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ファクタリングを利用するためには審査に通過しなければなりません。
しかし急いでお金が必要な方ほど「審査なしで即日利用できるファクタリング会社はないのか?」と考えている方も多いのではないでしょうか?
審査なしのファクタリングは存在しません。
健全なファクタリング会社ほど審査はしっかりとおこないますので「審査なし」と広告しているファクタリング会社は危険だと判断した方がよいでしょう。
この記事では、ファクタリングで審査が実施される理由や、審査なしのファクタリング会社を利用するリスクなどについて詳しく解説していきます。
審査に通りやすいおすすめのファクタリング会社もご紹介しますので、審査に通過できるかどうか不安を感じている方はぜひご覧ください。
記事の目次
審査なしの健全なファクタリング会社は存在しない
審査なしのファクタリングは存在しません。
ファクタリングでは必ず審査が行われます。とはいえ、ファクタリングで審査をしないことは違法ではありません。
ファクタリングでは業務内容を詳細に取り決めた、いわゆる業法という法律がないためです。
そのため、貸金業者の業務内容を詳細に取り決めた貸金業法では審査について以下のように定められています。
貸金業者は、貸付けの契約を締結しようとする場合には、顧客等の収入又は収益その他の資力、信用、借入れの状況、返済計画その他の返済能力に関する事項を調査しなければならない。
引用:法令リード|貸金業法
このため、貸金業法では審査をしないのは違法です。
しかしファクタリングには「買取の際には審査をしなければならない」という法律はないため、審査をしなくても違法にはなりません。
それでも健全なファクタリング会社は必ず審査をおこないます。
「審査なし」というファクタリング会社は悪徳業者や違法業者であると理解しておきましょう。
では、なぜファクタリングでは審査が必ずおこなわれるのでしょうか?
ファクタリングで審査が実施される理由
ファクタリングで審査が実施される理由は主に以下の3つです。
- ファクタリングは償還請求権なしで実施されるため
- リスクを判定して手数料を決めるため
- 詐欺などのリスクを回避するため
ファクタリングはファクタリング会社にとってリスクのある行為です。そのため審査をしっかりと実施しないと、ファクタリング会社が大きな損失を被ってしまうことになるため、ファクタリング会社が健全にファクタリング業務を行うためには審査は必要不可欠なものです。
ファクタリングで審査が実施される3つの理由について詳しく解説していきます。
ファクタリングは償還請求権なしで実施されるため
ファクタリングは償還請求権なしで実施されます。
償還請求権とはファクタリング後に売掛債権が回収不能になった場合、売掛債権の元の所有者であるファクタリング利用者に対して代金を請求する権利です。
ファクタリングは償還請求権がないため、もしも売掛債権が回収不能になったら、ファクタリング会社がその損失を負います。
つまり、審査なしでファクタリングを実施してしまったら、回収不能の売掛債権が多くなり、ファクタリング会社は多額の損失を負ってしまうリスクがあるのです。
健全なファクタリング会社は償還請求権なしでファクタリングを実施するからこそ、しっかりと審査をおこない「買い取って問題のない債権かどうか」と確認した上で売掛債権の買い取りをおこなっています。
悪徳業者・違法業者は償還請求権ありでファクタリングをする
悪徳業者・違法業者は償還請求権ありでファクタリングを実施することがあります。
「償還請求権あり」でファクタリングをするということは、もしも売掛債権が回収不能になってもファクタリング会社は損失を負わないため、ファクタリング会社にはリスクがありません。
だからこそ「審査なし」でファクタリングを実施できるのです。
しかし、「償還請求権あり」のファクタリングは実質的な貸付です。実質的な貸付を実施しているにもかかわらず、貸金業者登録をしていない業者は闇金です。金融庁は実質的な貸付をおこなう違法業者について以下のように注意喚起をしています。
譲渡した債権の回収(集金)がファクタリング業者から売主に委託されており、売主が集金できなかった場合に、
○ 売主が債権を買い戻すこととされている
○ 売主自身の資金によりファクタリング業者に支払をしなければならないこととされている
などといったようなものについては、貸金業に該当するおそれがあります。
(中略)
貸金業を行うには、財務局又は都道府県の登録を受ける必要があります(無登録営業は刑事罰の対象)。
引用:金融庁|ファクタリングの利用に関する注意喚起
