ファクタリング会社選び
請求書買取サービスとは?仕組み・手数料と実際の取引データ|おすすめ18社比較
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ファクタリング【即日スビード資金調達】

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請求書買取サービスとは

取引先への納品が終わっても、代金が振り込まれるのは数週間から数ヶ月先ということがあります。その間も家賃や外注費、仕入れの支払いは待ってくれません。

請求書買取サービスは、この「入金待ちの請求書」を早期に現金化する方法のひとつです。借入ではないため負債として残らず、信用情報にも載りません。

一方で、取引先の信用力や請求書の内容によっては、買取の対象にならないこともあります。

手数料の実際の負担額、取引先が個人事業主でも使えるか、どのくらいの金額から相談できるか。順に整理していきます。

請求書買取サービスとは

企業や個人事業主が持つ入金待ちの請求書(売掛債権)を、支払期日より前に売却して現金化するサービスです。

ファクタリング会社が請求書を買い取り、手数料を差し引いた金額をその場で受け取ります。借入ではないため、負債にはなりません。

3つの質問で、条件に近いサービスの傾向がわかる

金額・急ぎの度合い・取引先の3点を選ぶと、該当する比較表の位置に案内する仕組みです。回答しなくても、この先を読み進めれば同じ情報にたどり着けます。

請求書買取サービスは、ファクタリングという仕組みのひとつ

請求書買取サービスは「ファクタリング」と呼ばれる資金調達方法の一種です。融資とは何が違うのか、この章で整理します。

ファクタリングとは、企業や個人事業主が持つ売掛債権をファクタリング会社に売却し、支払期日より前に現金を受け取る取引の総称です。対象になる債権によって、次のように呼び分けられます。

呼び方 対象になる債権
請求書買取サービス すでに発行した請求書(商品・サービスの提供後)
注文書買取(発注書買取) 受注は決まったが、まだ請求書を出せない段階の債権
診療報酬・介護報酬ファクタリング 医療機関・介護事業者が国保連等に請求する報酬債権
国際ファクタリング 海外の取引先に対する輸出債権

請求書がまだ発行できない受注段階でも、注文書買取という形で資金化できる場合があります。

融資との違いは、負債になるかどうか

ファクタリングは、請求書という資産を売買する取引です。銀行融資やビジネスローンのようにお金を借りるわけではないため、貸借対照表上の負債は増えません。

信用情報機関(CIC・JICC・KSCなど)にも登録されません。審査で重視されるのは、自社の返済能力よりも取引先の支払能力です。

融資

お金を借りる契約。負債として計上される。

審査では自社の決算内容・返済能力が重視される。

信用情報機関に登録される。

ファクタリング

請求書を売る契約。負債にはならない。

審査では取引先の支払能力が重視される。

信用情報機関には登録されない。

2社間ファクタリングは取引先に知られず、3社間は手数料が安くなる傾向がある

請求書買取サービスには2社間と3社間の2つの契約方式があります。それぞれの特徴を、この章でまとめます。
方式 関わる当事者 取引先への通知 手数料の傾向
2社間 自社とファクタリング会社 通知しない 高め(相場は目安として10%前後〜20%程度)
3社間 自社・ファクタリング会社・取引先 通知する(取引先の承諾が必要) 低め(相場は目安として2%〜10%程度)

