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請求書カード払いとは?メリット・デメリットとおすすめ業者10社を徹底解説
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「月末の支払い資金がない」「支払いを先延ばしにしたいが取引先に交渉できない」など、取引先への支払い資金が手元にないことで苦しんでいる方も多いのではないでしょうか?

手元にお金がなくても、取引先への支払いをおこなえる方法が「請求書カード払い」です。

請求書カード払いはクレジットカードさえあれば、取引先への支払いを先延ばしにでき、取引先との関係性を悪化させることもありません。

しかし

この記事では請求書カード払いの概要や、メリットとデメリット、そして安全に利用できる請求書カード払い業者をご紹介していきます。

取引先への支払い資金の確保に悩んでいる方や資金繰りに苦しんでいる事業者様はぜひご覧ください。

記事の目次

請求書カード払いとは

請求書カード払いとは、自社の支払い先への支払いをクレジットカードのショッピング枠を利用しておこなう方法です。

具体的には、請求書カード払い業者が、取引先へ請求書の代金を支払い、自社はクレジットカードで請求書カード払い業者へ代金を支払うことで、支払いを完了させる方法です。

自社から現金が流出するのは、クレジットカードの引き落とし日ですので、請求書カード払いを利用すれば支払いを最大で2ヶ月程度先延ばしにできます。

請求書カード払いの流れ

請求書カード払いは次の流れで利用します。

  1. 請求書カード払い業者の利用登録をする
  2. 取引先の振込先情報を入力
  3. 請求書の代金をクレジットカードで決済する
  4. 請求書カード払い業者が利用者名義で取引先に請求書代金を振り込む
  5. クレジットカードの引き落とし日に請求書金額+手数料が引き落とされる

請求書の代金を請求書カード払い業者へクレジットカードで支払うと、業者が利用者の名義で取引先へ代金を支払ってくれるというものです。

取引先がクレジットカード決済に対応していなくても、請求書カード払い業者を通じて支払うことで、どんな取引先に対してもクレジットカードを利用して支払うことが可能です。

月末締め締め翌月末払いのクレジットカードを利用すれば、最大60日間支払いのために現金が流出することを防ぐことが可能です。

請求書カード払いのメリット

請求書カード払いには次の10のメリットがあります。

  • 現金の流出を最大60日先に延長できる
  • 手元にお金がなくても遅れなく支払える
  • 審査がない
  • 契約手続きが簡単
  • ファクタリングよりも手数料が安い
  • 取引先には知られない
  • 分割払いできる場合がある
  • 借金ではないので負債が増えない
  • クレジットカードのポイントが貯まる
  • 業者の安全性が高い

請求書カード払いは、簡単かつ低コストで取引先との関係を壊すことなく、支払いを先延ばしにできます。

請求書カード払いの10のメリットについて詳しく解説していきます。

現金の流出を最大60日先に延長できる

請求書カード払いを利用すれば、取引先への支払いによって現金が流出するタイミングを最大60日先に延長できます。

例えば、月末締め翌月末払いのクレジットカードを使用して請求書カード払いで4月1日に支払った場合、クレジットカードの代金が引き落としになるのは5月31日です。

取引先に対して現金で支払っていたとしたら4月1日に資金が流出していたものが、請求書カード払いを利用することで5月31日までの60日もの長い期間、資金の流出を防げます。

資金繰りは1日でも長く手元に資金を置いておくことで改善するので、請求書カード払いを利用することで資金繰りが改善します。

手元にお金がなくても遅れなく支払える

請求書カード払いを利用すれば、手元に取引先へ支払うためのお金がなくても支払いが可能です。

クレジットカードのショッピング枠に空きさえあれば、支払いに必要なお金がないときにも取引先への支払いができます。

取引先への支払いが遅れると、取引先から信用を失い、場合によって取引停止になることもあります。

重要な取引先の場合、自社の存続に関わる事態になってしまうこともありますが、請求書カード払いを利用して期日通りに支払うことができれば取引先との関係性を壊す心配はありません

