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「大きな受注が入ったが、手元に資金がなくて受けられない」という経験をしたことがある個人事業主の方も多いのではないでしょうか?
仕事を請ければそれに対応した運転資金は必ず必要になります。そして高額な仕事ほど運転資金も高額になるため、資金力が乏しい個人事業主の方は大きな仕事を請けるのが難しくなります。
この問題を解決できるのが注文書ファクタリングです。
注文書ファクタリングは、取引先からの発注があった際の注文書を売却して受注段階から資金化できる方法です。
注文書をファクタリングを利用すれば、資金力がない個人事業主でも大きな仕事を請けられるでしょう。
この記事で注文書ファクタリングの特徴やメリットとデメリット、個人事業主の注文書ファクタリングの審査基準などについて詳しく解説していきます。
記事の目次
注文書ファクタリングとは?請求書ファクタリングとの違い
注文書ファクタリングとは取引先からの注文書を売掛債権と見做して早期に資金化する方法です。
注文書ファクタリングは以下のような流れで入金になります。
- 取引先から発注を受け注文書を受領
- ファクタリング会社へ申し込み
- ファクタリング会社の審査に通過して契約
- 「注文書金額×掛目−手数料」を受領
- 仕事に着手
このように、注文書ファクタリングは受注した仕事に取り掛かる前に注文書の代金を受け取ることが可能です。
請求書ファクタリングは、受注した仕事を納品し、請求書を発行した時点で資金化できます。
例えば、以下のスケジュールを仕事の受注から納品をおこなったケースを考えてみましょう。
| 2月1日 | 仕事を受注して発注書を受け取った |
| 3月10日 | 受注した業務に着手 |
| 4月20日 | 発注元に商品を納品 |
| 4月30日 | 5月31日を期日として発注元に請求書を発送 |
| 5月31日 | 請求書の期日 |
上記の事例で考えると、注文書ファクタリングでは、2月1日の時点で資金調達できます。
一方、請求書ファクタリングは4月30日に請求書を発送してからでないと資金調達できません。
注文書ファクタリングの方が長い期間前倒しで資金を受け取れるため、請求書ファクタリングよりも資金繰りの改善効果が大きいといえます。
注文書ファクタリングと請求書の違いは、資金調達のタイミングが異なる点です。
個人事業主は注文書ファクタリングを利用できる?
個人事業主は注文書ファクタリングを利用することができるのでしょうか?
結論的にいえば、利用できる可能性は高いものの、それはファクタリング会社のルール次第ということができます。
また、個人事業主のファクタリング審査は法人と比較して厳格におこなわれるので、審査に通過できるかどうかという点も重要になります。
個人事業主がファクタリング審査を利用できるかどうか、詳しく解説していきます。
対応している業者を選べば個人事業主も利用可能
個人事業主への注文書ファクタリングを対応しているかどうかは、ファクタリング会社次第というのが現実です。
注文書ファクタリングはまだ仕掛前の注文書を売掛債権をみなして、受注段階で資金調達する方法なのです。
実際に業務が完了して売上が発生する前であることや、入金までの期間が長いことから、利用者が架空の注文書を作成してサービスを利用したり、他社に譲渡した売掛債権を二重に譲渡するリスクや、注文書ファクタリングですでに売却している売上を請求書ファクタリングで二重に譲渡するリスクがあります。
これらのリスクを払拭するために、注文書ファクタリングでは債権譲渡登記をおこなうことが一般的です。
債権譲渡登記とは、ファクタリングで売掛債権の譲渡をおこなったことを登記することで、この登記によって仮に他のファクタリング会社へ二重に譲渡し、他のファクタリング会社が権利を主張したとしても債権譲渡登記をしておくことで「すでに譲渡を受けたもの」と主張できます。
しかし、債権譲渡登記ができるのは法人のみで、個人事業主は登記することはできません。
そのため、個人事業主への注文書ファクタリングの取り扱いはおこなわずに、法人のみへの取り扱いとなっているファクタリング会社が多くなっています。
請求書ファクタリングは個人事業主への取り扱いをしている業者でも、注文書ファクタリングについては法人に対してのみと定めている業者は多いので、個人事業主の方は、まず「個人事業主への取り扱いをしている業者かどうか」という点を確認しましょう。
法人と比べて審査は厳格におこなわれる
個人事業主への取り扱いをおこなっているファクタリング会社でも、審査は法人よりも厳格におこなわれる傾向があります。
個人事業主は債権譲渡登記ができないので、架空債権の計上や二重譲渡のリスクが法人よりも高くなるためです。
そして、架空の発注書でファクタリングを利用したり、二重譲渡したりする行為は利用者の資金繰りが大きく悪化しているタイミングで起こる傾向があります。
そのため、個人事業主が注文書ファクタリングを利用する際には、赤字が続いている場合や、資金繰りが明らかに悪い場合には審査に通過できないことがあります。
請求書ファクタリングの審査に通過できる企業でも、注文書ファクタリングの審査には通過できないことは多いので、あまりにも資金繰りが悪化する前に注文書ファクタリングの申し込みをおこなうようにしてください。
注文書ファクタリングの5つのメリット
注文書ファクタリングには以下の5つのメリットがあります。
- 仕事の受注段階で資金調達できる
- 発注元企業に秘密で利用できる
- 発注元企業の信用で審査を受けられる
- 代金の未回収リスクを避けられる
- 安全な業者が多い
資金調達のタイミングが早く、信用度の低い個人事業主でも審査に通過しやすい点が大きな特徴です。
注文書ファクタリングの5つのメリットについて詳しく解説していきます。
仕事の受注段階で資金調達できる
注文書ファクタリングは仕事を受注したタイミングで資金調達できます。
仕事を受注すると、それに伴い運転資金も必要になります。
- 原材料の仕入れ
- 機械のレンタル
- 外注費
- 人員の雇用
受注に伴ってこれらを用意しなければなりませんし、これらの費用は受注した仕事の売上が入金になる前に支払いが必要です。
受注に伴い増加する運転資金を増加運転資金と言います。