2社間は取引先に知られずに資金化できる一方、入ってきたお金を自社がいったん預かり、指定の期日までにファクタリング会社へ渡す流れになります。

3社間は取引先からファクタリング会社へ直接支払われるため、未回収リスクが下がり、その分だけ手数料が下がりやすくなります。

取引先に知られたくない場合

2社間であれば、取引先の承諾を得ずに請求書を売却できます。手数料は3社間より高くなる傾向がありますが、資金繰りの状況を取引先に伝える必要はありません。

手数料をかける前に、支払いサイトそのものを確認できる

請求書買取サービスを検討する前に、取引先の支払いサイトが法律の基準に沿っているかを確認できます。この章では、その確認項目をまとめます。

2024年11月には「フリーランス新法」、2026年1月には「取適法(中小受託取引適正化法)」が施行されました。

どちらも、発注する側に対して支払期日のルールを定めています。取引先がこのルールに沿っていない場合、支払いサイトの見直しを相談できる余地があります。

確認する項目
支払期日は、納品日・役務提供日から数えて60日以内になっているか(起算点は請求書の提出日でも検収完了日でもない)
自社はフリーランス新法の対象になるか(発注事業者に資本金の要件はなく、従業員を使用する発注事業者はすべて対象)
取引先は取適法(中小受託取引適正化法)の対象になるか(資本金基準に加え、従業員数基準も設けられている)
手形での支払いになっていないか(2026年1月1日以降に発注される取引では、手形払いが一律で禁止されている)
支払期日までに満額を金銭で受け取れない仕組みになっていないか

これらに当てはまる場合でも、直ちに違法と決まるわけではありません。取引先の事情や契約内容によって判断が変わるため、次の窓口へ相談すると、状況の整理につながります。

相談先 扱う内容
取引かけこみ寺 下請取引・フリーランス取引に関する相談窓口
公正取引委員会 取適法・フリーランス新法に関する相談・申告
中小企業庁 取引適正化に関する相談窓口
フリーランス・トラブル110番 フリーランスと発注事業者間のトラブル相談(弁護士対応)

手数料は、金額が小さいほど率が高くなる傾向がある

請求書買取サービスの手数料は「2%〜」という表示だけでは実際の負担額がわかりません。この章では、実際の取引データをもとに、手数料と手元に残る金額の関係を示します。

ベストファクター(株式会社アレシア)が公開している取引事例6件を、債権額の小さい順に並べました。

業種 契約形態 債権額 手数料 実際に手元に残った金額
塗装業 3社間 60万円 7% 55.8万円
WEB制作(個人) 2社間 100万円 10% 90.0万円
歯科医院(個人) 3社間 400万円 4% 384.0万円
製造業 2社間 500万円 6% 470.0万円
システム開発 3社間 900万円 2% 882.0万円
運送業 3社間・2社間併用 2,500万円 5% 2,375.0万円

出所:ベストファクター(株式会社アレシア)公表の取引事例6件。件数が限られるため、傾向を示すものであり、すべての取引に当てはまるわけではありません。

債権額 手数料
60万円(3社間) 7%
100万円(2社間) 10%
400万円(3社間) 4%
500万円(2社間) 6%
900万円(3社間) 2%
2,500万円(併用) 5%

この6件から、2つの傾向が読み取れます。ひとつは、同じ契約形態のなかでは、債権額が大きいほど手数料率が下がっていることです(3社間:60万円で7%、400万円で4%、900万円で2%)。

もうひとつは、同じ金額帯であれば、3社間の方が2社間より手数料率が低くなりやすいことです(400万円・3社間4%に対し、500万円・2社間6%)。

少額ほど負担率が上がりやすい

60万円の取引で7%という水準は、900万円の取引の2%と比べて負担率が高くなっています。少額の資金調達を検討している場合、この傾向をふまえて複数社の条件を比較する余地があります。

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請求書の額面すべてが買取の対象になるわけではない

手数料とは別に「掛け目」という考え方があります。額面の何%が買取の対象になるかを、この章で説明します。

ファクタリング会社は、請求書の額面のうち一定の割合だけを買取の対象とすることがあります。これを掛け目と呼びます。取引先の信用力や、過去の入金実績によって変わります。

平均買取率91.9%が意味すること

ベストファクター(株式会社アレシア、2026年5月実績)の平均買取率は91.9%でした。額面の全額が現金になるわけではなく、約1割は買取の対象外だった、ということです。単月の実績であり、案件によって変動します。

調達額は、資本金と同程度かそれ以下の範囲に収まりやすい

「自社の規模でいくらまで調達できるか」の目安として、資本金と調達額の実例をこの章にまとめます。

ベストファクター(株式会社アレシア)が公開している導入事例12件(2018年〜2021年)から、資本金と調達額の関係を並べました。

業種 資本金 調達額 資本金に対する倍率
WEB制作・広告会社 200万円 100万円 0.50倍
塗装工事業 400万円 60万円 0.15倍
運送業者 500万円 120万円 0.24倍
建設業者 800万円 400万円 0.50倍
システム開発会社 1,000万円 950万円 0.95倍
介護福祉事業者 1,000万円 950万円 0.95倍
製造業者 1,000万円 600万円 0.60倍
歯科クリニック 1,000万円 400万円 0.40倍
デイサービス事業者 1,000万円 150万円 0.15倍
運送業 4,000万円 615万円 0.15倍
歯科医院 5,500万円 200万円 0.04倍
人材派遣会社 1億円 2,000万円 0.20倍