請求書カード払いを利用して支払いをすれば、最大60日間現金の流出を先延ばしにできるので、その間に銀行融資などを受けて資金繰りを改善させることも可能です。

手元にお金がなくても取引先へ遅れなく支払いができることに加えて、本質的に資金繰りを改善させる時間的猶予が生まれる点も請求書カード払いのメリットです。

審査がない

請求書カード払いには基本的に審査がありません。

業者のホームページにアクセスし、利用登録をおこなえば、誰でも請求書カード払いを利用できます。

請求書カード払い業者はクレジットカード決済によって確実に代金を回収できるので、サービスを提供することにリスクがないためです。

融資を受ける際にもファクタリングを利用する際にも、必ず審査を受けなければなりませんし、審査に落ちる可能性もあります。

請求書カード払いの利用状況は「利用できるクレジットカードがあること」という点のみですので、利用可能で限度額に空きがあるクレジットカードさえ持っていれば、審査なしで確実に利用できる点はメリットです。

契約手続きが簡単

請求書カード払いは申込から契約手続きがまでの流れが非常に簡単です。

基本的にはインターネット上で利用登録さえすれば、誰でも簡単にオンライン完結で利用できます。

契約書のやり取りなども必要ありませんし、ほとんどのサービスで提出書類もありません

融資やファクタリングであれば、決算書・確定申告書、本人確認書類、請求書、取引基本契約書、通帳の写しなどの書類を提出しなければなりません。

また、提出にあたっては書類をPDF化してアップロードするなどの面倒な手続きが必要になります。

請求書カード払いにはこのような手続きがほとんどないので、非常に手軽に利用できる点も融資やファクタリングと比較したメリットです。

ファクタリングよりも手数料が安い

請求書カード払いの手数料は3%前後です。

たとえば、20万円の請求書をカード払いした場合、手数料は6,000円です。

これはファクタリングで資金調達するよりも低い手数料だといえます。

ファクタリングの手数料は2社間と3社間によって次のように異なります。

3社間ファクタリングの手数料は請求書カード払いサービスよりも低くなることがありますが、低い手数料で利用できるのは、診療報酬や売掛先が官公庁の場合など、極めてリスクが低い債権だけです。

そのため基本的には請求書カード払いサービスはファクタリングよりも低い手数料で利用できます

低コストで資金繰りを改善させられる点は請求書カード払いサービスのメリットです。

取引先には知られない

請求書カード払いを利用したことは取引先に知られません。

請求書カード払い業者は利用者名義で振込をおこなうので、取引先は「利用者(請求先企業)から支払いがあった」としか判断できません。

業者が立て替えて代金を支払ったとか、クレジットカードで支払ったということを、取引先企業が知ってしまうと「資金繰りや経営状態が危ない企業かもしれない」とネガティブな評価を受けて、その後の取引継続に悪影響してしまう可能性があります。

請求書カード払いであれば、取引先の通帳や利用明細には「利用者名」が記載されているので、請求書カード払いを利用していることは知られません。

取引企業に知られることなく、クレジットカードで支払いができる点も請求書カード払いのメリットです。

分割払いできる場合がある

クレジットカードで代金を支払うことで、分割払いができる場合があります。

請求書カード払い業者で決済する際には一括払いしか対応していません。

しかしクレジットカードによっては、決済した代金を後から分割やリボへ変更できる場合があります。

後から分割やリボへ変更すれば、高額な支払いを何回かに分けて支払えるので資金繰りへの圧迫をさらに軽減できるでしょう。

なお、分割リボ払いへ変更できるかどうかはクレジットカードによって異なります。

詳しくはクレジットカード会社へ確認してください。請求書カード払いサービスで決済する場面では一括払いしか選択できないので、必ず後から返済しなければならない点に注意しましょう。

借金ではないので負債が増えない

請求書カード払いを利用することは借金ではありません。

請求書をカード払いした際の仕訳は以下のとおりです。

例)外注費10万円を手数料3%で請求書カード払いした

借方 貸方
外注費   10万円
支払手数料 3千円
未払金  10万3千円

クレジットカードで支払った代金は「未払金」という勘定を使用して処理します。

クレジットカードの代金が引き落としになった際の仕訳は次のとおりです。

借方 貸方
未払金  10万3千円 普通預金  10万3千円

未払金という勘定科目は負債に分類されますが、クレジットカードの決済とともに消えるので、借入金によって資金調達したときのように、負債が残り続けるわけではありません。

