掲載されており、初めてファクタリングを利用する方でも安心して利用できる作りになっています。

オンライン完結型で手数料の低いファクタリング会社を探している方は、バイオンを利用するとよいでしょう。

個人事業主が請求書ファクタリングを選ぶポイント

個人事業主の方が請求書ファクタリングを選ぶ際には以下のポイントを重視してファクタリング会社を選択してください。

  • 個人事業主に対応している
  • 少額買取を実施している
  • 債権譲渡登記をおこなわない
  • 必要書類が少ない
  • 2社間ファクタリングに対応している
  • オンライン完結

個人事業主は法人よりも売上規模が少なく、利用できるファクタリングの種類も限られているため、ポイントを押さえて資金調達できる可能性の高い業者を選びましょう。

個人事業主が請求書ファクタリング会社を選ぶ際に重要な6つのポイントを解説していきます。

個人事業主に対応している

当然ですが、個人事業主への買取に対応しているファクタリング会社を選択しましょう。

国内には数多くのファクタリング会社が存在しますが、個人事業主への買取に対応しているファクタリング会社はそれほど多くありません。

GMOペイメントゲートウェイやマネーフォワードなどの大手業者は手数料の低いファクタリングを用意しているものの、買取は法人のみと決められています。

また、銀行系ファクタリング会社は基本的に法人のみの取り扱いとなっています。

「手数料が低く、必要なタイミングで資金調達できる」と判断できたとしても、いざ申し込みの段階になって個人事業主NGというケースも多いため、必ず申し込みの前には個人事業主への買取に対応しているファクタリング会社かどうかを確認してください。

少額買取を実施している

少額の買取に対応しているファクタリング会社であることも確認しましょう。

ファクタリング会社によって買取可能額の下限は異なりますが、業者の中には100万円以上などと、ある程度まとまった金額でないと買取を実施している業者も存在します。

個人事業主やフリーランスは法人と比較して事業規模が小さいことが一般的です。

そして、ファクタリングを利用する人の多くが「急いで数万円程度の資金が必要」というケースが多くなっています。

そのため、個人事業主の方がファクタリング会社を選ぶ際には、買取額の下限が1万円〜20万円程度の業者を選択しましょう。

債権譲渡登記をおこなわない

債権譲渡登記が必須になっていないファクタリング会社を選択してください。

債権譲渡登記とは、債権を他社へ譲渡したことを登記するものです。この登記があることによってもしもファクタリング利用者がすでにA社へ譲渡した債権をB社にも二重譲渡した場合、A社は「すでに当社が譲渡を受けたものだ」と対抗力を備えられます。

形のない資産である売掛債権を売却するファクタリングには二重譲渡のリスクがありますが、債権譲渡登記があることによって二重譲渡のリスクを排除できます。

しかし債権譲渡登記ができるのは法人のみで個人は債権譲渡登記を設定できません。

そのため、債権譲渡登記が必須になっているファクタリング会社を個人事業主が利用するのは不可能です。

個人事業主の方は債権譲渡登記が必須になっていないファクタリング会社を選択しましょう。

必要書類が少ない

個人事業主の方がファクタリングを利用する際には必要書類の少ないファクタリング会社を選択した方がよいでしょう。

ファクタリングには以下のような書類の提出が求められる可能性があります。

  • 確定申告書
  • 決算書
  • 取引先との基本契約書
  • 請求書
  • 通帳の写し
  • 納税証明書等
  • 本人確認書類

必要書類が多ければ多いほど審査に通過するまでに時間がかかるため、スムーズに資金調達できません。

必要書類が少ない業者の中には、請求書と通帳の写しのみで審査を受けられる会社もあります。

スムーズかつシンプルに資金調達するためには、できる限り必要書類の少ないファクタリング会社を選択しましょう。

2社間ファクタリングに対応している

個人事業主の方は2社間ファクタリングに対応しているファクタリング会社を選択した方がよいでしょう。

ファクタリングには2社間ファクタリングと3社間ファクタリングという2つの契約形態があります。

2社間ファクタリングとは利用者とファクタリング会社の2社だけで契約する方法で、売掛先に秘密でファクタリングを利用できます。

一方、3社間ファクタリングとは利用者とファクタリング会社と売掛先企業の3社で契約する方法で、手数料は2社間よりも低くなりますが、売掛先企業にファクタリングの利用を知られてしまいます。