「償還請求権あり」だからこそ、「審査なし」と言っているファクタリング会社は多いですが、そもそも「償還請求権あり」のファクタリングは違法ですので、絶対に取引しないようにしてください。
リスクを判定して手数料を決めるため
ファクタリング会社が設定する手数料は、売掛債権が回収不能になった場合のリスクプレミアムであると解されています。
つまり、適切な手数料を設定するためには、適切にリスクは把握しなければなりません。
適切なリスクを把握するためには、しっかりと審査をおこなう必要があるため、ファクタリングでは必ず審査を実施しています。
また、今はファクタリング会社同士の競争も激しくなっています。
あまりも手数料が高いと他社へ顧客を奪われてしまうため、他社よりも低い手数料を設定して競争に打ち勝たなければなりません。
とはいえ、低い手数料を設定しすぎるとファクタリング会社のリスクも大きくなります。
競争に打ち勝ち、リスクを最小限に抑えられる手数料を設定するためには、しっかりと審査を実施して正確にリスクを把握する必要があります。
ファクタリング会社が競争力の確保と安全性を身につけるためにも審査は必要不可欠です。
詐欺などのリスクを回避するため
ファクタリング会社は利用者側に対しても以下のリスクを抱えています。
- 架空の売掛債権でファクタリングする
- すでに他社へ売却済の売掛債権をファクタリングする
- 利用者が回収した売掛債権代金をファクタリング会社へ送金せずに流用する
特に売掛先企業の同意がいらない2社間ファクタリングでは、利用者が悪意をもってこのような行為をするリスクがあります。
そのため、ファクタリング会社は「利用者が信頼できるのかどうか」という点もしっかりと審査をしなければなりません。
審査なしでファクタリングを実施した場合、利用者とすれば架空の請求書を作成しても、必ず資金調達できることになります。
その場合、代金の回収は非常に難しくなることから、ファクタリング会社を守るために利用者に対する審査も必須です。
審査なしのファクタリングを利用する3つのリスク
審査なしのファクタリングを利用することには次の3つのリスクがあります。
- 高額な手数料を要求される
- 闇金からお金を借りてしまう
- 償還請求権ありの契約を締結してしまう
審査をおこなわないことによって、非常に高い手数料を要求されたり、気づかないうちに闇金からお金を借りてしまっていることもあるため十分注意しなければなりません。
審査なしでファクタリングを利用する3つのリスクについて詳しく解説していきます。
高額な手数料を要求される
審査なしのファクタリングは悪徳業者の可能性が非常に高いといえます。
そのため、非常に高額な手数料を要求されるでしょう。
一般的に、2社間ファクタリングの手数料相場は5%〜20%程度です。
しかし悪徳業者は30%を超える手数料を設定することも珍しくありません。
お金に困ったときというのは「審査なし」という甘い言葉に乗せられてしまいがちですが、高い手数料を要求されることによって、結果的にさらに資金繰りが苦しくなってしまうリスクがある点に注意しましょう。
闇金からお金を借りてしまう
「審査なし」のファクタリング会社は闇金が運営しているケースも少なくありません。
闇金は返済能力のない人に高金利でお金を貸し付けて、元金返済ができないほどの高い金利を設定し、利息を永遠に支払わせることを目的としています。
「審査なし」のファクタリングへ申し込んでくる人のほとんどはお金に困っています。
そのため、闇金は「もっと高額な資金をご用意できる融資をご紹介します」などと持ちかけて、融資を勧誘します。
その結果、闇金からお金を借りてしまい、法外な金利を設定され、支払いができなければ執拗な督促を受けて、精神的に徹底的に追い込まれるという心理状態になり、結果的に半永久的に利息を支払い続けなければならないこととなります。
「審査なし」と広告するファクタリング会社へ申し込むことは闇金と接点を持ってしまう可能性が非常に高い行為と認識し、絶対に問い合わせなどはしないようにしましょう。
償還請求権ありの契約を締結してしまう
「審査なし」のファクタリングは「償還請求権あり」のケースが非常に多くなっていいます。
「償還請求権あし」であれば、ファクタリング会社にはリスクがないため「審査なし」でもファクタリングを実施できます。
しかし「償還請求権あり」ということは、万が一、売掛債権が回収不能になった場合に、その損失に関するリスクを利用者が負わなければならないということです。
そもそも、「償還請求権あり」のファクタリングを貸金業者無登録の業者が取り扱うことは違法ですし、もしもの場合には連鎖倒産に陥るリスクもあるため、「審査なし」のファクタリングは後から大きなリスクを負わなければならないことを認識し、絶対に取引しないようにしましょう。
ファクタリング審査のポイント
