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支払いドットコムとは?個人が利用する際の注意点と個人利用ができるおすすめサービス10選
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請求書の代金をクレジットカードで支払えるサービスの請求書カード払いの中でも有名なサービスが支払いドットコムです。

支払いドットコムは法人だけでなく個人でも利用できますが、個人が利用する際にはいくつか注意点があります。

また、個人の場合には支払うことができる支出にも一定の制限があるので注意しましょう。

この記事では、支払いドットコムを個人が利用する方法や流れと、個人が利用の際の注意点、さらに支払いドットコム以外にも個人が利用できる請求書カード払いサービスについても解説します。

個人が支払いドットコムを利用する際におすすめのクレジットカードも紹介していきますので、支払いドットコムの利用を検討している個人事業主やフリーランスの方はぜひご覧ください。

記事の目次

支払いドットコムとは|支払いドットコムのメリット

支払い.com

運営会社 株式会社クレディセゾン
株式会社UPSIDER
契約方法 オンライン
先延ばしできる最長期間 60日
対応国際ブランド VISA、Mastercard、セゾンカード
請求書の支払いスピード 最短1営業日
利用者 法人、個人事業主
審査の有無 無し
必要書類 不要
手数料 4%

支払い.comは信販会社大手のクレディセゾンと法人向けクレジットカード会社大手の株式会社UPSIDERが共同で運営する請求書カード払いサービスです。

請求書の料金を支払いドットコムへクレジットカードで支払うことによって、支払いドットコムが請求先に対して代金の支払いを行います。

これによって、手元に資金がない事業者も取引先に対して請求書の支払いが可能になります。

請求書をクレジットカードで支払う請求書カード払いサービスはいくつかありますが、支払いドットコムには次のような特徴があります。

  • 法人も個人事業主も利用可能
  • クレディセゾンが運営
  • 最短1営業日支払い
  • セゾンカードが利用できる
  • 利用者数が多い
  • 社会保険料の支払いができる
  • Web完結 最短60秒
  • 3Dセキュア対応
  • 取引先に知られない
  • 利用可能額の上限なし
  • 個人のクレジットカード利用ができる

個人事業主やフリーランスなどが安全に利用でき、素早く取引先へ支払える点などが、支払いドットコムのメリットです。

まずは支払いドットコムのメリットについて詳しく解説していきます。

法人も個人事業主も利用可能

支払いドットコムは法人だけでなく個人事業主も利用できます。

請求書カード払いサービスの中には法人のみしか利用できないサービスもありますが、支払いドットコムであれば個人事業主もフリーランスも利用できます。

個人事業主やフリーランスは法人と比較して資金力が乏しいケースが多いので、支払いに不安を抱えている方も多いですが、支払いドットコムであれば法人も個人事業主も、手元にお金がない場合にクレジットカードでの支払いが可能です。

クレディセゾンが運営

支払いドットコムは大手信販会社のクレディセゾンが運営しています。

クレディセゾンは資本金750億円を超える信販会社の超大手企業です。

請求書カード払いサービスは、クレジットカードの情報をネット上に入力するため、悪徳業者などに引っかかってしまうと情報を悪用されるリスクがあります。

しかし、請求書カード払いサービスであれば、運営しているのは信販会社の超大手ですので、情報を悪用されるなどの心配は皆無です。

請求書カード払いサービスを利用する際には運営業者の安全性が非常に重要ですが、支払いドットコムであれば安心安全に利用できる点は大きなメリットです。

最短1営業日支払い

支払いドットコムは最短1営業日で取引先企業の口座へ着金します。

今日、申し込みをおこなえば、明日には着金するということなので、支払期日が差し迫った急ぎの支払いにも利用できます。

請求書カード払いサービスの中には、取引先口座への着金まで最短3営業日とか最短5営業日などと決められている業者も少なくありません。

しかし支払いドットコムであれば、最短1営業日で取引先口座へ着金するので、他社よりも素早く支払ができる点はメリットです。

セゾンカードが利用できる

支払いドットコムはクレディセゾン運営なのでセゾンカードが利用できます。

セゾンカードはAmericanExpressと提携しているので、支払いドットコムはアメックスブランドのクレジットカードが利用できる数少ない請求書カード払いサービスです。