一般的に個人事業主は売掛先企業との関係性で力が弱いことが多いため、売掛先企業から同意を得なければならない3社間ファクタリングを利用することが困難です。

また、ファクタリングを利用したことを売掛先企業に知られてしまうことで今後の取引に悪影響になってしまう可能性もあります。

個人事業主の方は売掛先企業に秘密で資金調達できる3社間ファクタリングを利用するのがおすすめです。

オンライン完結

スムーズに資金調達をおこないたいのであれば、オンライン完結型のファクタリングがおすすめです。

店頭への来店が必須の場合には、地方の事業主の方は利用するのが困難です。

オンライン完結であれば、申し込み、書類の提出、審査、契約など、あらゆるプロセスを自宅や会社から手続きできます。

地方に所在する方も忙しくてファクタリング会社の事務所へ訪問する時間がないという方も、オンライン完結のファクタリングであればスムーズに資金調達できます。

また、一般的にオンライン完結型のファクタリングの方が申込から入金までのスピードが早いため、緊急で資金が必要な方もオンライン完結型を選択するのがおすすめです。

個人事業主のファクタリング審査のポイント

個人事業主がファクタリング審査に通過するためには以下の5つのポイントを押さえておくことが重要です。

  • 売掛先企業の信用や規模
  • 売掛債権のサイト
  • 売掛先企業との取引歴
  • 売掛債権の金額
  • 利用者の信用

基本的には優良な売掛債権を利用すれば、ファクタリング審査に通過できる可能性は高くなるでしょう。

個人事業主のファクタリング審査の5つのポイントについて詳しく解説していきます。

売掛先企業の信用や規模

ファクタリングで最も重視されるのは売掛先企業の信用です。

ファクタリング会社は売掛先企業から代金を回収するのですから、売掛先企業に支払能力があるか否かが審査では最も重視されます。

売掛先企業が上場企業・優良企業・官公庁など支払いに問題がないと考えられる企業であれば審査には有利になるでしょう。

一方、売掛先企業が赤字や債務超過や小規模など、支払能力が「怪しい」と判断されるような場合には、審査で不利になることがあります。

複数の売掛債権が手元にあるのであれば、最も優良だと思われる企業に対する売掛債権を売却してください。

売掛債権のサイト

ファクタリング審査では売掛債権のサイトも重視されます。

サイトとは、入金期日になるまでの期間のことで、基本的にはサイトが短ければ短いほど審査では有利です。

サイトが長いと、期日になるまでに売掛先企業が資金ショートや経営悪化するリスクが高まるため審査では不利になります。そもそもそれほど長いサイトを設定している時点で、資金繰りが健全であるとは判断されません。

サイトが短ければ短いほど「期日になるまでに売掛先企業の経営が悪化するリスクは低い」と判断されるため審査では有利です。

特段の事情がないのであれば、サイトの短い売掛債権を売却しましょう。

売掛先企業との取引歴

ファクタリング審査で大きく重視されるのが売掛先企業との取引歴です。

売掛先企業との取引先は長ければ長いほど審査で有利になります。

これまで長い期間、毎月のように取引があり、入金期日に遅れたことがない売掛先企業に対する売掛債権は、ファクタリング会社は「期日通りに入金されるだろう」と判断するため審査にはかなりのプラスです。その確認のために、ファクタリング審査では通帳の提出を求めています。

一方、取引歴が浅いか初めて取引する企業に対する売掛債権は、期日通りに入金されるかわからないため、ファクタリング審査では不利になります。

取引歴が長く、毎月期日通りに入金されている売掛先企業に対する売掛債権をファクタリングしましょう。

売掛債権の金額

売掛債権の金額は利用者の売上規模に見合ったものであることが重要です。

例えば、年商1,000万円の個人事業主が1,000万円以上の売掛債権をファクタリングしても、「架空債権の可能性がある」と判断されて審査に落とされてしまう可能性があります。

