用語解説
ROE(自己資本利益率)とは、株主から預かった資金(自己資本)に対してどれだけの利益を生み出したかを示す株主価値の指標です。「当期純利益÷自己資本×100」で計算され、株主にとっての投資効率を表します。例えば、自己資本5000万円の企業が1000万円の純利益を上げた場合、ROEは20%となります。一般的に10%以上が優良企業の目安とされています。ファクタリングは借入ではないため自己資本比率に影響せず、ROEを維持しながら資金調達ができる利点があります。上場企業では特に重視される指標で、企業価値向上の重要な要素として経営陣が常に意識している数値です。
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