用語解説
介護サービス事業者が利用者にサービスを提供した際に、国民健康保険団体連合会(国保連)から支払われる報酬のことです。利用者の自己負担分(1〜3割)を除いた部分が介護報酬として、サービス提供の翌々月に支払われます。例えば、4月にサービスを提供した場合、介護報酬の入金は6月になります。この約2ヶ月の支払いサイクルが介護事業者の資金繰りを圧迫することがあります。介護報酬は国が定めた公定価格で、支払い元も公的機関のため非常に安定した債権です。
そのため、ファクタリングでも信用力の高い債権として扱われ、比較的低い手数料で現金化することが可能です。介護事業者にとって重要な資金調達手段となっています。
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