手元に1,000万円しか資金がない企業が、増加運転資金が5,000万円程度必要になる仕事を請けることは不可能ですし、銀行もそれだけの高額の資金を用意してくれるわけではありません。
しかし、注文書ファクタリングを利用すれば、受注した仕事の売上相当額を早期に資金化できるため、増加運転資金を簡単に確保できます。
これまで大きな発注があっても「運転資金がない」と断ってきた企業も、注文書ファクタリングを活用することで、自社の体力を越えるような大きな仕事を受注できるようになります。
発注元企業に秘密で利用できる
注文書ファクタリングのほとんどが2社間ファクタリングでおこなわれます。
そのため、発注元企業には秘密で資金調達できます。
発注元企業は、発注書がファクタリング会社へ売却されて、受注企業が資金調達していることを知ったら、「資金力が乏しい企業だから、仕事を完遂できるのか心配だ」と危惧して、発注をキャンセルしてしまう可能性があるでしょう。
注文書ファクタリングではれば、発注元企業にファクタリングを利用したことは秘密にできるため、注文書ファタリングを利用したことによってネガティブに評価される心配はありません。
発注元企業の信用で審査を受けられる
注文書ファクタリングは発注元企業の信用で審査を受けられます。
発注元企業が優良企業で、発注代金の支払いに問題ないと判断されれば資金調達に成功する可能性は高くなるでしょう。
融資では高額な資金調達をするためには、一定以上の規模があり決算状況に問題のない企業でなければなりません。
しかし、注文書ファクタリングの場合には、発注元企業に信用さえあれば利用者の業況が悪く規模が小さい個人事業主でも高額な資金調達が可能です。
銀行借入とは異なる観点で審査を受けられ、銀行借入では調達できない規模の金額の資金調達ができる点は注文書ファクタリングの大きなメリットです。
代金の未回収リスクを避けられる
注文書ファクタリングを利用すれば代金の未回収リスクがなくなります。
ファクタリングは償還請求権なしで実施されるためです。
償還請求権とは、売掛債権が未回収になった場合、利用者がファクタリング会社へ代金を補填しなければならないことです。
ファクタリングでは、この償還請求権がなしで実施されるため、もしも代金が未回収になっても利用者には責任は及びません。すべてファクタリング会社が損失を負ってくれます。
高額な仕事を受注し、仕事に取り掛かっている最中に、発注元企業が倒産して、代金を1円も受け取れないことは決して珍しいことではありません。連鎖倒産のリスクもあります。
注文書ファクタリングを利用しておけば、例え受注後に発注元企業が倒産したとしても代金は受け取れるため連鎖倒産のリスクがありません。安心して業務遂行できる点もメリットです。
安全な業者が多い
注文書ファクタリングを取り扱っている業者は安全な業者が多くなっています。
ファクタリング業を営業するためには許可も認可も登録も免許も一切必要ありません。
どんな企業でも営業しようと思えばすぐに営業できます。
そのためファクタリング業者の中には以下のような悪徳業者が多くなっています。
- 法外な手数料を設定する
- 無登録で実質的な貸付を実施する
一般的にこれらの悪徳業者は請求書ファクタリングを悪用しています。
しかし注文書ファクタリングには、悪徳業者はほとんど混じっていません。注文書ファクタリングは手続きが複雑で、Tranzax株式会社などと連携して注文書の電子記録債権化などを実施するのが一般的です。
請求書ファクタリングのように簡単に悪徳業者が業務運営できるほどシンプルではないため、注文書ファクタリングは安全な業者とのも取引できる可能性が高い点はメリットです。
注文書ファクタリング利用時の注意点
個人事業主の方が注文書ファクタリングを利用する際には次の3つの点に注意してください。
- 請求書ファクタリングよりも手数料が高い
- 対応しているファクタリング会社が少ない
- 個人事業主が利用できない会社が多い
高コストで個人事業主の方は利用できるファクタリング会社がそれほど多くありません。
3つの注意点についてしっかりと理解した上でファクタリングを利用しましょう。
請求書ファクタリングよりも手数料が高い
注文書ファクタリングは請求書ファクタリングと比較して手数料が高くなっています。
請求書ファクタリングの手数料は2社間の場合で5%〜20%程度が相場ですが、注文書ファクタリングは請求書ファクタリングよりも1割〜2割程度手数料が高額になっています。
注文書ファクタリングには請求書ファクタリングと比較して、ファクタリング会社には次のようなリスクがあるためです。
- 期日までの期間が長い
- 利用者が業務を完遂できない可能性がある
業務の発注段階で資金調達する注文書ファクタリングは入金までの期間が長いため、期日になるまでに売掛先企業が倒産するリスクは請求書ファクタリングよりも高いといえます。
また、注文書ファクタリングは納品前に資金化するものですので、そもそも受注した業務を期日通りに遂行できるかどうかのリスクも加わります。
これらの理由から注文書ファクタリングは請求書ファクタリングと比較してファクタリング会社のリスクが高いため、その分手数料も高額になる点はデメリットです。
対応しているファクタリング会社が少ない
注文書ファクタリングに対応しているファクタリング会社はそれほど多くありません。
2024年4月現在で、有名なファクタリング会社で数社程度ですし、中堅のファクタリング会社を合わせても10社あるかないかという程度しか取り扱いをおこなっていません。
請求書ファクタリングは数多くの業者で取り扱いをおこなっているため、利用者の選択肢は多く、業者間で競争もおこなわれています。
注文書ファクタリングは利用者の選択肢が少なく、まだまだ手数料もそれほど下がってはいない点はデメリットです。
個人事業主が利用できない会社が多い
注文書ファクタリングは個人事業主の利用を不可としている会社も少なくありません。
例えば、東証プライム上場企業であるGMOペイメントゲートウェイが運営するGMO BtoB 早払いは注文書ファクタリングを実施しているファクタリング会社として有名です。
大手企業が運営しているため、安全性の観点からも人気のファクタリング会社ですが、個人事業主は利用できません。