アメックスはステータスが高く付帯サービスが充実しているクレジットカードとして、多くの経営者に人気ですが、請求書カード払いに対応しているサービスは多くありません。

支払いドットコムはセゾンカードが利用できるので、セゾン発行のアメックスカードが利用できる数少ないサービスです。

なお、セゾンカードはVISA、MasterCard、JCB、アメックスと提携しています。

セゾンカード会員であれば数多くの国際ブランドを利用できる点は大きなメリットです。

利用者数が多い

支払いドットコムは累計6万人以上の方がすでに利用しています。

請求書カード払いサービスはまだ比較的新しいサービスで、サービスによっては利用者数がそれほど多くありません。

しかし、支払いドットコムはすでに6万人以上の人が利用しているので、初めて請求書カード払いを利用する方も安心です。

支払いドットコムのように利用者数を公開しており、支払いドットコムよりも多くの利用者がいるのはINVOYカード払いくらいです。

支払いドットコムは数ある請求書カード払いサービスの中でも業界トップクラスの取り扱い実績があるので、安心して利用できるでしょう。

社会保険料の支払いができる

支払いドットコムは社会保険料の支払いができる唯一の請求書カード払いサービスです。

数あるサービスの中でも社会保険料の支払いをクレジットカードて行えるのは支払いドットコムだけです。

従業員を多く抱える企業にとって社会保険料の金銭的負担はかなり大きくなりますし、支払いを滞納した場合は遅延損害金が発生します。

他のサービスでは社会保険料の支払いはできませんが、支払いドットコムだけが唯一社会保険料の支払いが可能です。

支払いドットコムであれは手元の資金が乏しい時でも社会保険料の支払いができる点は他のサービスと比較した場合のメリットと言えるでしょう。

Web完結 最短60秒

支払いドットコムは申し込みから取引先への支払いまで、全てがWeb上で完結します。

提出書類や面談などは一切不要で、Web上で自社の情報や取引先の情報を入力するだけで手続きが完了します。

早いケースでは最短60秒で申し込みが完了するので急いで支払いを行いたい方にも最適なサービスです。

融資やファクタリングであれば、決算書や請求書をPDF化してアップロードする必要がありますが、支払いドットコムではこのような手間はかかりません。

また、審査がないので、請求書の金額を超えるクレジットカードさえあれば確実に利用できます。

申し込みや利用にかかる手間や時間が圧倒的に少ない点が、支払いドットコムのメリットです。

3Dセキュア対応

支払いドットコムは3Dセキュアに対応しているほで、インターネット上でクレジットカード決済をしても安心して利用てきます。

3Dセキュアとは、インターネット上で、クレジットカードやセキュリティコードを入力した後に、パスワードやワンタイムパスワードなどてさらに認証を行う方法です。

インターネット上のカード決済では、実際のカード所有者以外の人がカード番号を勝手に入力することのより、不正な決済ができてしまうというリスクがあります。

しかし、支払いドットコムは3Dセキュア対応なので、不正にクレジットカードが利用される心配はありません。

取引先に知られない

支払いドットコムをはじめとした請求書カード払いサービスは、取引先に請求書カード払いを利用したことを知られるリスクがありません。

支払いドットコムが取引先企業へ振り込む際に、振り込み人名義は利用企業名です。

これによって、取引先企業にとっては、利用者が代金を振り込んだようにしか判断できません。

請求書カード払いサービスを利用したことを取引先に知られてしまうと「資金繰りが苦しい企業」などと、自分の会社をかなり悪く評価されてしまうことがあります。

これによって、取引先との関係が悪化してしまうリスクもありますが、請求書カード払いサービスであれは、取引先企業に利用を知られる心配がないので、関係悪化の懸念を完全に排除できます

融資や3社間ファクタリングであれば、外部や取引先に他から資金調達したことを知られてしまいますが、請求書カード払いサービスの場合には外部に完全に秘密にできる点はメリットです。

利用可能額の上限なし

支払いドットコムは利用可能額の上限がありません

請求書の金額の範囲内でクレジットカードの限度額が請求書の金額を上回っていればいくらでも支払いができます。

請求書カード払いサービスは、請求書の代金を請求書カード払い業者が立て替えるサービスです。

このため、請求書カード払いサービス業者の資金力が乏しい場合には高額の支払いは難しくなります。

支払いドットコムは大手信販会社のクレディセゾンが運営するサービスなので、いくらでも上限なしに支払いができます。

個人事業主やフリーランスの方がそこまで高額な請求を抱えることは少ないかもしれませんが、上限なしで高額な支払いができる点は支払いドットコムのメリットです。

個人のクレジットカード利用ができる

支払いドットコムでは個人向けのクレジットカードの利用が可能です。

支払いドットコムで利用できるのは、国内で発行されたVISA、MasterCard、セゾンカードの3つです。

法人カード、ビジネスカードでなければならないという決まりはないので、上記の上限を満たしていれば個人向けに発行されたクレジットカードでも利用できます。

個人事業主やフリーランスの方の中には、事業の経費を個人向けのクレジットカードで支払っているという方も多いのではないでしょうか??

支払いドットコムであれば、個人用のクレジットカードを利用できるので、新たにビジネスカードを契約する必要はありませんし、普段使いのクレジットカードを使用して請求書を支払うことでポイントを貯められます。

個人事業主やフリーランスの方にとって、支払いドットコムは個人用のクレジットカードを使用できる点はメリットです。

個人が支払いドットコムを利用する際の注意点

個人事業主やフリーランスの方が支払いドットコムを利用する際には次の点に注意しなければなりません。

  • 手数料が4%と高め
  • 即日支払いはできない
  • 社会保険料の支払いはできない
  • セゾンカードユーザー以外は使えるカードが少なめ
  • 1万円未満の請求書の支払いはできない
  • 海外送金には利用できない

個人の方が支払いドットコムを利用する際の6つの注意点について詳しく解説していきます。

手数料が4%と高め

支払いドットコムは手数料が4%と高めです。

以下は主要な請求カード払いサービスの手数料です。

請求書カード払いサービス 手数料
INVOYカード払い 3.0%
Money Foward請求書カード払い 2.7%
Fintoカード後払い 2.55%
DGFT請求書カード払い 3.0%
請求書カード払い JCB×Digital Garage 2.98%
Biz Forward請求書カード払い 2.8%
請求書カード払い by GMO 3.0%
NP掛け払い 請求書カード払い 3.0%
ラボルカード払い 3.0%〜3.5%
請求書カード払い「OBS」 3.0%

このように、手数料が4%台のサービスは数ある請求書カード払いサービスの中でも支払いドットコムだけです。

支払いドットコムは請求書カード払いサービスの中でも最もコストの高いサービスだと言えます。

手数料には消費税が含まれていないので、税込計算でほ4.4%もの利率になります。

100万円の請求書を支払いドットコムでカード払いした場合、手数料は4万4千円にもなるので、手数料負担は膨大です。

支払いドットコムは他社と比較して、手数料負担が非常に高額になるので、コストを抑えて請求書の支払いをしたい方には不向きです。

毎月のように利用するのではなく、手元にお金がないときに、臨時でスポットで利用するようにしてください。

即日支払いはできない

支払いドットコムでは申込日当日の支払いはできません

支払いドットコムでは、クレジットカードで決済してから取引先企業の口座へ着金するまで、どんなに速くても最短1営業日必要です。

「どうしても今日、取引先企業への口座への振り込みが必要」という場面では、支払いドットコムの利用は不可能です。

請求書カード払いサービスの中には、わずかながら申込日当日中に支払いを行なってくれるものもあるので、支払いドットコムはそのようなサービスと比較して支払いに時間がかかることは間違いありません。