一般的に考えて、年商を超えるような規模の売掛債権が1つの取引先から発生することは考えられないためです。

金額的に自然な程度の金額でないと、審査に通過には不利になるため、月商程度の金額の売掛債権をファクタリングするようにしてください。

利用者の信用

2社間ファクタリングの審査では利用者の信用も重要です。

売掛先企業の同意を得ずに秘密で資金調達する2社間ファクタリングではファクタリング会社には以下のリスクがあります。

  • すでに他社へ売却した売掛債権を二重に譲渡する
  • 架空の売掛債権でファクタリングへ申し込んだ
  • 売掛先企業から入金された代金を流用した

あまりにも利用者の業況が悪いと、利用者がこれらの行為に及ぶ可能性があります。

ファクタリングは銀行融資に落ちて事業者でも利用できる資金調達方法ですが、あまりも業況が悪いと審査に落ちてしまうことがあります。

なお、売掛先企業の同意を得て利用する3社間ファクタリングではこのようなリスクがありません。2社間ファクタリングの審査に落ちてしまったら3社間ファクタリングの利用を検討してください。

個人事業主が請求書ファクタリングを利用するメリット

個人事業主が請求書ファクタリングを利用することには以下の5つのメリットがあります。

  • 最短即日で資金調達できる
  • 銀行や日本政策金融公庫の審査に落ちても資金調達できる
  • 創業間もなくでも資金調達できる
  • 売掛先企業に秘密で資金調達できる
  • 借入ではない

個人事業主は融資審査では法人よりも不利な属性ですが、ファクタリングであれば問題なく資金調達できます。

また、調達スピードが速いため急いで資金が必要な時に活用できるなど、数多くのメリットはがあります。

個人事業主が請求書ファクタリングを利用することの5つのメリットについて詳しく解説していきます。

最短即日で資金調達できる

ファクタリングは最短即日で資金調達が可能です。

2社間ファクタリングであれば申込日当日に資金調達できるため緊急時の資金調達手段として活用できるでしょう。

銀行融資であれば申込から入金までに2週間〜3週間程度の時間がかかります。日本政策金融公庫であれあれば申込から融資実行まで3週間以上の時間がかかることもあるため、緊急時には資金調達できません。

ファクタリングであれば最短即日資金調達ができるため、緊急時にも問題なく資金調達が可能です。

融資では間に合わない緊急時にも資金調達方法できる点はファクタリングのメリットです。

銀行や日本政策金融公庫の審査に落ちても資金調達できる

ファクタリングは銀行や日本政策金融公庫の審査に落ちたとしても資金調達が可能です。

ファクタリングは売掛債権の売却ですので、売却後にファクタリング会社の債務者になるのは売掛先企業です。そのため、ファクタリング審査においては売掛先企業に支払能力があるか否かが最も重視されます。

融資審査では、利用者に以下のような情報があると審査に通過することは困難です。

  • 前回の借入から時間が経っていない
  • 業業が悪い
  • 返済を滞納中
  • 個人信用情報に問題がある
  • 税金を滞納中

ファクタリングであれば、利用者にこれらの問題があったとしても、売掛先企業に問題さえなければ審査に通過できます。

融資審査に通過できない時の代替手段としてもファクタリングは活用できるでしょう。

創業間もなくでも資金調達できる

ファクタリングは創業間もない企業でも、売掛債権さえあれば利用できる資金調達方法です。

借入の場合、創業間もなくの最初の確定申告を終えていない段階で利用できる融資は創業資金(開業資金)だけです。

一度創業資金融資を受けた後は、最初の確定申告を終えるまで追加融資を受けることは不可能です。

ファクタリングであれば、創業間もなくでも手元に売掛債権さえ保有していれば利用できるため「創業時の計画が狂って、運転資金が枯渇してしまった」という場合に活用しましょう。

売掛先企業に秘密で資金調達できる

2社間ファクタリングは売掛先企業に秘密で資金調達できます。

利用者とファクタリング会社の2社だけで契約するため、売掛先企業にはファクタリングを利用したことを知られません。

外部から資金調達したことや、ファクタリングを利用したことを知られると、「資金繰りが危ない企業」「怪しい方法で資金調達している」などと、ネガティブに判断されて、以後の取引に悪影響を及ぼす可能性があります。