他にも取り扱いは法人のもとしているファクタリング会社はあるため、個人事業主の方は法人よりもさらに選択肢が狭まってしまう点もデメリットです。
個人事業主が注文書ファクタリングを利用する場面
個人事業主の方が注文書ファクタリングを活用でいる場面は次の3つです。
- 大口の受注を受けたが手元に運転資金がない
- 銀行融資の審査に通過できない
- 手元に請求書がない
大口の受注があった場合のほか、融資や請求書ファクタリングの審査に通過できない場面で活用できます。
注文書ファクタリングを利用する3つの場面を詳しく解説していきます。
大口の受注を受けたが手元に運転資金がない
大口の受注を受けたものの手元に運転資金がない場合に注文書ファクタリングは活用できます。
注文書ファクタリングを活用すれば仕事を受注した段階で受注した売上相当額を早期資金化できるため、受注に対応した運転資金を仕事に着手する前に確保できます。
大きな受注には大きな運転資金が必要になるため、これまでは個人事業主のような売上規模の小さな事業者は大きな仕事の受注ができませんでした。
しかし注文書ファクタリングを利用すれば、大口の受注を受けた際に手元に運転資金がなくても、すぐに注文書を資金化できるため安心です。
受注によって増えた増加運転資金の確保に注文書ファクタリングは向いています。
これまでは受注できなかったような大きな規模の受注も、注文書ファクタリングを活用すれば確保できるため、営業の方法も変わってくるでしょう。
銀行融資の審査に通過できない
銀行融資の審査に通過できない場合も注文書ファクタリングであれば審査に通過できる可能性があります。
注文書ファクタリングの審査で重視されるのは、発注元企業(売掛先企業)の支払能力です。
発注元企業が期日通りに代金を支払える可能性が高いのであれば、ファクタリング会社が売掛債権(発注書)を回収できるため審査で有利になります。
そのため、注文書ファクタリングの審査では利用者の決算状況などは審査でそれほど重視されません。
融資審査であれば、利用者の決算状況が債務超過や赤字が続いていた場合には審査に通過するのは困難です。
しかし注文書ファクタリングであれば、銀行融資の審査に通過できない企業でも問題なく審査に通過できる可能性があるため、融資審査に通過できずに運転資金を確保できない場合に活用しましょう。
手元に請求書がない
手元に請求書がない場合、請求書ファクタリングは利用できません。
このようなときでも、手元に注文書があれば注文書ファクタリングで資金調達できます。
ファクタリングを融資の審査に落ちた際の代替の資金調達手段として利用している人は少なくなりません。しかしファクタリングは手元に請求書がないと利用できませんが、注文書ファクタリングを利用すれば請求書がない人でも、手元に注文書さえあれば資金調達できます。
注文書ファクタリングの審査基準
注文書ファクタリングの審査は以下の4つの視点が主に重視されます。
- 発注元の業況
- 発注元企業との取引歴
- 受注金額
- 利用者の業況や営業歴
請求書ファクタリングの審査に加えて、本当に受注を完遂できるのかという点が重要です。
注文書ファクタリングの4つの審査基準について詳しく見ていきましょう。
発注元の業況
注文書ファクタリングで最も重視されるのは発注元企業の業況です。
ファクタリング会社は発注元企業が支払った代金で債権を回収します。
そのため審査では「発注元企業に支払能力があるかどうか」という点が最も重視されます。
発注元企業が注文した業務の支払能力もないのにも関わらず、仕事を発注しているケースも少なくありません。審査では発注元企業の規模や業況などを確認しています。
発注元が大手企業・優良企業・官公庁の場合には「支払いに問題ない」と判断されるため審査では有利になるでしょう。
発注元企業との取引歴
発注元企業と利用者がどの程度の期間取引をしてきたのかという点も審査では重視されます。
取引歴が長ければ長いほど審査では有利です。
これまでも度々取引があり、支払期日に遅れたことがないのであれば「今回も期日通りに代金を支払う」と判断される可能性が非常に高いためです。
一方、初めての取引先からはの注文書の場合には、ファクタリング審査で不利になる可能性があります。
期日通りに代金を支払うのかどうかを実績から判断できませんし、もしかすると資金繰りの悪化によって既存の取引先とトラブルを起こしたために利用者に対して仕事を発注している可能性があるためです。
複数の注文書が手元にある場合には、取引歴が長く、金額的にも毎月継続的に発生する発注書を選択しましょう。
受注金額
発注書の受注金額も審査では確認されます。
毎月継続的に発生している程度の金額であれば、無理なく仕事を履行できると判断されて審査で不利になることはありません。
一方、これまでの売上規模と比較して、大きすぎる金額の受注の場合には、仕事を納期通りに履行できるか不透明ですし、もしかすると発注先企業と共謀して架空の発注書を作成している可能性も疑われます。
もちろん、突然大きな受注があった場合に、大きな資金調達に成功する可能性はありますが、審査に通りやすいのは売上規模から鑑みて自然な注文書です。
スムーズに審査に通過したいのであれば、毎月継続的に請けている受注をファクタリングしましょう。
利用者の業況や営業歴
注文書ファクタリングの審査では利用者の業況や営業歴なども確認されます。
2社間ファクタリングで実施される注文書ファクタリングには、ファクタリング会社にとって次のようなリスクがあるためです。
- 架空の注文書を作成した
- すでに別のファクタリング会社へ譲渡した債権を二重に譲渡する
- 発注元企業からの入金をファクタリング会社へ支払わずに流用する
あまりにも業況が悪いと、利用者がこのような行為をするリスクがあります。
そのため、資金繰りが非常に悪化している企業や、面接などで信頼できないと判断できないと判断される場合は審査に通過できない可能性があるでしょう。
注文書ファクタリングは請求書ファクタリングよりも厳格に審査されるので、赤字や継続していたり、資金繰りが悪い企業は審査に通過することが困難になります。
資金繰りが悪化している状況では審査に通過することが困難になるので、注文書ファクタリングを利用する際には資金繰りが大きく悪化する前に申し込むようにしてください。
