用語解説
金額、支払期日、支払い条件などが明確に確定している債権のことです。ファクタリングでは、曖昧な条件の債権よりも確定債権の方が買取対象として適しています。
例えば、「商品納入後に請求書を発行し、翌月末払い」という条件で実際に請求書が発行された売掛金は確定債権となります。一方、「プロジェクト完了時に金額を協議決定」のような条件の債権は未確定債権として、ファクタリングの対象外となる場合があります。
確定債権であることを証明するため、請求書、納品書、契約書などの書類提出が求められます。債権の確定性が高いほど、ファクタリング会社のリスクが低くなり、手数料の優遇や審査の迅速化につながります。契約書の作成時から確定債権となるよう条件を明確にしておくことが重要です。
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