負債が増えると自己資本比率が低下し、貸借対照表が大きくなってしまうので、外部からの評価が下がる可能性がありますが、請求書カード払いであれば負債ではないので貸借対照表への悪影響がない点はメリットです。

クレジットカードのポイントが貯まる

請求書カード払いを利用すれば、クレジットカード利用によって付与されるポイントが貯まります。

例えば、1%のポイント還元がおこなわれるクレジットカードであれば、取引先へ支払った金額の1%ポイントが付与されます。

これは実質的な手数料負担の軽減にも大きく寄与します。

還元率1%のクレジットカードで、手数料3%の請求書カード払いを利用して10万円の外注費を取引先に支払った場合を考えてみましょう。

請求書カード払いの手数料1:10万円×3%=3,000円

還元されるポイント:10万円×1%=1,000円

実質的な負担:手数料3,000円–還元ポイント1,000円=2,000円

実質的な手数料負担:2,000円÷10万円×100=2%

クレジットカードのポイント還元で実質的な手数料負担を下げられます。

さらにクレジットカードによっては年間利用額が一定額以上で年会費無料になったり、特別なサービスを受けられることもあるので、さらに得になることがあります。

業者の安全性が高い

請求書カード払いを取り扱う業者は多くの人が名前を知っている優良業者が多くなっています。

JCB、GMO、三井住友カード、マネーフォワード、クレディセゾンなど、多くの一流企業が提供しています。

ファクタリングの場合は、悪徳業者や違法業者が混じっているので、安全な業者選びが利用の際には非常に重要ですが、請求書カード払いは優良業者ばかりなので、基本的にはどのサービスを利用しても安全に利用できます。

ただし、悪徳業者がカード情報などを抜き取る目的でフィッシング詐欺として利用している可能性もゼロではないので、名前を聞いたことがない業者と取引する前には、運営業者の安全を口コミなどで確認したうえで利用した方がよいでしょう。

請求書カード払いのデメリット

手元にお金がなくても取引先への支払いに遅れることなく支払いができる請求書カード払いですが、次の3点には注意が必要です。

  • クレジットカードの限度額までしか支払えない
  • 最長60日しか先延ばしできない
  • 手数料がかかる

利用できる金額や先延ばしにできる日数などが限られてしまう点には注意が必要です。

請求書カード払いの3つのデメリットについて解説していきます。

クレジットカードの限度額までしか支払えない

請求書カード払いはクレジットカードの限度額までしか支払いができません。

クレジットカード決済によって請求書代金+手数料を支払う方法ですので、当然ですが、クレジットカードの限度額を超える支払いは不可能です。

商取引においては数百万円程度の高額な支払いが発生することも珍しくありませんが、請求書カード払いでは、限度額を超えるような高額の支払いはできません。

請求書カード払いで支払うことができるのは、クレジットカードの限度額までと理解しておきましょう。

最長60日しか先延ばしできない

請求書カード払いでは最長60日までしか支払いを先延ばしにはできません。

クレジットカードの締日と支払日の関係から、そもそもクレジットカードで先延ばしにできるのは60日が限度だからです。

月末締め翌月末払いのカードの場合、3月1日に決済をしたものは3月31日に締日となり、支払いは4月30日となります。

このケースが先延ばしにできる最長期間です。

カードによっては月末締め、翌月20日払いというものもあり、このケースでは最長50日しか先延ばしできません。

60日を超えるような長期間の延長は不可能です。融資であれば数年もの長い時間をかけて分割で返済ができることと比較すると、請求書カード払いは先延ばしにできる期間が短い点はデメリットです。

なお、カードによっては請求書をカード払いした利用分と分割やリボにできる場合もあります。

手数料がかかる

請求書カード払いを利用すると3%前後の手数料が発生します。

ファクタリングよりも低いとはいえ、やはり代金の3%もの金額が手数料として控除されてしまうのはデメリットです。

低い利益率で商売している企業にとっては、たったの3%でも原価率が大きく異なり、場合によっては利益がなくなってしまう可能性もあります。

手元にお金があり、通常通りに振り込みができていれば発生しなかったら費用ですので、請求書カード払いを利用することで手数料がかかる点はデメリットです。

安全に利用できるおすすめサービス10選

請求書カード払いを取り扱っている業者は安全な優良業者が多いですが、その中でも特におすすめの業者は次の10社です。

  • INVOYカード払い
  • 支払い.com
  • Money Foward請求書カード払い
  • TRABOX
  • DGFT請求書カード払い
  • 請求書カード払い JCB×Digital Garage
  • Biz Forward請求書カード払い
  • 請求書カード払い by GMO
  • NP掛け払い 請求書カード払い
  • 請求書支払い代行サービス

