事業資金の調達方法
即日現金化できるファクタリング会社15選|スピーディーに審査通過できるポイントは?
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ファクタリング【即日スビード資金調達】

この記事は約34分で読めます。

「今日中にどうしても資金が欲しい」「できるだけすぐに請求書を現金化したい」緊急で資金が必要なときには最短即日で請求書を現金化できるファクタリング会社がおすすめです。

しかし、ファクタリング会社は星の数ほどありますし、中には悪徳業者も混じっているため「どの業者へ申し込んだらよいかわからない」という方も多いのではないでしょうか?

そこで今回は、即日現金化できるおすすめのファクタリング会社ベスト15をご紹介します。

ファクタリング審査に通過するためのポイントや業者の選び方についてもご紹介していきますので、「どのファクタリング会社へ申し込んだらよいかわからない」という方はぜひご覧ください。

記事の目次

即日現金化できるおすすめファクタリング会社ベスト15

即日現金化できるおすすめファクタリング会社を、入金速度や対応力順にランキング形式でご紹介していきます。

おすすめファクターベスト15は以下の通りです。

  1. ペイトナーファクタリング
  2. ラボル
  3. PAYTODAY
  4. 買速
  5. バイオン
  6. フリーナンス
  7. ウィット
  8. QuQuMo
  9. OLTA
  10. ビートレーディング
  11. 日本中小企業金融サポート機構
  12. ベストファクター
  13. トップマネジメント
  14. アクセルファクター
  15. みんなのファクタリング

これらのファクタリング会社であれば必要なタイミングで高い確率で必要な資金を調達できるでしょう。

それぞれのファクタリング会社の特徴やスペックを解説していきます。

第1位:ペイトナーファクタリング

ペイトナーファクタリング

取り扱いサービス 2社間
契約方式 オンライン
手数料 10%
入金スピード 最短10分
買取限度額 〜100万円
(初回25万円迄から徐々に拡大)
公式サイトURL https://paytner.co.jp/factoring

現金化のスピードを重視したいのであれば、ペイトナーファクタリングがおすすめです。

ペイトナーファクタリングは最短10分という圧倒的なスピードで請求書を資金化できる点が大きな特徴です。

あらかじめペイトナーファクタリングにアカウントを作成しておけば、最短10分で審査に通過でき、そのまま登録した口座へ振り込みを受けられます。

圧倒的に入金速度が早いため「これから集金にくるからすぐに数万円必要」というような差し迫った場面で活用できるファクタリングです。

さらにペイトナーファクタリングは主要ファクタリング会社の中で唯一個人事業主宛ての請求書を売却できます。個人事業主相手にビジネスをされている方はペイトナーファクタリングを利用しましょう。

なお、ペイトナーファクタリングは買取上限額が100万円(初回は25万円)と決められているため高額な資金調達はできません。「すぐに数万円が必要」と少額を緊急で必要になる場合に活用できる方法ですので、緊急時に備えてアカウントを作成しておきましょう。

第2位:ラボル

labol(ラボル)

取り扱いサービス 2社間
契約方式 オンライン
手数料 10%
入金スピード 最短60分
買取限度額 1万円〜上限なし
公式サイトURL https://labol.co.jp/

ラボルは対応力と入金スピードに優れたファクタリング会社で、請求書を即日現金化したい方におすすめです。

365日24時間最短60分の入金に対応しているため、土日祝日でも早朝から深夜まで資金調達できます。

休日でも深夜でも資金調達できる非常に稀有なファクタリング会社ですので、いざというときのためにアカウントを作成しておいて損はありません。

手数料は10%固定ですので、法外な手数料を請求される心配はありません。

また、1万円から利用できるため、売上規模の小さな個人事業主やフリーランスなどの中小事業者でも活用できます。

運営会社は東証プライム上場企業の株式会社セレスですので、運営会社の信頼度が非常に高い業者です。

安心安全なファクタリング会社から、土日祝日や早朝や深夜に資金調達したい方に向いています。

第3位:PAYTODAY

取り扱いサービス 2社間
契約方式 オンライン
手数料 1%〜9.5%
入金スピード 最短30分
買取限度額 10万円〜上限なし
公式サイトURL https://paytoday.jp/