出所:ベストファクター(株式会社アレシア)公表の導入事例12件(2018年〜2021年)。件数が限られるため、傾向を示すものです。

調達額は、資本金と同程度かそれ以下の範囲に収まっている事例が多く見られます。資本金1,000万円台の事業者だけを見ても、調達額は150万円から950万円まで幅があります。

資本金に対して極端に大きい金額を希望すると、審査で実在性を確認される可能性が高くなります。

金額帯によって、選びやすいサービスの傾向が変わる

1万円〜30万円、30万円〜500万円、500万円以上の3つの帯で、選びやすいサービスの傾向が変わります。この章で、それぞれの目安を説明します。
ベストファクターの前月実績(2026年5月・株式会社アレシア公表)

前月の買取額は、最小20万円、平均290万円、最高4,000万円でした。単月の実績であり、今後の受付可能額を保証するものではありません。

この実績から、20万円を下回る金額は、ベストファクターの主な対応範囲から外れやすいことがわかります。

金額帯 傾向
1万〜30万円 少額をオンライン完結で扱うサービスの方が、条件が合いやすい
30万〜500万円 前月平均290万円を含む中心的な帯で、選べるサービスの数が多い
500万円以上 買取上限を明示していないサービスや、対面相談ができるサービスが候補になる

請求書買取サービス18社を、金額帯ごとに比較できる

金額帯タブを切り替えると、その帯で候補になりやすいサービスが表示されます。この章では18社の条件を横断で比較します。

掲載している数値は各社の公表情報をもとにしたものです。実際の条件は、取引先の信用力や書類の内容によって変わるため、「要問合せ」の項目は申込前の確認が必要です。手数料は、公表されている下限〜上限を示しています。





少額をオンライン完結で扱うサービスが中心です。

会社名 契約形態 契約方式 手数料 入金スピード 買取可能額 取引先が個人でも 債権譲渡登記
ペイトナーファクタリング 2社間 オンライン 一律10%+振込手数料250円 最短10分 1万円〜300万円(初回は上限あり) 要問合せ 不要
ラボル(labol) 2社間 オンライン 一律10% 最短30分・24時間365日 1万円〜(与信状況により拡大) 対象外(法人のみ) 不要
バイオン(AIファクタリング) 2社間 オンライン 10%固定 最短60分 5万円〜 要問合せ 要問合せ
ウィット 2社間 オンライン 要問合せ(応相談) 最短2時間 20万円〜500万円 要問合せ 要問合せ
けんせつくん 2社間 オンライン 要問合せ 最短2時間目安 20万円〜目安 要問合せ 要問合せ
みんなのファクタリング 2社間 オンライン 要問合せ 要問合せ 少額対応 要問合せ 要問合せ

