用語解説
マル保(信用保証協会保証付融資)とは、信用保証協会が企業の借入金に対して保証を行う融資制度のことです。企業が返済不能になった場合、信用保証協会が銀行に代位弁済するため、銀行のリスクが軽減され、中小企業でも融資を受けやすくなります。保証料(年率0.5〜2.2%程度)の支払いが必要ですが、プロパー融資と比べて審査に通りやすいのが特徴です。
ただし、保証協会の審査も厳しくなっており、売上減少や赤字が続く企業では利用が困難な場合があります。そのような状況でも、ファクタリングは売掛金さえあれば利用可能で、マル保の審査待ちの間のつなぎ資金としても活用されています。両制度の特徴を理解し、適切に使い分けることが重要です。
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