支払いドットコムでは申込日当日の支払いは不可能なので、急いで支払いが必要な方は利用の際には注意してください。

社会保険料の支払いはできない

支払いドットコムは社会保険料の支払いができる唯一の請求書カード払いサービスです。

しかし社会保険料の支払いをクレジットカードで行えるのは法人のみです。

個人事業主やフリーランスは、支払いドットコムでクレジットカードでの社会保険料の支払いはできません。

「社会保険料の支払いを行いたい」という理由で支払いドットコムを選択した方も、支払いドットコムで社会保険料の支払いがてきるのは法人のみです。

個人事業主やフリーランスの方が社会保険料の支払いを請求書カード払いサービスでおこなうことは不可能なので注意しましょう。

セゾンカードユーザー以外は使えるカードが少なめ

支払いドットコムはセゾンカードユーザーでないと使えるカードがかなり少ないので注意しましょう。

支払いドットコムで利用できるカードは、VISA、MasterCard、セゾンカードのみです。

つまりセゾンカードユーザー以外の方は、VISAと MasterCardしか利用できないことになります。

セゾンカードでなければアメックスはおろかJCBすら利用できず、他社と比較して利用できるクレジットカードは非常に少ないといえます。

セゾンカード以外のクレジットカードはVISAとMasterCardしか利用できないので注意してください。

1万円未満の請求書の支払いはできない

支払いドットコムでは1万円未満の請求書の支払いは不可能です。

支払いドットコムでは利用額に上限の設定はありませんが、下限は1万円と定められています。

個人事業主やフリーランスの方は売上規模が小さいので、中には「数千円程度の支払いができない」という経験がある方も多いのではないでしょうか?

支払いドットコムでは数千円単位の請求書の支払いはできません。

1万円未満の支払いをしたい方は、支払いドットコムでは不可能なので、別の請求書カード払いサービスを利用するのがよいでしょう。

海外送金には利用できない

支払いドットコムでは海外の金融機関の口座への支払いは利用できません。

日本国内の銀行の普通/当座口座に振込可能です。
日本国内の銀行口座に対しては、どこにでも振込可能です。(国内取引のみ)
海外口座への振込、海外企業との取引には対応しておりません。
引用:支払い.com|よくある質問 振込先口座に制限はありますか?

支払いドットコムでは国内企業が発行した請求書で、支払先が国内金融機関と決められているものだけが利用てきます。

個人事業主やフリーランスの方の中には海外企業から商品や材料を仕入れている場合も多いのではないでしょうか?

しかし、支払いドットコムでは海外の金融機関への支払いができません。

なお、支払いドットコムに限らず、ほとんどの請求書カード払いサービスでは海外金融機関への送金は不可能です。

支払い先が海外金融機関の場合には基本的に請求書カード払いは利用できないと理解しておきましょう。

個人が支払いドットコムを利用する流れ

個人事業主やフリーランスの方が支払いドットコムを利用する際には、次のような流れで手続きをおこないます。

  1. 対象のクレジットカードを用意する
  2. アカウントを作成する
  3. 請求書の情報を入力する
  4. クレジットカードで決済する
  5. 支払いドットコムが取引先へ利用者名義で支払う
  6. クレジットカード支払日に口座から引き落とし

個人が支払いドットコムを利用する際の流れについて詳しく解説していきます。

①対象のクレジットカードを用意する

まずは支払いドットコムで利用するクレジットカードを手元に用意しましょう。

支払いドットコムでは個人用法人用どちらのクレジットカードも使用できます。

しかし使えるカードは以下のカードに限られます。

  • VISA
  • MasterCard
  • セゾンカード

これらのカードを保有していない場合には支払いドットコムは利用できません。

他のクレジットカードを利用しましょう。

なお、クレジットカードの限度額が請求書の金額を超えていることを確認するようにしてください。

②アカウントを作成する

次に支払いドットコムのアカウントを作成します。

支払いドットコムのアカウント作成に必要な情報は以下のような情報です。

  • 社名
  • 代表者名
  • 電話番号
  • メールアドレス
  • パスワード

アカウント作成に必要な情報はたったこれだけです。

会社の住所や売上規模などを入力する手間などは一切かからないので、数十秒程度でアカウント作成は完了します。

③請求書の情報を入力する

次に請求書の情報を入力します。

請求書の作成に必要な情報は以下のとおりです。

  • 取引先企業の社名
  • 請求額
  • 支払日
  • 支払金融機関

これらの情報を入力するだけで、基本的には請求書のアップロードなどは不要です。

面倒な手続きは一切不要で必要な情報入力だけで申し込みが完了します。

アカウント作成からここまで最短1分程度で完了します。

④クレジットカードで決済する

アカウントを作成し、請求書の情報を入力したら、クレジットカードで代金を決済します。

クレジットカードで決済する代金は請求書額+手数料(4%)+消費税です。

例えば請求書の金額が50万円の場合、手数料2万円、消費税4千円なので、合計で52万2千円がクレジットカードで決済されます。

クレジットカードでの決済が完了した段階で、請求書カード払いサービス業者のリスクはゼロになります。

ほぼ確実にクレジットカード会社から代金を受け取れるためです。

クレジットカードで決済ができれば、指定した日に確実に代金を取引先へ支払うことができます。

⑤支払いドットコムが取引先へ利用者名義で支払う

クレジットカードでの決済が完了したら、支払いドットコムが取引先に対して利用者名義で代金を支払います。

振込の際には振込人名義を指定できますが、支払いドットコムは支払いドットコム名義で取引先への支払いをすることはありません。

必ず利用者名義で振込がおこなわれますので、取引先に「請求書カード払いを利用した」と知られる心配はありません。

なお、支払いドットコムはクレジットカードで決済してから、最短で1営業日後に取引先に対して支払いがおこなわれます。

⑥クレジットカード支払日に口座から引き落とし

支払いドットコムで利用した代金はクレジットカード支払日に銀行口座から引き落とされます。

請求書カード払いサービスは、クレジットカードで買い物や食事をしたときなどと同じようにクレジットカードの支払日に他のカード利用代金と一緒に、振替口座から代金の引き落としがおこなわれます。