横にスクロールすると、残りの項目を確認できます。

選べるサービスがもっとも多い帯です。ベストファクターの前月平均買取額(290万円)もこの帯に含まれます。

会社名 契約形態 契約方式 手数料 入金スピード 買取可能額 取引先が個人でも 債権譲渡登記
OLTA 2社間 オンライン 2%〜9% 最短即日 上限・下限なし 要問合せ 不要
FREENANCE by freee 2社間 オンライン 3%〜10% 最短30分審査・即日入金 〜1,000万円 対象外 不要
QuQuMo 2社間 オンライン 1%〜(上限非公開) 最短2時間 上限・下限なし 要問合せ 不要
PAYTODAY 2社間 オンライン 1%〜9.5% 審査最短15分・入金最短30分 10万円〜上限なし 要問合せ 原則不要
ペイブリッジ 2社間・3社間・注文書 オンライン 2社間3.5%〜12.5%/3社間0.5%〜3.5% 最短2時間 上限・下限なし 要問合せ 要問合せ
ベストファクター 2社間・3社間 対面(出張可) 2%〜 最短即日 上限・下限なし 要問合せ 不要(対応可)
日本中小企業金融サポート機構 2社間・3社間 郵送・オンライン 1.5%〜10% 最短3時間 上限・下限なし 要問合せ 不要(原則)
アクセルファクター 2社間・3社間 オンライン 2社間1%〜12%/3社間0.5%〜10.5% 最短2時間 上限目安1億円 要問合せ 要問合せ
株式会社No.1 2社間・3社間 オンライン 1%〜15% 最短即日 要問合せ 要問合せ 要問合せ
PMG 2社間・3社間 オンライン・対面 2%〜 審査最短20分・入金最短2時間 50万円〜上限なし 要問合せ(法人中心) 要問合せ
トップ・マネジメント 2社間中心 対面・オンライン 要問合せ 要問合せ 要問合せ 要問合せ 要問合せ

横にスクロールすると、残りの項目を確認できます。

買取上限を明示していないサービスが中心です。

会社名 契約形態 契約方式 手数料 入金スピード 買取可能額 取引先が個人でも 債権譲渡登記
ビートレーディング 2社間・3社間 オンライン・対面 2社間4%〜12%/3社間2%〜9% 最短2時間 1万円〜7億円(実績ベース) 取引先が法人であることが前提 審査による
PMG 2社間・3社間 オンライン・対面 2%〜 審査最短20分・入金最短2時間 50万円〜上限なし 要問合せ(法人中心) 要問合せ
日本中小企業金融サポート機構 2社間・3社間 郵送・オンライン 1.5%〜10% 最短3時間 上限・下限なし 要問合せ 不要(原則)
アクセルファクター 2社間・3社間 オンライン 2社間1%〜12%/3社間0.5%〜10.5% 最短2時間 上限目安1億円 要問合せ 要問合せ
ベストファクター 2社間・3社間 対面(出張可) 2%〜 最短即日 上限・下限なし 要問合せ 不要(対応可)
OLTA 2社間 オンライン 2%〜9% 最短即日 上限・下限なし 要問合せ 不要
ペイブリッジ 2社間・3社間・注文書 オンライン 2社間3.5%〜12.5%/3社間0.5%〜3.5% 最短2時間 上限・下限なし 要問合せ 要問合せ
株式会社No.1 2社間・3社間 オンライン 1%〜15% 最短即日 要問合せ 要問合せ 要問合せ

横にスクロールすると、残りの項目を確認できます。

取引先が個人事業主・個人の場合に、知っておきたいこと

請求書買取サービスの多くは、取引先が法人または官公庁であることを前提にしています。取引先が個人事業主や個人の場合、対象外と公表している会社があります。

会社名 取引先が個人事業主・個人の場合
FREENANCE by freee 対象外と公表
ラボル(labol) 対象外(取引先は法人のみ)と公表
ビートレーディング 取引先が法人であることが前提
上記以外の会社 公表情報からは判断できないため、申込前の確認が必要
候補になりそうな会社が見つかった方へ
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ベストファクターへの査定申込です。他社比較のうえでの申込も歓迎しています。

状況ごとに、候補になりやすい会社の傾向がある

金額だけでなく、状況によって候補になりやすい会社が変わります。この章で、状況別の傾向をまとめます。
状況 候補になりやすい会社の傾向
10万円程度を調達したい ペイトナーファクタリング、ラボル、バイオンなど、少額に対応する会社
今日中に入ってきてほしい ペイトナーファクタリング、ラボル、PAYTODAY、QuQuMoなど、オンライン完結でスピードをうたう会社
土日祝でも動かしたい ラボル(24時間365日)、PMG(土日祝対応)
500万円以上を調達したい ビートレーディング、日本中小企業金融サポート機構、アクセルファクターなど、上限を明示していない会社
建設業で支払いサイトが長い けんせつくん、ウィット
広告・IT業でコストを抑えたい ペイブリッジ(電ふぁく)
誰にも会わずに完結したい OLTA、QuQuMo、PAYTODAYなど、オンライン完結型の会社
3社間でも手数料を抑えたい 日本中小企業金融サポート機構、ビートレーディング、ベストファクターなど、3社間の下限手数料が低めの会社
面談しながら相談したい ベストファクター、PMG、トップ・マネジメントなど、対面相談ができる会社
他社の審査に通らなかった 複数社への相見積もりが有効。手数料の非公開・要問合せの会社にも直接問い合わせる余地がある

