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融資やファクタリングを利用せず、手元にお金がなくても取引先への支払いができる方法が請求書カード払いです。
請求書カード払いサービスの中でも運営業者の安全性が高く、利用しやすいことで評判なのがDGFT請求書カード払いです。
DGFT請求書カード払いは低めの手数料で幅広いクレジットカードを使用して請求書の支払いができます。
どの業者で請求書カード払いを利用すべきか?ということに悩んでいる方はぜひ利用を検討したい1社です。
DGFT請求書カード払いのスペックやメリットとデメリットを他社と比較しながら詳しく解説していきます。
記事の目次
DGFT請求書カード払いとは?
DGFT請求書カード払いとは、東証プライム市場に上場する株式会社デジタルガレージが提供するサービスです。
DGFT請求書カード払いへ請求書の代金をクレジットカードで支払うことで、株式会社デジタルガレージが取引先に対して利用者名義で代金を支払ってくれます。
手元にお金がなくても、クレジットカードの限度額に空きさえあれば、支払期日に遅れることなく取引先への支払いができます。
DGFT請求書カード払いのサービス概要や利用の流れについて詳しく見ていきましょう。
運営業者
DGFT請求書カード払いを運営する株式会社デジタルガレージの概要は次のとおりです。
運営会社 | 株式会社デジタルガレージ |
---|---|
代表取締役 | 林 郁 |
設立 | 1995年8月17日 |
所在地 | 本社 〒150-0022 東京都渋谷区恵比寿南3-5-7 デジタルゲートビル本社 〒150-0042 東京都渋谷区宇田川町15-1 渋谷パルコDGビル |
資本金 | 92,138百万円 |
上場市場 | 東京証券取引所 プライム市場 [証券コード4819] |
資本金900億円を超える非常に大きな企業で、東証プライム市場にも上場しています。
DGFT請求書カード払いは運営会社の信頼度が非常に高いといえるでしょう。
サービス概要
DGFT請求書カード払いのサービス概要は以下のとおりです。
契約方法 | オンライン |
---|---|
先延ばしできる最長期間 | 60日 |
対応国際ブランド | VISA、Mastercard、JCB、セゾンカード、ダイナース |
請求書の支払いスピード | 最短3営業日 |
利用者 | 法人・個人事業主 |
審査の有無 | 無し |
必要書類 | 無し |
手数料 | 3% |
審査なし、書類なしで手数料3%で最長60日間支払いを先延ばしにできる点が特徴です。
DGFT請求書カード払いの利用の流れ
DGFT請求書カード払いを利用する流れは次のとおりです。
- 請求書をスマホで撮影
- カード番号を入力し申請
利用するためのステップはたったこれだけです。
DGFT請求書カード払いでは請求書をスマホで撮影すると、自動で情報の読み取りがおこなわれ90%以上の項目が自動入力されます。
スムーズに申し込み手続きができるうえに、相手先口座番号等の入力間違いないので安心です。
DGFT請求書カード払いの8つのメリット
DGFT請求書カード払いには次の8つの特徴があります。
- 最大60日間資金の流出を延長できる
- 対応している国際ブランドが多い
- 本人認証サービス(3Dセキュア 2.0)を導入し安心
- 手数料3%でファクタリングより安い
- 登録から最短即日で利用できる
- 書類なし審査なしでWEB完結
- 個人カードも利用できる
- 支払いできる用途が多い
- インボイスにも対応
- 運営業者の安全性が高い
DGFT請求書カード払いは他社と比較して長い期間、支払いを先延ばしにでき、対応している国際ブランドが豊富なので利用しやすいサービスです。
DGFT請求書カード払いの10のメリットについて詳しく解説していきます。
最大60日間資金の流出を延長できる
DGFT請求書カード払いは最大60日間資金の流出を延長できます。
例えば月末締め翌月末払いのクレジットカードを使用した場合、3月1日にDGFT請求書カード払いを利用すると、締日は3月31日で支払日は4月30日です。
現金や振込で取引先へ支払っていたら、3月1日に流出していたはずのお金がDGFT請求書カード払いを利用することで4月30日まで先延ばしできます。
手元にお金がなくても取引先へ期日通りに代金を支払えますし、クレジットカードで支払ったことによってポイント貯まる点はメリットです。