ファクタリングでは必ず審査が行われますが、その審査では主に以下の5つの点を重点的に確認しています。
- 売掛先企業の支払能力
- 売掛債権の入金サイト
- 売掛先企業との取引歴
- 売掛債権の金額
- 利用者の信用
2社間ファクタリングでは売掛債権の支払能力だけでなく、利用者の信用も審査されます。
5つの審査基準について詳しく見ていきましょう。
売掛先企業の支払能力
ファクタリング審査で最も重要な点は「売掛先企業が期日通りに売掛債権の代金を支払える能力があるかどうか」という点です。
売掛先企業に支払能力がないのであれば、ファクタリング会社が売掛債権を回収できない可能性が高いため審査には通過できません。
売掛先企業が大手企業・優良企業・官公庁・これまでの支払いに問題のなかった企業などであれば、「支払いには問題ないだろう」と判断されるため、審査には問題なく通過できるでしょう。
複数の売掛債権を持っているのであれば、最も優良先に対して発行している請求書をファクタリングするようにしてください。
売掛債権の入金サイト
売掛債権の入金サイトも審査では重視されます。
入金サイトが長い場合には、入金期日になるまでに売掛先企業の業況が悪化して、売掛債権が回収不能になるリスクがあります。また、そもそもそれだけ長いサイトを設定している時点で、売掛先企業の資金繰りが良いとは考えられません。そのため、審査では不利になります。
一方、入金サイトが短いのであれば、短期間の間に売掛先企業の業況が悪化するリスクは低いため、審査で不利になることはないでしょう。
手元に、入金期日の異なる複数の売掛債権を保有しているのであれば、その中で、最も入金期日の近い売掛債権を売却することで審査で有利になります。
売掛先企業との取引歴
売掛先企業との取引歴は審査がかなり重視されます。
取引歴が長く、これまでも期日通りに入金している実績がある企業であれば、審査ではかなり有利になります。「これまでと同じように、今回も期日通りに入金される可能性が高いだろう」と判断されるためです。
一方、売掛先企業との取引歴が浅い場合や、初めての取引の場合は、信頼できる取引先かどうかが分からないため、審査ではかなり不利になります。
ほとんどのファクタリング会社が、審査の際の必要書類として通帳のコピーの提出を求めているのは、過去の入金実績を確認するためです。そのため取引歴が浅く、入金実績が少ない(ない)売掛先は審査でかなり不利になります。
毎月、継続的に取引があり、入金に遅れたことがない企業に対する売掛債権をファクタリングした方が審査で有利になるでしょう。
売掛債権の金額
売掛債権の金額は、利用者の売上規模から見て自然な金額の方が審査で有利になるでしょう。
金額的にあまりにも不自然な場合は架空の売掛債権なのかと疑われてしまう可能性があります。
例えば、平均月商が200万円の企業なのに、ファクタリングを希望する売掛債権の金額が500万円の場合、あまりにも金額的に不自然だと判断されるでしょう。
月商の2倍以上もの金額の売掛債権が急に発生することは自然とは言えません。
毎月継続的に発生している程度の大きすぎない金額の売掛債権の方が審査で不利になることがないでしょう。
利用者の信用
2社間ファクタリングの審査では、ファクタリング利用者の信用もかなり重視されます。
2社間ファクタリングでは架空債権、二重譲渡、回収した代金の流用などのリスクがあるためです。
そのため、ファクタリング会社が利用者が人として信頼できる人物か、悪いことをするほどに資金繰りに困っていないかなどの点を審査しています。
- 約束した時間は守る
- 嘘はつかない
- 必要な種類はもれなく速やかに用意する
- 身だしなみは清潔にする
ファクタリング会社の担当者と接する際には、これらを徹底し、人間的に信頼されることを意識してください。
また、あまりにも業況が悪いと審査に通過できないこともあるため、その場合は利用者の信用とはほぼ無関係に審査を受けられる3社間ファクタリングの利用も検討しましょう。
審査が甘いファクタリング会社を選ぶポイント
審査なしのファクタリングは存在しませんが、審査が甘いファクタリングは存在します。
審査が甘いファクタリング会社には次のようあ特徴があります。
- オンライン完結
- 必要書類が少ない
- 少額の買取に対応している
- 個人事業主に対して取り扱いをしている
- 審査完了までの時間が短い
少額の買取をスピーディーに実施しているファクタリング会社の審査は比較的甘いと言えるでしょう。
審査が甘いファクタリング会社の5つの特徴を解説していきます。
オンライン完結
オンラインで完結するファクタリング会社は審査が緩い傾向があります。
オンライン完結型のファクタリング会社は利用者や売掛先企業の決算状況の審査までは行わないケースが多いためです。
