
今回は、ベストファクターの2社間ファクタリングで早期の資金調達に成功された、塗装工事業者Mさんの事例をご紹介します。
Mさんは東京都内で営業されている、住宅の外壁・屋根塗装の専門業者様です。創業20年以上、取引先からは「少数精鋭の職人集団」と称されるほど、他社とは一線を画す仕事のクオリティーでお客様はもちろん、同業者からも高く評価されています。
最近になって住宅の塗装の需要は高まっていますが、反面、1棟あたりの単価は低くなっている現状があります。塗装業界の売掛金の支払いサイトは60~90日先が一般的で、小規模事業者は常にギリギリの資金繰りで営業されているようです。
- 都道府県:東京都
- 年商:非公開
- 調達金額:60万円
- 資金使途:先出しの費用
- 調達方法:2社間ファクタリング
塗装工事業者は先出しの費用がかかるうえに安い。入金が最長で90日かかることも多い
実は、最近は請負金額がかなり安くなってきているというのが、ウチを含めた零細塗装業者の悩みです。
大手ハウスメーカーの下請けの場合は、私たちのような零細に仕事が降りてくるまで、3~5社ほど中間業社が入ります。そうなると、戸建て1棟あたり外壁と屋根の塗り替えで30万円もらえれば良いほうです。もちろん、その30万円には材料費も含まれています。仲間の塗装業者は、大手ハウスメーカーからの仕事が戸建て1棟あたり15万円だったと話しています。それでも通常18時までで切り上げるところを、19時までやることも多いです。
しかも、塗装業者は塗料の仕入れ費用、足場代、養生代、ガソリン代、人件費が先に出ていくわりに、入金はずいぶん遅い業種です。
なるべく仲介業者を通さずに仕事を獲得できるよう営業努力はしているのですが……。
元請けが企業だと、工事完了の月末締め・翌月末払いになってしまい、最長で60日近くお金が入ってきません。さらに、大手企業が相手だと月末締め・翌々月末払いとなることが多く、最長で90日近くにもなります。工事が完了してすぐに支払いがあるケースはほとんどありません。
そのとおりです。本来であると戸建1棟あたりの外壁・屋根塗装は20~25人工(1人工=職人1人が1日がかりで完了する作業量)必要ですが、金額が30万円を下回ると仕事が請けられません。1棟40万円は欲しいところですのです。それでも仕事を請けざるを得ないときは、3回塗らなければいけないところを2回塗りにするとか、塗料にさび止めを入れないとかして、なんとか凌いでいる業者もいると聞きます
受注ラッシュで先出しの費用が必要に。売掛金はあるが支払いはまだまだ先……
塗装業者は春・秋が繁忙期になります。とくに春は新生活ということもあって、3月くらいから受注が増えます。ウチもここが稼ぎ時と、不動産会社や大家さんからの依頼を積極的に受けていたら、手元の資金だけでは先出しの費用が準備できない状況に気づいてしまいました。
はい。塗装業者は1棟あたりの単価が低く、数をこなすしかありません。アパートなどの集合住宅の依頼は単価も大きくなりますが、その分、先出しの費用が必要になります。当時は売上を確保したいのに手元に資金がないというジレンマに陥っていました。
はい。急な大量発注に対応するために追加の融資を申し込んでみましたが、これまでの実績などを理由に融資を断られてしまいました。なるべく返済負担は残したくないので、金利の高いビジネスローンは諦めました。
交渉して先月までの売掛金が早めに振り込まれれば良いのですが、元請けに対してこちらの立場はかなり弱いです。金額と支払日に同意して契約したのに、その工事完了後に「支払いを早めて欲しい」なんて交渉すれば、「あそこの業者は経営がヤバそうだから、発注は控えよう」なんて勘ぐられて、仕事を請けられなくなってしまうかもしれません。。
ええ。私どももインターネットで資金の調達先を探していたところ、ファクタリングを知ることになりました。調べてみると、売掛金を1ヶ月早く受け取れるということで、これこそ利用するべき資金調達だと思いました。。
2社間ファクタリングの実績が豊富なベストファクターを選んだ
たまたま「ファクタリング」でインターネット検索して、上位に表示された3社のうちの1つがベストファクターでした。初めての利用だったので3社それぞれに見積もりを依頼しました。見積もりを申し込んだ翌日には、3社から回答をいただき、もっとも条件の良かったベストファクターに相談することにしました。
はい。ウチにとって2社間ファクタリングが理想の資金調達だったことと、ベストファクターがその2社間ファクタリングの実績が豊富で、口コミの評価も高かったことが決め手になりました。
私たちのような零細の塗装業者は、元請けに対して立場が非常に弱いです。しかも業界が体質的に古いところもあって、大手でもファクタリングを知らない会社は少なくありません。説明を聞いたときに、取引先の同意が必要になる3社間ファクタリングは利用できないだろうなと思いました。
2社以上の売掛金を買い取れるということで、大手ハウスメーカー2社の売掛金を現金化することにしました。全国的に知られている大手の売掛金だったので、初回契約ではかなり高く買い取ってもらいました。資金調達した60万円は、各種塗料の仕入れ費用や数ヶ月分の運転費用をまかなうことができました。
コンサルで資金繰りを「見える化」できた
申し込みをした次の日にはベストファクターと面談をして、その日のうちに現金が振り込まれていたのは驚きでした。正直、手数料は決して安くはなかったのですが、売掛金の本来の期日を待つまでに失っていたであろう受注のチャンスを掴んだと考えれば、妥当なコストだったと思います。
利用中は資金繰りに関するアドバイスもいただき、ウチの資金繰りが「見える化」できました。資金繰り計画表の作り方や応募できる補助金・助成金など、正直これまでは面倒くさくて避けていましたが、「どうして早くにやっておかなかったのだろう」と後悔しきりでした。ベストファクターの資金繰りのアドバイスがなければ、また資金不足で金融機関を駆けずり回っていたと思います。
利用期間は1ヶ月足らずですが、資金調達と資金繰りの悩みを一気に解決できたのは、ベストファクターを利用しなければ実現できなかったことです。
売掛先に完全秘密の資金調達ならベストファクターの2社間ファクタリング
塗装業界のファクタリング事例として、弊社の2社間ファクタリングで資金調達に成功されたMさんのケースを紹介しました。
塗装業者や建設業者など、資金回収サイトが長期に及ぶ業界の方こそ、売掛債権の早期資金化が可能なファクタリングがおすすめです。
「債権売却の事実を売掛先に知られたくない」というお悩みがある場合は、売掛先に完全秘密の2社間ファクタリングを提案いたします。
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