対応している国際ブランドが多い
DGFT請求書カード払いは対応している国際ブランドが多い点も魅力です。
DGFT請求書カード払いは次のクレジットカードに対応しています。
- VISA
- MasterCard
- JCB
- ダイナース
- セゾンカード
アメックス以外の主要なクレジットカードにはすべて対応しています。
特にダイナースカードに対応している主要請求書カード払いサービスはDGFT請求書カード払いだけです。
ダイナースカードは、利用可能額に一律の制限が無く、レストランやホテルの優待、空港ラウンジ、海外旅行保険などの付帯サービスが充実しているハイステータスのクレジットカードです。
こだわってダイナースを利用している方も多いですが、DGFT請求書カード払いであればダイナースカードを利用可能です。
本人認証サービス(3Dセキュア 2.0)を導入し安心
DGFT請求書カード払いでは、本人認証サービス(3Dセキュア 2.0)を導入しています。
本人認証サービス(3Dセキュア 2.0)とは、インターネット上でクレジットカード決済する際に、ワンタイムパスワードの入力などの方法で追加認証することで不正利用を防ぐサービスです。
これによってクレジットカード情報の盗用などの不正利用を防ぐことができます。
DGFT請求書カード払いの画面上でクレジットカード情報を入力しても、不正利用の心配がないので安心です。
手数料3%でファクタリングより安い
DGFT請求書カード払いの手数料は3%です。
10万円の請求書をカード払いするのであれば、3,000円の手数料が発生し、10万3,000円がクレジットカード決済される仕組みです。
ファクタリングの手数料は2社間ファクタリングと3社間ファクタリングで次のとおです。
- 2社間ファクタリング:5%〜20%程度
- 3社間ファクタリング:1%〜8%程度
取引先に秘密で利用したいのであれば、2社間ファクタリングを利用するのが一般的ですが、2社間ファクタリングは10%前後の手数料になることが珍しくありません。
DGFT請求書カード払いであれば手数料3%で取引先に知られずに利用できるので、2社間ファクタリングを利用するよりもかなり手数料負担は低くなります。
登録から最短即日で利用できる
DGFT請求書カード払いは登録してから最短即日で利用が可能です。
初回利用時には次の情報を入力するだけです。
- 支払金額
- 送金先の銀行口座などの請求情報
- クレジットカード情報
これらの情報を登録すれば申請から最短5分で利用可能になります。
請求書カード払いサービスの中には初回申請時から利用できるようになるまでに数日程度かかるものもありますが、DGFT請求書カード払いであれば申請後すぐに利用可能になります。
初めて請求書カード払いを利用する方も、DGFT請求書カード払いであればすぐに利用できる点はメリットです。
書類なし審査なしでWEB完結
DGFT請求書カード払いを利用するには審査は必要ありません。
請求書とクレジットカードの空き枠さえあればすぐに利用できるようになります。
提出書類も必要ないので、面倒な書類のPDF化もアップロードも不要です。
DGFT請求書カード払いは審査なしで誰でもすぐに利用できます。
そのため「急いで取引先に支払わないといけない」という方も、クレジットカードの空き枠さえあれば誰でも簡単に確実に利用可能です。
銀行融資やファクタリングの審査に落ちてしまった方も、DGFT請求書カード払いであれば確実に取引先へ支払いが可能です。
個人カードも利用できる
DGFT請求書カード払いでは個人名義のクレジットカードも支払用のカードとして利用できます。
普段、事業用のクレジットカードを保有していないという方も、DGFT請求書カード払いであれば、社長が個人用として保有しているクレジットカードを請求書の支払いのために利用できます。
法人カードを持っていない方、個人用のカードでポイントを貯めたいという方も、DGFT請求書カード払いであれば自由に利用可能です。
取引先への支払名義は自由に設定できるので、DGFT請求書カード払いであればどんな名義のカードでも、請求書に沿った支払いが可能です。
支払いできる用途が多い
DGFT請求書カード払いは支払いできる用途が非常に多い点が特徴です。
基本的には、請求書の支払い先が法人で銀行振込であれば、どんな用途にも支払うことが可能です。
仕入、外注費、水道光熱費、家賃などの支払いに対応しています。