各社の詳細

18社を、少額・個人事業主向け、オンライン完結・低コスト、大口・実績重視、対面・コンサル型の4つに分けて紹介します。スペックの詳細は前の比較表で確認できます。

少額・個人事業主向け

ペイトナーファクタリング

Paidy出身メンバーが立ち上げたサービスで、フリーランス・個人事業主が発行した請求書を対象にしています。最短10分という入金スピードが特徴で、1万円からの少額にも対応します。

向いている場合 個人事業主・フリーランスで、少額かつ急ぎで資金化したい場合
注意点 手数料は一律10%に加えて振込手数料250円がかかる。支払期日まで70日以内の請求書が対象

ラボル(labol)

東証プライム上場の株式会社セレスの100%子会社が運営します。1万円から与信状況に応じて利用額が拡大する仕組みで、24時間365日、土日祝でも申込から入金まで進められます。

向いている場合 土日祝を含め、いつでも申込みたい個人事業主・フリーランス
注意点 取引先が法人の請求書のみが対象。3社間ファクタリングには対応していない

バイオン(AIファクタリング)

AIによる審査を採用し、5万円からの少額に対応するオンライン完結型のサービスです。手数料は10%固定のため、事前に負担額を計算しやすくなっています。

向いている場合 手数料をあらかじめ固定額で把握したい場合
注意点 取引先が個人事業主・個人の場合の可否、債権譲渡登記の要否は公表情報からは確認できないため、申込前の確認が必要

ウィット

20万円からの少額買取に特化したオンライン完結型のサービスです。手数料は公表されておらず、審査状況に応じて個別に提示されます。建設業向けに「けんせつくん」というサービスも運営しています。

向いている場合 他社で少額を理由に断られた場合の選択肢のひとつ
注意点 手数料の上限が公表されていないため、見積もりを取ってからの比較が必要

けんせつくん

ウィットが運営する、建設業に特化したサービスです。一人親方を含む建設業の事業者を主な対象としています。

向いている場合 建設業・一人親方で、支払いサイトの長さに悩んでいる場合
注意点 手数料・買取可能額の詳細は公表情報が限られており、申込前の確認が必要

みんなのファクタリング

少額の資金調達に対応するオンライン完結型のサービスです。

向いている場合 少額から複数社に見積もりを取りたい場合の候補のひとつ
注意点 手数料・入金スピードの詳細は公表情報が限られており、申込前の確認が必要

オンライン完結・低コスト

OLTA

日本でオンライン完結型の請求書買取サービスを早期に始めた会社のひとつです。手数料の上限は9%と公表されており、買取可能額の上限・下限は設けられていません。

向いている場合 手数料の上限をあらかじめ把握してから申し込みたい場合
注意点 取引先が個人事業主・個人の場合の可否は公表情報からは確認できない

FREENANCE by freee

フリー株式会社が運営する、個人事業主・フリーランス向けのサービスです。旧「フリーナンス」は2025年10月にGMOクリエイターズネットワークからfreeeへ事業が引き継がれました。

あらかじめアカウントを作成しておくと、請求書のアップロードから最短30分で審査結果がわかります。

向いている場合 継続的に利用し、回数を重ねて手数料の低下を期待したい場合
注意点 取引先が個人事業主・個人の請求書は対象外。土日祝の審査・入金には対応していない

QuQuMo(ククモ)

オンライン完結型のサービスで、契約は弁護士ドットコムが監修するクラウドサインで結びます。手数料は1%からと公表されていますが、上限は非公開です。

向いている場合 クラウド契約で完結させたい場合
注意点 手数料の上限が非公開のため、見積もり後の比較が必要

PAYTODAY

AIファクタリングという名称でサービスを提供する、完全オンライン完結型の会社です。手数料の上限が9.5%と公表されており、10万円からの買取に対応します。

向いている場合 低コストで、かつオンラインで完結させたい場合
注意点 取引先が個人事業主・個人の場合の可否は公表情報からは確認できない

ペイブリッジ

広告・IT業を主な対象とする独立系のサービスです。請求書だけでなく注文書の買取にも対応し、「電ふぁく」という2.5社間の方式では上限8%程度まで手数料を抑えられる場合があります。