売掛債権に外型上問題なく、これまでも期日通りに入金された実績があるのであれば、審査に通過できる可能性があります。
対面型のファクタリング会社の場合、決算内容までしっかりと審査をおこなうため、決算に問題があると審査に通過できないこともあります。
審査の緩いファクタリングを利用したいのであれば、オンライン完結型のファクタリング会社を利用しましょう。
必要書類が少ない
必要書類の少ないファクタリング会社も審査が緩いファクタリング会社です。
必要書類の少ないファクタリング会社は請求書と通帳のコピーくらいしか審査ではチェックしていません。
決算書や確定申告書の提出を求めていないため、利用者の決算内容までは審査していないということです。
そのため、決算状況が悪い企業でも審査に通過できる可能性が高いでしょう。
反対に必要書類の多いファクタリング会社はそれだけ審査でチェックされる項目が多いということですので、審査は厳しく行われます。
必要書類の少ないファクタリング会社の方が申込手続きもスムーズですので、できる限り必要書類の少ないファクタリング会社を選択しましょう。
少額の買取に対応している
買取可能額の下限が少ないファクタリング会社の方が審査が緩い傾向があります。
少額の買取に対応しているということは、規模の小さな事業者にも柔軟に審査をおこなっているということです。
反対に買取可能額の下限が数百万円以上など、高額に設定されているファクタリング会社は一定以上の売上規模がある大きく安定した企業でなければ審査に通過できません。
少額の買取に対応したファクタリング会社を選択しましょう。
個人事業主に対して取り扱いをしている
個人事業主やフリーランスへの買い取りに対応したファクタリング会社も審査が緩い傾向があります。
法人よりも規模の小さな個人事業主やフリーランスへの買い取りを実施しているということは、それだけ業況不安定で財務状態も脆弱な事業者に対しても柔軟に審査をおこなっているということです。
また、個人事業主は債権譲渡登記ができないため、ファクタリング会社にとっては法人よりもリスクが大きな存在です。それでも個人事業主に対してファクタリングを実施しているということは、当該ファクタリング会社がリスクをとって柔軟な審査をしているという証拠でもあります。
法人のみと決められているファクタリング会社ではなく、個人事業主やフリーランスに対して取り扱いをしているファクタリング会社を選択しましょう。
審査完了までの時間が短い
審査完了までの時間が短いファクタリング会社も審査が柔軟な傾向があります。
審査時間が短いということは、審査項目が少ないということです。
- 売掛債権の実在性
- これまでの入金実績
基本的にはこれら2点を重点的に審査し、問題がなければ審査に通過させるというのが審査の基本です。
つまり、売掛先企業や利用者の業況などについて詳細な審査を行っていない可能性が高いため、業況の悪い企業でも審査に通過できる可能性があります。
審査に通過できる自信がないのであれば、できる限り審査時間が短いファクタリング会社へ相談してみるとよいでしょう。
審査に通りやすいおすすめ即日ファクタリング会社10選
審査に通りやすく即日入金にも対応しているおすすめのファクタリング会社は以下の10社です。
- ベストファクター
- OLTA
- ラボル
- ペイトナーファクタリング
- PAYTODAY
- ビートレーディング
- フリーナンス
- 日本中小企業金融サポート機構
- QuQuMo
- ウィット
これらのファクタリング会社であれば、審査に通過できるかどうか不安を抱えている急いで資金が必要な方も、必要なタイミングに入金を受けられる可能性が高くなります。
審査が甘く即日入金対応のおすすめファクター10社のスペックや特徴をご説明していきます。
ベストファクター
取り扱いサービス | 2社間・3社間 |
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契約方式 | 対面 |
手数料 | 2%〜 |
入金スピード | 最短即日 |
買取限度額 | 下限上限なし |
公式サイトURL | https://bestfactor.jp/ |
弊社ベストファクターはお客様1人1人と対話をおこないい、お客様のご事情をしっかりと勘案した上で審査を行わせていただいております。
審査ではお客様の財務分析を行い、経営状態に見合った資金調達手段がどのような方法なのかをご一緒に検討します。
そのため、無理にファクタリングを勧めるようなことはいたしません。
契約には対面が必要になるため、急いで資金を必要とされている方は、店舗までご来店ください。もしも距離的な問題などからご来店が難しい場合には弊社の担当者が訪問させていただきます。