また、メインバンクなどもファクタリングなどの方法で資金調達していることを知ると、格付けを落として以後の融資にネガティブになる可能性もあります。

2社間ファクタリングであれば売掛先企業に秘密で資金調達できるため、取引先や銀行との関係が悪化するリスクがありません。

借入ではない

ファクタリングは借入ではありません。売掛金という資産を売却しているだけです。

そのため、利用しても貸借対照表で負債が増えるわけではありません。

借入によって資金調達をおこなうと、負債が増えて自己資本比率が下がります。また

負債の分だけ貸借対照表も大きくなります。

自己資本比率が下がることや、貸借対照表が大きくなることは、外部の金融機関や投資家が企業を評価する際のマイナスポイントです。

ファクタリングであれば貸借対照表に大きく影響を及ぼすことがないという点も借入と比較した場合のメリットです。

個人事業主が請求書ファクタリングを利用する注意点

個人事業主が請求書ファクタリングを利用する際には、以下の5点に注意してください。

  • 業者の安全性
  • 個人事業主が利用できる業者かどうか
  • 高額な手数料負担
  • 高額な資金調達はできない
  • 長期の資金繰りも考えて利用する
  • 絶対に審査に通るファクタリング会社は存在しない

ファクタリング業者の中には実質的な貸付をおこなう違法業者も混じっています。

そのため業者の安全性を重視して業者を選択するとともに、高額な手数料負担や当初の売掛債権の期日になったときの対応も考慮して、計画的にファクタリングを利用することが重要です。

個人事業主が請求書ファクタリングを利用する際の6つの注意点について詳しく解説していきます。

業者の安全性

ファクタリング会社を利用する際に最も重要な点が業者の安全性です。

ファクタリング業を営むためには免許や許認可などは一切必要ありません。

そのため、業者の中には法外な手数料を設定する業者や、実質的な貸付をおこなう違法業者などが混在しています。

手数料相場

ファクタリングの手数料は業者によって異なるものの、おおよそ以下のとおりです。

  • 2社間ファクタリング:5%〜20%程度
  • 3社間ファクタリング:1%〜5%程度

上記を超える手数料を設定する業者は相場を大きく超える悪徳業者である可能性が非常に高いため、くれぐれも利用しないようにしてください。

実質的な貸付か否か

ファクタリング会社の中には「ファクタリング」と公言しているものの、実質的には貸付をおこなっている業者が存在します。

ファクタリングは「償還請求権なし」で実施されるのが基本です。

償還請求権なしで実施されるファクタリングは万が一売掛債権が回収不能になったとしても、その損失はファクタリング会社が被ります。ファクタリングの手数料が融資よりも高いのは、ファクタリング会社が回収リスクを負っていることに対するリスクプレミアムであると考えられています。

反対に、「償還請求権あり」のファクタリングは、ファクタリング会社が回収リスクを負っていないため、実質的な貸付です。

実質的な貸付であるにもかかわらず、貸金業者登録をせず、利息制限法を超える手数料率を設定している業者は違法貸付をおこなう闇金であると判断できます。

金融庁も実質的な貸付をおこなう闇金には以下のように注意喚起をおこなっています。

ファクタリングとして行われ、契約書に「債権譲渡契約(売買契約)」であることが定められた取引であっても、経済的に貸付けと同様の機能を有していると思われるようなものについては、貸金業に該当するおそれがあります。
例えば、譲渡した債権の回収(集金)がファクタリング業者から売主に委託されており、売主が集金できなかった場合に、

○ 売主が債権を買い戻すこととされている
○ 売主自身の資金によりファクタリング業者に支払をしなければならないこととされている
などといったようなものについては、貸金業に該当するおそれがあります。
また、ファクタリングが貸金業に該当するかについては、契約書にノンリコース(売却した売掛債権等が返済不能になっても売却した事業者に返済義務は生じないこと)の規定があるかなどの形式的な要素だけでなく、経済的側面や実態に照らして判断されるものですので、注意が必要です。
引用:金融庁|ファクタリングの利用に関する注意喚起