日常的に発生する経常経費に加えて、臨時で発生する内装費や備品代など、あらゆる支払いに対応しているので、DGFT請求書カード払いを利用することで事業で発生する様々な支払いにクレジットカードが利用できる点はメリットです。
インボイスにも対応
インボイス制度に対応するためにはサービス利用明細書の出力が必要ですが、DGFT請求書カード払いでは「サービス利用明細書ダウンロード」機能がついているので、明細書のダウンロードを簡単におこなえます。
この明細書はインボイス制度(適格請求書等保存方式)に対応しているので、インボイス制度に法的に対応した明細書として利用が可能です。
運営業者の安全性が高い
DGFT請求書カード払いは運営業者の安全性が高い点も特徴です。
DGFT請求書カード払いの運営業者は株式会社デジタルガレージという東証プライム上場企業です。
株式会社デジタルガレージは国内最大級の決済プラットフォーム事業を展開しており、DGFT請求書カード払いは自社のサービスとして運営しています。
このほかにも「JCB請求書カード払い」や「NP掛け払い請求書カード払い」など他社に決済サービスの技術を提供して共同運営しているサービスを多数展開しています。
請求書カード払いサービスをおこなう業者の中でも信頼と技術はトップクラスの企業が直接運営しているので、DGFT請求書カード払いは安心して利用できるでしょう。
DGFT請求書カード払いのデメリット
DGFT請求書カード払いや請求書カード払いサービスそのものには次のようなデメリットもあるので注意が必要です。
- 手数料は平均的
- 取引先への入金に3営業日かかる
- 利用できる請求書に制限がある
- 法人宛ての支払いしか利用できない
- クレカの限度額以上の支払いは不可能
- 60日以上の先延ばしはできない
DGFT請求書カード払いは利用額、支払先、請求書の種類などに一定の制限があり、入金スピードや手数料には他社と比較してそれほどメリットはありません。
DGFT請求書カード払いの6つのデメリットについて詳しく解説していきます。
手数料は平均的
DGFT請求書カード払いの手数料3%というのは、数ある請求書カード払いサービスの中でも平均的です。
3%という手数料自体はファクタリングよりもかなり低いですが、業者の中には2%台の手数料を設定しているサービスもあるので、DGFT請求書カード払いが特段手数料が低いというわけではありません。
より低い手数料で請求書カード払いを利用したいのであれば、他のサービスの利用を検討するのも1つの方法です。
取引先への入金に3営業日かかる
DGFT請求書カード払いはクレジットカードで決済してから、取引先の口座へ代金が支払われるまで最短3営業日必要になります。
クレジットカードで決済する際には、取引先への入金日を指定できますが、指定できる日付は申込日の3営業日以降の日付になり、3営業日以前の日付の指定は不可能です。
他社のサービスの中には、最短即日〜2営業日に振り込めるものもあるので、DGFT請求書カード払いが3営業日以降の日付しか指定できない点はデメリットです。
DGFT請求書カード払いを利用する際には、時間に余裕をもって申請するようにしてください。
利用できる請求書に制限がある
DGFT請求書カード払いで支払うことができる請求書は、日本国内の法人が発行する請求書のみです。
海外法人、個人事業主、フリーランスが発行している請求書の支払いはできません。
海外から商品などを仕入れている業者や、外注先として個人事業主やフリーランスを利用している方は、当該請求書をDGFT請求書カード払いで支払うことができないので注意しましょう。
クレカの限度額以上の支払いは不可能
DGFT請求書カード払いはクレジットカードの限度額を超える支払いはできません。
これはDGFT請求書カード払いに限ったことではなく、請求書カード払いサービスすべてのデメリットだといえます。
DGFT請求書カード払いはクレジットカードのショッピング枠で、請求書の代金を支払うというものですので、当然ながら支払限度額はクレジットカードの利用限度額ということになります。
そのため、数百万円単位のようなクレジットカードの限度額を超えるほどの支払いは請求書カード払いでは対応できない点に注意しましょう。
60日以上の先延ばしはできない
DGFT請求書カード払いでは60日を超える先延ばしはできません。
この点もDGFT請求書カード払いに限らず、請求書カード払いすべてのデメリットです。