それぞれのサービスの特徴とスペックについて詳しく解説していきます。

INVOYカード払い

INVOYカード払い

運営会社 FINUX株式会社
契約方法 オンライン
先延ばしできる最長期間 60日
対応国際ブランド VISA、Mastercard、JCB
請求書の支払いスピード 最短即日〜最長30日後
利用者 法人・個人事業主
審査の有無 無し
必要書類 無し
手数料 3%

INVOYとはオンラインで請求書や見積書を作成しメールで取引先へ発送するクラウド請求書プラットフォームを提供しるサービスです。

そのサービスの一環として請求書カード払いも取り扱っています。

累計取引金額100億円超で登録者も10万人を突破している実績豊富なサービスです。

振込日を最短当日〜30日後まで自由な日付を指定できるので、取引先への支払い忘れを防ぐことができるでしょう。

利用者の96%が1営業日以内に振込を実現できているので、緊急で支払いが必要になった場合も、期日に遅れることなく支払いができる可能性が非常に高いでしょう。

請求書だけでなく外注費や家賃や水道光熱費など、あらゆる支払いに利用できるので、手元の資金が乏しいときのさまざまな支払いに活用できるサービスです。

支払い.com

支払い.com

運営会社 株式会社クレディセゾン
株式会社UPSIDER
契約方法 オンライン
先延ばしできる最長期間 60日
対応国際ブランド VISA、Mastercard、セゾンカード
請求書の支払いスピード 最短1営業日
利用者 法人、個人事業主
審査の有無 無し
必要書類 不要
手数料 4%

支払い.com(支払いドットコム)は大手信販会社のクレディセゾンと最大10億円の法人カードを発行していることで知られる法人決済サービス大手UPSIDERが共同で運営するサービスです。

手数料は4%と少し他のサービスよりも高めですが、運営業者の安全性という点ではトップクラスのサービスです。

安心して利用できるサービスを希望する方は支払い.com(支払いドットコム)の利用を検討するとよいでしょう。

アメックスカードに対応している請求書カード払いサービスは少ないですが、支払い.com(支払いドットコム)であればアメックスブランドのセゾンカードでも利用できます。

納付書さえされば社会保険料もクレジットカードで支払うことができるなど、利用できる用途が多いサービスです。

Money Foward請求書カード払い

マネーフォワード請求書カード払い

運営会社 マネーフォワードケッサイ株式会社
契約方法 オンライン
先延ばしできる最長期間 60日
対応国際ブランド VISA、Mastercard、JCB
請求書の支払いスピード 最短2営業日
利用者 法人・個人事業主
審査の有無 無し
必要書類 不要
手数料 2.4%または2.7%

Money Foward請求書カード払いは会計システムの大手のマネーフォワードの関連会社であるマネーフォワードケッサイが提供するサービスです。

最大の特徴は手数料で下限2.4%で利用できるので、他のサービスよりも低コストで請求書カード払いを利用できます。

外部投資家(VC,CVC等)からの調達実績があるか、調達予定のある法人企業は2.4%の手数料で利用できます。

それ以外の一般の法人や個人事業主は2.7%の手数料が適用されますが、2.7%でも他社よりも低い設定ですので、低コストで請求書カード払いを利用したい方におすすめです。

なお、振り込みまでは最短2営業日かかりますが、振り込み日は5日/10日/15日/20日/25日/末日からしか選択できません。自由に振り込み日を決められるわけではないので注意しましょう。

TRABOX

TRABOX

運営会社 トラボックス株式会社
契約方法 オンライン
先延ばしできる最長期間 60日
対応国際ブランド VISA、Mastercard、セゾンカード
請求書の支払いスピード 最短1営業日
利用者 法人・個人事業主
審査の有無 無し
必要書類 無し
手数料 2.55%
月額費用:498円
※5万円未満の決済は、一律1400円