例えば月末締め翌月末払いのクレジットカードを利用して、4月1日に支払いドットコムを利用した場合、締日は4月30日で支払日は5月31日です。

これによって、最長60日先まで支払いのタイミングを先延ばしにできる点は大きなメリットだと言えるでしょう。

支払いドットコムの利用におすすめのクレジットカードの特徴

個人事業主やフリーランスの方が支払いドットコムを利用する際に、おすすめのクレジットカードの特徴は次のとおりです。

  • 還元率が高い
  • 国際ブランドがVISAかMasterCard
  • 締日と支払日の間隔が長い
  • 年会費が安い
  • カード発行に時間がかからない

支払いドットコムで利用できるカードであることはもちろん、手数料の還元率や年会費等も重要です。

個人が支払いドットコムを利用する際に、どんなカードを選ぶべきか、詳しく解説していきます。

還元率が高い

ポイント還元率が高いクレジットカードを選択しましょう。

請求書カード払いサービスのメリットの1つとしてポイントを貯められることが挙げられます。

支払った金額に対して所定の下限率のポイントが貯まるので、還元率が高いクレジットカードほど多くのポイントを貯められ、実質的な手数料負担を引き下げられます

例えば、支払いドットコムの手数料は4%ですが、還元率1%のクレジットカードを利用すれば実質的な手数料は負担は3%になります。

還元率が高ければ高いほど、多くのポイントを貯めることが可能です。

さらに、請求書の金額は一般的な買い物や食事よりも大きいので、個人向けのクレジットカードを利用すれば、個人向けのカードで多くのポイントを貯めることもできます。

実質的な手数料負担を下げるためにも、個人で多くのポイントを貯めるためにも、できる限り還元率の高いクレジットカードを選びましょう。

国際ブランドがVISAかMasterCard

支払いドットコムを利用するのであれば国際ブランドがVISAかMasterCardのクレジットカードを選択した方がよいでしょう。

支払いドットコムではセゾンカードも利用できますが、セゾンカードはそれほど還元率が高くないので、還元率の高いVISAかMasterCardを契約するのがおすすめです。

個人向けのクレジットカードでもよいので、できる限り還元率の高い国際ブランドがVISAかMasterCardのクレジットカードを選択し、決済用のクレジットカードとして利用するようにしてください。

締日と支払日の間隔が長い

締日と支払日の間隔が長いカードであることも重要です。

締日と支払日の間隔が長ければ、それだけ支払いを先延ばしにできる時間が長くなるということです。

例えば、月末締め翌月末払いのクレジットカードと、月末締め翌月20日払いのクレジットカードを使用して、4月1日に請求書カード払いで取引先への支払いをおこなうケースを考えてみましょう。

支払日 先延ばしできる日数
月末締め翌月末払い 5月31日 60日
月末締め翌月20日払い 5月20日 50日

月末締め翌月末払いの方が先延ばしできる日数が長くなっています。

同じ手数料を支払うのであれば、先延ばしできる日数を長くして資金繰り改善効果を高めた方が得策です。

できる限り締日と支払いの間隔が長いクレジットカードを選びましょう。

年会費が安い

クレジットカードを選択する上では年会費が安いことも重要です。

ハイステータスのカードの中には年会費数十万円ものカードもありますが、そのようなカードは充実した付帯サービスを使いこなせないのであれば意味がありません。

付帯サービスやステータスにこだわりがないのであれば、できる限り安い年会費のクレジットカードを選択した方が無難でしょう。

カード発行に時間がかからない

新たにクレジットカードを作るのであれば、カード発行に時間がかからないカードを選択することも重要です。

クレジットカードの中には、申込から数分程度でバーチャルカードを発行してくれるカードも存在します。

現在、支払いドットコムの利用に合ったクレジットカードを保有していない方も、カード発行に時間のかからないクレジットカードであれば、すぐに支払いドットコム用のクレジットカードを作成することが可能です。

新たにクレジットカードを作成したいのであれば、カード発行に時間がかからないクレジットカードを選びましょう。

支払いドットコムの利用におすすめのクレジットカード3選

支払いドットコムの利用に向いているクレジットカードは次の3つです。

  • 三井住友カードビジネスオーナーズ
  • セゾンプラチナ・ビジネス・アメックス
  • 楽天カード

支払いドットコムは個人用のクレジットカードも利用できるので、個人事業主の方は個人のクレジットカードで支払いをおこなう方法もあります。

ここではおすすめのビジネスカード2つと、個人カードを1つご紹介していきます。

三井住友カードビジネスオーナーズ

国際ブランド VISA
MasterCard
利用限度額 500万円
年会費 永年無料
追加カード年会費 永年無料
ETCカード年会費 無料
ポイント還元率 1.0%

三井住友カードが発行する、個人事業主やフリーランス、小規模法人代表者向けのクレジットカードです。

小規模事業者向けでありながら、限度額500万円まで設定できるので、高額の請求書の支払いも可能です。

年会費無料で最高2,000万円の海外旅行傷害保険が付帯されているので、海外旅行や海外出張が多い方にもおすすめです。

また、三井住友カードナンバーレスとの2枚持ちであれば、Amazon、ETC、JAL、ANAでの利用で還元率が1.5倍になります。

三井住友カードナンバーレスも年会費無料なので、Amazonでの仕入れやETC利用が多い方などは2枚持ちをするのがおすすめです。

セゾンプラチナ・ビジネス・アメックスカード

国際ブランド AmericanExpress
利用限度額 500万円
年会費 22,000円(初年度無料)
追加カード年会費 3,300円(税込)
最大9枚まで発行可能
ETCカード年会費 無料
ポイント還元率 0.5%