最短即日入金にも対応しており、審査はお客様の事情を勘案して柔軟に実施させていただきますので、審査に自信のない方もお気軽にご相談ください。
OLTA
取り扱いサービス | 2社間 |
---|---|
契約方式 | オンライン |
手数料 | 2%〜9% |
入金スピード | 最短即日 |
買取限度額 | 下限上限なし |
公式サイトURL | https://www.olta.co.jp/ |
OLTAはオンライン完結ファクタリングを日本に広めたファクタリング会社です。
申込から契約・入金まですべてオンラインで完結し、請求書のアップロードから24時間以内に審査結果が通知されます。実際に銀行融資に通過できなかった多くの方がOLTAでは資金調達に成功しています。
また、契約手続きが非常に簡素化されているため、低コストで運営されており、上限手数料が9%と低くなっています。
上限手数料9%は最短即日入金に対応しているファクタリング会社の中では最も低くなっています。
OLTAは大手銀行や地方銀行と提携し、銀行の顧客に対してもファクタリングを販売している、非常に信頼性の高い会社です。
スピード・低コスト・安全性とあらゆる点が優れたファクタリング会社ですので、審査に自信のない方も気軽に申し込みをしてみましょう。
ラボル
取り扱いサービス | 2社間 |
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契約方式 | オンライン |
手数料 | 10% |
入金スピード | 最短60分 |
買取限度額 | 1万円〜上限なし |
公式サイトURL | https://labol.co.jp/ |
ラボルは入金スピードや入金時間が非常に優れたファクタリング会社です。
申し込みから最短 60分で入金されるスピードを誇りますが、ラボルは最短60分入金に24時間365日対応しています。
この対応力は主要ファクタリング会社の中でラボルだけです。まさにいつでもすぐに資金調達できるファクタリング会社だといえるでしょう。
手数料は10%固定ですので、法外な手数料を要求される心配はありません。
また、1万円から上限なしで利用できるため、個人事業主やフリーランスから規模の大きな法人まで幅広く利用できます。
運営会社は東証プライム上場企業である株式会社セレスの完全子会社ですので、上場企業が実質的に運営している点で安心です。
ペイトナーファクタリング
取り扱いサービス | 2社間 |
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契約方式 | オンライン |
手数料 | 10% |
入金スピード | 最短10分 |
買取限度額 | 〜100万円 (初回25万円迄から徐々に拡大) |
公式サイトURL | https://paytner.co.jp/factoring |
「とにかく急いで資金が必要」という方には、ペイトナーファクタリングがおすすめです。
ペイトナーファクタリングは事前にアカウントを作成しておけば業界最速の最短10分で入金されます。
大手消費者金融よりも早いスピードで資金調達できるため「すぐに数万円程度が必要」という状況ではかなり活用できます。
また、ペイトナーファクタリングは個人事業主に対する請求書も買い取っている唯一のファクタリング会社です。他のファクタリング会社は法人に対するものしか買い取っていないため、個人事業主相手に事業をされている方はペイトナーファクタリングであれば売掛債権を資金化できます。
手数料も10%固定ですので安心です。
急いで資金調達したい方におすすめです。
なお、ペイトナーファクタリングは上限100万円(初回は25万円)までしか買い取りに応じていません。
高額な売掛債権の資金化はできないため、売上規模の大きな事業者は利用できない点には注意してください。
PAYTODAY
取り扱いサービス | 2社間 |
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契約方式 | オンライン |
手数料 | 1%〜9.5% |
入金スピード | 最短30分 |
買取限度額 | 10万円〜上限なし |
公式サイトURL | https://paytoday.jp/ |
AIファクタリングの名称でオンライン完結型のファクタリングを取り扱っている会社です。
審査がシステム化されているため、非常にシンプルで申込から入金まで最短30分という速さです。
また、手数料の上限も9.5%と業界最低水準ですので、低コストで資金調達したい方にも向いているファクタリング会社だといえます。
なお、希望する方には面談での買い取りも実施しています。
オンラインでは心配という方にも、面談で対応しているため、顧客サービスのよい会社だといえます。