ファクタリングは「償還請求権なし」で実施されるのが大前提ですので、「償還請求権あり」の業者は闇金であると判断し、絶対に取引をしないようにしてください。

個人事業主が利用できる業者かどうか

そもそも、個人事業主が利用できる業者かどうかを必ず確認しましょう。

ファクタリング会社の中には、「法人のみ」としている業者も多数存在します。

個人事業主は事業規模が小さく不安定で、債権譲渡登記を設定できないため、取り扱いをしていない業者も存在します。

どんなに優良な売掛債権でも、個人事業主を取り扱っていない業者からは資金調達できないため、必ず個人事業主が利用できる業者を選択してください。

高額な手数料負担

ファクタリングは手数料の負担が非常に高額です。

手数料10%で1ヶ月先が入金期日の売掛債権をファクタリングした場合、年利に換算すると10%×12ヶ月=120%となります。

銀行融資の金利が1%〜4%程度ですので、ファクタリングの手数料は銀行融資の100倍程度になることもあります。

高額な手数料負担は経常収支を圧迫するため、無計画に利用すると会社の収益を大きく損ねてしまいかねません。

利用するのは本当に困った時のみとし、恒常的に利用することがないよう注意しましょう。

高額な資金調達はできない

ファクタリングで高額な資金調達をするのは不可能です。

ファクタリングは売掛債権を売却して資金調達する方法ですので、売掛債権の金額を超える資金調達は不可能です。

いくら多くてもファクタリングで調達できる金額は月商程度ですので、銀行融資のように年商を超えるような高額な資金調達をすることは不可能です。

基本的には「少しの運転資金を緊急で調達する」場合のみしか利用できないと理解しておきましょう。

長期の資金繰りも考えて利用する

ファクタリングは長期の資金繰りも考えて利用しましょう。

ファクタリングは期日になれば売掛先企業から入金になる代金を前倒しで受け取っているだけです。

そのためファクタリングを利用すると当初の入金期日に予定されていた入金がなくなってしまうことになり、その時には再度資金繰りが苦しくなることが予想されます。

ここで再びファクタリングに手を出してしまうと、ファクタリングから抜け出せなくなり、延々と高額な手数料を負担し続けなければならなくなります。

そのため、ファクタリングを利用する際には、当初の入金期日が到来した後の資金繰りについても計画した上で利用することが重要です。

ファクタリングで調達したお金が手元にあるうちに、銀行から長期借入金を借り入れるか、経営改善を図るかいずれかの改善を図る必要があります。

ファクタリングはあくまでも予定されていた入金の前倒しにすぎず、根本的な解決方法ではありません。

安易に利用するのではなく、長期の資金繰り計画を立てた上でファクタリングを利用してください。

絶対に審査に通るファクタリング会社は存在しない

絶対に審査にとおるファクタリング会社や、審査なしで利用できるファクタリング会社は存在しません。

ファクタリングが償還請求権なしで適正に利用されるということは、万が一売掛債権が回収不能になった場合の回収リスクをファクタリング会社が負うということです。

審査なしで買い取ってしまったらファクタリング会社のリスクが大きいため、適正に運営されているファクタリング会社では必ず審査が行われます。

「必ず審査にとおる」「審査なし」などのファクタリングは闇金の可能性が高いため利用ないようにしてください。

個人事業主の請求書ファクタリングについてよくある質問

個人事業主の請求書ファクタリングについてよくある質問をご紹介していきます。

  • 個人事業主の個人信用情報は審査に影響しますか?
  • 個人で税金の滞納がありますが、審査に影響するでしょうか?
  • 個人事業主に対して発行した請求書でファクタリングは利用できますか?
  • 通帳なしで利用できる個人事業主向けの請求書ファクタリングはありますか?
  • 手数料が低くて入金速度が速いファクタリング会社はどれですか?
  • 給料ファクタリングは利用しない方がよいでしょうか?

個人事業主の個人信用情報は審査に影響しますか?

個人信用情報はファクタリング審査では影響しません。

個人信用情報を閲覧するためには信用情報機関へ加盟しなければなりませんが、ほとんどのファクタリング会社は信用情報機関に加盟していないため、そもそも個人信用情報を閲覧する権利がありません。

そのため、信用情報がブラックでも優良な売掛債権でさえあれば審査に通過できる可能性があります。

なお、ファクタリングを利用した情報も個人信用情報には記録されないため、ファクタリングを利用したからといって、借入金の審査で不利になることもありません。

個人で税金の滞納がありますが、審査に影響するでしょうか?

ほとんどのファクタリング会社で審査には影響しません。

ファクタリング会社の多くが納税証明書の提出を求めていないため、「税金を滞納しているかどうか」を確認していないためです。

そのため、個人で税金の滞納があった場合でも、審査には影響しませんし、滞納していることを知られる心配もないでしょう。

銀行融資や日本政策金融公庫の融資では必ず税金の滞納を確認されるため、滞納があると融資を受けられません。このような場合でもファクタリングであれば資金調達できます。

なお、一部のファクタリング会社は審査の際に納税証明書の提出を求めているため、税金の滞納がある方は、納税証明書の提出不要となっているファクタリング会社へ申し込みましょう。

個人事業主に対して発行した請求書でファクタリングは利用できますか?