さらに、注文書ファクタリングでは「利用者が受注した仕事を期日通りに完済できるのか」という点も重点的に審査されます。
期日通りに納品できなければ受注金額は入金にならないため、ファクタリング会社は代金を回収できません。
そのため、利用者が受注した業務を完遂できるのかという点も審査ではかなり重視されるでしょう。
個人事業主でも利用できる注文書ファクタリング会社5選
個人事業主が利用できる注文書ファクタリングはそれほど多くありません。
しかし以下の5社であれば、個人事業主の方も安全に注文書ファクタリングを利用できます。
- ベストペイ
- ビートレーディング
- 日本中小企業金融サポート機構
- けんせつくん
- ファクタリングのTRY
これらのファクタリング会社であれば個人事業主でも注文書ファクタリングを取り扱っていますし、比較的審査に通過しやすいといえます。
それぞれのファクタリング会社の特徴やスペックを詳しく解説していきます。
ベストペイ
| 取り扱いサービス | 2社間 |
|---|---|
| 契約方式 | 対面 |
| 手数料 | 5%〜 |
| 入金スピード | 最短即日 |
| 買取限度額 | 〜3億円 |
| 公式サイトURL | https://best-pay.jp/ |
ベストペイはベストファクターを運営している株式会社アレシアが運営する注文書ファクタリング専門の会社です。
ベストファクターは顧客に対する対応がよく、審査の際には財務コンサルティングを実施していることで知られています。
そのため、契約時には必ず顧客と面談をおこない、顧客の財務状況や営業状態などについて確認します。
面談では利用者の人間性や経営者としてのビジョンなど、決算書や確定申告書などの数字からでは判断できない定性的な情報について審査をおこなっており「人として信頼できる」と判断されれば審査で加点されます。
そのため、数字しか判断しないファクタリング会社と比較して審査に通過しやすいことで知られています。
他社の注文書ファクタリングの審査に落ちた方や、すでに他社で注文書ファクタリングを利用しているものの「手数料が高い」と考えている方はベストペイへご相談ください。
その上でファクタリングが最適だと判断した場合にもファクタリングを提案しているので、無理にファクタリングを勧められるようなことはありません。
財務コンサルティングを受けられ、担当者の専門性も非常に高いため、資金調達だけでなく、自社の財務体質や資金繰りそのものを根本的に改善したい方におすすめです。
ホームページには買取手数料シミュレーション機能もついているため、手数料がどの程度なのか気にる方は気軽に確認してみましょう。
店舗までの来店が難しい方は、担当者がお客様のもとへ出張して買取を実施しているので、お気軽にご相談ください。
ビートレーディング
| 取り扱いサービス | 2社間/3社間/医療報酬債権など |
|---|---|
| 契約方式 | 対面/オンライン |
| 手数料 | 2%〜 |
| 入金スピード | 最短2時間 介護報酬債権ファクタリングは数日程度 |
| 買取限度額 | 下限上限なし |
ビートレーディングは日本で最も有名で、実績のある店舗型の独立系ファクタリング会社です。
これまで1万1千社を超える企業と取引をおこなっており、月間1,000件を超える契約をおこなっています。
利用者の口コミも評判なので、実績と安心感の高い優良ファクタリング会社です。
数多くの種類のファクタリングを取り扱っており、注文書ファクタリングも実施しています。
担当者はファクタリングだけでなく、財務全体の知識やノウハウが豊富なので、審査の際には財務コンサルティングを受けられます。
また、原則的には店頭での対面契約が必要になりますが、ビートレーディングはオンライン契約にも力を入れています。
オンラインであれば、最短2時間で入金が可能です。
顧客との契約は弁護士ドットコムが監修するクラウド契約システムの「クラウドサイン」を使用し、お客の情報管理はSalesforceでおこなっているため、情報管理も徹底している安心のファクタリング会社です。
日本中小企業金融サポート機構
| 取り扱いサービス | 2社間ファクタリング 3社間ファクタリング 注文書ファクタリング |
|---|---|
| 契約方式 | 対面・オンライン |
| 手数料 | 2%〜10%程度 |
| 入金スピード | 最短3時間 |
| 買取限度額 | 下限上限なし |
非営利団体である一般社団法人が運営する非常に珍しいサービスです。
一般社団法人は、営利を追求しないため上限手数料が10%と、店舗型のファクタリング会社として低くなっている点が特徴です。
必要書類として注文書も認められているため、注文書ファクタリングが利用できますし、個人事業主も利用できます。
また、日本中小企業金融サポート機構はコンサルティング業務にもかなり力を入れています。
口コミにもファクタリングと同じくらい多くにコンサル業務を評価する声が寄せられており、経営改善、財務改善、資金繰り改善、補助金申請、M&A、事業承継などの相談が可能です。
認定経営革新等支援機関として国が認定している中小企業支援の専門家ですので、ファクタリング以外にも経営改善について相談してみましょう。
また、日本中小企業金融サポート機構は以前は店舗型のファクタリング会社として郵送または店頭でしか契約ができませんでした。
しかし今は、オンライン完結型のサービスにかなり力を入れています。
日本中小企業金融サポート機構が運営するオンラン完結型のサービスのFACTORUは、AIファクタリングを導入しており、審査や入金時間が非常に速いことで知られています。
申込から審査完了までは最短10分で、入金までは最短40分という圧倒的なスピードを誇ります。
店頭では認定経営革新等支援機関としての専門的なアドバイスを受けることができ、オンラインではスピーディーな資金調達が可能です。
専門性と信頼とスピードと手数料の低さを兼ね備えた優良なファクタリング会社です。
けんせつくん
| 取り扱いサービス | 2社間ファクタリング 注文書ファクタリング |
|---|---|
| 契約方式 | オンライン |
| 手数料 | 表示なし |
| 入金スピード | 最短2時間 |
| 買取限度額 | 下限上限なし |
けんせつくんは建設業専門のファクタリング会社です。