向いている場合 広告・IT業で、注文書の段階から資金化を検討している場合
注意点 2社間の手数料は上限12.5%とやや幅がある。取引先への通知方法は契約形態によって異なる

大口・実績重視

ビートレーディング

2012年設立の専門会社で、全国5拠点を持ちます。買取可能額に上限を設けておらず、1万円から7億円までの実績を公表しています。必要書類は請求書と通帳の2点が基本です。

向いている場合 大口の資金調達を、実績のある会社に相談したい場合
注意点 取引先が個人事業主・個人の場合は対象になりにくい。土日の審査・入金には対応していない

PMG

ピーエムジー株式会社が運営し、財務コンサルティングも合わせて行っています。審査回答は最短20分、入金は最短2時間という速さが特徴で、50万円からの買取に対応します。

向いている場合 資金調達と合わせて、財務面の相談もしたい場合
注意点 50万円未満の少額は対象になりにくい。取引先が個人事業主の場合の可否は要確認

日本中小企業金融サポート機構

一般社団法人という非営利の組織形態で運営されています。関東財務局長・関東経済産業局長の認定する経営革新等支援機関でもあり、手数料は1.5%からと公表されています。

向いている場合 手数料を抑えたい場合。郵送での手続きも選べる
注意点 非営利の組織形態のため、対応件数や審査体制は営利企業と異なる場合がある

アクセルファクター

手数料をテーブルの形で公式サイトに公開している点が特徴です。2社間1%〜12%、3社間0.5%〜10.5%という幅で、事前に負担額の見通しを立てやすくなっています。

向いている場合 申込前に手数料の目安を具体的に把握したい場合
注意点 実際の適用率は審査結果によって変わる。取引先が個人事業主の場合の可否は要確認

株式会社No.1

他社からの乗り換え利用に力を入れているサービスです。手数料は1%〜15%と公表されています。

向いている場合 他社で利用中の条件を見直したい場合
注意点 買取可能額の上限・下限、取引先が個人の場合の可否は公表情報からは確認できない

対面・コンサル型

ベストファクター

2社間・3社間の両方に対応し、契約時には面談を必須としています。財務コンサルティングを合わせて実施し、資金調達の方法そのものを相談できる点が特徴です。来店が難しい場合は、担当者が訪問する出張買取にも対応します。

向いている場合 初めての利用で、対面で相談しながら進めたい場合
注意点 契約には面談が必要なため、即日をオンラインだけで完結させたい場合には向かない

トップ・マネジメント

独立系の店舗型サービスで、対面での相談を軸にしています。

向いている場合 対面での相談を重視する場合
注意点 手数料・買取可能額の詳細は公表情報が限られており、申込前の確認が必要

審査では、取引先の信用力と入金実績が重視される

請求書買取サービスの審査で見られる点と、必要になりやすい書類を、この章でまとめます。
審査で見られる点 内容
取引先の信用力 上場企業や官公庁、継続的な取引実績がある取引先ほど、審査で有利になりやすい
取引の継続性 毎月発生する取引で、これまで入金の遅れがない取引先の請求書は評価されやすい
金額の妥当性 自社の規模から見て不自然に大きい金額は、実在性の確認が重視される(第6章参照)
支払サイトの長さ 支払期日までの期間が短い請求書ほど、審査で有利になりやすい
資金繰りの状況 2社間ファクタリングでは、入ってきたお金を自社がいったん預かるため、資金繰りの状況も確認される

必要書類は、請求書と通帳のコピーが基本になる

会社によって差はありますが、請求書、本人確認書類、事業用口座の通帳コピー(直近2〜3ヶ月分)が基本の必要書類です。

通帳では、取引先からの入金履歴があるか、他の借入の返済に遅れがないかが確認されます。決算書や確定申告書の提出を求める会社もあります。

準備しておきたい書類
買取を希望する請求書
本人確認書類(運転免許証等)
事業用口座の通帳コピー(直近2〜3ヶ月分・全ページ)
決算書または確定申告書(会社により必要)