あくまでもクレジットカードの利用日、締日、支払日の関係を利用して、取引先への支払いを先延ばしにできるというだけのサービスですので、どのサービスでも先延ばしできる日数は60日が限度です。
融資であれば、調達した運転資金を5年〜8年程度の長い年数をかけて返済していくことが可能ですが、請求書カード払いは60日という短い期間しか先延ばしができない点に注意しましょう。
DGFT請求書カード払いに向いているクレジットカードの特徴
DGFT請求書カード払いにおすすめのクレジットカードの特徴は次のような点です。
- 限度額が大きい
- ポイント還元率が高い
- 年会費など維持費が安い
- カード発行日数が短い
- 締日と支払日の間隔が長い
取引先への経費を支払うのであれば、高額の支払いにも対応できポイント還元が豊富なクレジットカードを選択しましょう。
DGFT請求書カード払いにおすすめのクレジットカードの5つの特徴を解説していきます。
限度額が大きい
請求書カード払いには限度額が大きなカードが向いています。
事業の経費は数逆万円単位の支払いになることもあるので、限度額の大きなカードを契約しておいた方が様々な経費の支払いに対応できます。
個人用のクレジットカードは限度額数十万円程度を少なめに設定されていることも多いですが、できれば事業用として高額の限度額が設定されるクレジットカードを利用しましょう。
ポイント還元率が高い
請求書カード払いに利用するカードはポイント還元率が高いことも重要です。
請求書の代金を支払う目的でクレジットカードを使用してもクレジットカードにはポイントが付与されます。
クレジットカードにポイントが付与されれば、その分だけ実質的な手数料負担を抑えられます。
DGFT請求書カード払いの手数料は3%ですが、還元率1%のクレジットカードを使用すれば実質的な負担率は2%ですので、実質的な手数料負担を抑えられます。
DGFT請求書カード払いに使用するクレジットカードはできる限り還元率の高いカードを選択しましょう。
年会費など維持費が安い
年会費などのクレジットカードの維持費が安いカードを選択することも重要です。
年会費が高額になれば、実質的な負担も上昇してしまうためです。
一般的に法人向けのビジネスカードは還元率が低く年会費が発生する傾向があります。一方、個人向けカードには年会費なしで還元率の高いカードも存在します。
DGFT請求書カード払いは、個人名義の個人向けカードも決済用カードとして使用できます。そのため、限度額に問題がないのであれば、年会費の安い高還元率の個人向けカードを利用するのもDGFT請求書カード払いを効率的に利用するための有効な方法です。
カード発行日数が短い
新たにクレジットカードを契約するのであれば、カードの発行日数はできる限り短い方がよいでしょう。
クレジットカードによっては申込からカードの到着まで2週間程度の時間がかかってしまうケースも少なくありません。
しかし、発行日数が長いクレジットカードへ申し込むと、カード到着前に取引先への入金期限を過ぎてしまう可能性があります。
そのため、請求書カード払いのために新規にカードを契約するのであれば、発行までの日数が短いカードの方がよいでしょう。
カードの中には、申込日当日にWEBカードが発行されるものもあるので、急ぎの場合にはすぐに発行できるカードを使用してください。
締日と支払日の間隔が長い
DGFT請求書カード払いに使用するカードは締日と支払日の間隔が長いカードがおすすめです。
締日と支払日の間隔が短いと、支払いを先延ばしにできる期間が短くなってしまうためです。
例えば、月末締め翌月15日払いのクレジットカードで3月20日に請求書カード払いを利用した場合、4月15日に支払いがあるので、先延ばしにできる期間は25日しかありません。
一方、月末締め翌月末払いのクレジットカードで3月20日請求書カード払いを利用した場合の支払日は4月30日で、この場合は40日も支払いを先延ばしにできます。
このように、締日と支払日の間隔が長い方がDGFT請求書カード払いの資金繰り改善効果は大きくなります。
同じ手数料を払うのであれば、先延ばしできる期間は長い方がよいため、できる限り締日と支払日の間隔が長いカードを利用してください。
DGFT請求書カード払いにおすすめのクレジットカード3選
DGFT請求書カード払いの利用に向いているクレジットカードは次の3つです。
- UPSIDERカード
- 三井住友カードビジネスオーナーズ
- JCB Biz ONEカード
DGFT請求書カード払いにおすすめのクレジットカードの特徴やスペックを解説していきます。