ステータスの高いアメックスカードを保有し、支払いドットコムで利用したいのであればセゾンプラチナ・ビジネス・アメックスカードがおすすめです。

セゾンプラチナ・ビジネス・アメックスカードは、年会費22,000円と決して安くはありませんが、アメックスのプラチナカードが年会費22,000円であれば決して高いわけではありません。しかも初年度は年会費無料です。

プラチナカードとして次のような充実したサービスが付帯されています。

  • プラチナ会員専用コンシェルジュ・サービス
  • 海外空港ラウンジ利用
  • 高級ホテルの優待・特典
  • 空港までのハイヤー送迎
  • 2名様以上のご利用で、1名様分のコース料理を無料
  • 通常入会金330,000円(税込)/年会費275,000円(税込)の一見さんお断りの老舗料亭の利用などができる「セゾンプレミアムセレクション by クラブ・コンシェルジュ」が無料付帯

年会費たったの22,000円でこれだけ充実したサービスが付帯されているのはお得だといえます。

還元率が低いので、実質的な手数料負担を引き下げたい方には向いていませんが、セゾンカードで充実したサービスを受けたい方には向いています。

楽天カード

国際ブランド VISA
MasterCard
JCB
AmericanExpress
利用限度額 100万円
年会費 永年無料
追加カード年会費 1枚まで
年会費無料
ETCカード年会費 無料
ポイント還元率 1.0%

個人向けのクレジットカードとして還元率が高いことで知られるのが楽天カードです。

基本の還元率は1%と高いですが、楽天経済圏のサービスを利用する方はさらにポイント還元率が高くなります。

  • 楽天市場で買い物:ポイント+2倍
  • 楽天モバイルキャリア決済利用:ポイント+2倍
  • 楽天銀行で楽天カードの引き落とし:ポイント+0.5倍

このように、楽天関連のサービスで楽天カードを利用すると、さらにポイント還元が大きくなります。

普段から楽天関連のサービスを利用する機会が多い方におすすめです。

追加カードも1枚まで無料で作成できるので、請求書カード払い用に1枚作成しておくと便利でしょう。

支払いドットコム以外にも!個人が利用できる請求書カード払いサービス10選

個人事業主やフリーランスの方が利用できる請求書カード払いサービスは支払いドットコムだけではありません。

支払いドットコム以外にも、個人が利用できる請求書カード払いサービスには次のようなものがあります。

  • INVOYカード払い
  • Money Foward請求書カード払い
  • Fintoカード後払い
  • DGFT請求書カード払い
  • 請求書カード払い JCB×Digital Garage
  • Biz Forward請求書カード払い
  • 請求書カード払い by GMO
  • NP掛け払い 請求書カード払い
  • ラボルカード払い
  • 請求書カード払い「OBS」

これらのサービスは、支払いドットコムよりも手数料が低いなどのメリットもあるので、支払いドットコムとの違いを理解して、適切に使い分けるのがよいでしょう。

支払いドットコム以外にも個人が利用できる請求書カード払いサービスについて詳しく解説していきます。

INVOYカード払い

INVOYカード払い

運営会社 FINUX株式会社
契約方法 オンライン
先延ばしできる最長期間 60日
対応国際ブランド VISA、Mastercard、JCB
請求書の支払いスピード 最短即日〜最長30日後
利用者 法人・個人事業主
審査の有無 無し
必要書類 無し
手数料 3%

INVOYカード払いは請求書カード払いサービスのほか、請求書の管理作成、請求業務などをおこなうFINUX株式会社が運営するサービスです。

INVOYカード払いの特徴は利用者数が非常に多いという点で、累計登録者は10万ユーザーを超えて支払いドットコムよりも多くなっています。累計利用額は100億円を超えているので、非常に多くの人が利用しており安心です。

最大の特徴は最短即日支払いに対応している点です。

申込日当日の支払いをおこなっているので「今日支払いをしなければならない」などの緊急時も活用できるサービスになります。

手数料は3%と平均的で、VISA、MasterCard、JCBなど多くのクレジットカードが利用できます。

多くの人が利用できるサービスで、スピーディーに支払いたい場合には、INVOYカード払いがおすすめです。

Money Foward請求書カード払い

マネーフォワード請求書カード払い

運営会社 マネーフォワードケッサイ株式会社
契約方法 オンライン
先延ばしできる最長期間 60日
対応国際ブランド VISA、Mastercard、JCB
請求書の支払いスピード 最短2営業日
利用者 法人・個人事業主
審査の有無 無し
必要書類 不要
手数料 2.7%

Money Foward請求書カード払いは、大手会計システム会社のマネーフォワードの関連会社である、マネーファワードケッサイが運営するサービスです。

大手企業が運営するサービスなので、安心感があります。

最大の特徴は手数料の低さで、2.7%は相場である3%を大きく下回っており、低コストで利用できる点がメリットです。

VISA、MasterCard、JCBが利用できるので、国内発行の多くのクレジットカードをMoney Foward請求書カード払いで利用できます。

クレジットカードで決済してから支払いまでには最短2営業日と、まずまず速くなっていますが、Money Foward請求書カード払いは支払日が毎月5日、10日、15日、20日、25日、月末日と決まっており、これ以外の日は支払いをしていません。

つまり、申込日によっては取引先への着金までに5営業日程度かかってしまうこともあるので、利用する前には「取引先への支払いに間に合うか」という点だけには注意しましょう。

Fintoカード後払い

Fintoカード後払い

運営会社 トラボックス株式会社
契約方法 オンライン
先延ばしできる最長期間 60日
対応国際ブランド VISA、Mastercard、セゾンカード
請求書の支払いスピード 最短1営業日
利用者 法人・個人事業主
審査の有無 無し
必要書類 無し
手数料 2.55%
※5万円未満の決済は、一律1400円

