用語解説
個人や企業の過去の借入・返済履歴、支払い状況などを記録した情報のことです。日本では指定信用情報機関(CIC、JICC、KSCなど)が管理しており、金融機関は審査時にこの情報を参照します。企業の場合は、銀行借入の返済状況、手形の不渡り履歴、倒産歴などが記録されます。ファクタリングの審査では、利用企業よりも売掛先の信用情報が重視されます。
売掛先の支払い能力と信用力が最も重要な判断材料となるからです。利用企業に過去の延滞歴があっても、売掛先の信用力が高ければファクタリングは利用可能です。これが銀行融資との大きな違いです。ただし、利用企業の信用情報も手数料算定の参考とされるため、良好な信用情報を維持することで、より有利な条件での利用が期待できます。
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