UPSIDERカード
国際ブランド | VISA Mastercard American Express Diners Club JCB |
---|---|
利用限度額 | 10億円 |
年会費 | 永年無料 |
追加カード年会費 | 無料 |
ETCカード年会費 | 無料 |
ポイント還元率 | 1.0% |
UPSIDERカードは限度額10億円と圧倒的に群を抜いているクレジットカードです。
取引先に対する高額な支払いを抱えている法人でも、UPSIDERカードであれば限度額が大きいので、DGFT請求書カード払いで請求書のカード払いができる可能性があります。
また、ポイント還元率1%と高めなので、経費の支払いによって多くのポイントを貯めることが可能です。
新規上場企業の実に20%以上が利用しているので、規模の大きなスタートアップにも最適です。
さらに、各種会計ソフトと連動しており、カードの利用明細を会計ソフトに決済データを自動反映してくれます。
経理業務も円滑化でき、限度額も大きいのでDGFT請求書カード払いに利用するカードとしては最適です。
三井住友カードビジネスオーナーズ
国際ブランド | VISA MasterCard |
---|---|
利用限度額 | 500万円 |
年会費 | 永年無料 |
追加カード年会費 | 永年無料 |
ETCカード年会費 | 無料 |
ポイント還元率 | 1.0%(個人カードと併用で1.5%) |
三井住友カードビジネスオーナーズは三井住友カードの個人事業主や小規模事業専用のカードです。
限度額500万円まで設定できるので、ある程度取引先への支払規模が大きな会社でも、小規模事業であれば十分な金額です。
また、追加カードは18枚まで発行できるので従業員が多い企業も活用できます。
個人で三井住友カード(NL)を保有して、三井住友カードビジネスオーナーズと2枚持ちをすると、ポイント還元率は1.5%になるので、DGFT請求書カード払いを実質的に1.5%の手数料負担で利用できます。
できる限り低コストでDGFT請求書カード払いを利用したい方には、三井住友カードビジネスオーナーズを利用するのがおすすめです。
JCB Biz ONEカード
国際ブランド | JCB |
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利用限度額 | 500万円 |
年会費 | 永年無料 |
追加カード年会費 | 追加カードの発行不可 |
ETCカード年会費 | 550円 |
ポイント還元率 | 1% |
JCB Biz ONEカードは年会費が永年無料の個人事業主やフリーランス向けのビジネスカードです。
ポイント還元率も1%なので、請求書のカード払いをすることでポイントもサクサク貯められます。
また、JCB Biz ONEに入会すると、「弥生会計オンライン」を2年間、「やよいの青色申告オンライン」1年間無料で利用できます。
最短5分でWEBカードの発行ができるので、DGFT請求書カード払いを利用する前にクレジットカードの契約を検討している方にはおすすめです。
DGFT請求書カード払いと他のサービスを比較
DGFT請求書カード払い | INVOYカード払い | 支払い.com | |
---|---|---|---|
運営会社 | 株式会社デジタルガレージ | FINUX株式会社 | 株式会社クレディセゾン 株式会社UPSIDER |
契約方法 | オンライン | オンライン | オンライン |
先延ばしできる最長期間 | 60日 | 60日 | 60日 |
対応国際ブランド | VISA、Mastercard、JCB、セゾンカード、ダイナース | VISA、Mastercard、JCB | VISA、Mastercard、セゾンカード |
請求書の支払いスピード | 最短3営業日 | 最短即日〜最長30日後 | 最短1営業日 |
利用者 | 法人・個人事業主 | 法人・個人事業主 | 法人、個人事業主 |
審査の有無 | 無し | 無し | 無し |
必要書類 | 無し | 無し | 不要 |
手数料 | 3% | 3% | 4% |
主要な請求書カード払いサービスであるINVOYカード払い・支払い.comとDGFT請求書カード払いの違いは、取引先への支払いスピード、手数料、対応国際ブランドです。
取引先への支払いスピードはDGFT請求書カード払いが最も時間がかかるのである程度時間に余裕をもって申し込みましょう。