請求書ファクタリングのほか、注文書ファクタリングも取り扱っており、規模の小さな個人事業主の建設業者から中堅程度の法人まで建設業であれば幅広く利用できます。
一般的に建設業は工期が長く、支払サイトも長いことからファクタリング審査には最も不利な業種の1つと言われています。
しかし、けんせつくんは建設業出身のスタッフが常駐しており、業界の事情を勘案して審査をおこなうため、複雑な建設業に対する審査も公平に行い、建設業者でも問題なく審査に通過できます。
運営しているのはオンライン完結型のファクタリング会社として口コミが良好で有名なウィットです。
そのため、けんせつくんもオンラインで完結し、申込から入金まで最短2時間です。
大きな工事を受注した建設業の方が急いで注文書を資金化したい場合におすすめです。
ファクタリングのTRY
| 取り扱いサービス | 2社間ファクタリング・注文書ファクタリング |
|---|---|
| 契約方式 | 対面・オンライン |
| 手数料 | 3%〜 |
| 入金スピード | 最短2時間 |
| 買取限度額 | 10万円〜5,000万円まで |
対面での注文書ファクタリングを利用したい方にはファクタリングのTRYがおすすめです。
ファクタリングのTRYは日本全国の対応した2社間ファクタリング専門の会社で、請求書ファクタリングだけでなく注文書ファクタリングも利用可能です。
契約時には面談を希望する場合には基本的には来店が必要ですが、遠方の場合にはTRYの担当者が訪問しての買取も実施しています。
また、オンライン完結にも対応しており、オンライン契約には弁護士ドットコムが監修しているクラウドサインでおこなうため、個人情報漏洩等の心配なく、安心して利用できます。
ファクタリングについての説明をしっかりと受けながら、不明点も気軽に尋ねられるため、ファクタリングの基礎について知りたい方におすすめです。10万円から5,000万円と対応金額はそれほど大くないため、売上規模の小さな個人事業主でも利用しやすいでしょう。
他社からの乗り換えの場合には、手数料が3%優遇されます。
すでに他社でファクタリングを利用しており、手数料が高いと感じている方はファクタリングのTRYへ相談することで、これまで利用していたファクタリング会社よりも確実に低い手数料で利用できるでしょう。
LINEでの受付も実施しているため、まずは気軽に相談してください。
法人におすすめの注文書ファクタリング
注文書ファクタリングは法人も利用することが可能です。
次のファクタリング会社は法人専用となっているので注意してください。
- GMO BtoB 早払い
- トップ・マネジメント
法人におすすめの注文書ファクタリング会社の特徴やスペックについて詳しく解説していきます。
GMO BtoB 早払い
| 取り扱いサービス | 2社間ファクタリング 3社間ファクタリング 注文書ファクタリング |
|---|---|
| 契約方式 | 対面・オンライン |
| 手数料 | 注文書買取 ・都度タイプ 2.5%〜12.0% ・継続タイプ 2.0%〜12.0%請求書買取 ・都度タイプ 1.5%〜10.0% ・継続タイプ 1.0%〜10.0% |
| 入金スピード | 最短2営業日 |
| 買取限度額 | 100万円〜1億円 |
GMO BtoB 早払いはGMOインターネットグループの中核企業で、東証プライム上場企業のGMOペイメントゲートウェイが運営するファクタリングサービスです。
請求書ファクタリングにも注文書ファクタリングにも対応しています。
申し込みをすると、専任の担当者がつき、最初から最後まで同じ担当者が担当してくれるので安心感があります。
また、オンラインにも対面にも対応しています。
注文書ファクタリングは1回限りの利用を前提といて都度タイプと、継続利用を前提として継続タイプの2つのコースに分かれており、継続タイプの場合には手数料が低くなります。
毎月のようにファクタリングを利用している方にはおすすめです。
審査は慎重におこなう傾向があり、申込から入金までは最短2営業日と比較的時間がかかります。
法人しか利用できないサービスですが、注文書買取を継続的に利用する方にとっては低コストで利用できるので、時間に余裕がある方は利用を検討しましょう。
トップ・マネジメント
| 取り扱いサービス | 2社間ファクタリング 3社間ファクタリング 注文書ファクタリング |
|---|---|
| 契約方式 | 対面・オンライン |
| 手数料 | 2社間ファクタリング:3.5%~12.5% 3社間ファクタリング:0.5%〜3.5% 注文書ファクタリング:3.5%~12.5% ゼロファク:3.5%~12.5% 電ふぁく:1.8%~8.0% |
| 入金スピード | 最短即日 |
| 買取限度額 | 下限上限なし |
トップマネジメントは店舗型のファクタリング会社の中でも、信頼と実績がある会社です。
創業15年超、東京商工会議所会員、累計取扱件数5.5万社超と豊富な実績を誇っています。
取り扱っているファクタリングの種類が豊富で、請求書ファクタリングのほかにも注文書ファクタリングをはじめとして次のようなサービスを取り扱っています。
| ファクタリング | 内容 |
|---|---|
| 請求書ファクタリング | 請求書を買い取る通常のファクタリング |
| 注文書ファクタリング | 受注時に顧客から受け取った注文書を買い取るサービス |
| ゼロファク | 補助金申請とファクタリング同時に実施 |
| 電ふぁく | 入金口座をトップマネジメントが管理する口座に指定する2.5社間ファクタリング |
| ペイブリッジ | 広告・IT業界専門のファクタリングサービス |
注文書ファクタリングは上限12.5%と比較的低めての手数料で利用できます。
また、広告IT業界の方はペイブリッジというオンライン完結型のサービスも利用できるので、スピーディーに資金調達したい方におすすめです。
基本的に個人事業主やフリーランスへの取り扱いもおこなっていますが、注文書ファクタリングについてのみ法人しか取り扱っていないので注意しましょう。
このほかにもユニークな商品が多数揃っているので、注文書ファクタリングだけでなく「どんな方法で資金調達したらよいかわからない」と悩んでいる方は、トップマネジメントへ相談してみましょう。
注文書ファクタリングが向いている業種