PAYTODAYはAIファクタリングという名称でオンライン完結型のファクタリングを提供しています。

申込から入金まで完全にシステム化しているため審査時間が早く、申込から審査完了までは最短15分、入金までは最短30分と圧倒的に早いスピードで資金調達できます。

店舗を持たないため、手数料が低く、上限9.5%と業界最低水準の手数料で利用できます。

数あるファクタリング会社の中でも、手数料の低さと入金スピードの速さを両立している優良な業者です。

サービス開始から1年半で50億円の買取額を突破し、現在は100億円を突破しています。

多くの人が利用しているサービスですので、初めて利用する方におすすめのファクタリング会社です。

第4位:買速

買速

取り扱いサービス 2社間・3社間
契約方式 対面・オンライン
手数料 2%〜10%
入金スピード 最短30分
買取限度額 10万円~5,000万円
公式サイトURL https://kai-soku.jp/

買速は最短30分入金ですので、ファクタリング会社の中でも「急いで現金化が必要」というニーズに最も応えられる会社の1つです。

オンライン完結の契約にも対応しているため、地方の企業なども即日入金が期待できるでしょう。

最大の特徴は上限手数料10%という低さです。審査によってはさらに低い手数料が適用されることもあるため、低コストで資金調達したい方におすすめです。

また、買速は法人専用ファクタリング、個人事業主専用のファクタリングと商品が分かれています。

売上規模の大きな法人から、売上規模の小さな個人事業主やフリーランスまで幅広く対応しているので、どのような事業者でもファクタリングを利用できるでしょう。

ホームページには乗り換えシミュレーターが搭載されているため、現在他社を利用している方は簡単に買速へ乗り換えたらどの程度手数料が下がるのかも把握できます。

第5位:バイオン

バイオン

取り扱いサービス 2社間
契約方式 オンライン
手数料 10%
入金スピード 最短60分
買取限度額 5万円〜
公式サイトURL https://ai-factoring.jp/

バイオンもAIファクタリングという名称で、審査がシステム化された完全オンライン完結のファクタリング会社です。

審査スピードが早いため、最短60分で資金調達でき、急いで資金が必要な方にも最適です。

手数料は10%固定ですので、あらかじめ資金調達コストがわかり、それほど高くないため、安心して利用できます。

買取可能額は5万円〜となっており、売上規模の小さな個人事業主・フリーランス・小規模法人など幅広く利用できるでしょう。

ファクタリング会社の中ではホームページが最も充実した業者でもあります。

ファクタリングについての基礎知識や、Q&Aや、利用事例などが充実しており、ファクタリングの知識がない方でも、ファクタリングについて知ることができる内容となっています。

バイオンは初めてファクタリングを利用する方におすすめの業者です。

第6位:フリーナンス

取り扱いサービス 2社間
契約方式 オンライン
手数料 2%〜10%
入金スピード 最短即日
買取限度額 〜1,000万円
公式サイトURL https://freenance.net/

フリーナンスには2社間ファクタリングサービスの「即日払い」というファクタリングがあります。

フリーナンス即日払いは、あらかじめアカウントを作成しておけば、最短30分で審査結果が通知され、そのまま口座へ入金を受けられます。事前にアカウントを持っている方は高い確率で即日入金できるでしょう。

また、利用回数を重ねると信用が向上していくため、2回目以降の利用では手数料が下がることもあります。

ただでさえ上限10%と低い手数料ですので、低コストで資金調達したい方におすすめです。

そもそもフリーナンスとは、GMOグループのGMOクリエイターズネットワークが運営するフリーランスの事業に役立つさまざまなサービスを提供しています。

ファクタリングだけでなく次のようなサービスも利用できます。

即日払い 2社間ファクタリング
あんしん補償 業務上生じた賠償責任を補償
フリーナンス口座 個人名ではなく屋号やペンネームで口座作成できる
バーチャルオフィス 月額780円で銀座と福岡のバーチャルオフィスを利用可能

アカウントを作成するだけで、無料で補償を得られたり、屋号で口座を作成できるなどの特典が多数あります。

ファクタリングを利用しない方もメリットがあるため、フリーランスや個人事業主の方はアカウント作成だけでもしておいた方がよいでしょう。

第7位:ウィット

ファクタリング ウィット

取り扱いサービス 2社間
契約方式 オンライン
手数料 表記なし
入金スピード 最短2時間
買取限度額 20万円〜500万円
公式サイトURL https://witservice.co.jp/