Fintoカード後払いは東証プライム上場企業のビジョナルグループのトラボックス株式会社が運営するサービスです。

上場企業傘下の業者が運営しており、トラボックス株式会社は以前からトラボックスという名称で請求書カード払いサービスを運営してきたため、安心して利用できます。

最大の特徴は業界最低水準の2.55%の手数料です。

主要サービスの中でも最も手数料が低くなっているので、コストを抑えて請求書カード払いサービスを利用したい方におすすめです。

また、支払いまでには最短1営業日と支払いドットコムと同じように早めになっており、セゾンカードに対応しているので、セゾン発行のアメックスカードも利用できます。

「とにかくコストを抑えて請求書カード払いを利用したい」という方には、Fintoカード後払いがおすすめです。

DGFT請求書カード払い

DGFT請求書カード払い

運営会社 株式会社デジタルガレージ
契約方法 オンライン
先延ばしできる最長期間 60日
対応国際ブランド VISA、Mastercard、JCB、セゾンカード、ダイナース
請求書の支払いスピード 最短3営業日
利用者 法人・個人事業主
審査の有無 無し
必要書類 無し
手数料 3%

DGFT請求書カード払いは法人向けの決済サービス大手の株式会社デジタルガレージが運営する請求書カード払いサービスです。

株式会社デジタルガレージは、請求書カード払いの分野で高いノウハウを持っており、JCBやネットプロテクションズのような大手企業とも提携して請求書カード払いサービスの運営をおこなっています。

DGFT請求書カード払いは株式会社デジタルガレージが直接運営するサービスなので、安心して利用できるでしょう。

DGFT請求書カード払いの最大の特徴は利用できるクレジットカードの種類が非常に豊富という点です。

VISA、MasterCard、JCBはもちろんのこと、セゾンカードに加えてダイナースカードも利用できます。

セゾンカード対応なので、セゾン発行のアメックスカードが利用できます。

さらに、ダイナースカードが利用できる請求書カード払いサービスは主要サービスの中でも、DGFT請求書カード払いだけです。

付帯サービスが充実しているハイステータスカードとして多くの経営者から愛されているダイナースカードですが、DGFT請求書カード払いであれば、請求書カード払いに利用できるでしょう。

手数料は3%と平均的ですので、コストを抑えて利用できます。

申込から取引先企業の口座へ着金するまでには、3営業日となかなか時間がかかるので、時間に余裕がある際に利用するとよいでしょう。

請求書カード払い JCB×Digital Garage

JCB請求書カード払い

運営会社 株式会社ジェーシービー
契約方法 オンライン
先延ばしできる最長期間 40日
対応国際ブランド JCB
請求書の支払いスピード 最短3営業日
利用者 法人・個人事業主
審査の有無 無し
必要書類 無し
手数料 2.98%

請求書カード払い JCB×Digital Garageは、日本唯一の国際ブランドであるJCBが会員向けに提供している請求書カード払いサービスです。

実際に国際ブランドを持つ超大手カード会社なので、運営会社の信頼度という点では抜群です。

手数料2.98%は相場よりもやや低いので、コストを抑えて利用することができます。

利用できるクレジットカードは、単に国際ブランドがJCBというだけでなく、JCB発行のオリジナルカードでなければなりません。提携カードは利用できないので注意しましょう

この点で、請求書カード払い JCB×Digital GarageはJCBが自社の会員向けに提供しているサービスだといえます。

請求書の支払いスピードは最短で3営業日と時間がかかるので注意が必要です。

さらに、先延ばしできる期間が最長40日までとなっており、他のサービスよりも資金繰り改善効果は限定的となっている点にも注意しましょう。

Biz Forward請求書カード払い

Biz Forward請求書カード払い

運営会社 株式会社Biz Forward
契約方法 オンライン
先延ばしできる最長期間 60日
対応国際ブランド VISA、Mastercard、JCB
請求書の支払いスピード 最短2営業日
利用者 法人・個人事業主
審査の有無 無し
必要書類 無し
手数料 2.8%

Biz Forward請求書カード払いは、株式会社マネーフォワード(51%)、株式会社三菱UFJ銀行(39%)、三菱UFJファクター株式会社(10%)の3社が共同出資で設立した株式会社Biz Forwardが運営する請求書カード払いサービスです。

メガバンクをはじめとした大手企業が出資して設立した会社なので安心です。

また、Biz Forwardはファクタリングや請求書の作成管理サービスなどを提供しており、請求書を活用した資金繰り改善には高いノウハウをもっているため、とても利用しやすいサービスだといえます。

Biz Forward請求書カード払いの最大の特徴は、2.8%という非常に低い手数料です。

請求書カード払いサービスの手数料相場は3%程度なので、Biz Forward請求書カード払いは相場よりもかなり低いコストで利用できます。

申込からクレジットカード決済まで、最短2営業日と速めですが、Biz Forward請求書カード払いもMoney Foward請求書カード払いと同様に支払日が5日、10日、15日、20日、25日、月末日と決められています。

申込日によっては取引先への着金までに時間がかかってしまうことがあるので注意しましょう。

請求書カード払い by GMO

請求書カード払い by GMO

運営会社 GMOペイメントゲートウェイ株式会社
契約方法 オンライン
先延ばしできる最長期間 60日
対応国際ブランド Visa、MasterCard、アメックスのビジネス・カード
請求書の支払いスピード 最短即日
利用者 法人・個人事業主
審査の有無 無し
必要書類 無し
手数料 3.0%
最低手数料として1,500円