注文書ファクタリングの利用が向いている業種は次のような業種です。
- 建設業・工務店・リフォーム業
- 製造業
- IT・システム開発会社
- 物流・運送業
- 広告制作会社・デザイン・印刷
- 卸売業・小売業
- 建築資材・設備関連の販売業
これらの業種は受注時に資金調達できる注文書ファクタリングの利用が向いています。
それぞれの業種が注文書ファクタリングの利用に向いている理由について詳しく解説していきます。
建設業・工務店・リフォーム業
建設業やリフォーム業は注文書ファクタリングに最も向いている業種だといえます。
建設業は工事開始前に資材費、下請けへの外注費、人件費、重機のリースなどまとまった先行投資が必要です。
工事完了まで時間がかかるので、売上が発生して請求書が発行できるようになるまで時間がかかります。
そのため、請求書売却する請求書ファクタリングが利用できるようになるまでに長い時間が必要です。
売上発生までに時間がかかり、運転資金が高額にになる建設業やリフォーム業の方は受注段階で資金化できる注文書ファクタリングと非常に相性が良い業種です。
また、発注企業が官公庁や大手建設会社であるケースも多いので、審査で有利になりやすい業種の1つでもあります。
公共工事・民間工事いずれも利用例が多く、中小工務店の運転資金確保の手段として広く活用されています。
製造業
製造業も注文書ファクタリングに向いている業種の1つです。
製造業は、材料仕入れや加工の工程に長い製造リードタイムがかかります。
多数の受注が入った場合には、製造前に多くの材料を仕入れなければならないので、受注量によっては増加運転資金が高額になります。
特に大手メーカーとの取引では、受注してから納品・検収・請求書発行までに時間がかかるため、資金が固定化しやすい特徴があります。
大量に発注する企業ほど、大手企業であることが多いので、発注企業の信用をメインに審査する注文書ファクタリングでは、製造業者は審査に通過しやすい傾向にあります。
注文書ファクタリングを使えば、材料費や外注加工費の調達がスムーズになり、納期に合わせた生産計画が立てやすくなります。
IT・システム開発会社
IT・システム開発会社も注文書ファクタリングの利用に向いている業種です。
システム開発は要件定義からリリースまで期間が長く、人件費が継続的に発生する一方で売上の計上は納品後となります。
また、システム開発の一部を外注に出すケースでも、外注費は高額になる場合が多く、売上金が入金になるよりも前に外注費の支払いをおこなわなければなりません。
さらに、契約内容によっては、開発完了までの期間で前受金が出ないケースも多いため、注文書ファクタリングを利用することで受注段階で資金化できる点は大きなメリットです。
SESなど労働集約型のビジネスでも、案件受注後すぐに人件費の支払いが必要なため、受注と同時に受注金額相当を資金化できる注文書ファクタリングはIT・システム開発分野の資金調達方法として向いています。
物流・運送業
運送業者も注文書ファクタリングの利用が向いています。
トラックチャーター便や大型物流案件は、受注から実運送・請求書発行までのタイムラグが長い場合があります。
下請けドライバーへの支払いや燃料代の負担も大きく、急な案件増加にも即応できるため、注文書の段階で資金を確保できる点が運転資金の安定化に役立ちます。
基本的には配送完了後に売上が入金になるので、ドライバーの人件費やガソリン代などはあらかじめ会社が支払わなければなりません。
案件が大きくなればなるほど、高額な人件費・外注費・燃料費が必要になるため、増加運転資金が多くなる業種の1つです。
運送業者の資金調達方法としても注文書ファクタリングは活用できます。
広告制作会社・デザイン・印刷
広告業者も注文書ファクタリングの利用が向いています。
広告制作、映像制作、印刷などは、制作期間中のスタッフ人件費や外注費が先立つため、受注段階での資金確保が必要になるためです。
特に、大型案件の場合、機材やスタッフの人件費や、場合によってはタレントの確保などのために非常に多くの運転資金が必要になる業種です。
案件が大きくなればなるほど増加運転資金は跳ね上がりますし、加えて大手企業の広告案件は支払いサイトが長いことが多くなっています。
発注企業は大手企業であるケースも少なくないので、注文書ファクタリングの審査に通過しやすい点も注文書ファクタリングに向いている理由の1つです。
高額な増加運転資金を確保しなければならない場面が多いので、広告業者も注文書ファクタリングが向いています。
卸売業・小売業
卸売業・小売業も注文書ファクタリングが活用できます。
小売店や量販店、大手企業との取引では、注文書で大量の商品を仕入れる必要があるためです。
注文書 → 自社で仕入れ → 納品 → 請求 → 入金
という流れの中で、もしも売れ筋の商品を大量仕入れしようとした場合、大量の仕入資金が必要になります。
卸売業は入金サイトが長い業種なので、注文書ファクタリングが有効です。
また、小売業は売上が即現金になる業種ですが、高額な仕入をおこなう際や創業間もない場合は、手元資金が枯渇して資金繰りに困窮するため、注文書ファクタリングが活用できます。
手元資金に乏しい卸売業・小売業の方も注文書ファクタリングを利用するとよいでしょう。
建築資材・設備関連の販売業
建築資材・設備関連の販売業の方も注文書ファクタリングの利用が向いています。
建築資材や設備機器の販売は、メーカー発注に先行支払いが必要で、商品によっては受注生産となっているものもあるので、発注から売上代金の入金までにには長い期間があります。
注文書ファクタリングを利用すれば受注段階で資金を確保できるため、発注から納品まで時間がかかる商品や、納品後に工事が完了するまでの期間が長い場合も、手元の資金をより確実に確保することが可能です。
建築資材・設備関連の販売業の方は発注企業が大手であるケースも多いので、注文書ファクタリングの審査に通過しやすい点も大きなメリットです。
個人事業主が注文書ファクタリングを利用する前に検討すべき資金調達手段
個人事業主の方は注文書ファクタリングを利用する前にに次のような資金調達手段を検討するとよいでしょう。
- 銀行の引当融資
- 請求書カード払い
- 請求書ファクタリング
これらの方法は注文書ファクタリングよりも割安で利用できるので、コストを抑えた運用が可能です。