契約方式は、電子契約か対面かで選べる会社が分かれる

QuQuMoはクラウドサイン、その他のオンライン完結型の会社の多くも電子契約に対応しています。ベストファクターやトップ・マネジメントのように、契約時に対面での面談を必須とする会社もあります。

誰にも会わずに完結させたい場合と、面談しながら進めたい場合とで、選びやすい会社が変わります。

書類の準備ができている方へ
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ベストファクターへの査定申込です。

申込から入金までは、書類の準備状況で所要時間が変わる

請求書買取サービスの一般的な流れを、この章でまとめます。
STEP1 公式サイトのフォーム・電話・LINE等から申込みます。希望金額と請求書の内容を伝えます。
STEP2 請求書・通帳コピー・本人確認書類等をアップロードまたは提出します。
STEP3 取引先の信用力等をもとに審査が行われます。会社によって最短10分〜数時間で結果が通知されます。
STEP4 手数料と買取額が提示されます。内容に同意すると契約に進みます(オンライン契約または対面契約)。
STEP5 契約後、指定口座に買取代金が振り込まれます。
STEP6 (2社間の場合)支払期日に取引先から入金されたお金を、指定された期日までにファクタリング会社へ渡します。

あらかじめ書類を揃えておくと、STEP2からSTEP3への移行がスムーズになります。オンライン完結型の会社は、当日の受付時間内に申込みを終えられるかどうかが、入金日に影響します。

手数料には消費税がかからず、免税事業者でも利用できる会社が多い

インボイス制度・消費税・仕訳の扱いについて、この章でまとめます。

免税事業者でも利用できる場合が多い

請求書買取サービスは、売掛債権という金銭債権の売買であり、インボイス(適格請求書)の発行事業者かどうかを問われない取引です。免税事業者であっても、買取対象になる会社が多くあります。

ただし、審査では取引先の信用力や請求書の内容が確認されるため、免税事業者かどうかとは別の基準で判断されます。

手数料は非課税取引にあたる

ファクタリングの手数料は、金銭債権の譲渡にともなう対価として、消費税の非課税取引にあたります。請求書に消費税額を上乗せして手数料を計算する会社があれば、確認する余地があります。

会計処理は「未収入金」「売上債権売却損」を使う

売却した請求書は、入金前の状態から未収入金に振り替え、実際の入金額との差額(手数料相当額)は売上債権売却損として計上する処理が一般的です。具体的な仕訳は、顧問税理士への確認が安全です。

償還請求権のある契約や、通知を怠った契約は、貸付とみなされる可能性がある

悪質な業者や、実質的に貸付にあたる契約の見分け方を、この章でまとめます。

金融庁は、ファクタリングを装って高金利の貸付を行う業者の存在に注意を呼びかけています。契約書に債権譲渡契約と記載されていても、実態が貸付と同じ機能を持つ場合は、貸金業に該当するおそれがあると整理されています。

確認しておきたい点
取引先が支払わなかった場合に、自社が買い戻しを求められる契約になっていないか(償還請求権の有無)
請求書の額面の一部だけしか買取に応じていないか
契約書の名義が「債権譲渡契約」ではなく、金銭消費貸借に近い内容になっていないか
回収の委託を受けたうえで、未回収時に自社が穴埋めを求められる仕組みになっていないか

請求書買取サービスの手数料は、一般的に2社間で5%〜20%程度、3社間で1%〜10%程度が目安とされています。この水準を大きく超える手数料を提示する業者には、慎重な確認が必要です。