請求書カード払い by GMOは大手決済代行会社のGMOペイメントゲートウェイが運営する請求書カード払いサービスです。

GMOペイメントゲートウェイは東証プライム上場企業ですし、GMOグループの中核企業の1つなので、運営業者の安全性は圧倒的だといえるでしょう。

最大の特徴は、アメックスビジネスカードが利用できる点です。

アメックスビジネスカードはビジネスに活用できる充実した付帯サービスがついていることで、多くの経営者から利用されているハイステータスのカードです。

他の主要請求書カード払いサービスでは、アメックスビジネスカードは利用できませんが、請求書カード払い by GMOだけはアメックスビジネスカードを利用できます。

普段から利用しているアメックスビジネスカードで、請求書の代金も支払いたいと考える方は、請求書カード払い by GMOの利用がおすすめです。

さらに、請求書カード払い by GMOは最短即日支払いなので、急いで取引先へ支払いをしたい方にも向いています。

アメックスビジネスカードを利用したい方、急いで支払いをしたい方におすすめのサービスです。

NP掛け払い 請求書カード払い

NP掛け払い 請求書カード払い

運営会社 株式会社ネットプロテクションズ
契約方法 オンライン
先延ばしできる最長期間 60日
対応国際ブランド VISA、MasterCard、JCB
請求書の支払いスピード 最短3営業日後
利用者 法人・個人事業主
審査の有無 無し
必要書類 無し
手数料 3%

NP掛け払い 請求書カード払いはネットの買い物で後払い決済ができる「NP後払い」を提供している株式会社ネットプロテクションズが運営する請求書カード払いサービスです。

共同で運営しているのは、請求書カード払いサービスに対して非常に高いノウハウをもつ、株式会社デジタルガレージなので安心して利用できるだけでなく、操作環境などが非常にスムーズです。

申込から決済までは最短5分程度で完了するシンプルな設計になっており、提出書類もありません。

VISA、MasterCard、JCBの国際ブランドが利用できるので、国内発行の多くのクレジットカードが利用できます。

手数料3%なのでコストを抑えて利用することも可能です。

支払いまでには3営業日かかるので、時間に余裕をもち、計画的に利用するようにしてください。

ラボルカード払い

ラボルカード払い

運営会社 株式会社ラボル
契約方法 オンライン
先延ばしできる最長期間 60日
対応国際ブランド VISA、Mastercard、JCB
請求書の支払いスピード 最短60分
利用者 法人・個人事業主
審査の有無 無し
必要書類 無し
手数料 3.0%〜3.5%

ラボルカード払いはファクタリングで有名な株式会社ラボルが運営する請求書カード払いサービスです。

株式会社ラボルは東証プライム上場企業の株式会社セレスの100%子会社ですし、株式会社ラボル自身も8億を超える資本金があります。

運営会社の安全性には定評があるサービスです。

また、ラボルカード払いの最大の特徴は支払いスピードの速さです。

申込から最短60分で取引先へ振り込んでくれるので、とにかく急いで支払いをしたいという場面で、ラボルカード払いは活用できます。

請求書カード払いサービスの中には最短即日支払いに対応している業者もいくつかありますが、「最短60分」と振込時間まで明記して振り込みをおこなってくれるのはラボルだけです。

あらゆるサービスの中でも最もスピードが速いといえるでしょう。

手数料は3.0%〜3.5%と支払いドットコムよりは低いものの、やや高めになっているので、毎月のように利用するのではなく、お金に困った緊急時に活用するのがおすすめです。

請求書カード払い「OBS」

請求書カード払い「OBS」

運営会社 株式会社オリエントコーポレーション
契約方法 オンライン
先延ばしできる最長期間 60日
対応国際ブランド VISA、Mastercard、JCB
請求書の支払いスピード 最短5営業日後
利用者 法人・個人事業主
審査の有無 無し
必要書類 無し
手数料 3.0%

請求書カード払い「OBS」は大手信販会社のオリエントコーポレーション(オリコ)が運営する請求書カード払いサービスです。

オリコはみずほ銀行傘下の超大手企業なので、運営業者の信頼度という点では圧倒的に高いサービスだといえるでしょう。

利用できるクレジットカードはVISA、Mastercard、JCBとオリコカード以外のカードも利用できます。

さらに、請求書カード払い「OBS」では期間限定で、オリコカードの利用で手数料が0円になるキャンペーンを実施していることがあります。

キャンペーン時に利用することで、コストゼロで請求書のカード払いができるので、キャンペーンの機会を逃さないようにしてください。

なお、請求書カード払い「OBS」はクレジットカード決済から取引先口座への着金までに最短で5営業日と、主要サービスの中で最も時間がかかります。

緊急の支払いには活用できないので、時間に余裕をもって申し込みましょう。

個人が請求書カード払いサービスを選択するポイント

個人事業主やフリーランスの方が請求書カード払いサービスを選択する際には次のポイントを比較して、最適なサービスを利用しましょう。

  • 取引先への支払い期限に間に合うか
  • 安全なサービスかどうか
  • 手持ちのクレジットカードが利用できるか
  • 希望する支出を支払えるか
  • 手数料は許容できる範囲か