注文書ファクタリングを利用する前に検討したい、3つの資金調達方法や支払方法について詳しく解説していきます。
銀行の引当融資
銀行には引当融資という融資制度があります。
引当融資とは、工事や注文などの注文書や発注書に対してのみ、必要な運転資金を融資する制度です。
返済期限は、当該発注書の業務が完了し、その代金が入金される前と決められています。
発注書に対応していない運転資金のみを借りることができ、不要な資金は1円も借りることはできません。
金利は1%〜3%台と低いので低コストで資金調達できる方法です。
しかし、引当融資は、当該注文を本当に期日通りにおこなうことができるかどうか申込者の供給能力が審査されることに加えて、一括返済が基本になるので資金力も審査されます。
個人事業主などの供給力も資金力も脆弱な企業が引当融資の審査に通過するのは困難なので、審査に通過できない場合もあります。
さらに、申込から融資までに2週間〜3週間程度の時間がかかるので、緊急で増加運転資金が必要になった場合には活用できません。
請求書カード払い
請求書カード払いサービスとは、企業が保有する請求書をクレジットカードで支払うサービスです。
事業者は請求書カード払い業者と契約し、業者へクレジットカードで請求書代金を支払い、請求書カード払い業者が利用者名義で取引先企業へと支払いをしてくれます。
審査基準はクレジットカードの限度額に空きがあるかどうかだけなので、融資やファクタリング審査に通過できない企業でも、クレジットカードの限度額に空きがありさえすればどんな事業者でも利用できます。
大口の受注が入った際に、外注先などへ請求書カード払いで代金を支払えば、受注から入金までの時間的なズレである資金ギャップを埋めることが可能です。
資金調達手段ではありませんが、手元資金が不足している時や増加運転資金が発生した際に活用できる方法ですし、手数料も2%〜5%台と低めなので、注文書ファクタリングとともに利用を検討するとよいでしょう。
請求書ファクタリング
請求書ファクタリングとは、売上発生後の売掛金を業者へ売却することで、売掛金の入金期日を待たずして早期に資金化できる方法です。
利用できるのは取引先へ商品やサービスを納品した後になるので、受注段階から資金調達できる注文書ファクタリングよりも資金調達のタイミングは後になります。
しかし、注文書ファクタリングよりも請求書ファクタリングの方が、ファクタリング会社が債権を回収するまでの期間が長くなるので、請求書ファクタリングは注文書ファクタリングよりも審査が甘い傾向があります。
特に個人事業主は法人と比べて注文書ファクタリングの審査が厳しく行われるので、注文書ファクタリングの審査に落とされてしまうケースも少なくありません。
注文書ファクタリングの審査に落ちてしまったら、手元にある別の請求書を請求書ファクタリングで売却することで、最短即日で必要な資金を調達できます。
請求書ファクタリングならベストファクターへ
請求書ファクタリングを利用するのであればベストファクターへご相談ください。
ベストファクターは最短即日で資金調達でき、審査が緩いなどの次のような特徴があります。
- 財務コンサルティングで財務状況を改善できる
- 他の資金調達方法も提案してくれる
- 最短即日入金
- 手数料が低い
- 審査に通過しやすい
- 全国に店舗があり会社まで訪問してもらえる
- 注文書ファクタリングの提案も受けられる
ベストファクターは単なる資金調達手段ではなく、財務情報を本質的に改善するためのさまざまな提案をおこなってくれる業者です。
ベストファクターの7つの特徴について詳しく解説していきます。
財務コンサルティングで財務状況を改善できる
ベストファクターは審査の際にお客様の決算書や確定申告書を確認し、財務コンサルティングを実施しております。
ファクタリングを利用する方の中には「毎月のようにお金が足りない」というように資金繰りに対して本質的な問題を抱えているお客様も少なくありません。
ベストファクターでは、審査の際に専門知識をもった担当者が、なぜ資金が不足しているのか、財務上の問題点はどこにあるのか、という点を確認し、お客様の財務状況が本質的に改善するためのご提案をさせていただきます。
単にファクタリングの相談だけでなく、資金繰りそのものを改善するためのご提案をさせていただきますのでお気軽にご相談ください。
他の資金調達方法も提案してくれる
ベストファクターはファクタリングありきでお客様の資金調達方法を検討するのではなく、財務コンサルティングを実施する中で、どんな方法で資金調達をするのがベストなのかを一緒に検討させていただきます。
検討の結果、ファクタリングがベストだと判断できればファクタリングのお手続きを進めさせていただきますし、他の方法がよいと判断できた場合には融資等の他の資金調達方法も提案しています。
ファクタリングは手数料が高額です。
そのため、誰もがファクタリングありきで資金調達することがベストとは限りません。
だからこそ、ベストファクターは総合的に資金調達方法を検討し、お客様にとって最善だと判断できる方法でファクタリングをすすめさせていただきます。
最短即日入金
ベストファクターは最短即日入金に対応しています。
ベストファクターの店舗までご来店いただければ、申込日当日中にお客様の口座へご入金させていただけますので、「どうしても今日お金が必要」という場面でもスピーディーに必要な資金をご用意できます。
すぐに取引先へ代金を支払わなければならない時や、注文書ファクタリングの審査に落ちてしまったときなどの緊急時もベストファクターへご相談いただければお客様のご都合に合わせて必要な資金をご提供させていただきます。
緊急で資金が必要な時は、ベストファクターまでご相談ください。
手数料が低い
ベストファクターは手数料が低い点も利用者に評価されています。
ベストファクターの手数料は2%〜となっており、審査で「リスクが低い」と判断されれば、一桁台の手数料で利用できる場合もあります。
店舗型のファクタリング会社では10%を超える手数料が設定される場面も多いので、ベストファクターは財務コンサルティングまで実施する店舗型のファクタリング会社の中では低コストで利用できるサービスだといえます。