ウィットは最短2時間で資金調達できる完全オンラインのファクタリング会社です。

20万円〜500万円と比較的少額の売掛債権だけを専門に買い取っている業者ですので、売上規模が小さく業況が不安定な個人事業主やフリーランスの方も審査に通過しやすいでしょう。

手数料の上限はありませんが、リスクの低い売掛債権には低い手数料を、リスクの高い売掛債権には高い手数料を設定することで、幅広いリスクに対応できています。

審査に自信のない方も、ウィットであれば、請求書を即日現金化できる可能性があります。

第8位:QuQuMo

QuQuMo(ククモ)

取り扱いサービス 2社間
契約方式 オンライン
手数料 1%〜
入金スピード 最短2時間
買取限度額 下限上限なし
公式サイトURL https://ququmo.com/

QuQuMoも最短2時間で資金調達可能なオンライン専門のファクタリング会社です。

最短〇〇時間と、審査の短さを謳っている業者は多いですが、口コミを調べると実際には入金に数日程度の時間がかかっているケースも少なくありません。

QuQuMoは口コミも良好で、実際に2時間程度で資金調達できた方が数多く存在するため、急いで資金が必要な方におすすめです。

契約手続きは弁護士ドットコムが監修するクラウドサインを用いておこないます。セキュリティが非常に高いため、個人情報の流出などの心配はありません。

また、手数料の上限がないため、リスクの高い人は高い手数料を設定することで審査に通過できるケースが多いようです。

審査のとおりやすさもQuQuMoのメリットです。

第9位:OLTA

取り扱いサービス 2社間
契約方式 オンライン
手数料 2%〜9%
入金スピード 最短即日
買取限度額 下限上限なし
公式サイトURL https://www.olta.co.jp/

OLTAは日本で最初にオンライン完結型ファクタリングを始めた会社です。

アカウントを作成し、請求書をアップロードすると24時間以内に審査回答が届き、そのまま最短即日で資金調達できます。

手数料が低いことで知られており、上限9%は業界最低水準で、口コミを調べていると7%前後で利用している人も多数存在します。

OLTAは数々の大手企業やベンチャーキャピタルが出資しており、今や資本金44億円を超える巨大企業です。

また、銀行と提携し、銀行の顧客に対してもファクタリングを販売しています。

大手企業や銀行と提携するほどの企業ですので、ファクタリング会社としての信頼度は非常に高いといえます。

信頼できる業者から資金調達したい方にもOLTAはおすすめです。

第10位:ビートレーディング

取り扱いサービス 2社間
3社間
契約方式 対面・オンライン
手数料 2社間:4%~12%
3社間:2%~9%
入金スピード 最短2時間
買取限度額 下限上限なし
公式サイトURL https://betrading.jp/

ビートレーディングは店頭とオンラインで請求書を即日現金化できるファクタリング会社です。

店舗型のファクタリング会社ですので、基本的には来店が必要になりますが、オンライン契約にも力を入れており、オンラインであれば最短2時間で現金化できます。

ビートレーディングは店舗型のファクタリング会社として最も有名で、累計買取額1,300億円を超える実績があります。

担当者の知識が豊富ですので、審査の際には財務コンサルティングを受けられるファクタリング会社として知られています。

入金スピードとファクタリング会社としての専門性や高い知識などを必要としている方は、ビートレーディングがおすすめです。

第11位:日本中小企業金融サポート機構

日本中小企業金融サポート機構online

取り扱いサービス 2社間・3社間
契約方式 対面・オンライン
手数料 1.5%〜10%
入金スピード 最短3時間
買取限度額 下限・上限なし
公式サイトURL https://chushokigyo-support.or.jp/scomplete/

入金スピードとコンサルティング機能を求める方には日本中小企業金融サポート機構もおすすめです。

日本中小企業金融サポート機構はオンライン完結のサービスを実施しており、日本中小企業金融サポート機構onlineであれば最短3時間で資金調達可能です。

また、日本中小企業金融サポート機構は中小企業支援の専門家として国が認めた認定経営革新等支援機関として登録されています。

コンサルティング業務もおこなっているため、財務改善、資金繰り改善、補助金申請、事業承継、M&Aなど、さまざまなサポートを受けられます。

資金調達と経営改善などの両方の相談ができる点が日本中小企業金融サポート機構の特徴です。

長く付き合える経営相談先を探している方におすすめです。

第12位:ベストファクター

取り扱いサービス 2社間
3社間
契約方式 対面
手数料 2%〜
入金スピード 最短即日
買取限度額 下限上限なし
公式サイトURL https://bestfactor.jp/

