今回は、ベストファクターで2社間ファクタリングと3社間ファクタリングを併用して合計1,000万円の売掛債権を早期の資金化、大型案件の受注に成功されたシステム開発会社Rさまの事例をご紹介します。
Rさんは開業から3年の新規参入のシステム開発会社ながら、大手企業からも直接依頼があるほど質の高い仕事が評価されており、今まさに事業成長の過程にあります。
今回、大型案件の受注に際し、外注エンジニアの採用にかかる費用、およびプロジェクト終了までの当面の人件費を確保するため、ファクタリングで売掛債権を早期資金化したいとご相談にいらっしゃいました。
システム開発会社の資金需要にファクタリングがどのように応えるか、ぜひご参考になさってください。
- 都道府県:東京都
- 年商:約1.3億円
- 調達金額:950万円
- 資金使途:スタッフ増員のため
- 調達方法:2社間ファクタリング・3社間ファクタリングの併用
記事の目次
大型案件を成功させて事業成長のチャンスを逃したくない
弊社は東京都下にオフィスを構える、スタッフ11名の小規模なシステム開発会社です。
もともと中堅IT企業でエンジニアをしていた3名が独立して会社を立ち上げ、開業から3年で何とか形になっています。これまでに運送会社向け業務システム開発、営業管理売上システムなどを手掛けてきました。
弊社のような小規模会社も含めたシステム開発会社は成果報酬型が多く、収入が不安定になりやすいというのが課題です。
さらに、業界全体が慢性的な人材不足の状況にあり、人材確保も熾烈を極めています。人件費もますます高騰しているため、弊社もアウトソーシング化で対策を講じていますが、やはり資金繰りは常にカツカツの状態です。
はい。大手の取引先から大型案件の相談をいただき、弊社としては事業成長のチャンスと見て、ぜひとも案件を獲得したいと思いました。
開発着手金として1/3の金額を入金していただけるようにはなったのですが、それ以降にかかる経費については自社負担となります。資金的に余裕がなければ、納品から入金までに資金が底を尽きてしまうなんてことにもなりかねません。
資金の調達に時間をかけてしまっては、事業成長のチャンスをみすみす見逃してしまうことにもなりかねないので、スピーディーな資金調達が必須となりました。
当初は銀行や日本政策金融公庫からの融資も検討していましたが、申込みから融資実行までには1ヶ月ほどかかることや、必ずしも融資希望額どおりの資金が借りられるとは限らないことがネックとなります。プロジェクトのスタートに間に合わないと判断して融資は選択肢から外しました。
はい。
またノンバンクから借りるという手もありますが、これも金利が高いことや返済負担が経費を圧迫することから見送りました。
なるべく将来の資金繰りの負担にならず、なおかつスピーディーに資金調達できる方法を探していたところ、ファクタリングに行き当たりました。
スピーディーに利用できるファクタリングは機動的な資金調達に最適
ファクタリングという言葉は知っていましたが、どんなサービスなのか中身についてはよく知りませんでした。日経新聞Webなんかでたまに見かける程度の知識量です。
よくよく調べてみると、利用するにあたって入金前の売掛債権が必要で、担保・保証人は不要。1週間程度あれば資金が調達できるということで、これは検討の余地があると思いました。
はい。今回のように急ぎで資金が必要になったときに機動的な資金調達が可能になるため、事業成長のチャンスをみすみす逃すこともありませんね。
ええ。弊社には納品済みで入金待ちの案件がいくつかありました。ファクタリングで翌月~翌々月の入金を早期に資金化して資金繰りに回すことができるのであれば、ある程度の手数料は機会損失のリスクヘッジとして許容できますから。
3社間ファクタリングと2社間ファクタリングの併用で資金調達
ファクタリングの情報サイトなどをもとに、3社ほどファクタリング会社の候補を絞り、見積もりなどを比較した結果、ベストファクターに依頼することにしました。
弊社としてはなるべく手数料の低い3社間ファクタリングを利用したいと考えていました。ですので、3社間ファクタリングの実績があって、手数料もなるべく低いことが大前提です。
あらかじめ懇意にしてもらっている取引先にファクタリングの利用を相談すると、先方も弊社の資金繰りの事情を汲んでもらい、ファクタリングを快諾してくれました。取引先の同意を取り付けたので、これで3社間ファクタリングでもスピーディーに売掛債権を資金化できます。
ベストファクターに3社間ファクタリングと併せて買い取ってもらうことで、手数料を安くすると提案してもらえたので、二つ返事で了承させていただきました。
3社間ファクタリング、2社間ファクタリングともに5日程度で振込が確認でき、必要な分の資金を揃えることができました。
外注スタッフを確保して無事に大型案件がスタート
ファクタリングで調達した資金を使い、外注スタッフを採用するとともに、プロジェクト終了までの当面の人件費も確保することができました。
フリーランスの優秀なエンジニアを採用できたため、問題なくプロジェクトをスタートさせることができ、ファクタリングには本当に助けられました。
そうですね。ファクタリングは、弊社のような急に資金需要が訪れるシステム開発会社の資金調達にぜひ取り入れるべきサービスだと思います。
はい。なるべく事業拡大や設備投資など、事前に資金計画の立てやすい資金需要に回すべきだと思います。
何より、業績によっては融資の審査に通らないこともあるため、収入が不安定な零細・中小企業にこそファクタリングを利用すべきではないでしょうか。
ベストファクターの担当者の方には、資金繰り改善の具体的なソリューションの提案や、大型案件を受注したときに焦らずに資金調達ができるような体制づくりの提案など、弊社が弱かったところをカバーする提案をいくつもいただきました。
システム開発はとにかく売上入金が資金繰りを悪化させる原因となることが多いため、万が一のときはまたファクタリングで資金調達をしようかと思います。
ファクタリングならいつでも資金調達のカードが切れる
今回、ベストファクターのファクタリングをご利用いただいたシステム開発会社Rさんの事例をご紹介しました。
IT系企業の多くは常時入金待ちの案件を抱えており、「もっと早く入金されれば資金繰りに困らないのに」という悩みを抱える会社は少なくありません。
ファクタリングを利用すれば、1~2ヶ月先の入金を早期に資金化して、急な資金ニーズにも対応することができます。融資と違って決算書上に融資残高が記載されないため、銀行からの評価を落とすこともありません。
ベストファクターは2社間ファクタリング、3社間ファクタリングともに実績が豊富で、法人・個人事業主や業種に関わりなくご利用いただけます。
金融機関に融資を断られてしまった方や、低コストのファクタリングをお探しの方は、ぜひベストファクターにご相談ください。