対応している国際ブランドはDGFT請求書カード払いが最も多くなっています。
複数の国際ブランドのクレジットカードを使い分けている方はDGFT請求書カード払いを利用しておけば、請求書カード払いも複数のクレジットカードで使い分けられるでしょう。
手数料3%は支払い.comより低くなっており、低コストで資金調達したいのであればDGFT請求書カード払いがおすすめです。
DGFT請求書カード払いとファクタリングの違い
手元にお金がなくても資金調達できる方法としてファクタリングがあります。
しかしファクタリングとDGFT請求書カード払いでは次の点が異なります。
- 手数料
- 資金調達できる時間
- 審査
- 必要書類
- 入金日数
- ポイント還元
- 業者の安全性
DGFT請求書カード払いとファクタリングの7つの違いについて詳しく解説していきます。
手数料
DGFT請求書カード払いの手数料は3%、ファクタリングの手数料は2社間で5%〜20%程度、3社間で1%〜8%程度です。
3社間ファクタリングは売掛先の同意が必要で入金までに1週間前後の時間がかかることから、基本的に請求書カード払いの利用を検討する方は、売掛先に秘密で最短即日資金調達できる2社間ファクタリングの利用を検討するのが一般的です。
2社間ファクタリングではオンライン完結型でも10%前後の手数料が発生することから、3%の手数料で利用できるDGFT請求書カード払いの方が手数料負担は低くなります。
資金調達できる時間
資金調達(取引先への支払い)までの時間は、ファクタリングの方が速くなります。
2社間ファクタリングであれば最短即日入金ができるので、申込日当日中に請求書を現金化し、そのまま支払いに充てられます。
一方、DGFT請求書カード払いの場合はクレジットカード決済をしてから最短3営業日後の支払いです。
申込日当日や翌日には支払いができないので、「すぐに取引先へ支払いをしなければならない」という場面では活用できません。
急いでいるときには2社間ファクタリングを選択した方がよいでしょう。
審査
ファクタリングは審査がおこなわれますが、DGFT請求書カード払いでは審査はありません。
ファクタリングは万が一売掛債権が未回収になった場合、売掛先企業がその損失を負うので、ファクタリング会社にリスクが生じます。そのためファクタリングでは売掛債権が回収可能かどうかについて必ず審査を実施します。
この際に、売掛先企業の業況があまりにも悪い場合や、架空の債権や二重譲渡が疑われる場合は審査に通過できません。
一方、DGFT請求書カード払いでは審査はおこなわれません。クレジット決済をした段階で支払いを立て替えた段階で、DGFT請求書カード払い側は確実に代金を回収できるのでリスクがないためです。
ファクタリングは融資よりも審査通過率はかなり高いですが、審査がある以上は審査落ちの可能性があります。
一方、DGFT請求書カード払いには審査がないので、クレジットカードさえあれば確実に取引先への支払いができます。
必要書類
ファクタリングを利用する際には書類の提出が必要ですが、DGFT請求書カード払いでは書類の提出は不要です。
ファクタリングの審査や契約に必要な書類は業者によって異なりますが、次のとおりです。
- 請求書
- 取引先からの入金が確認できる通帳や取引明細の写し
- 代表者の本人確認書類
- 決算書・確定申告書
- 取引先との取引基本契約書
これらの書類を用意し、PDF化してアップロードしなければなりません。
一方、DGFT請求書カード払いでは必要書類は何もないので、申込や契約には全く手間がかかりません。
必要書類の用意が少ない点はDGFT請求書カード払いにメリットがあります。
ポイント還元
ファクタリングではポイント還元はおこなわれません。
請求書を売却して早期資金化するのがファクタリングで、クレジットカードとは全く関係ないためです。
一方、DGFT請求書カード払いでは利用額に応じたポイント還元がおこなわれます。クレジットカードで買い物をしたときと同じように「取引先への支払額×クレジットカードの還元率」で計算されたポイントが付与されます。
DGFT請求書カード払いの方がファクタリングよりも手数料は低いですが、DGFT請求書カード払いではクレジットカードへのポイント還元がおこなわれるので、さらに実質的は負担を引き下げることが可能です。
DGFT請求書カード払いについてよくある質問
DGFT請求書カード払いについてよくある質問は次のとおりです。
- カードの支払回数を指定できますか?