ファクタリングは融資や請求書カード払いよりも手数料が高い点がデメリットですが、ベストファクターであればコストを抑えて利用することが可能です。
審査に通過しやすい
ベストファクターのファクタリングは審査に通過しやすいという特徴があります。
ベストファクターは審査の際に面談や電話で、担当者が利用者から必ずヒアリングを実施しています。
ヒアリングでは「信頼できる人物か」「経営者として会社の将来像を描いているか」「業界の動向を把握しているか」など、決算書などの数字からでは判断できない情報を審査しています。
「信頼できる人物」などとポジティブに判断してもらえれば、審査で加点され、審査通過のためにはプラスです。
オンライン完結型のファクタリングでは、決算書等の数字しか判断してもらえませんが、ベストファクターでは人間性などの定性的な部分も審査で加点されるので、審査に通過しやすくなってきます。
他のファクタリング会社の審査に落ちた方、他社のファクタリング会社の手数料が高いと感じている方はベストファクターへご相談ください。
全国に店舗があり会社まで訪問してもらえる
ベストファクターは東京、大阪、福岡の全国3ヶ所に店舗を構えています。
即日入金や財務コンサルティングを受けたいのであれば、いずれかの店舗へ訪問することでサービスの提供を受けられます。
ファクタリング会社の中には東京や大阪にしか店舗を持たないところも多いので、主要都市に店舗を構えるベストファクターは利用しやすいファクタリング会社です。
また、ベストファクターは担当者が会社や事務所へ訪問してくれます。
距離的、時間的な事情でベストファクターの店舗へ訪問できない方は、ベストファクターの担当者が会社まで訪問いたしますので、お気軽にお申し付けください。
注文書ファクタリングの提案も受けられる
ベストファクターでは注文書ファクタリングの提案も受けられます。
ベストファクターを運営する株式会社アレシアは注文書ファクタリング専門のサービスであるベストペイというサービスを運営している会社です。
そのため、ベストファクターでは注文書ファクタリングの提案も受けられます。
請求書の保有状況や受注状況、さらには申込者の決算状況などによって、請求書ファクタリングと注文書ファクタリングでは最適な方法は異なります。
申し込みをおこなうと担当者が申込者にとって最適な資金調達方法を提案してくれますし、先に注文書ファクタリングに申し込み、審査に落ちたらすぐに請求書ファクタリングへシフトするというような使い分けも可能です。
ワンストップで請求書ファクタリングも注文書ファクタリングも利用できる点がベストファクターのメリットです。
個人事業主の注文書ファクタリングについてよくある質問
個人事業主が注文書ファクタリングを利用することについてよくある質問をご紹介していきます。
- 注文書はどのようなものが使用できますか?
- 見積書でも資金化できるのでしょうか?
- ファクタリングで嘘をついたらバレますか?
- 個人事業主が注文書ファクタリングを利用するにはどんな書類が必要でしょうか?
- フリーランスも注文書ファクタリングを利用できますか?
注文書はどのようなものが使用できますか?
注文書ファクタリングで認められる書類は取引先からの正式な発注を証明できるものであれば問題ありません。
取引先によっては「注文書」「発注書」など名称は様々ですが、正式な発注があった際に交付される書類を提出しましょう。
見積書でも資金化できるのでしょうか?
基本的には見積書では注文書ファクタリングを利用することはできません。
見積書は、あくまでも「この業務を依頼したらいくらになります」という書類に過ぎません。
発注元企業は見積書をもとに正式に発注するかどうかを決めることになるため、見積書を発注元企業へ提出しただけでは、正式な依頼があったことにはならないためです。
そのため見積書ではファクタリングは利用できないと理解しておきましょう。
なお、ファクタリング会社によっては見積書でも買い取りに応じてくれる可能性はあるため、注文書をなくしてしまい、手元に見積書などしかないという場合にはファクタリング会社へ相談しましょう。
ファクタリングで嘘をついたらバレますか?
ファクタリング会社は審査のノウハウを持っているため、架空の売掛債権を作成したり、決算状況を粉飾したりしても必ずバレると考えた方がよいでしょう。
万が一、ファクタリング会社を欺いて審査の際にバレなかったとしても、期日になって支払いができなければ必ず嘘が発覚し、その場合は詐欺罪が適用されます。
詐欺罪は罰金刑なしで懲役10年以下が適用される罪ですので、絶対にファクタリングの申込時に嘘をつかないようにしてください。
個人事業主が注文書ファクタリングを利用するにはどんな書類が必要でしょうか?
個人事業主の注文書ファクタリングで必要な書類は以下のような書類です。
- 本人確認書類
- 通帳のコピー
- 注文書
- 取引先との基本契約書
- 納税証明書または納付済証
- 確定申告書
注文書ファクタリングに必要な書類はファクタリング会社によって異なります。
具体的にどのような書類が必要になるのかについては、ファクタリング会社に確認した上で漏れのないように準備しましょう。
フリーランスも注文書ファクタリングを利用できますか?
フリーランスも注文書ファクタリングは利用できます。
フリーランスとは法的には個人事業主と同じですので「個人事業主OK」としているファクタリング会社であればフリーランスであっても利用可能です。
個人事業主への取扱いを実施していないファクタリング会社も多いため、必ず個人事業主でも利用できることを確認した上で申し込みをおこなってください。
まとめ
個人事業主の方も法人と同じように注文書ファクタリングを利用できます。
注文書ファクタリングを利用すれば、取引先から発注があった段階で発注金額を資金化できるため、手元に資金がなくても大きな受注ができるため、仕事の幅が広がり、銀行融資に通過できなくても運転資金を確保できます。
個人事業主は法人と比較して融資審査で不利になるため、融資審査に通過できない方は注文書ファクタリングは重要な資金調達手段となるでしょう。
なお、注文書ファクタリングは取り扱っている業者が少なく、個人事業主への取り扱いをしていない業者もあります。
選択肢がそれほど多くないため、ご紹介したような優良で安心安全な業者を選ぶようにしましょう。