弊社ベストファクターは最短即日入金にも対応しております。

弊社の店舗へご来店いただければ、そのまま申し込み、審査、入金と当日中に手続きすることも可能です。

スピード審査を実施しておりますので、それほどお待たせすることはありません。

弊社は、お客様との対話を重視しております。お客様とさまざまなお話をさせていただく中で、お客様にとってベストな資金調達手段をご提案させていただいております。ファクタリングがベストな選択肢であると判断できた場合のみファクタリングをご提案させていただくため、、無理にファクタリングを押し売りするようなことはいたしません。

お客様との対話を重視しているため、契約には面談が必要にはなりますが、ご来店が難しいお客様に対しては弊社スタッフが訪問させていただくことも可能です。ぜひお気軽のお申し付けください。

第13位:トップマネジメント

トップマネジメント

取り扱いサービス 2社間・3社間・注文書
契約方式 対面・オンライン
手数料 2社間ファクタリング:3.5%~12.5%
3社間ファクタリング:0.5%〜3.5%
注文書ファクタリング:3.5%~12.5%
ゼロファク:3.5%~12.5%
電ふぁく:1.8%~8.0%
入金スピード 最短即日
買取限度額 下限上限なし
公式サイトURL https://top-management.co.jp/

トップマネジメントはファクタリングの専門会社としてさまざまなファクタリングを取り扱っており、その多くが最短即日入金に対応しています。

オンライン完結で利用できるものも多いため、即日現金化を希望する方も活用できます。

一般的な請求書ファクタリングだけでなく、次のように豊富な商品を取り扱っているのが特徴です。

ファクタリング 内容
請求書ファクタリング 請求書を買い取る通常のファクタリング
注文書ファクタリング 受注時に顧客から受け取った注文書を買い取るサービス
ゼロファク 補助金申請とファクタリング同時に実施
電ふぁく 入金口座をトップマネジメントが管理する口座に指定する2.5社間ファクタリング
ペイブリッジ 広告・IT業界専門のファクタリングサービス

このうち、電ふぁくは、売掛先からの入金口座をトップマネジメントが管理できる利用者名義の口座へ指定するだけです。これだけで代金流用のリスクがなくなるため、上限手数料8%という非常に低い手数料で利用できます。

創業15年、東京商工会議所会員で、累計5.5万社と取引している信頼できる企業ですので、スピードと手数料の低さに加えて業者の信頼度も高い優良なファクタリング会社です。

第14位:アクセルファクター

取り扱いサービス 2社間・3社間
契約方式 対面・オンライン
手数料 ~100万円:10%~
101~500万円:5%~
501~1000万円:2%~
1001万円以上:別途相談
入金スピード 最短即日
買取限度額 下限上限なし
公式サイトURL https://accelfacter.co.jp/

アクセルファクターは利用者の評判が非常に高いファクタリング会社です。

店舗型の業者ですので、原則的には来店が必要ですが、オンライン契約にも力を入れており、ホームページには「利用者の半数が即日入金」と明記されています。

実際に多くの人が即日で請求書を現金化できているため、急いでいる際にも活用できます。

また、アクセルファクターも国が認定する経営革新等支援機関です。

中小企業支援の専門家として一定以上の知識や経験があると国が認定している会社ですので、安心して利用できますし、ファクタリング以外にも経営改善等の相談ができるでしょう。

評判がよく担当者や業者の専門性が高いファクタリング会社を探している方におすすめです。

第15位:みんなのファクタリング

みんなのファクタリング

取り扱いサービス 2社間
契約方式 オンライン
手数料 表記なし
入金スピード 最短60分
買取限度額 下限上限なし
公式サイトURL https://minnanofactoring.net/

みんなのファクタリングは、土日祝日でも営業していることで知られているファクタリング会社です。

アカウントを持っていない方が土日祝日に突然申し込みをおこなっても、最短60分で資金調達可能です。

土日祝日に業務が忙しい、飲食業やサービス業の方に向いているファクタリング会社だといえます。

手数料は明記されていないため、リスクの低い売掛債権には低い手数料を、リスクの高い売掛債権には高い手数料を設定することで幅広い人にファクタリングを提供しているものと考えられます。