TRABOX(トラボックス)は請求書の管理、データ化、仕訳など請求書を電子管理するサービスです。

そのサービスの一環として請求書カード払いサービスを提供しています。

最大の特徴は原則2.55%という低めの手数料に加えて、最初の2ヶ月は2.27%という非常に低い手数料で請求書カード払いが利用できる点です。

クレジットカードのポイント還元と合わせると実質的に1%台の低コストで請求書カード払いが利用できます。

TRABOXを運営しているトラボックス株式会社は東証プライム上場のVisional株式会社の100%子会社です。実質的に上場企業が運営しているサービスですので安心して利用できます。

ただし、請求書電子管理サービスを利用した人だけが利用できるサービスのすので、月額利用料として498円(初回2ヶ月無料)かかりますし、5万円未満の決済は一律1,400円の手数料が発生するので注意してください。

DGFT請求書カード払い

DGFT請求書カード払い

運営会社 株式会社デジタルガレージ
契約方法 オンライン
先延ばしできる最長期間 60日
対応国際ブランド VISA、Mastercard、JCB、セゾンカード、ダイナース
請求書の支払いスピード 最短3営業日
利用者 法人・個人事業主
審査の有無 無し
必要書類 無し
手数料 3%

DGFT請求書カード払いは東証プライム上場企業で決済プラットフォーム事業をおこなう会社です。

DGFT請求書カード払いサービスはオリコ、JCB、りそな、東急カードなどの大手企業とシステム連携やOEMなどでパートナー協定を提携しており、信頼性の高さがうかがえます

また、対応している国際ブランドが多く、日本で唯一ダイナースクラブカードにも対応しています。

ステータスの高いダイナースクラブを事業の決済用カードとして利用している人も多いですが、DGFT請求書カード払いであればダイナースクラブカードで請求書の支払いができます。

支払いまでには最短3営業日と数あるサービスの中でも、入金までには比較的時間がかかるので、時間に余裕をもって利用してください。

ダイナースやJCBなどの国際ブランドで決済したい方にDGFT請求書カード払いはおすすめです。

請求書カード払い JCB×Digital Garage

JCB請求書カード払い

運営会社 株式会社ジェーシービー
契約方法 オンライン
先延ばしできる最長期間 40日
対応国際ブランド JCB
請求書の支払いスピード 最短3営業日
利用者 法人・個人事業主
審査の有無 無し
必要書類 無し
手数料 2.98%

大手信販会社のJCBが決済プラットフォーム事業を行う上場企業のデジタルガレージと共同で提供する請求書カード払いサービスです。

JCBグループが発行するクレジットカードだけで利用でき、JCBパートナー企業発行のクレジットカードでは利用できない点に注意しましょう。

JCBカードは15日締日の翌月10日支払いですので、最長40日しか先延ばしできません。

クレジットカードがJCBのみと決められているので、先延ばしできる期間が他のサービスよりも短くなってしまう点には注意が必要です。

本人認証システムとして3Dセキュア2段階認証を採用しているのでセキュリティ面で強みがあるサービスだといえます。

手数料は2.98%と他社よりも低めなので、安心できる大手信販会社から低コストで請求書カード払いを利用したい方におすすめのサービスです。

Biz Forward請求書カード払い

Biz Forward請求書カード払い

運営会社 株式会社Biz Forward
契約方法 オンライン
先延ばしできる最長期間 60日
対応国際ブランド VISA、Mastercard、JCB
請求書の支払いスピード 最短2営業日
利用者 法人・個人事業主
審査の有無 無し
必要書類 無し
手数料 2.8%

株式会社Biz Forwardは株式会社マネーフォワード(51%)、株式会社三菱UFJ銀行(39%)、三菱UFJファクター株式会社(10%)のジョイントベンチャーとして設立された企業で、ファクタリングサービスの「資金プラス」クラウド請求サービスの「請求プラス」、請求書カード払いサービスの「Biz Forward請求書カード払い」などを運営している会社です。

メガバンクが約半分を出資している会社ですので、運営業者の信頼性は抜群です。

申込から取引先への支払いまでは最短2営業日かかりますが、支払日は5日/10日/15日/20日/25日/末日から選択しなければならないので、自由に支払いのタイミングを選択できるわけではない点に注意しましょう。

