用語解説
電子記録債権(でんさい)を記録・管理する全国銀行協会が設立した電子債権記録機関です。全国の金融機関が参加するインフラとして機能し、でんさいの発生、譲渡、支払等を電子的に記録します。でんさいネットに記録された債権は法的効力を持ち、ファクタリングでも安全に取引することができます。利用するには金融機関を通じてでんさいネットに加入する必要があり、月額基本料金や取引手数料が発生します。
しかし、手形の管理コストや紛失リスクを考えると、中長期的にはメリットが大きいとされています。ファクタリング会社の多くがでんさいネットに対応しており、でんさいを活用した資金調達の選択肢が広がっています。
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