審査に自信のない方でも土日祝日に最短60分で資金調達できる可能性が高いため、休日にお金が必要になったときには気軽に相談しましょう。

即日ファクタリングで審査に落ちる5つの理由

即日ファクタリングの審査に通過できない理由はいくつかに限られています。

主なものとしては以下の5つを挙げることができます。

  • 売掛先企業に信用がない
  • 初めて取引する企業に対する売掛債権
  • 個人に対する売掛債権
  • 売掛債権のサイトが長すぎる
  • 自社に信用がない

ファクタリングでは、売掛債権に信用がないと審査に落ちてしまうことがあるようです。

即日ファクタリングの審査に落ちる5つの理由を詳しく解説していきます。

売掛先企業に信用がない

売掛先企業に信用がなければ審査に通過するのは困難です。

ファクタリング会社は売掛先企業の支払いによって代金を回収するため、ファクタリング審査において売掛先企業の信用は最も重視されるポイントです。

赤字や債務超過の会社や創業間もない会社が売掛先の場合には審査に通過できないことがあります。

反対に、地域の優良企業や、上場企業、官公庁などが売掛先の場合は審査では非常に有利になります。

複数の企業に対して売掛債権を保有しているのであれば、その中で最も信用度の高い企業に対する売掛債権をファクタリングしましょう

初めて取引する企業に対する売掛債権

これまで取引がなく、初めて取引する企業に対する売掛債権をファクタリングする場合、審査ではかなり不利になります。

これまで取引歴がないのであれば「期日通りに代金を支払う信用できる企業かどうか」という判断ができないためです。

同じ理由で、取引回数が1,2回のような取引歴の浅い企業に対する売掛債権もファクタリング審査では不利になります。

反対に、取引歴が長く、これまでの支払いに遅れがないことが通帳から確認できる企業に対する売掛債権であればファクタリング審査ではプラスです。

複数の企業に対する売掛債権を保有しているのであれば、最も取引歴が長く、支払履歴に遅れのない企業に対する売掛債権を売却しましょう。

個人に対する売掛債権

個人に対する売掛債権はファクタリングできません。

ファクタリングは事業と事業者の取引の際に発生する売掛債権を売買するものですので、債務者が個人の場合は原則利用できません

また、相手が個人事業主の場合も原則的に利用不可です。

基本的には、売掛先として認められているのは法人のみです。

ファクタリングを利用する際には、法人に対する売掛債権を売却しましょう。

なお、ペイトナーファクタリングだけは売掛先企業が個人事業主でもファクタリングを利用できます。

売掛債権のサイトが長すぎる

売掛債権のサイトが長すぎる場合も審査通過は難しくなります。

売掛債権のサイトとは、売掛債権の入金期日になるまでの期間のことです。

ファクタリング審査では売掛債権のサイトは長ければ長いほどマイナスになり、短かければ短いほどプラスです。そもそもほとんどのファクタリング会社が入金サイト60日以内の売掛債権までしか買取に応じていません。

そのため、売掛債権のサイトが長すぎる場合には、審査に落ちてしまうことがあります。

スムーズに審査に通過したいのであれば、できる限りサイトの短い売掛債権をファクタリングするようにしてください。

自社に信用がない

2社間ファクタリングの場合には利用者の信用もファクタリング審査で確認されます。

あまりにも資金繰りが悪い企業や、赤字が債務超過が何期も解消できない企業の場合には審査通過できないことがあります。

2社間ファクタリングは売掛先企業に秘密で契約するため、ファクタリング会社にとって以下の3つのリスクがあります。

  • 請求書を偽造してファクタリングへ申し込む
  • すでに他社へ売却した売掛債権を二重譲渡する
  • 売掛先企業から入金になった代金をファクタリング会社へ支払わずに流用する

あまりにも業況が悪かったり、資金繰りが悪い企業はこれらの行為に手を染めるリスクがあります。

そのため、ファクタリングの審査に通過できないことがあります。

なお、あらかじめ売掛先企業の同意を得て契約する3社間ファクタリングの場合にはこれらのリスクがないため、2社間の審査に通過できない企業でもファクタリング審査に通過できる可能性があります。