手数料は2.8%と他社のサービスよりも低めです。スマホから手続きを完結できるので気軽に請求書のカード払いができる点がメリットです。

請求書カード払い by GMO

請求書カード払い by GMO

運営会社 GMOペイメントゲートウェイ株式会社
契約方法 オンライン
先延ばしできる最長期間 60日
対応国際ブランド Visa、MasterCard、アメックスのビジネス・カード
請求書の支払いスピード 最短即日
利用者 法人・個人事業主
審査の有無 無し
必要書類 無し
手数料 3.0%(UCカード)
最低手数料として1,500円

請求書カード払い by GMOは東証プライム上場のGMOペイメントゲートウェイが提供するサービスです。

カード会社と提携してサービスを展開しています。

アメックスブランドはアメックスと提携して提供しており、アメックスビジネスカードのアメックス・グリーン、アメックス・ゴールド、アメックス・プラチナの3つのカードのみ請求書カード払いを利用できます。

VISAとMasterCardではUCカードと提携しています。

手数料はどちらも3.0%と平均的ですが、最短即日で取引先へ入金できる点が大きな特徴です。

アメックスブランドを取り扱っている業者は少ないので、アメックスのオリジナルのビジネスカードを普段から利用している方に請求書カード払い by GMOはおすすめです。

NP掛け払い 請求書カード払い

NP掛け払い 請求書カード払い

運営会社 株式会社ネットプロテクションズ
契約方法 オンライン
先延ばしできる最長期間 60日
対応国際ブランド VISA、MasterCard、JCB
請求書の支払いスピード 最短3営業日後
利用者 法人・個人事業主
審査の有無 無し
必要書類 無し
手数料 3%

NP掛け払い 請求書カード払いを運営する株式会社ネットプロテクションズは与信、請求書発行、督促から全ての決済プロセスを任せて、売掛債権の未回収リスクまで保証するNP掛け払いサービスを提供する会社です。

NP掛け払い 請求書カード払いは株式会社ネットプロテクションズと株式会社デジタルガレージが共同で運営するサービスで、審査なしで手数料3%で請求書をクレジットカードで支払えます。

アカウント登録後、請求書/取引先の情報を登録し、クレジットカードで代金を支払うだけの3ステップで非常に簡単に利用できます。

入金までは最短3営業日必要になるので、早めに申し込みをするようにしてください。

請求書支払い代行サービス

請求書支払い代行サービス

運営会社 三井住友カード株式会社
契約方法 オンライン
先延ばしできる最長期間 40日
対応国際ブランド VISA、Mastercard
請求書の支払いスピード 最短5営業日
利用者 法人・個人事業主
審査の有無 無し
必要書類 無し
手数料 3%

大手カード会社の三井住友カードが提供する請求書カード払いサービスです。

運営業者の信頼性は抜群ですので、安心できる優良企業のサービスを利用したい方におすすめです。

手数料は3%と数あるサービスの中でも平均的で、低コストで請求書をカード払いできるでしょう。

決済から入金まで最短5営業日かかるので、急いで取引先へ支払いたい方には向いていません。

計画的に利用してください。

三井住友カードを利用する方は最短即日で利用できますが、三井住友カード以外のカードを利用する方は申込から利用開始まで最短2営業日必要です。

三井住友カードを所有している方におすすめのサービスです。

請求書カード払いサービスを選ぶポイント

請求書カード払いサービスは多数あり、どのサービスも有名企業が運営しているので「どの会社を選んだらよいかわからない」という方も多いのではないでしょうか?