すでに100億円以上の買取実績があり、多くの人が利用しています。
スピーディーかつ低コストで資金調達したい方におすすめです。
ビートレーディング
取り扱いサービス | 2社間 3社間 |
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契約方式 | 対面・オンライン |
手数料 | 2社間:4%~12% 3社間:2%~9% |
入金スピード | 最短2時間 |
買取限度額 | 下限上限なし |
公式サイトURL | https://betrading.jp/ |
独立系の店舗型ファクタリング会社として最も有名な業者の1つです。
累計取引社数5.2万社、累計買取実績1,170億円、月間契約件数1,000件と圧倒的な実績を誇る優良ファクタリング会社です。
ファクタリングといえばビートレーディングというほど多くの人が利用しているため安心です。
担当者の専門性が非常に高く、審査は利用者の個別の事情に応じて柔軟に対応してくれるため、オンライン完結型のファクタリング会社の審査に落とされてしまった方でも、担当者としっかりと話し合うことによって、なんとか審査通過の方法を探ってくれることもあります。
くわえて、審査では財務コンサルティングも受けられるため、本質的に財務改善を希望する方にもおすすめです。
オンライン契約にも力を入れており、オンラインであれば最短2時間で資金調達できるため、スピードにも強みのあるファクタリング会社です。
顧客から預かった情報はSalesforceで管理するなど、情報管理も徹底しているため、とにかく安心して利用でき、さまざまな相談に乗ってもらえる優良ファクタリング会社です。
フリーナンス
取り扱いサービス | 2社間 |
---|---|
契約方式 | オンライン |
手数料 | 2%〜10% |
入金スピード | 最短即日 |
買取限度額 | 〜1,000万円 |
公式サイトURL | https://freenance.net/ |
フリーランスはフリーランスや個人事業主向けのさまざまな支援を提供するGMOクリエイターズネットワークのサービスです。
フリーナンスのサービスの一環である「即日払い」は2社間ファクタリングです。
事前にアカウントを作成すれば、最短30分というスピードで審査結果が届き即日入金を受けられます。
利用回数を重ねれば重ねるほど手数料が優遇されるため、継続的にファクタリングを利用したい方におすすめです。
アカウントを作成するだけで、業務上の賠償責任を補償する「あんしん補償」や、屋号やペンネームで口座を作成できる「フリーナンス口座」を作成できます。
ファクタリングを利用する方もそうでない方も、アカウントを作成しておけば安心です。
日本中小企業金融サポート機構
取り扱いサービス | 2社間・3社間 |
---|---|
契約方式 | 対面・オンライン |
手数料 | 1.5%〜10% |
入金スピード | 最短3時間 |
買取限度額 | 下限・上限なし |
公式サイトURL | https://chushokigyo-support.or.jp/scomplete/ |
一般社団法人が運営する非常に珍しいファクタリングサービスです。
一般社団法人は非営利法人ですので、日本中小企業金融サポート機構は上限手数料が10%と低めの設定です。リスクが低いと判断されれば2社間ファクタリングであってもさらに低い手数料で利用できるでしょう。
また、日本中小企業金融サポート機構は認定経営革新等支援機関として、国から中小企業支援の専門家と認定されています。
専門知識を生かしてコンサルティング業務もかなり本格的におこなっており、財務改善、経営改善、補助金申請、事業承継、M&Aなどのサポートを受けられます。
単に資金調達先としてだけでなく、頼れる相談先としても活用できるでしょう。
また、日本中小企業金融サポート機構は日本中小企業金融サポート機構onlineというオンライン完結型のサービスをはじめています。
必要書類は請求書と通称のコピーの2点だけで、最短3時間で資金調達できるため、スピード入金にも強いファクタリングサービスでうす。
QuQuMo
取り扱いサービス | 2社間 |
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契約方式 | オンライン |
手数料 | 1%〜 |
入金スピード | 最短2時間 |
買取限度額 | 下限上限なし |
公式サイトURL | https://ququmo.com/ |
QuQuMoは2社間ファクタリング専門のオンライン完結型のファクタリングサービスです。
最短2時間で資金調達でき、実際に口コミでは「本当に当日中に資金調達できた」「2時間後には入金があって助かった」など、本当に当日中に資金調達できた方の口コミが多くなっています。
