用語解説
企業の資産や負債を貸借対照表(バランスシート)に計上せずに、帳簿上から切り離すことです。ファクタリングは売掛金の売却取引のため、借入金として負債に計上されることがなく、自然にオフバランス化が実現されます。これにより、自己資本比率や借入金比率などの財務指標が改善され、金融機関からの評価向上につながる可能性があります。例えば、1,000万円の売掛金をファクタリングで現金化しても、借入金は増加せず、財務体質の健全性を保てます。上場企業や金融機関との取引が多い企業にとって、財務諸表の見た目を改善できるメリットは大きく、資金調達手段として注目されています。
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