即日現金化できるファクタリング会社を選ぶポイント

即日現金化できるファクタリング会社は以下の5つの視点で選択するのがよいでしょう。

  • オンライン完結できる会社
  • 2社間ファクタリング
  • 債権譲渡登記なし
  • 必要書類が少ない
  • 審査時間が明示されている

ファクタリング会社によって現金化までの時間は異なるので、即日現金化に強いファクタリング会社を選択することが重要です。

即日現金化のための5つのポイントについて詳しく解説していきます。

オンライン完結できる会社

即日現金化したいのであればオンライン完結のファクタリング会社を選択した方がよいでしょう。

オンライン完結型のファクタリング会社では、書類の提出はWEB上でアップロードし、契約手続きはクラウドサインなどでおこなうため、郵送や来店が必要ありません。

来店契約が必要な場合には、当日中にファクタリング会社の事務所へ来店できない限り、即日現金化は不可能です。

オンライン完結型であれば、パソコンやPCさえあれば、当日中に契約を完結できるため、即日現金化を希望する方はオンライン完結型のファクタリング会社を選択してください。

2社間ファクタリング

即日現金化したいのであれば必ず2社間ファクタリングを選択してください。

2社間ファクタリングは利用者とファクタリング会社の2者で契約する方法ですので、契約手続きに時間がかかりません。そのため多くのファクタリング会社で2社間ファクタリングは即日資金化に対応しています。

一方、3社間ファクタリングは利用者とファクタリング会社に加え、売掛先企業まで契約当事者となります。

売掛先企業にファクタリングについて説明し、同意をもらい、さらに契約手続きも必要になるため、契約手続きには1週間程度の時間がかかり、即日資金化はまず不可能です。

請求書を即日現金化したいのであれば、2社間ファクタリングへ申し込みましょう。

債権譲渡登記なし

債権譲渡登記なしのファクタリングを選択した方が即日資金化できる可能性が高いといえます。

債権譲渡登記とは、ファクタリング会社へ売掛債権を譲渡したことを登記するものです。

この手続きはファクタリング会社がおこなうため、手間や時間はかかりません。

しかし、債権譲渡登記をおこなうファクタリング会社はリスクに対してかなり厳格ということですので、審査もかなり厳格におこなっているものと考えられます。

そのため、スピーディーに審査をおこなっていない傾向があります。

債権譲渡登記なしのファクタリング会社の方がサクサク審査に通過させて、売掛債権をスピーディーに現金化している傾向があるため、債権譲渡登記なしのファクタリングを選択しましょう。

必要書類が少ない

必要書類が少ないファクタリング会社の方が、審査スピードが速く即日現金化の可能性が高いでしょう。

必要書類が少ないということは、審査で確認する項目も少ないということです。

また、必要書類が多ければ、それだけ書類をアップロードする時間がかかるため申し込み手続きにも時間がかかります。

申し込みも審査も必要書類が少ない方が時間がかからないため、即日現金化を希望する方は、できる限り必要書類の少ないファクタリング会社へ申し込みをおこないましょう。

審査時間が明示されている

審査や入金完了までの時間が「最短〇〇分」というように明示されているファクタリング会社の方が即日現金化の可能性は高くなります。

詳細な時間を明示しているということは、利用者はその時間に資金調達できることを期待して申し込むため、ある程度の審査スピードが求められます。

一方、単に「最短即日」と明示されているだけのファクタリング会社では、翌営業日になることも珍しくありません。

詳細な審査時間や入金までに時間が明示されているファクタリング会社の方が、即日現金化できる可能性は高いため、利用を検討しているファクタリング会社が入金までの時間をどのように表記しているか確認してください。

即日現金化できるファクタリング会社の注意点

即日現金化できるファクタリング会社を選ぶ際には以下の5つのポイントに注意が必要です。

  • 実質的な貸付を行う闇金
  • 法外な手数料を要求する悪徳業者
  • 高額な手数料負担による収益悪化
  • 長期的な資金繰り
  • 調達可能額が限られている