請求書カード払いサービスは次のポイントで選ぶのがおすすめです。

  • 運営業者の安全性
  • 対応している国際ブランド
  • 取引先への支払いスピード
  • 手数料
  • 先延ばしにできる期間
  • 契約や申込の簡便さ
  • 一括管理やインボイス対応等

同じ、請求書カード払いサービスでも特徴が異なるものが多いので、自社にあったサービスを選択することが重要です。

請求書カード払いサービスを選ぶ際の7つのポイントについて解説していきます。

運営業者の安全性

請求書カード払いサービスを選ぶ際には運営業者の安全性で選びましょう。

ご紹介したように、請求書カード払いを提供している業者は基本的に上場企業やその関連会社などの大きくて信頼度の高い業者ばかりです。

しかし、中には運営業者の信頼度が不透明な業者も存在し、そのような業者の中にはクレジットカードの情報を取得する目的で請求書カード払いサービスを偽装している業者である可能性もあります。

大手企業が多数サービス提供している中、わざわざリスクの大きな会社を利用する必要はありません。

できる限り運営会社の規模や信頼度の高いサービスを選択してください

対応している国際ブランド

自社が使用しているクレジットカードの国際ブランドに請求書カード払いが対応しているか確認しましょう。

請求書カード払いによって対応している国際ブランドは異なります。

VISAとMasterCardであれば、どのサービスも大抵は対応していますが、アメックスとダイナースに関しては対応しているサービスは非常に少なくなっています。

国際ブランドが対応していなければ請求書のクレジットカード払いは不可能です。

自社が使用しているクレジットカードの国際ブランドに対応しているかどうかを必ず確認しましょう。

取引先への支払いスピード

取引先へどの程度のスピードで支払えるのかも重要な比較ポイントです。

もしも「明日が入金期限」というタイミングであれば、最短2営業日入金のサービスを利用しても入金期限には間に合わないためです。

請求書カード払いは最短即日〜3営業日程度とサービスによって入金スピードの違いがあります。

利用を検討しているサービスを利用した場合、入金期限に間に合うかどうかを慎重に検討し、急ぎの場合はできる限り早く入金できるサービスを選びましょう

手数料

請求書カード払い業者を選ぶ際には手数料も重要な比較ポイントです。

請求書カード払いの手数料は3%前後が相場ですが、少しでも手数料は低いに越したことはありません。

特に、利益率が低く、少ない利益の中で事業をしている場合にはたった1%の手数料でも利益が無くなってしまう可能性もあります。

手数料が高い方が入金スピードが速いなど、サービスが充実していく傾向にあるので、どの程度のサービスを受けてどの程度の手数料を負担するのかは利用者の価値観によって左右されるので、あらかじめ「どの程度のサービスが必要」で「手数料はいくらまで受け入れられるのか」という点を明らかにして、自社にとって最適な業者を選択しましょう。

先延ばしにできる期間

どの程度の期間、先延ばしにできるのかによってサービスを選択するとよいでしょう。

業者によっては60日先延ばしにできることもあれば、最長40日程度しか先延ばしにできないサービスもあります。

長ければ長いほど資金繰りは円滑化しますし、期間によって手数料が変わるようなこともありません。

負担を軽減するためにも、先延ばしにできる期間ができる限り長いサービスを選択しましょう。

契約や申込の簡便さ

契約や申込手続きが簡単なサービスを利用しましょう。

  • 審査なし
  • 提出書類なし
  • オンライン完結

請求書カード払いサービスを利用する際には、上記3点が具備されているサービスを選択した方がよいでしょう。

また、大手業者は審査なしで利用でき、提出書類も必要なく、全てがWEB上で完結できるよう設計されています。

スピーディーかつ気軽に利用できるよう、申込と契約手続きが簡便なサービスを選択してください。

一括管理やインボイス対応等

請求書の一括管理やインボイスなど、請求書カード払い以外の機能も充実しているサービスを選択しましょう。

請求書の一括管理やインボイスなどの機能があれば、請求書の管理をアウトソーシング化でき、自社の経営効率は高まります。

請求書カード払いサービスを実施している業者の中には、資金繰りとしての請求書カード払いだけでなく、経理業務全般の効率化を図れるサービスも多いので、希望する方は利用を検討しましょう。

請求書カード払いサービスについてよくある質問

請求書カード払いサービスについてよくある質問は次のとおりです。

  • クレジットカードのポイントで請求書を支払えますか?
  • クレジットカードの支払いに遅れたらどうなりますか?
  • 請求書カード払いにおすすめのクレジットカードを教えてください
  • 法人が個人用のクレジットカードで支払っても問題ありませんか?
  • アメックスやダイナースに対応している請求書カード払いはありますか?

クレジットカードのポイントで請求書を支払えますか?

