用語解説
企業の景況感を数値化した指標で、「良い」と回答した企業の割合から「悪い」と回答した企業の割合を差し引いた数値です。日本銀行の短観(企業短期経済観測調査)で発表され、プラスなら景況感が良く、マイナスなら悪いことを示します。例えば、「良い」が30%、「悪い」が20%の場合、DIは+10となります。
ファクタリング業界では、DIの変動により資金需要が大きく変化します。DIが悪化すると企業の資金繰りが厳しくなり、ファクタリング需要が増加する傾向があります。逆にDIが改善すると銀行融資が受けやすくなり、ファクタリング需要は減少することがあります。経済の先行きを判断する重要な指標として、ファクタリング会社も注視している数値です。
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