ファクタリング業者の中には悪徳業者や違法業者が混じっていますし、ファクタリングでは本質的に資金繰り改善はできません。

即日現金化できるファクタリング会社の5つの注意点について詳しく解説していきます。

実質的な貸付を行う闇金

ファクタリング会社の中には「ファクタリング」と謳いながら、実際には貸付と判断されるような違法な行為をおこなう闇金が混じっています。

そのような業者を利用することは闇金からお金を借りることと一緒ですので、くれぐれも注意してください。

具体的には「償還請求権あり」でファクタリングを実施する業者は闇金の可能性が極めて高いでしょう。

償還請求権とは万が一売掛債権が回収不能になった場合に、ファクタリング会社が利用者へ代金を請求する権利です。

ファクタリングは、もしもの場合の損失はファクタリング会社が負うため「償還請求権なし」で実施されるのが基本中の基本です。

「償還請求権あり」のファクタリングは実質的な貸付ですので、利息制限法を超える手数料を設定することはできませんし、業者には貸金業者登録が必要です。

つまり「償還請求権あり」のファクタリングを実施する業者は、無登録で違法金利で融資を行う闇金ということになります。

金融庁も以下のように注意喚起をおこなっています。

譲渡した債権の回収(集金)がファクタリング業者から売主に委託されており、売主が集金できなかった場合に、
○ 売主が債権を買い戻すこととされている
○ 売主自身の資金によりファクタリング業者に支払をしなければならないこととされている
などといったようなものについては、貸金業に該当するおそれがあります。
引用:金融庁|ファクタリングの利用に関する注意喚起

必ず「償還請求権なし」の業者を利用するようにしてください。

法外な手数料を要求する悪徳業者

法外な手数料を要求する業者とも取引しないようにしてください。

ファクタリングには手数料の上限などを定めたいわゆる業法が存在しません。

そのため、なかには相場を大きく上回るような非常に高い手数料を設定する悪徳業者も存在しています。

ファクタリングの手数料は2社間と3社間で以下のようになっています。

上記を超える手数料を設定する業者は高い確率で悪徳業者です。

最初は複数のファクタリング会社へ同時に申し込み、相見積もりで最も手数料の低い業者と取引するようにしてください。

高額な手数料負担による収益悪化

高額な手数料を負担したことによってむしろ収益が悪化してしまう可能性が高い点に注意しましょう。

ファクタリングの手数料は融資よりもかなり高額です。

例えば、入金期日が1ヶ月先の売掛債権を手数料15%でファクタリングした場合、手数料率を年利に換算すると15%×12ヶ月=180%です。

銀行融資の金利が1%〜4%台程度であることを鑑みると、ファクタリングの手数料は融資の100倍程度になることもあります。

手数料は営業外費用として計上され、経常収支を大きく圧迫するため、利用のしすぎは厳禁です。

本当に困った時にだけファクタリングを利用するようにしてください。

長期的な資金繰り

ファクタリングを利用する際には、長期の資金繰りについても計画した上で利用してください。

ファクタリングは数ヶ月先の入金期日になれば入金になる代金を前倒しで受け取っているだけです。

そのため、当初の入金期日になったら予定されていた入金がなくなってしまうため、再び資金繰りが苦しくなってしまうことが予想されます。

このときに、再びファクタリングに手を出してしまったらファクタリングから抜け出せなくなり、毎回毎回高額な手数料を負担しなければならなくなります。

ファクタリングを利用する際には、「当初の入金期日になったらどうするのか」という資金繰り計画を立てたうえで利用しましょう。

ファクタリングはあくまでも緊急時のみ短期的に利用しましょう。

調達可能額が限られている

ファクタリングで調達できる金額は売掛債権の金額までです。

そのため、ファクタリングで月商を超えるような金額を調達することはできません。

つまり、ファクタリングでは1ヶ月分にも満たない程度の運転資金しか確保できないと理解しておきましょう。

設備資金や数ヶ月分以上の運転資金の調達は銀行や日本政策金融公庫などへ相談するようにしてください。

即日現金化できるファクタリングについてよくある質問

即日現金化できるファクタリングについてよくある質問をご紹介していきます。

  • クレジットカード現金化とはなんですか?
  • 給料ファクタリングは安全ですか?
  • ファクタリングが利用できない業種はありますか?
  • LINE完結の後払いサービスとはなんですか?
  • 複数のファクタリング会社を同時に利用できますか?
  • 信用情報ブラックでもファクタリングは利用できますか?

クレジットカード現金化とはなんですか?

クレジットカード現金化とは、クレジットカードでAmazonギフト券などの金券を購入し、その金券を業者へ売却することで現金を手にできる方法です。

クレジットカードのショッピング枠を使用して現金を手にできる方法で、違法行為ではありません。

しかし手数料分だけ損をすることになりますし、翌月以降のクレジットカードの支払いで苦しむことになります。

また、クレジットカード現金化はカード会社の規約違反ですので、カード会社に知られてしまうと、カードが利用停止になる可能性があります。

クレジットカードの利用停止はカードの利用残高が一括で請求され、信用情報もブラックになる非常にリスクの高い行為です。

いくらお金に困ってもクレジットカードの現金化には手を染めないようにしてください。

給料ファクタリングは安全ですか?