請求書カード払いサービスを選択する際に重要な、5つのポイントについて詳しく解説していきます。

取引先への支払い期限に間に合うか

まずは取引先への支払い期限に間に合うかどうかを確認しましょう。

取引先への支払期限に間に合わないのであれば、手数料を支払ってまで請求書カード払いサービスを利用する意味がありません。

請求書カード払いサービスは、サービスによって支払いまでの時間が異なります。

最短即日支払いに対応しているものもあれば、5営業日もの時間がかかるサービスもあります。

請求書の支払期日を確認し、支払期限に間に合うサービスを選択するようにしてください。

安全なサービスかどうか

安全なサービスかどうかという点もとても重要です。

請求書カード払いサービスは、クレジットカードの情報をインターネット上で入力します。

この際に、悪徳業者のサービスを利用してしまうと、入力したクレジットカードなどの情報を盗まれて悪用されてしまうリスクがあります。

利用する際には、請求書カード払いサービスを提供する業者が安全な業者であることを確認したうえで申し込むようにしてください。

手持ちのクレジットカードが利用できるか

ご自身が保有しているクレジットカードが当該サービスで利用できるかどうかも重要な確認ポイントです。

請求書カード払いサービスによって、使えるカードは異なるためです。

例えば、支払いドットコムであれば、利用できるクレジットカードはVISAとMasterCardとセゾンカードです。

そのため、セゾン以外のJCBやアメックスブランドのカードは利用できません。

請求書カード払いは、クレジットカードで請求書の代金を決済するサービスです。

手持ちのクレジットカードで請求書のカード払いが利用できるかどうかを必ず確認するようにしてください。

希望する支出を支払えるか

クレジットカードでの支払いを希望する支出を支払えるサービスかどうかを必ず確認しましょう。

請求書カード払いサービスによってどんな支出への支払いができるかは異なるためです。

税金、家賃、社会保険料、水道光熱費などの支払いについては業者によって対応が異なります。

例えば「クレジットカードで家賃を支払いたい」と考えていても、家賃を支払うことができないサービスに申し込みをした場合には、家賃を払うことができません。

自社が希望する支払いを利用できるかどうかを、利用前に必ず確認するようにしてください。

手数料は許容できる範囲か

手数料は許容でいる範囲内かどうかについても考慮しましょう。

請求書カード払いサービスはファクタリングや融資と比較して資金調達コストは高くなりませんが、それでも毎月利用するとコストは高額になります。

その中でも支払いドットコムの手数料は業界の中でもかなり高い水準なので、コストを抑えて請求書カード払いサービスを利用したい方は、できる限り手数料の低いサービスを選択するのがよいでしょう。

支払いドットコムの個人利用についてよくある質問

個人事業主やフリーランスの方が支払いドットコムを利用することについて、よくある質問は次のとおりです。

  • 個人の支出をクレジットカードで支払うことはできますか?
  • 1万円未満の経費があるのですが支払いドットコムで支払えますか?
  • デビットカード、プリペイドカードは利用できますか?
  • 支払いドットコムでは不正利用の心配はありませんか?
  • 個人に対する支払いには利用できますか?

個人の支出をクレジットカードで支払うことはできますか?

個人の支出をクレジットカードで支払うことは不可能です。

支払いドットコムは個人事業主やフリーランスなどが個人名義で利用できますが、支払うことができる支出はあくまでも事業にかかる支出のみです。

事業とは無関係は個人的な支払いをクレジットカードで支払うことはできないので注意してください。

1万円未満の経費があるのですが支払いドットコムで支払えますか?

1万円未満の経費を支払いドットコムで支払うことはできません。

支払いドットコムでは1万円以上の請求書でなければ利用できないためです。

個人事業主やフリーランスの方は、経費の金額が1万円未満など、少額になってしまうことも多いですが、少額の請求書は支払いドットコムでは払えないので注意してください。

デビットカード、プリペイドカードは利用できますか?

支払いドットコムは、VISA、MasterCard、セゾンカードのいずれかであればクレジットカードだけでなく、デビットカードやプリペイドカードの利用ができます。

ただし、デビットカードは紐つけされた銀行口座の残高の範囲内で利用できるカードですし、プリペイドカードはあらかじめチャージした金額しか利用できません。

つまり、手元に一定程度のお金がないと利用できないカードなので、デビットカードやプリペイドカードを利用して手数料が発生する請求書カード払いサービスを利用するメリットは皆無です。

支払いドットコムではデビットカードやプリペイドカードが利用できるものの、あえて利用するメリットは全くないと理解していきましょう。

支払いドットコムでは不正利用の心配はありませんか?

支払いドットコムでは不正利用の心配は基本的にありません。

運営業者は大手信販会社のクレディセゾンと大手カード会社のUPSIDERなので、優良業者が運営しています。

また、支払いドットコムでは3Dセキュアを導入しているので、カード番号やカードを盗まれたことによる悪用の心配はありません。

3Dセキュアとは、カードの情報を入力したあとで、パスワードやワンタイムパスワードなどで本人認証をおこなう方法です。

これによってカードの所有者本人以外はカードを利用できない仕組みとなっており安心です。

支払いドットコムは運営会社の安全度が高いことに加えて、3Dセキュアも導入されているので、インターネット上でクレジットカードの情報を入力しても安心して利用できるサービスです。

個人に対する支払いには利用できますか?

支払いドットコムで支払うことができるのは法人に対する支払いのみです。

個人に対する支払いには利用できません。

個人の場合には、事業の支出かどうかの証明が難しく、個人的な支出に対しても支払いをおこなってしまう懸念があるためです。

取引先が個人事業主やフリーランスであっても、相手が法人でない場合には支払いドットコムで支払うことができないと理解しておきましょう。

まとめ

支払いドットコムは、大手信販会社のクレディセゾンと大手法人向けカード会社のUPSIDERが共同で運営する請求書カード払いサービスです。

手元にお金がなくてもクレジットカードで請求書の代金を支払いドットコムへ支払うことで、支払いドットコムが取引先に対して利用者名義での支払いをおこなってくれます。

手元にお金がなくても支払いができますし、支払期日を最長60日間先延ばしにできるので、資金繰りも改善します。

さらに支払いドットコムはクレジットカード決済から最短1営業日で取引先企業の口座へ振り込みをおこなうので、緊急で支払いが必要なタイミングでも活用できるでしょう。

手数料が4%と業界でも高めの設定になっているので、頻繁に利用するのではなく、本当にお金に困った際にスポットで利用するようにしてください。

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売掛金300万円の場合
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振込までの日数 最短当日 最短翌日 最短4日
ファクタリング
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審査時の
必要書類
  • 身分証明書
  • 入出金の通帳
  • (WEB通帳含む)
  • 請求書
  • 見積書
  • 決算書
  • 売掛先との取引内容履歴の確認事項
  • 売掛先との契約書類
  • 発注書、納品書、請求書など
  • 身分証明書
  • 登記簿贈本(履歴事項証明書)
  • 決算書(税務申告済の押印必須)
  • 売掛先との基本契約書
  • 売掛債権の因果資料
  • 入出金の確認事項
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