ファクタリング会社の中には「即日入金」と謳っていながら、実際には入金まで数日かかることも珍しくありませんが、QuQuMoは当日入金の可能性が高いため安心です。
手数料は15%弱程度の比較的高めに設定されることも多いようですが、その分柔軟な審査をおこなっています。
他社の審査に通過できない方もQuQuMoであれば、審査通過できる可能性があるため、当時中に資金調達できる審査に通りやすいファクタリング会社を探している方はQuQuMoへ相談しましょう。
ウィット
取り扱いサービス | 2社間 |
---|---|
契約方式 | オンライン |
手数料 | 表記なし |
入金スピード | 最短2時間 |
買取限度額 | 20万円〜500万円 |
公式サイトURL | https://witservice.co.jp/ |
ウィットはオンライン完結型のファクタリング会社です。
買取額の上限は500万円と低めで、「少額買取専門のファクタリング会社」と名乗っているため、個人事業主やフリーランスの方が利用しやすいファクタリング会社でしょう。
入金まで最短2時間ですので、急いでいる際にはしっかり対応できます。
ウィットは、建設業専門のファクタリングサービスである「けんせつくん」を取り扱っているファクタリング会社ですので、審査の専門性は非常に高いと言えます。
そのため、他社で審査に通過できない売掛債権でもウィットであれば適正にリスクを把握して審査に通過できる可能性があるため、審査に自信のない方や、すでに他社の審査に落ちてしまった方は相談してみましょう。
ファクタリング審査に通過できない時の対処法
ファクタリング審査に落ちてしまっても慌てることはありません。
ファクタリング審査は個人信用情報とは無関係におこなわれるため、何度申し込みをしても申込ブラックになることはありません。
以下のようなポイントを意識して再度申込をしてみましょう。
- 別の売掛債権で再申し込みをする
- 3社間ファクタリングへ申し込む
- 複数社へ同時に申し込む
- 最小金額で申し込む
ファクタリング審査に通過できないときの4つの対処法を解説していきます。
別の売掛債権で再申し込みをする
別の売掛債権で再度申し込みをすることで審査に通過できる場合があります。
ファクタリングの審査は主に売掛債権に対しておこなわれるため、最初に申し込んだものと別の売掛債権へ変更することで、審査に通過できる可能性があります。
審査に落ちた売掛債権とは以下の点で異なる売掛債権が手元にあるのであれば、審査に通過できる可能性があるでしょう。
- 優良企業や大企業に対する売掛債権
- サイトが短い売掛債権
- 取引歴が長い企業に対する売掛債権
複数の売掛債権が手元にあるのであれば、別の売掛債権へ代えて再申し込みをしてみましょう。
3社間ファクタリングへ申し込む
2社間ファクタリングの審査に落ちたら、3社間ファクタリングへ申し込みを検討しましょう。
3社間ファクタリングはあらかじめ売掛先企業から同意を得て、売掛先企業が直接ファクタリング会社に対して代金を送金するファクタリングです。
そのため、代金流用のリスクはゼロですし、架空債権や二重譲渡のリスクも極めて低いでしょう。
利用者の信用度が問題で審査に落ちてしまった場合には、3社間ファクタリングへ再申し込みすることで審査に通過できる可能性があります。
取引先の中にファクタリングへの理解がある企業があるのであれば、3社間ファクタリングの利用を検討してみましょう。
複数社へ同時に申し込む
複数のファクタリング会社へ同時に申し込みをすることで審査に通過できる可能性があります。
ファクタリング会社の審査基準は各社異なるため、複数のファクタリング会社へ申し込みをすれば、どれか1社の審査には通過できる可能性があります。
ファクタリングは個人信用情報に申込情報などは記録されないため、複数申し込みは審査で不利になりませんし、ファクタリング会社へ知られることもありません。
審査に通過できるかどうか心配なときや、最も手数料の低い業者を探したいときには、複数のファクタリング会社へ同時に申し込みをおこないましょう。
最小金額で申し込む
必要最低限の金額で申し込みをすることで審査に通過できる可能性があります。
当然ながら、買い取る金額が大きくなればなるほど、ファクタリング会社のリスクは高くなるため審査難易度は高くなります。
少額であればファクタリング会社のリスクは低いため、多少リスクが高くても審査に通過できる可能性があるでしょう。
ファクタリングの審査に落ちてしまったら、必要最小限ギリギリの金額で申し込みをおこなってください。
ファクタリングの審査なしについてよくある質問
ファクタリングの審査についてよくある質問をご紹介していきます。
- ファクタリングの審査時間はどのくらいですか?