基本的には利用できません。

個人相手の請求書の場合には売掛債権かどうかの証明が難しく、支払能力も法人よりも乏しいため、ほとんどのファクタリング会社が、法人に対する売掛債権しか買い取っていません

ただし、ペイトナーファクタリングだけでは個人事業主に対して発行した請求書の買い取りに応じています。

個人事業主宛ての請求書を売却したい場合には、ペイトナーファクタリングへ相談してみましょう。

通帳なしで利用できる個人事業主向けの請求書ファクタリングはありますか?

初回はどのファクタリング会社も基本的には通帳の写しの提出が必要です。

そのため、基本的には通帳なしで利用できるファクタリング会社はないと認識した方がよいでしょう。

なお、1回目に利用した売掛先企業と同じ売掛債権を売却する場合には、2回目以降は通帳なしで利用できる場合があります。

また、初回でも通帳が手元にない場合や、初めての取引をおこなう売掛先に対する売掛債権をファクタリングする場合には、事情をしっかりと伝えることで通帳なしでの買取に応じてくれる可能性があります。

手数料が低くて入金速度が速いファクタリング会社はどれですか?

オンライン完結型のファクタリング会社がおすすめです。

審査が自動化されており、店舗を持たないため、オンライン完結型のファクタリング会社は非常に効率的に経営しています。

また、審査がシステム化されており、契約手続きもネット上でスムーズに完結するため、申込から入金までもスムーズです。

手数料が低く、素早く入金できるファクタリングを探しているのであれば、オンライン完結型のファクタリングを選びましょう

給料ファクタリングは利用しない方がよいでしょうか?

給料ファクタリングとは、給料日前でまだ受け取っていない給料を「会社に対する債権」として、業者が買い取ることで給料日前に給料相当額を受け取れる方法です。

しかし給料ファクタリングは「実質的な貸付を行う闇金」と金融庁が警告しています。

「給与ファクタリング」などと称して、業として、個人(労働者)が使用者に対して有する賃金債権を買い取って金銭を交付し、当該個人を通じて当該債権に係る資金の回収を行うことは、貸金業に該当します。
貸金業登録を受けていないヤミ金融業者により、年率換算すると数百~千数百%になる手数料を支払わされたり、大声での恫喝や勤務先への連絡といった私生活の平穏を害するような悪質な取立ての被害を受けたりする危険性があります。
また、高額な手数料を支払ってしまうと、本来受け取る賃金よりも少ない金額の金銭しか受け取れなくなるため、経済的生活がかえって悪化し、生活が破綻するおそれがあります。
ヤミ金融業者を絶対に利用しないでください。
引用:金融庁|ファクタリングの利用に関する注意喚起

給料ファクタリングは実質的には個人に対する貸付です。

貸付であるにもかかわらず、違法金利で無登録営業を行なっているということは闇金です。

給料ファクタリングを利用するということは闇金からお金を借りることと同義ですので、絶対に利用しないようにしてください

まとめ

個人事業主もファクタリングを利用できます。

そして、多くの主要ファクタリング会社が法人だけでなく、個人事業主に対するファクタリングを取り扱っています。

個人事業主がファクタリング会社を選ぶ際には、以下のポイントを押さえている業者を選択するとよいでしょう。

  • 個人事業主に対応している
  • 少額買取を実施している
  • 債権譲渡登記をおこなわない
  • 必要書類が少ない
  • 2社間ファクタリングに対応している
  • オンライン完結

弊社は個人事業主やフリーランスの方に対するファクタリングを積極的に取り扱っています。

審査の際には財務コンサルティングを実施させていただき、お客様にとって最良の方針で資金調達できる方法をご提案させていただいております。

契約には面談が必須ですが、ご来店が難しいお客様には弊社の担当者が訪問によって買取を実施させていた来ますので、ぜひお気軽のご相談ください。

 

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  • 決算書
  • 売掛先との取引内容履歴の確認事項
  • 売掛先との契約書類
  • 発注書、納品書、請求書など
  • 身分証明書
  • 登記簿贈本(履歴事項証明書)
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