クレジットカードによっては後からポイントで代金の支払いに換えられる場合があります。

ただし、請求書カード払いサービスの決済画面で、ポイントを支払いに充てることは原則不可能です。

基本的には請求書カード払いではポイントは使うものではなく、貯めるものと理解しておきましょう。

クレジットカードの支払いに遅れたらどうなりますか?

クレジットカードの支払いにくれたらクレジットカード会社から請求書があり、個人信用情報に「遅れた」という記録がつく場合があります。

そのまま2ヶ月以上支払いをしないと「長期延滞」として信用情報はブラックになるので注意しましょう。

なお、取引先や請求書カード払い業者に対しては、クレジットカードで決済は終わっているので、何も影響はありません。

対カード会社に対して抱えている債務の支払いに遅れることになります。

請求書カード払いにおすすめのクレジットカードを教えてください

基本的には普段使用しているカードで問題ありません。

しかし次の3つのポイントを押さえているカードの方が利用しやすいでしょう。

  • ポイント還元率が高い
  • 限度額が大きい
  • 締日と支払日が1ヶ月空いている

還元率が高ければ請求書カード払いでポイントを貯めやすくなりますし、限度額が大きなカードでないと高額な支払いができません。

また、締日と支払日が1ヶ月空いているカードであれば最長60日の先延ばしが可能になります。

請求書カード払いに適したカードを探している方は、上記3点のポイントを満たしたクレジットカードを契約しましょう。

法人が個人用のクレジットカードで支払っても問題ありませんか?

問題ありません。

請求書カード払い業者の多くが、利用者とカード名義人の名前が異なっても利用できます。

ただし、業者によっては「利用者とカードの名義人は同じでなければならない」というケースもあるので、名義が異なる場合には、あらかじめ請求書カード払い業者へ確認しましょう。

アメックスやダイナースに対応している請求書カード払いはありますか?

アメックスは「請求書カード払い by GMO」で対応していますし、ダイナースはDGFT請求書カード払いで対応しています。

アメックスやダイナースはVISAやMasterCardと比べて、対応している請求書カード払い業者が少ないので、普段からアメックスやダイナースを利用している方は、請求書買取サービスの対応カードを確認した上で申し込みましょう。

まとめ

請求書カード払いとは、業者を通じて請求書をクレジットカードで支払うサービスです。

業者へ請求書の金額をクレジットカード決済することで、業者が取引先に対して利用者名義で振り込みをおこなってくれます。

手元にお金がないときでも、期日通りに請求書の支払いができるので非常に便利ですし、いざという時のために頭に入れておいて損はないでしょう。

請求書カード払いを提供している業者は数多くありますが、先延ばしできる期間、手数料、取引先への入金速度などで比較し、自社に最も合ったサービスを選択しましょう。

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請求書を最大98%買取ります
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手数料 2〜20%
売掛金300万円の場合
振込金額240〜294万
15〜30%
売掛金300万円の場合
振込金額210〜255万
7〜25%
売掛金300万円の場合
振込金額225〜279万
申込方法 電話、WEB、出張訪問申込 来店申込 オンライン申込
審査通過率 92.25% 70% 40%
振込までの日数 最短当日 最短翌日 最短4日
ファクタリング
利用額
30万円以上の売掛金が必要 50万円以上の売掛金が必要 200万円以上の売掛金が必要
審査時の
必要書類
  • 身分証明書
  • 入出金の通帳
  • (WEB通帳含む)
  • 請求書
  • 見積書
  • 決算書
  • 売掛先との取引内容履歴の確認事項
  • 売掛先との契約書類
  • 発注書、納品書、請求書など
  • 身分証明書
  • 登記簿贈本(履歴事項証明書)
  • 決算書(税務申告済の押印必須)
  • 売掛先との基本契約書
  • 売掛債権の因果資料
  • 入出金の確認事項
コメント 柔軟に買取利率を指定させていただいている為、業界最高水準の審査通過率と、最高水準の買取額と口コミサイトで高評価を頂いております。最大98%で買取が可能です。 審査基準は緩いが、買取手数料が割高なため、調達できる資金が減少する傾向がある。 銀行系信用情報期間への信用審査あり。黒子決算など業績良好でないと利用できない為、審査経過はなかなか難しい。
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