給料ファクタリングは危険で、闇金からお金を借りることと同じです。

給料ファクタリングとは給料日前で未払いの給料を債権と見做して、ファクタリング会社が買い取り、給料日に給料を返済する方法です。

しかし、給料債権というのは売却できない債権ですので、給料ファクタリングは実質的には貸付です。

給料ファクタリングを取り扱う業者は、実質的な貸付を違法金利と無登録で行う闇金ですので、絶対に利用しないでください。

金融庁も給料ファクタリングについては以下のように「闇金」と断じています。

「給与ファクタリング」などと称して、業として、個人(労働者)が使用者に対して有する賃金債権を買い取って金銭を交付し、当該個人を通じて当該債権に係る資金の回収を行うことは、貸金業に該当します。
貸金業登録を受けていないヤミ金融業者により、年率換算すると数百~千数百%になる手数料を支払わされたり、大声での恫喝や勤務先への連絡といった私生活の平穏を害するような悪質な取立ての被害を受けたりする危険性があります。
また、高額な手数料を支払ってしまうと、本来受け取る賃金よりも少ない金額の金銭しか受け取れなくなるため、経済的生活がかえって悪化し、生活が破綻するおそれがあります。
ヤミ金融業者を絶対に利用しないでください。
引用:金融庁|ファクタリングの利用に関する注意喚起

闇金を利用してしまうと、脅迫的な取り立てなど、後で大変な思いをします。

どんなにお金に困っても給料ファクタリングは絶対に利用しないでください。

ファクタリングが利用できない業種はありますか?

特にありません。

基本的にファクタリングはどんな業種の方も利用できます。

なお、建設業や広告業やIT業などは専門の請求書ファクタリングサービスがあるため、利用するとよいでしょう。

また、医療報酬、介護報酬、調剤報酬などは医療債権ファクタリングを利用することで非常に低い手数料で利表できます。

LINE完結の後払いサービスとはなんですか?

クレジットカード現金化の流れを全てLINE上で行う方法です。

後払いアプリなどで業者が指定する商品を購入し、購入の確認が取れたら業者から代金が振り込まれます。

代金の決済は後からおこなうため、一定期間現金を手にできる方法です。

本人確認などが不要というメリットはありますが、手数料が高く、利用規約に違反する可能性がある行為ですので、基本的には利用しない方がよいでしょう。

複数のファクタリング会社を同時に利用できますか?

異なる売掛債権であれば複数のファクタリング会社を同時に利用できます。

例えばA社に対する売掛債権をXファクタリング会社へ売却し、B社に対する売掛債権はYファクタリング会社へ売却するというように使い分けられます。

ファクタリング会社によって得意とする業種などは異なるため、上手に使い分けることで低い手数料でファクタリングを利用できるのがメリットです。

しかし1つに売掛債権を低数のファクタリング会社へ売却することはできません。

これは二重譲渡に該当する犯罪行為です。

1つの売掛債権は1つのファクタリング会社にしか売却できないと理解しておきましょう。

信用情報ブラックでもファクタリングは利用できますか?

信用情報ブラックでもファクタリングは利用できます。

ファクタリング審査では信用情報を確認することはないためです

そのため、信用情報がブラックの個人事業主やフリーランス、信用情報ブラックの人が代表を務める法人なども、優良な売掛債権さえあればファクタリングを利用できます。

信用情報の問題で銀行や消費者金融などから借入ができない方は、ファクタリングで資金調達することを検討しましょう。

まとめ

即日現金化できる優良なファクタリング会社は多数あります。

「最短即日」と広告している業者は多いですが、本当に即日入金できるかどうかは審査時間によって異なります。

「最短30分」など、短い時間を明示している業者へ申し込むのと同時に、オンライン完結型のファクタリング会社を選択しましょう。

また、急いでお金が必要な人を狙った悪徳業者も多いため「償還請求権なし」であることを必ず確認すると同時に、複数の業者から相見積もりをとって、最も手数料の低い業者を利用するようにしてください。

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  • 決算書
  • 売掛先との取引内容履歴の確認事項
  • 売掛先との契約書類
  • 発注書、納品書、請求書など
  • 身分証明書
  • 登記簿贈本(履歴事項証明書)
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