- ファクタリングで二重譲渡した場合はバレますか?
- ファクタリングで支払わないとどうなりますか?
- ファクタリングの審査通過率はどの程度でしょうか?
- ファクタリング審査には誰でも通るのでしょうか?
- 個人向けのファクタリングは違法ですか?
ファクタリングの審査時間はどのくらいですか?
ファクタリングの審査時間はファクタリング会社によって異なります。
審査が全てシステム化されているオンライン完結型のファクタリング会社の場合、数十分から24時間以内に審査は完了します。
他方、担当者の目利きで審査を行う場合や、面談も実施する場合には、審査には数日かかることも珍しくありません。
スムーズに審査に通過したいのであれば、オンライン完結型のファクタリング会社を選択した方がよいでしょう。
ファクタリングで二重譲渡した場合はバレますか?
ファクタリング会社は審査のノウハウを蓄積しているため、基本的に二重譲渡はバレると考えた方がよいでしょう。
また、どちらか一方のファクタリング会社が債権譲渡登記をおこなう業者の場合には、法務局へ閲覧または登記を行う時点で二重譲渡は確実に発覚します。
二重譲渡が発覚すると詐欺罪に問われ10年以下の懲役刑が課される可能性があるため、絶対に二重譲渡はしないでください。
ファクタリングで支払わないとどうなりますか?
ファクタリングで支払いをしないと、ファクタリング会社から損害賠償請求がおこなわれる可能性があります。
また、ファクタリング会社からすると債務者が代金を支払わないため、期日通りに代金の支払いがなければ売掛先企業に対してファクタリング会社から問い合わせを行うことがあります。
2社間ファクタリングであっても代金を期日通りに支払わなければ、売掛先にファクタリングを利用したことを知られてしまうでしょう。
損害賠償請求という民事で済めば問題ないですが、場合によっては警察に告発され横領や詐欺になる可能性があります。
横領罪も詐欺罪も懲役10年以下の罰則があるため、ファクタリング会社へ支払いをしないことは非常にリスクに高い行為ですので、売掛先企業から預かった代金は必ずファクタリング会社へ送金しましょう。
ファクタリングの審査通過率はどの程度でしょうか?
ファクタリング会社によって異なります。
審査通過率を公表しているファクタリング会社も公表していないファクタリング会社もありますが、公表しているファクタリング会社の審査通過率は90%強程度が相場です。
大手消費者金融の審査通過率は40%程度であることを鑑みれば、ファクタリングの審査通過率は非常に高いことがわかります。
基本的に、売掛先企業の支払能力にさえ問題がなければ、かなり高い確率で審査に通過できるのはメリットです。
ファクタリング審査には誰でも通るのでしょうか?
誰でも通るわけではありません。
ファクタリングには審査がある以上、審査に落ちる人も存在します。
「誰でも審査に通る」というのは悪徳業者や闇金ですので、絶対に取引しないようにしてください。
個人向けのファクタリングは違法ですか?
個人向けのファクタリングは違法です。個人向けのファクタリングは実質的な貸付であるため貸金業者登録が必要になります。
そのため、貸金業者登録をしていないにも関わらず、個人向けのファクタリングを実施する業者は違法業者=闇金であると判断しましょう。
具体的には「給料ファクタリング(個人が会社に対して保有している未払分の給料を受け取る権利を早期資金化)」「領収書ファクリング(立て替え後未精算分の経費を受け取る権利を早期資金化)」という名称で、個人向けにファクタリングを取り扱っている業者が存在します。
「給料ファクタリング」も「領収書ファクリング」も実質的な違法貸付ですので、絶対に利用しないでください
まとめ
審査なしのファクタリングはありません。
ファクタリングは償還請求権なしで実施される以上、ファクタリング会社には売掛債権を買い取ることにリスクが生じるため、必ず審査が行われます。
償還請求権ありのファクタリングであれば、ファクタリング会社にはリスクがないので「審査なし」もあり得ますが、そもそも償還請求権ありのファクタリングは違法貸付です。
そのため「審査なし」のファクタリング業者とは絶対に取引しないでください。
審査なしのファクタリングはありませんが、そもそもファクタリングは融資と比較して非常に審査通過率が高くなっています。
オンライン完結型のファクタリングであれば、高い確率で審査に通過でき、即日資金調達できる可能性が高いため、ご紹介したような優良業者へお気軽にご相談ください。