- 振込人名義は自由に設定できますか?
- 海外の企業が発行した請求書を支払えますか?
- 個人事業主やフリーランスが発行した請求書を支払えますか?
- 土日祝日も支払えますか?
- 請求書の定義を教えください?どんな書類が必要ですか?
- 給料の支払いはできますか?
カードの支払回数を指定できますか?
支払回数は1回払いのみしか指定できません。
そのため、DGFT請求書カード払いの決済画面では分割やリボで支払うことは不可能です。
なお、クレジットカードによっては決済後に「あとから分割」や「あとからリボ」などの方法で分割やリボへ変更できる可能性はあります。詳しくはカード会社へ確認してください。
振込人名義は自由に設定できますか?
自由に設定できます。
決済に使用したクレジットカードが個人名義であっても、法人名で振り込むことなどが可能です。「
海外の企業が発行した請求書を支払えますか?
海外の企業が発行した請求書をDGFT請求書カード払いで支払うことはできません。
DGFT請求書カード払いで支払えるのは国内法人が発行した請求書のみとなります。
個人事業主やフリーランスが発行した請求書を支払えますか?
個人事業主やフリーランスが発行した請求書を支払うことはできません。
DGFT請求書カード払いで、支払えるのは国内法人が発行した請求書のみですので、発行者が法人ではない個人事業主やフリーランスの請求書も利用不可です。
土日祝日も支払えますか?
土日祝日に取引先への支払いはできません。
DGFT請求書カード払いは3営業日以降であれば、取引先への支払日を任意に指定できますが、土日祝日を支払日として指定することはできません。
DGFT請求書カード払いで支払えるのは3営業日以降の平日のみと理解しておきましょう。
請求書の定義を教えください?どんな書類が必要ですか?
DGFT請求書カード払いで請求書として認められる書類には次の内容が記載されている必要があります。
- 支払者名(利用名)
- 請求者名(取引先名)
- 請求金額
- 振込先金融機関
- 支店名
- 口座番号
- 口座名義
DGFT請求書カード払いでは、これらの情報が記載されている証憑を請求書と定義しています。
給料の支払いはできますか?
給料の支払いはできません。
給料は個人名に対する支払いになるためです。
DGFT請求書カード払いは法人に対する支払いしかおこなっていないので、個人名に対する支払いになる給料の支払いはDGFT請求書カード払いでは対応していません。
まとめ
DGFT請求書カード払いは東証プライム上場企業の株式会社デジタルガレージが提供するサービスです。
手数料3%でクレジットカード決済から最短3営業日で取引先への支払いができます。
他社と比較して取り扱っている国際ブランドの種類が多く、ダイナースカードが利用できる唯一の請求書カード払いサービスです。
他社のサービスよりも支払いまでの時間が長いので、ある程度時間的な余裕をもって申し込みをおこなうことが重要です。
最大60日間資金流出を先延ばしにしながら、取引先への支払いができるので、手元に資金が不足している方はDGFT請求書カード払いの利用を検討しましょう。