給与ファクタリングの最高裁判決は、事業者向けの取引とは前提が異なる

2023年2月、最高裁判所は、給与を対象にした「給与ファクタリング」について、貸金業法・出資法上の貸付けにあたると判断しました。

この判断は、労働基準法が定める賃金の直接払いの原則を根拠のひとつにしており、給与債権に固有の事情が重視されています。

事業者が持つ売掛債権を対象にした請求書買取サービスとは、対象となる債権の性質が異なります。

法律専門家の解説でも、この判決がそのまま事業者向けファクタリングに及ぶかどうかは、個別の契約内容によって判断が分かれるとされています。

一時的な資金ギャップには向くが、毎月の常用には注意が必要

請求書買取サービスが向く場面と、慎重に考えたい場面を、この章で整理します。
向いている場面

支払いサイトが長いだけで、入金予定自体は明確な場合

大型案件を受注し、一時的な運転資金が必要な場合

粗利が十分にあり、手数料を差し引いても資金繰りが改善する場合

慎重に考えたい場面

毎月のように利用しており、手数料が定常的な負担になっている場合

前回の資金化で得たお金を、今回の返済原資に充てている場合

赤字の補填が目的で、売上自体が減少傾向にある場合

継続利用の負担は、回数を重ねると積み上がる

1回あたりの手数料が小さく見えても、毎月利用すると年間の負担額は大きくなります。金額と手数料を入力すると、1回あたりの負担と年間の累計を確認できます。

審査に通らない場合や、請求書がまだない場合にも代替手段がある

請求書買取サービスの審査に通らなかった場合や、そもそも請求書を発行できる段階にない場合の選択肢を、この章でまとめます。
状況 選択肢
審査に通らなかった 取引先の信用力や請求書の内容によって基準が異なるため、複数社への相見積もりが有効。日本政策金融公庫やビジネスローンも選択肢になる
請求書がまだ発行できない(受注段階) 注文書(発注書)を対象にした資金化を扱う会社がある
継続的に資金繰りが厳しい 財務コンサルティングを行う会社に、資金調達の方法自体を相談する選択肢がある

よくある質問

請求書買取サービスに関して、よく寄せられる質問をまとめました。

Q. 審査なしで利用できる会社はあるか

A. 審査を行わない会社は基本的にありません。「審査なし」をうたう業者は、実質的な貸付を行う違法な業者である可能性があるため、注意が必要です。

Q. 通帳がなくても利用できるか

A. 会社によって対応が分かれます。ネット銀行を利用していて紙の通帳がない場合、入出金明細のデータや、取引先とのやり取りが確認できる書類で代替できることがあります。

Q. 請求書だけで申込めるか

A. 請求書に加えて、本人確認書類や通帳のコピーを求める会社が多くなっています。必要書類は会社によって異なるため、比較表の「必要書類」欄を確認するとわかります。

Q. 給与ファクタリングとは違うのか

A. 請求書買取サービスは事業者が持つ売掛債権を対象にしています。給与を対象にした給与ファクタリングは、最高裁判所により貸金業法上の貸付けにあたると判断されており、別の性質を持つ取引です。

Q. 取引先が個人同士の取引でも利用できるか

A. 取引先が個人事業主や個人の場合、対象外としている会社が複数あります(第8章の一覧参照)。対応可否は会社ごとに確認が必要です。

Q. 手数料に消費税はかかるか

A. ファクタリングの手数料は、金銭債権の譲渡にともなう対価として消費税の非課税取引にあたります。

まとめ

請求書買取サービスは、入金待ちの請求書を早期に現金化する手段です。手数料は金額が小さいほど率が高くなりやすく、額面の全額が現金になるわけでもありません。

取引先が法人か個人かによって、対応できる会社も変わります。

まずは支払いサイトそのものに問題がないかを確認し、そのうえで金額帯に合ったサービスを比較すると、条件の合う相手が見つかりやすくなります。

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売掛金300万円の場合
振込金額240〜294万
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売掛金300万円の場合
振込金額210〜255万
7〜25%
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ファクタリング
利用額
30万円以上の売掛金が必要 50万円以上の売掛金が必要 200万円以上の売掛金が必要
審査時の
必要書類
  • 身分証明書
  • 入出金の通帳
  • (WEB通帳含む)
  • 請求書
  • 見積書
  • 決算書
  • 売掛先との取引内容履歴の確認事項
  • 売掛先との契約書類
  • 発注書、納品書、請求書など
  • 身分証明書
  • 登記簿贈本(履歴事項証明書)
  • 決算書(税務申告済の押印必須)
  • 売掛先との基本契約書
  • 売掛債権の因果資料
  • 入出金の確認事項
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